2017/12/22 夏休みが明けて、三者面談等を通して来年度のコース選択が確定しま した。スポーツ科学コース、総合コース、進学コースの3つからそれぞ れが希望や進路選択などを考えて来年度からの学び(高校生活)を選択し たわけです。スポーツ科学コース27名、総合コース36名、進学コー ス25名の選択者となりました。ホームルーム担任や部活動顧問、保護 者、友人等とたくさん相談し、アドバイスをもらったと思います。最終 的には自分が選んだ生き方ですから選んだ選択に責任をもって生活して いきましょう。今までも多くの選択をしてきたと思いますが、年齢を重 ねるたびにその責任の度合いは増していきます。 1学期から学年会議等では提出物や課題を提出できない生徒が少なか らずいるということが話題となり、議題となっておりました。どうした ら生徒自らがやらなければならないことを自分で管理できるだろうかと いうことでした。ある業者(ビジネス手帳などを手がけている)さんから 手帳を持たせて、管理させることをやってみてはとモニター使用の提案 を受けました。二学期の中間考査終了後、モニター参加を決定し、全生 徒に生活時間の記録を取らせています。何人かの生徒に手帳使用後と使 用前の変化を聞いてみたところ、時間の使い方が効率的になったとか、 忘れ物が少なくなったとか、目標を立てて生活するようになったとか、 勉強量が増えたなどの肯定的な感想がほとんどでした。時間は平等に与 えられていますから、あとは個人による時間の使い方です。与えられた 時間を有効に過ごすためにも、計画し、記録し、実行し、評価(見直し) して目標や夢に近づいていきましょう。提案していただいた業者の担当 者のアドバイスによると、記録することでセルフマネージメントできる ようになるだけではなく、振り返りが可能になり、将来・未来への計画 にフィードバックできるようになるということでした。冬季休業中はク リスマスやお正月など楽しいイベントがありますが、四月からの高校生 活を振り返り、3学期や2学年への計画に生かす時間としてください。 前述のようにモニター使用している手帳ですが、自分で自分の時間をマ ネージメントするという意図からでしょうか、表紙は白紙で使用者自身が 絵を描いたり、ステッカーを貼り付けたりできるようになっています。担 任に選んでもらい、表紙の上手い生徒、中身の記録が丁寧な生徒の例を紹 介します。また、販売会社では手帳甲子園なる企画を立ち上げて、地区予 選から全国大会まで開催しています。他校の生徒がどのような使い方をし ているかなどもインスタグラムや You Tube で見ることができます。 年度の途中だったにもかかわらずたくさんの目標を掲げた年間目標 スーパーサイア人?のように 変身願望を描いた表紙 趣味?のバンドを描いた表紙 目標から三点基本行動時間、毎日 の学習時間まで丁寧に書かれてあ る1週間の記録 冬季休業中も計画→記録→実行→評 価→計画のサイクルを崩さずに、有効に時間を使ってください。社会人が スケジュール手帳を活用するように高校生として 時間=自分の人生 を マネージメント(経営)する能力を身につけましょう。