2017 年度あしなが海外留学研修募集要項 - Ashinaga1 2017年度あしなが育英会海外留学研修について＜概要＞...

２０１７年度あしなが育英会海外留学研修について・・・・・・・・・・１

研修国・研修先機関・研修内容について・・・・・・・・・・・・・２～５

海外留学研修費用目安・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・６～１０

あしなが JICAインターン・プログラム・・・・・・・・・・・・・・１１

応募方法・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・１２

２０１７年度海外留学研修派遣までのスケジュール・・・・・・・・・１３

２０１６年度海外留学研修生による研修紹介・・・・・・・・・１４～２６

海外留学研修生 1カ月レポート・・・・・・・・・・・・・・・２７～２８

TOEIC 試験スケジュール・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・２９

.

2017 年度

あしなが海外留学研修募集要項

目次

1

２０１７年度あしなが育英会海外留学研修について

＜概要＞あしなが育英会は専門学校、短大、４年制大学、大学院で学ぶ奨学生を対象に、１年間の海外留学研修制度

を設けています。2016 年度は中国の北京、フィリピンのマカティ・セブ・ケソン、ベトナムのホーチミンとダナン、インドネシアの

スラバヤ、トルコのコジャエリ、ウガンダのナンサナで 23 名の学生が研修を行っています。2017 年度からはインドネシアのチ

ルボン、タンザニアのダルエスサラームが新しい研修先として加わり、2016 年度に研修が中断した台湾国・台中にも研修生

派遣を再開します。

さらに、2017年度から新たに『あしなが JICA中期インターン・プログラム』が本会の海外留学研修制度に加わります。これは

独立行政法人国際協力機構（JICA）が新設する一般の大学（院）生でも参加可能な『JICA中期インターン制度』への公募

をあしなが育英会がサポートするものです。奨学生は個人で応募することも可能ですが、本会を通して応募し採用されると、

研修支援費などのサポートを受けることができます。採用者は 6月から JICA青年海外協力隊派遣前訓練に参加したのち、

9月から来年 3月まで期間 JICAの海外事務所にインターンとして配属されます。

異国の地で１年間暮らしながら『国際性』『広い視野』を養い、自分を見つめなおしWork Hardするまたとないチャンスです。

研修期間中でも継続して奨学金を受け取ることも可能です。ふるってご応募ください。

あしなが海外留学研修制度（1 年）

海外で 1年間、ボランティアやインターンシップ、語学研修などを

行うプログラムです。

応募資格在籍中のあしなが育英会奨学生（専門学校・短大・大学・大学院）

※応募および派遣時点で在籍中の者、学年は問いません。

英語力 TOEIC IP 500点程度、英検準２級～２級程度が望ましい。

※応募時点でスコアが不十分な場合でも応募可能です。

研修国

および

募集人数

中国（北京）台湾（台中）トルコ（コジャエリ）インドネシア（スラバヤ・チレボン）

ベトナム（ホーチミン・ダナン）フィリピン（マニラ・セブ・ケソン）

ウガンダ（ナンサナ）セネガル（ダカール）タンザニア（ダルエスサマール）

内容各研修の詳細は P2～P5で確認してください。

選考書類審査（2016年9月）、面接、レポート等の課題提出、事前研修におけるTOEIC模擬試験の結果を

もとに選考し、本人の希望などを考慮して、本会海外留学研修支援担当が派遣先国を決定します。

※2016年 9月中旬、2016 年 11月下旬、2017 年 2月中旬の３回にわたり、事前研修合宿が予定

されています。

派遣期間 2017年 3月～2018年 2月

費用補助あしなが育英会が返済不要の研修支援金（30万円～40万円）を給付し、旅行保険代（12万円～21

万円）も負担します。また、希望者には海外研修中も奨学金を継続貸与します。（給付ではないので卒

業後返還が必要です。）

実質費用負担

（見込み）

約 0～60万円

（1年オープン往復航空券、予防接種費用、査証申請費、現地生活費、語学研修費など）

※派遣国、プログラムによって費用は異なります。また、報酬が支払われる派遣先もあります。

2

2017 年度海外留学研修

＊＊＊研修国・研修先機関・研修内容について＊＊＊

中華人民共和国

研修先：中国青年政治学院（北京）定員：10名程度

1956年北京市の団校（共産主義青年団員の教育を手掛ける学校）を前身として創立された。政治・経済・社会に必要な

能力、職業の知識を身につける学校。1994年から留学生の受け入れをスタートし、中国語教育や国際的な文化交流活動

を行っている。これまでにアメリカ、日本、韓国、イギリスなど 20以上の国・地域から 2,300名余りの留学生が同学院

で学んだ。

研修内容：学院の外国人留学生向け語学コースで中国語の習得・地方で夏季実労働研修、現地団体でのボランティア活

動

備考：語学留学であることから、中国語習得に対する強い意欲が必要。世界各国からの留学生と過ごすため、ある程度

の英語力があることが望ましい。

ベトナム社会主義共和国

① 研修先：さくら日本語学校（ホーチミン）定員：2名

ベトナムのホーチミン市において最も歴史のある日本語学校。1989年に文化省認可のもと「本格的な日本語教育」と「双

方向の文化交流活動」を目的に木内永人氏（ベトナム名: グエン・ヴィン・チュン）により設立された。留学生派遣支

援、ベトナム人日本語教師養成クラスのほか、学内で多彩な日本文化紹介プログラムを実施している。

② 研修先：さくら日本語センター（ダナン）定員：2名

1996年に「さくら日本語学校」の分校としてダナンに設立された。日本語教育だけでなく日本文化を紹介し、草の根交

流の役割を担う人材を育成している。5階建ての校舎は、門をくぐると日本庭園があり、3階の和室は日本人とベトナム

人学生の交流の場となっている。

研修内容：①②とも日本語クラスの授業アシスタント、日本文化を紹介する行事を企画・実施、研修の後半は自分で日

本語の事業を受け持つこともできる。

備考：どちらの研修先もベトナム人学生と日本語で積極的に会話し、交流することが求められる。イベントが近づくと

準備でかなり忙しくなる。ホーチミンとダナンの研修生交換プログラムがある。勤務時間が長いが昼休みが約 3 時間あ

るため、昼食後アパートに戻って昼寝をすることができる。研修中は報酬が支払われるため、他国の研修よりも自己負

担額が少なくて済むことも魅力。

3

台湾国

研修先：家扶基金會 Taiwan Fund for Children and Families（TFCF）（台中）定員：2名

米国のキリスト教系の基金の支援のもとで 1950 年に設立された非営利団体。貧窮する家庭と保護を必要とする 18 歳以

下の子供のために様々な支援活動を行っている。東日本大地震・津波遺児支援のため、あしなが育英会へ寄付を送るな

ど、30カ国以上で支援活動を行っている。

研修内容：TFCFが運営する障害児や親と暮らせない子供、不登校児のための複数の施設を数か月ごとに移動しながら、

ボランティア活動に従事

備考：2016 年度に 1 年間派遣が中断したが 2017 年度から再開する。最初の 1 カ月は中国語の研修を受けることができ

るが、研修先のスタッフとのコミュニケ―ンをより円滑に行うため、英語の基礎会話力が求められる。大学で児童心理

学や児童福祉などを専攻している学生に適している。

フィリピン共和国

① 研修先：FAST RETAILING PHILIPPINES, INC （マニラ・セブ）定員：5名

SM Retail 社との合弁会社として 2012 年 1 月に設立され、2012 年 6 月からフィリピン市場での出店を開始。SM Retail

社はフィリピン全土に百貨店、スーパーマーケット、ハイパーマーケット、家具専門店チェーンなどを幅広く展開して

いるフィリピン小売におけるリーディングカンパニー。ユニクロの店舗数はマニラを中心に 2016年 6月 30日現在 32店

舗に達している。

研修内容：マカティ地区近郊およびセブ島の UNIQLO 店舗で販売員〈Sales Associate〉として接客・店舗業務のインタ

ーン

備考：接客や現地人スタッフとのコミュニケーションのために英語だけでなく現地のタガログ語の習得が求められる。

2016年度からセブ島の店舗にも研修生が配属されている。週 5日・1日 9時間（休息 1.5時間）、長期休暇（8日間）が

可能、最後の 1カ月は自由研修期間なので店舗での家修は実質 10カ月。オープン、ミドル、クローズドの 3シフトで勤

務。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

② 研修先：法務省保護監察局 PAA（The Parole and Probation Administration）（ケソン）定員：2名

(PPA)は仮釈放もしくは執行猶予中の犯罪者（初犯）の社会復帰を助けるために保護観察を行うフィリピン法務省

(Department of Justice)所属の機関。

研修内容：保護監察官に同行して、刑務所を仮出所中、または執行猶予中の親を持つ子供の訪問調査、及び、それらの

子供のケア。

フィリピン大学ディリマン校での英語授業聴講（フィリピン大学は 1908年委設立されたフィリピンにおける最高ランク

の大学であり、国内各地に 10キャンパスおよび 1つのオープンユニバーシティがある。ディリマンキャンパスは最大の

敷地と 6万人以上の学生を有する。）

備考：子供の訪問調査は必ず保護監察官が同行するため危険はない。子供のケアは保護監察局の担当者から許可が得ら

れれば、自分で考えた独自のプログラムを行うことができる。例：ストリートチルドレンも参加できる読み書き、計算、

マナーなどを教える青空教室。フィリピン大学では様々な英語の講義の中から自分が興味のある講義を選んで聴講する

ことができる。ちなみに 2016年度の研修生は解剖生理学やコミュニケーション論などを受講しており、アメリカスタイ

ルの講義を楽しんでいる。研修生は最初の 2 カ月を保護監察局の宿泊施設で過ごしたのちフィリピン大学の学生寮に入

寮する。

4

インドネシア共和国

① 研修先：国立アイルランガ大学（スラバヤ）定員：2名

アイルランガ大学は、東ジャワ州スラバヤ市東スラバヤ区に本部を置くインドネシアの国立大学で 1954 年に設立され

た。現在 13の学部があり、本会研修生の受け入れ先である人文学部日本研究学科（4年制）は 2006年に設置された。

研修内容：文学部日本語学科の授業アシスタント・日本文化紹介プログラムの企画、実施

備考：ネイティブな日本語を話す研修生に対する期待度が非常に高い。特に現地の学生からは学内外において日本語で

の交流が求められることから、親しみやすさとコミュニケーション能力が求められる。アイルランガ大学の教職員スタ

ッフはみな温厚で日本語も堪能。研修期間中は報酬が支払われる。

＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝＝

② 研修先：私立インバダ大学（チルボン）定員：2名＊2017 年度から新規派遣＊

2005年に設立された英語学科、日本語学科からなる私立大学で、学生数は 1年 30人、2年 20人、3年 18人、4年 12人。

規模的には日本の専門学校に近い。特に日本語教育に力を入れており、毎年行われる全国日本語スピーチコンテストで

優勝者を出したこともある。

研修内容：日本語学科の授業アシスタント、日本文化紹介プログラムを企画するほか、学生と協力して様々な地元交流

イベントを行う。チルボン周辺地域の中学や高校を訪問して日本語の授業に補助教員として参加する。

備考：研修生に求められる資質はアイルランガ大学と同様。初めての派遣ということもあり、すでに JICAからインバダ

大学に派遣されている青年海外協力隊員が任期を延長して、研修生の指導に当たってくれる。大学の研修生に対する期

待度は非常に高い。学生は素朴で親しみやすく、日本語学習に対する意欲が高い。研修中は報酬が支払われる。

トルコ共和国

研修先：コジャエリ大学（コジャエリ県イズミット市）定員：5名

イスタンブールから車で約 1時間半、工業都市イズミット郊外にある国立大学で 1992年に設立された。

11学部で約 6万人の学生が学んでいる。1999年の大震災で施設の 75%を失ったが、2004年に現在のモダンなキャンパス

に移転した。

研修内容：コジャエリ大学でトルコ語、英語の学習・英語、トルコ語の講義の聴講・現地企業、NGO などでのイン

ターン、ボランティア活動

備考：研修最初の 3 カ月は教育学部英語科の生徒が研修生にトルコ語と英語の個別レッスンを行う。新学年が始まる 9

月からは自分が興味のある講義を聴講することができるが、聴講は義務付けられていないため、インターンやボランテ

ィア活動に専念しもよい。研修内容は自由で研修生の自主性に委ねられている。近年トルコはイスラム過激派や反政府

組織によるテロが頻発しているが、コジャエリは平穏でテロの心配はない。イスタンブールやアンカラでテロが起こる

と、それらの都市への研修生の立ち入りがしばらくの間制限される。

5

ウガンダ共和国

研修先：①あしながウガンダレインボーハウス（ナンサナ）定員：8名

②あしながウガンダ心塾（ナンサナ）定員：1名

①あしなが育英会がウガンダのエイズ遺児を支援するために 2002年にナンサナ村に設立した国際 NGO。2003年にレイン

ボーハウスを開設し、エイズ遺児への心のケア活動や、寺子屋と呼ばれる私設小学校で読み書きや計算などの教育活動

のほか、海外留学支援を行っている。

②アフリカ・サハラ砂漠以南 49カ国の遺児を欧米・日本などの大学に留学させるためのプロジェクト『アフリカ遺児高

等教育支援 100年構想』を推進するための拠点として 2015年 7月に完成。英語圏・日本の大学への進学を希望する留学

候補生のために、欧米の大学からのインターンが勉強合宿などの留学準備の業務を行っている。

研修内容：①寺子屋教室での教師補助・日本留学候補生のための授業の計画・実施・個人の研修テーマに沿った地方で

の研修、インターン及びボランティア活動。②日本の大学への留学を希望する留学候補生ために心塾で日

本語や日本文化についての授業を担当。

備考： ①は②OEIC500点もしくは英検 2級が絶対基準－IPのスコア、海外研修合宿で 2回目まで行う模擬試験のスコア

でも構わない。②は TOEIC 500 点以上が望ましいが必須ではない。ただし英会話学習に対する意欲があり、かつ教育に

関する関心が高く、欧米やアフリカから集まる学生たちと積極的に交流できることが望まれる。正式採用されたウガン

ダ研修生は 3 月に出発するまで、あしながウガンダから出された課題に取り組むことが義務付けられる。研修期間中①

の研修生はレインボーハウスの学生寮で、②の研修生はインターン学生用のアパートで生活

セネガル共和国

研修先：あしながセネガル（ダカール）定員：2名

アフリカ・サハラ砂漠以南 49カ国の遺児を欧米・アジアの大学に留学させるためのプロジェクト『アフリカ遺児教育支

援 100年構想』を推進するために 2015年に開設。仏語圏、日本の大学への進学を希望する留学候補生のために、ヨーロ

ッパの大学からのインターンが勉強合宿など、留学準備の業務を行っている。

研修内容：あしながセネガルの業務補助、日本の大学への進学を希望する留学候補生への日本語指導、インターンへの

日本語指導、フランス語学習、日系の NGO・企業でのインターン、野球・武道などのスポーツ活動

備考：欧州、主にフランス語圏からのインターンと業務を行うため、英語とフランス語の習得が求められる。加てウォ

ルフ語（現地語）の習得も重要。インターンとの交流を通して広い視野、国際性を養うことができる。

タンザニア共和国

研修先：タンザニア野球・ソフトボール連盟/Tanzania Baseballand Softball Association (TaBSA)

定員：2名＊2017年度から新規派遣＊

TaBSA はナショナルチームの育成と、タンザニアにおける野球の普及を目指してタンザニアスポーツ省が設立した野球

協会

研修内容：現地の学校で野球指導・野球を普及させることを目的としたスポンサー捜し・野球連盟が主催する全国高校

野球大会（タンザニア版甲子園）の運営補助・タンザニアナショナルチームの東アフリカ遠征同行補助

備考：野球経験があり、現地の子供たちを指導できる技術と知識があることが参加の条件。野球を通してタンザニアの

子供の人材育成に貢献できる

6

●海外留学研修費用目安

研修国により準備費用の金額が異なります。下記の費用目安表を参考にしてください。

また、派遣される年によって航空券代が変わることがあります。

研修国支出金額収入金額

中国

北京

航空券 83,000円海外留学研修支援費 400,000円

予防接種 0円

計(日本国内） 83,000円計(日本国内) 400,000円

ビザ 13,600円

研修先からの報酬

0円

家賃(年間） 253,400円

食費(年間) 242,000円

学費（年間） 240,000円

旅行など 150,000円

計(現地) 899,000円計(現地) 0円

合計 982,000円合計 400,000円

自己負担額 582,000円


台湾

台中


予防接種円

計(日本国内） 80,000円計(日本国内) 300,000円

ビザ 0円

研修先からの報酬 0円

家賃(年間） 0円

食費(年間) 72,000円

交通費(年間) 40,000円

旅行など 100,000円

計(現地) 212,000円計(現地) 300,000円

合計 292,000円合計 300,000円

自己負担額 0円

7


ベトナム

ホーチミン


予防接種 60,000円

計(日本国内） 160,000円計(日本国内) 300,000円

ビザ 20,000円

さくら日本語学校からの

報酬

¥15,000 x 12か月

180,000円

家賃(年間） 100,000円

食費(年間) 150,000円

交通費(年間) 0円

旅行など 100,000円

計(現地) 370,000円計(現地) 180,000円

合計 530,000円合計 480,000円



ベトナム

ダナン



計(日本国内） 140,000円計(日本国内) 300,000円

ビザ 10,000円

さくら日本語センターから

の報酬

¥10,000 x 11か月

110,000円


食費(年間) 170,000円


旅行など 30,000円

計(現地) 210,000円計(現地) 410,000円

合計 350,000円合計 410,000円

自己負担額 0円


フィリピン

UNIQLO

マカテイ



計(日本国内） 117,000円計(日本国内) 300,000円

ビザ 0円

Fast Retailing

Philippines Inc.

からの報酬

0円

※ただしビザ代、家は

ユニクロが負担


食費・生活費

(年間) 200,000円


通信費 30,000円

その他 50;000円

計(現地) 310,000円計(現地) 300,000円

合計 427,000円合計 300,000円

自己負担額合計 300,000円

8


フィリピン

UNIQLO

セブ



計(日本国内） 125,000円計(日本国内) 300,000円

ビザ 0円

Fast Retailing

Philippines Inc.

からの報酬

0円

※ただしビザ代、家賃は

ユニクロが負担


食費・生活費

(年間) 260,000円


旅行など 100,000円

計(現地) 400,000円

合計 525,000円計(現地) 300,000円

自己負担額 225,000円合計 300,000円


フィリピン

ケソン



計(日本国内） 125,000円計(日本国内) 400,000円

ビザ 45,000円


家賃(年間） 90,000円

食費(年間) 165,000円


授業料・旅行 130,000円

通信費 27,000円

計(現地) 477,000円計(現地) 0円

合計 602,000円合計 400,000円



インドネシア

スラバヤ



計(日本国内） 190,000円計(日本国内) 300,000円

ビザ 12,000円

アイルランガ大学からの

報酬

¥8,000 x 10か月

80,000円

家賃(年間） 150,000円

食費(年間) 150,000円


旅行など 100,000円

計(現地) 412,000円計(現地) 80,000円

合計 602,000円合計 380,000円


9


トルコ

コジャエリ


予防接種 0円

計(日本国内） 170,000円計(日本国内) 300,000円

ビザ 0円



食費(年間) 96,000円


ボランティア・旅行など 220,000円

計(現地) 366,000円計(現地) 0円

合計 536,000円合計 300,000円



ウガンダ

ナンサナ


予防接種 30,000~100,000円

計(日本国内） 250,000~320,000円計(日本国内) 300,000円

ビザ 15,000円

研修先からの報酬

0円


食費(年間) 150,000円


旅行など 40,000円

計(現地) 229,000円計(現地) 0円

合計 479,000~549,000円合計 300,000円

自己負担額 179,000~249,000円


インドネシア

チルボン

2017 年度新規派遣



計(日本国内） 190,000円計(日本国内) 300,000円

ビザ 12,000円

インバダ大学からの報酬

約¥5,000 x 10か月

50,000円

（1 カ月 500,000ルピア

＋昼食）

家賃(年間） 44,000~132,000円

食費(年間) 120,000円


旅行など 50,000~100,000円

計(現地) 226,000~364,000円計(現地) 50,000円

合計 416,000~554,000円合計 350,000円

自己負担額 66,000~204,000円

10


セネガル

ダカール


予防接種 50,000~100,000円

計(日本国内） 200,000~250,000円計(日本国内) 300,000円

ビザ 0円研修先からの報酬

0円


食費・生活費(年間) 300,000円


言語学習費 0~40,000円

計(現地) 320,000~360,000円計(現地) 0円

合計 520,000~610,000円合計 300,000円

自己負担額 220,000~310,000円


タンザニア

ダルエスサラーム

2017 年度新規派遣


予防接種 30,000~100,000円

計(日本国内） 210,000~280,000円計(日本国内) 300,000円

ビザ 0円研修先からの報酬

＊インターネットは現地で個人携

帯モデムを購入

0円

家賃(年間） 65,000~100,000円

食費(年間) 150,000円


インターネット(年間) 10,000~50,000円

計(現地) 295,000~370,000円計(現地) 0円

合計 505,000~650,000円合計 300,000円

自己負担額 205,000~350,000円

言語学習費用〈フランス語〉家庭教師：セネガル人教師 1時

間 1000円/ 言語学校：1日 3時間×15日＝3週間約 3万

円〈現地ウォルフ語〉家庭教師（セネガル人教師 1時間 1000

円）

11

あしなが JICA 中期インターン・プログラム

（独）国際協力機構（JICA）が新設する学部生向けのインターン制度に公募するも

ので、あしなが育英会が応募および派遣前のサポートを行います。

採用後は青年海外協力隊派遣前訓練に参加後、JICA 現地事務所で５～８カ月

間のインターンシップに従事します。

応募資格在籍中のあしなが育英会奨学生である大学生および大学院生（予定）

※大学生は派遣時点で 2 年生～4 年生に在籍する者

英語力公募時点で TOEIC500 点程度（IP 可）、英検準２級～２級程度が望ましい。

※能力を証明するものがない応募者は、9/25 受験（8/9 申込〆切）の TOEIC 受験必須です。

※応募時にスコアが不十分でも、応募可能です。不安な人は相談してください。

研修国

および

募集人数

アフリカなどの JICA 現地事務所

※JICA 中期インターン・プログラムは JICA が公募する中期インターン制度に応募するものです。

※派遣先・応募条件は JICA の公募の段階で決定されます。

内容参加者の専攻や関心分野に合わせ、受け入れ事務所と調整のもと決定します。

現在予定されている業務内容には次のようなものがあります。

例） JICA 現地事務所のニュースレターの取材・作成

プロジェクトサイトや専門家・JICA ボランティアの活動先での業務体験

専攻分野に関する任国の基礎事情の調査・分析など

選考 JICA の公募です。あしなが育英会は公募のためのサポートを行いますが、必ず採用されるとは限り

ません。

応募要件を満たさなかった場合や、JICA 公募試験に不合格だった場合は、本人の希望に応じて,

定員に空きがある海外留学研修派遣先への応募を新たに受け付けます。

スケジュール 2016 年 9 月～10 月（予定） JICA 中期インターン応募

2016 年 11 月（予定） JICA 中期インターン面接

2016 年 5 月（予定）あしなが派遣前準備プログラム（3 週間～１か月程度の滞在を予

定） ※実施場所は東京都日野市のあしなが心塾の予定です。

2017 年 7～9 月青年海外協力隊派遣前訓練（70 日間）

※長野県駒ケ根市/福島県二本松市のどちらかになります。

2017 年 10 月～2018 年 3 月上旬 JICA 現地事務所でのインターンに従事

費用補助あしなが育英会が返済不要の研修支援金 30 万円を給付します。また、希望者には海外研修中も

奨学金を継続貸与します。（給付ではないので卒業後返還が必要です。）

実質費用負担

（見込み）

0～10 万円

（派遣前訓練参加費の一部、往復航空券代の一部、査証申請手数料など）

※派遣中は、JICA から滞在費補助が支給されます。詳細は募集の際に公表されます。

12

あしなが育英会 100 年構想課〒102-8639 東京都千代田区平河町 1-6-8 平河町貝坂ビル

海外留学研修担当：飯塚洋（[email protected]）

JICA プログラム担当：林若可奈（[email protected]）

応募方法

〔両コース共通の応募条件〕

� 応募時点かつ 2017 年 4 月 1 日時点で本会奨学生である者

� 単位習得状況を踏まえて翌年 1 年間の休学が可能である者

� 必要経費が負担できる者

� 留学研修に対して強い意志を持ち、事前研修に参加できる者

� あしながさんをはじめ他者への感謝の念をもって、あしなが育英会の活動に寄与することができる者

〔募集期間〕 2016 年 7 月 15 日（金）～9 月

※大学生対象のつどい＜西湖のつどい（9 月 3 日～7 日）＞で説明会を実施します。

第１次応募締切 2016 年 9 月 16 日（金）

第２次応募締切応募者の人数等によって調整のうえ、お知らせします。

〔応募方法〕次の応募書類（１）～（３）を揃えて、下記の連絡・問合せ先まで提出（郵送/メール）してください。

１）「あしなが海外留学研修願書」（写真付き）

※必ず保護者の方に動機・内容を説明し、承認のうえ、署名・押印をもらってください。

２）レポート「世界の中の日本」（A4・１枚程度）

世界は今イスラム過激派のテロ、中国とアジア諸国の領土問題、英国の EU 離脱など様々な問題を抱えていま

す。あなたが今、最も関心がある国際問題（複数でも可）を挙げ、日本がそれにどうかかわり、解決に尽力すべ

きか、あなたの考えを A4・1 枚程度にまとめてください。

３）公的英語能力証明書のコピー（TOEIC・英検などの証明書）

※能力を証明するものがない JICA コースの応募者は、9/25 受験（8/9 申込〆切）の TOEIC 受験必須です。

〔連絡・問合せ先〕

〔選考方法〕

海外留学研修/JICA 中期インターン・プログラム

第 1 回合宿研修（面接） 2016 年 9 月中旬（自由参加）

海外留学研修

第 2 回合宿研修（課題） 2016 年１１月中旬（参加必須）

※第２回合宿研修終了後、書類審査と面接の結果をもとに、仮採用者を決定します。

仮採用決定後は、2017 年 1 月中旬までに指定された課題を提出した人のみ、派遣生として正式に採用します。

JICA 中期インターン・プログラム

本会での面接を通過したら、JICA 公募に応募し、秋ごろに JICA が実施する面接を受験します。

公募情報詳細は、後日 JICA ホームページで公開されます。

13

◆事務局予定 ★応募者は参加必須 ☆応募者は可能な限り参加

※JICA プログラムについては準備中なので、予定が変わることがあります。応募者には随時連絡します。

2017年度海外留学研修派遣までのスケジュール

月 ●海外留学研修制度（1年） ●JICA中期インターン・プログラム

7 月

◆7/3 海外留学研修プログラム説明会（つどいのリーダー研修で実施）

◆7/15 2017年度海外留学研修案内が各家庭に到着

応募願書等をあしなが育英会ホームページ上で公開（募集期間 7/15～9/16：第１次〆切）

8 月 ◆日本各地で高校奨学生のつどい

9 月

☆9/3～7 2017年度海外留学研修説明会＠西湖のつどい

☆9/13～15 第 1回海外留学研修事前合宿（面接・TOEIC模擬試験・OB/OG とのパネルディスカッションなど）

※JICA コース応募希望者はできる限り参加（面接・公募のサポートがあるため）

◆9/16 海外留学研修願書第 1次〆切

★9月中旬～10月中旬に JICA公募書類を提出

◆JICA公募準備サポート（電話指導、推薦書作成など）

10 月

★10/22・23 ＆ 10/29・30

第 93回あしなが学生募金（応募者は各拠点にて募金に参加）

◆10月中旬（予定） JICA公募〆切

11 月

◆11月中旬第 2回海外留学研修事前合宿（TOEIC模擬試験、ディベート、ゲスト講演、必須課題の発表など）

★11月中旬～（予定） JICA公募面接

◆合宿終了後に仮採用者の決定

★必須課題に取り組む（～1月中旬）

読書感想文、海外留学研修事前準備計画書作成など

12 月

★12月上旬（予定） JICA 公募面接結果通知 ※採用決定後の事務手続きは JICAからの指示に従って進める

◆不合格の場合、枠に空きがあれば海外研修への変更を受け

付ける。

1 月

★必須課題提出ができた者から本採用＆派遣国決定 ★合格者は必須課題をスタート

★必要な場合は予防接種をスタート

★各国ビザ申請の手続きをスタート ★各自、英会話の強化を行う

◆第 3回海外留学研修事前合宿

TOEIC模擬試験、海外生活の心構え・安全対策講習など

◆研修生本採用通知の発送

★最終意思確認書、誓約書の提出

◆出発日確定、航空券予約、海外旅行保険申込など

3 月

★各自、休学手続きを忘れずに行う

3月下旬以降 ★各地へ赴任

4 月

以降

5月 ★準備プログラム＠東京・心塾（3週間～1か月間合宿）

英会話クラス、外部セミナー参加、課題図書等

7月～9月中旬

★青年海外協力隊派遣前訓練（70日間）

@福島県二本松市／長野県駒ケ根市

10月 ★各地へ赴任

★2018年 3月上旬帰国報告会（全員参加）

14

中華人民共和国北京

ブロック・名前：静岡ブロック、眞野稜子（マノリョウコ）

研修に参加するまでの学歴：日本大学国際関係学部国際教養学 3年

海外研修に参加したきっかけ：日本大学国際関係学部国際教養学科 3 年次修

了

研修に参加したきっかけ：もともと大学在学中に留学に行きたいと思っていた

時、海外研修に行った先輩の話を聞いて興味を持ち始めた。日本と違う環境を

体験して新しい自分を見つけてみたかったのでこの研修に参加する決心をし

た。

趣味：絵を描くこと、音楽鑑賞、綺麗な景色を眺めてうっとりすること

常に持ち歩いているもの：携帯、財布、学生証とパスポートの控え、ティッシ

ュ、感謝の気持ち

お守りにしているもの：友達から貰った絵とぬいぐるみ

モットー：視点を変えてものを見よ

趣味：サッカー、おしゃべり

常に持ち歩いているもの：携帯、辞書、海外にいるという危機感

お守りにしているもの：特にない

モットー：なにをするにしても結果が一番重要

将来の夢世界に誇れるものを物理を使って作る

研修国：中国

研修先：中国青年政治学院

私の住居：大学内にある留学生寮の二人部屋。約 8畳。ルームメイトはいつも明るいロシア人の子。

電気、水道（生水は飲めない）、ユニットバス（お湯も出る）、エアコン、Wi-Fi完備共用のキッチン、

冷蔵庫、洗濯機 1回 4元（80円ほど）使用可能寮のトイレは日本と全く同じ（他の校舎や公衆トイレ

はティッシュ必須）研修先までのアクセス：大学内の寮なので約 5分

〈私の生活〉

7時半起床、朝食

9時授業開始

12時お昼休み

14時授業再開

16時帰宅

18時半夕食

19時勉強、自由時間

1時就寝

今までの 4 か月を振り返って：一言でいうとこの 4 ヶ月はあっという間に過ぎていった。どの研修生も口を揃えて言っているかもしれないが

本当にそう感じる。中国に来る前まで「ニーハオ」と「シエシエ」しか分からなかった私が、今は簡単な会話が出来るまでになった。日本にい

る時と比べ少しハードな生活だが、常に新しい挑戦と勉強の日々、ワクワクでとにかく楽しい。中身のつまった一年にしたい。

次期研修生に一言：もしあなたが研修に行こうか迷っているならば、私は研修に行くことをお勧めします。もちろん一年間というと大きな決断

になりますが、その選択の先には日本では経験出来ないことが沢山待っています。私は中国研修史上初・一人でこの研修に望んでいます。日本

人女性一人で最初は不安しかありませんでしたが、今は周りに自分を助けてくれる人が沢山いて、安心して生活出来ています。ここに来れば日

本のメディアを通した印象とは全く違う中国の姿が見られます。あなたの固定観念が音を立てて崩れていくこと必至です。また、クラスメイト

には韓国、インドネシア、ポーランド、タイなど様々な国の留学生がいます。中国人に加え他の国の人と国際交流が図れる上、場合によっては

別の国の人と生活するという経験ができ、深い付き合いの友達が沢山できます。中国語の勉強をしたことのない方でも安心して下さい。大学の

授業で一から丁寧に学ぶことが出来ます。ただし、絶対に英語だけは日常会話ができる程度マスターしてから研修に臨んで下さい。きっと人生

の糧になる一年が過ごせることでしょう。新しいことに挑戦したい方は是非このチャンスを見逃さないで下さい！

15

<私の生活>

平日のスケジュール：

7時起床

8時朝食、研修先へ移動

(施設によって仕事内容

は変動あり)

12時昼食・昼寝

13時仕事再開

17時自由時間

18時夕食

19時自由時間

24時就寝

。

台湾台中

ブロック・名前：北海道ブロック

清水議丈（シミズノリタケ）

研修に参加するまでの学歴（大学名・学部・学科・学年）：札幌

学院大学人文学部三年

海外研修に参加したきっかけ・理由：福祉の現場を学ぶため。

趣味：スポーツ、

常に持ち歩いているもの：iPhone（カメラ用）、ティッシュ(公

衆トイレにないため)

お守りにしていたもの：出発前にもらったお守り、家族の写真。

モットー：人の振り見て我が振り直せ

将来の夢：人の助けになること

〈私の研修〉

研修国：台湾

研修先：Taiwan Fund for Children and Families(TFCF)

TFCFとは台湾の各県に支部を置く NGO団体です。

研修内容：4か月毎に働く場所を変更になります。今、私が働いてい

るのは雲林縣の TFCFで、4つの部署があります。

・貧困家庭への支援（経済的援助、就職支援、生活指導）

・小児児童養護（虐待のある家庭への介入）

・18歳以下の児童養護（児童養護施設の運営、管理）

・早期療育（0～6歳までの発達の遅れがある子どもへの療育）

主に早期療育の現場で食事の補助や簡単な手伝いをしています。

他にも、貧困家庭の訪問や、軽度の虐待家庭や里親家庭、貧困家

庭のための旅行プログラムへの参加。里親家庭、貧困家庭の家庭

訪問。児童養護施設の子ども達のパフォーマンス大会など各種イ

ベントにも参加しています。

＜研修満了まで 8ヵ月＞

今までの2ヵ月間を振り返って：この2ヵ月間多くの方々に台湾でお世話になりながら、貴重な体験をさせて貰っています。TFCFが行う業務

は私にとってはほとんどが未知の経験です。貧困家庭の年齢層は若者から老人まで幅広く、子供の貧困も日本と同じく深刻な社会問題です

が、TFCFは経済的、物質的に手厚い援助を行っています。

次期研修生の皆に一言：台湾で研修を行った先輩方も言っていましたが、語学を上達させることは重要です。人に何かを伝える手段は言葉だ

けないですが、仕事をする上でどうしても中国語が必要だと感じることが多いからです。研修生の費用の一部を TFCFが請け負ってくれていま

す。他の研修国と比べると少ない費用かもしれませんが、その好意に報いるためにも、中国語を上達させないと最低限の仕事しかできません。

台湾で研修することで改めて支援とは、福祉とは、家族とは何かを考えさせられます。そしてそれは自分の家庭環境を見つめ直す良い機会にな

ります。あしながの研修生が台湾で研修する意味を考えて、帰国したらぜひ皆さんに自分の言葉で経験したこと、感じたことを伝えたいと思い

ます。

〈私の住居〉

間取り：場所によってかわる

電気・水道有無：ある

シャワーお湯の有り・無：ある

トイレの形式：和式、洋式ある

洗濯方法：洗濯機あり

住居に関する悩み：一切なし

職場（研修先）までのアクセス :

職場＝住居です

台湾研修は受け入れ先である TFCFの事情で 2016年度は研修生の派遣が中断しましたが、2017

年度から再開できることになりました。充実した研修を図るには、研修生の中国語の上達が必

須であることから、2017年度から研修生が台中に到着してから最初の 1カ月は TFCFが英語の

講習を行ないます。とはいえ 1 カ月で学べる中国語には限界があるため、TFCF としては研修

生の中国語が上達するまでは、英語で会話する意向です。そのため基礎的な英会話能力がある

学生の派遣を望んでいます。この研修は障害がある子供、貧困家庭の子供、虐待を受けている

子供と関わる機会が多いため、特に大学で児童心理学、児童福祉、幼児教育などを専攻してい

る学生に参加を勧めます。もちろん意欲があれば専攻に関係なく充実した研修を行うことが

可能です。以下の研修紹介文は 2015年度に派遣した研修生によるものです。

16

ベトナム社会主義共和国ホーチミン

ブロック/名前: 関西ブロック・澤田理（サワダタダシ）

研修に参加するまでの学歴(大学名・学部・学科・学年):

関西福祉科学大学・社会福祉学部・社会福祉学科・精神保健福

祉コース・2年次修了

海外研修に参加したきっかけ・理由: 私の専門が社会福祉

なので、世界の福祉を知りたいと思い、海外研修に参加した。

最初は、台湾研修生の一人だったが、台湾研修が中止になり、

その時に、以前ベトナムホーチミン研修生・井上樹さんが

色々な情報を与えて下さり、私のやりたいことと日本語学校

の仕事を同時平行で行うことを決意し、ベトナムに行こうと

思いました。趣味：ギターをひくこと、学生とサッカーを

すること、絶景を探しに行くこと

常に持ち歩いているもの：お金（10万ドン）・iPod Touch・

鍵・ベトナム用携帯・帽子・ワックス・歯磨きセット

お守りにしているもの：たくさんの友人が写ったメッセージ

写真・似顔絵メッセージ

モットー：①進んでやるのが上の上、真似してやるのが中の

中、言われてやるのが下の下 ②克己

将来の夢：第 1段階公務員ソーシャルワーカー

第２段階 NPO法人を作ること（お金の無い子供達の支援）

<私の研修>

研修国:ベトナム

研修先:さくら日本語学校ホーチミン

研修内容:文化紹介,イベント企画運営,

留学資料翻訳,部活動顧問,学生交流

<私の住居>

間取り：15畳くらい（2つの部屋を合わせると）電気・水道の有無：あり

シャワーのお湯の有無：あり（バスタブは無いですよ（笑））トイレの形式：洋式トイレ水洗

洗濯方法：２つ洗濯機がある。時間が決められていないので、いつでも使える。しかし、1つの洗濯機はエラー

が出やすいので注意

住居の悩み：特になし職場のアクセス：徒歩 20分位備考：近くにファミリーマートがあり、日本食も

食べられるので便利（高いけど）。もう一つの寮はロッテリアが近い。

<私の生活> 平日のスケジュール:

6 時半：起床 7 時：福祉の勉強・ランニン

グ・ギター練習 8時半：出発

9時：午前の業務（事務・交流室）

11時半：昼食 12時：昼休み（12時半～

14時まで火・木は剣道部）

14時半：午後の業務（月・火・土は 14時

半～16時半までダンス部土は16時〜19時

まで茶道部） 19時：仕事終了

21時：帰宅（日によって違う）

24時：就寝

〈研修満了まで 8か月〉

今までの 3 ケ月間を振り返って: 私はこの約 3 ヵ月間でたくさんのことを感じた。例

えば、自分の自尊心を知り、自分の性格を改善しようとしたこと、幸せ、家族、新たな

異文化コミュニケーションのやり方。良い経験も悪い経験もたくさん得ることが出来

た。残り 8 ヵ月だが、精神面を鍛えることや仕事の効率化や新たな自分らしさを見つ

け、日々精進していきたいと思う。

次期研修生の皆に一言: この研修はインターシップの研修ではありません。本当の仕

事です。過程を大事にするよりも結果を求めてください。仕事なので。甘く物事や計画

をたてていたら、地獄を見ます。また、1日 1日を考えることが大切です。自分はなに

をしたいか？どうすれば自分が向上するかを考えてください。

自分で考えないと有意義な時間になりませんよ！

さくら日本語学校ダンス部

さくら日本語学校剣道部

17

ベトナム社会主義共和国ダナン

ブロック・名前：中四国ブロック

藤松和磨（フジマツカズマ）

研修に参加するまでの学歴（大学名・学部・学科・学年）：

愛媛大学法文学部総合政策学科３年

海外研修に参加したきっかけ・理由：海外で何かのために貢

献したかったから、海外で働くことを視野に入れていたか

ら。趣味：音楽寝る

常に持ち歩いているもの：スマホ、200.000 ドン～300.000

ドンぐらい

〈私の研修〉

研修国：ベトナム研修先：ダナンさくら日本語センター

研修内容：交流部に所属して学生達や外部に向けたイベントの企画・

運営、その他各学期で文化紹介の授業を行う（なんでもやります）。

日々の生活の中で、学生達と積極的に関わり、彼らの日本語能力を向

上させる。初級担当日本語教師として日本語の授業。

＜私の住居＞日本人教師と同じ寮。職場まで自転車で１０分。ベトナムの

通勤ラッシュはマナーが悪すぎて死にそうである。

間取り：６～８畳ぐらい

電気・水道：あり

シャワーお湯：あり

トイレ：洋式

洗濯：日本人教師と共有

住居に関する悩み：エアコンが壊れたままなので、扇風機で生活

＜平日スケジュール＞

8 時 30：出勤イベントに向けた準備や授業（授業は１コ

マ９０分）もしくは学生と会話 11時：昼休憩上司や学

生、日本人先生と食事 15時：イベントに向けた準備、学

生と遊ぶ 19時~21時退勤（17時～21時まで２コマ授

業を持つ期間もある）21時：フリータイム

＜私の生活＞

月曜日は休みで、火曜～土曜までは１９時か２１時くらい

までは職場にいます。日曜日はベトナム人と交流するクラ

ブ活動があるので、イベントのときに披露する踊りの練習

や歌の練習をしたり、イベントの準備をしたりしています。

＜わたしの上司から一言＞

さくら学校は活動が多すぎます。（笑）でも、活動は本当に

楽しいです。元気で楽しい人待ってますよ～。

今までの 3カ月を振り返って：私は交流部に所属してベトナムと日本の文化交流を推進しています。ベトナム人上司とペアになり、学校行事を

行ったり、文化紹介を行ったり、ダナン市のお祭りに参加したりしています。交流となると、私の出番なのでどんなことであろうとも顔を出し

ます。とても１人ではできないので、ベトナム人日本人ともに協力者を得ながら交流イベントをしています。これからは、ダナン市を巻き込ん

だ日越交流フェスティバルに参加します。ほかにも、初級日本語教育についても勉強中で、８月には日本人教師としてデビューする予定です。

次期研修生の皆に一言：このパンフレットを見ているあなたは、海外留学研修に興味がある人でしょう。いろいろと「いけない理由」や「い

かない理由」があると思いますが、行きたいと思っているならすぐ行動ですよ。私も、「いかない理由」がたくさん浮かんでしまった人間なの

で、あなたの気持ちはよくわかるのですが、無茶できるのも若いときだけかもしれませんよ。百聞は一見に如かず！です。若い感性でいろいろ

なことに挑戦してみましょう。

海外に行きたいと思っているあなたに、ダナン研修はどうでしょうか？笑と言いたいです。ここまでベトナムと日本の交流に貢献できる研修

はないと思います。というのも、交流部は私と上司の両輪で行っているので、当然、１人で何かを任せられることもあります。これをどう捉え

るかは、あなた次第ですが、これは本当にすごいことだと思います。両国間のつながりをもっと強くするためのイベントを研修生の私に任して

くれるのだから。そして、イベントを通して日本のことや日本人のことを好きになってもらえることは、本当にうれしいことです。海外で何

か活躍してみたい人、是非、ダナンに！Hay đên Đa Năng!!

18

フィリピン共和国マカティ

ブロック・名前：九州・沖縄ブロック

吉井光輝（ヨシイミツテル）

研修に参加するまでの学歴：立命館アジア太平洋大学。1年課程を

終え、休学海外研修に参加したきっかけ・理由：わたしは、大学

生のうちに海外で長期の留学、インターンを体験したいと高校生の

ころから考えていました。しかし、大学の留学システムはあまりに

も高額で手が届きません。そんなときに、高奨生の集いがあり、岡

崎先生からお声掛けを頂いたのが一番のきっかけです。また、大奨

生の集いの班のリーダーの方が元 UNIQLO 研修生でこの研修を強く

勧めてくださったのも大きなきっかけのひとつです。「教育」に守

られていない環境で、社会人として自分を鍛えられる、今まで学習

してきた英語を使うことができる、フィリピンの文化を肌で感じら

れる。そんなところに魅力を感じ、この研修に挑戦してみようと思

いました。趣味：現地での屋台巡り常に持ち歩いているもの：

ミネラルウォーター、タオル、仕事道具、現地マップ、折りたたみ

傘お守りにしているもの：大切な人がくれた小物いれモット

ー：自分自身で考えて自分から行動すること将来の夢：“子ども

たちを将来へと導くリーダーとしての教師”でしたが、これが変わ

るぐらいの経験を望んでいます！

〈私の研修〉

研修国：フィリピン共和国

研修先：マカティの UNIQLO PHILIPPINES Store 各店舗

研修内容：UNIQLO各店舗で販売員（Sales Associate）としてのイ

ンターンシップ

〈私の住居〉

寮(男女別)、警備員常駐、事務室は日中のみ。Wi-Fiエリアあり(弱)。電気・水道

(飲用不可)あり。シャワーお湯あり。水洗トイレ、ペーパーはゴミ箱。テレビ、冷

蔵庫、冷房あり。食堂あり。（ご飯とおかずがセットで 150円程度）洗濯機なし、

ランドリーに出す。男子棟はゴキブリ、ムカデ等よく出ますが殺虫剤で瞬殺。女子

棟は少ないらしいです(代わりにアリが出る)。仕事先へは電車(片道約 50円程度)

で一時間弱(配属先により異なります)。

今までの３ヶ月を振り返って：毎日が刺激的でとても充実した研修を行えています。フィリピンに来て、大変だったこともたくさんあります。

しかし、それをひとつずつ乗り越え、成長していく自分を実感しています。UNIQLO のスタッフさんたちはいつも明るく、自分を助けてくれて

います。今の目標はまずスタッフとして自立することです。そして、最終的には、この店舗に来てくれて良かったと思われるスタッフになりた

いと思っています。UNIQLO研修外でも、休日はいろいろなところを訪れ、フィリピンの歴史、環境、貧困問題、文化と様々なことを学べ、復学

後の自分の研究に役立てたいと考えています。

次期研修生の皆へ：海外研修に挑戦することはとても勇気のいることだと思います。一年間休学しなければならないし、日本に比べて食べ物等

安いとはいっても、お金がかかります。しかし、それだけの価値は間違いなくあると思います。気を付けてほしいのは、ここは「英語が通じる

国」ですが、「英語を使う国」ではありません。スタッフの方々もお客様も基本的には現地語を使います。英語力を上げたい、だけが理由なら

おすすめはできません。しかし、フィリピン人は本当に愛情深く、家族や仲間を大切にします。わたしはフィリピンに来てたったの 3ヵ月で家

族のように信頼できる仲間ができました。日本から一歩踏み出して、素敵な出会い、経験をしてみませんか？

〈私の生活〉週 5 日勤務 1 日 9 時間(1,5h 休憩別)。オープン、ミドル、クローズシフトで時間帯・業務内容が変わります。長期休暇取得制度

(8日間)あり。最後の 1ヵ月は自由研修期間。

19

フィリピン共和国セブ

ブロック・名前：首都圏ブロック

平澤未久 (ヒラサワミク)

研修に参加するまでの学歴：成蹊大学文学部国際文化学科 2

年次修了海外研修に参加したきっかけ・理由：もともと大

学在学中に留学をしようと考えていて、せっかくなら普通で

はできないような体験、挑戦をしたかったのでこの研修に応

募しました。趣味：お散歩

常に持ち歩いているもの：折り畳み傘、上着(モール内と外で

気温差が激しいので)、電子辞書モットー：納得するまで

やる

〈私の研修〉


研修先：セブ島の U NIQLO PHILIPPINES Store 各店舗

研修内容：UNIQLO各店舗で販売員（Sales Associate）としてのイ

ンターンシップ

<私の住居>

アパートメントのようなところ(同じセブ研修生の杉

野さんと同部屋) Wi－Fi、ウォーターサーバー有り

・シャワー：お湯有り

・トイレ：水洗・洗濯方法：自洗濯もしくはランドリ

ー使用

・研修先までのアクセス：私の場合は少し遠い店舗な

ので、ジプニーの乗り継ぎと徒歩で一時間ほど

今までの３ヶ月を振り返って：初めての海外での生活、そして働くということは想像以上に大変で、想像以上に楽しく刺激的なものでした。ま

だまだ壁にぶつかることも多いですが、ありがたいことに人にも環境にも恵まれて、周りのみんなに支えてもらってなんとか頑張ることができ

ています。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。この短い期間でたくさんのものを与えてもらったので、これからは自分が何かを与えられるよ

うに、しっかり頑張っていきたいと思います！

次期研修生の皆へ：まず「セブ」と聞いて、リゾートを想像した方、残念ながら研修地は市内なのでビーチに行くまでには片道数時間ほどか

かります…でも、マニラよりは人や車も少なく、治安も良いので生活はしやすくとてもいいところです。

そして UNIQLO での研修を考えている方、できる限り英語の勉強をしておくことをおすすめします。伝えようとする気持ちは前提として持って

おかなければいけないものであって、仕事の場ではそれだけではどうにもならないこともたくさんあります。言葉ができればできるほど、挑戦

できることにも幅が広がると思うので、事前にできることはしっかりやっておいた方がいいと思います。今の時代、ほとんどの情報は本やネッ

トで調べることができますが、「実際に体験する」ということは、知識として「知っている」ということとはまったく違い、自分にも大きな変

化をもたらしてくれます。海外に興味のある方、もし行ける環境にあるのならぜひ挑戦してみてください！

〈私の生活〉<私の生活(オープニングシフトの場合)>

5時半：起床 6時勤務先へ出発 7時半：勤務開始 18時：勤務終了 19時半：帰宅 20時：お風呂、夕飯 21時：日記、勉強、自由時間

23時半：就寝週５日 10.5時間(うち 1.5時間休憩)勤務で、シフトはオープニング・ミドル・クローズの 3種類。

<住居の悩み>

・家の近くに野犬がうろついている。多い時で 10 匹ほどい

て、基本は寝ていますがたまに追いかけられます。・部屋に

ヤモリが出る・キッチンがない(炊飯器を使えば自炊は可能) UNIQLO セブ店

UNIQLO セブ店から見える海

20

フィリン共和国ケソン

ブロック・名前：首都圏(埼玉)

原健太郎（ハラケンタロウ）

研修に参加するまでの学歴（大学名・学部・学科・学

年）：埼玉大学教育学部学校教育教員養成課程教育

総合コース教育心理カウンセリング専修二年次終

了

海外研修に参加したきっかけ・理由：研修そのものへの

興味は、あしながインターン生との交流を通して、拙な

いながらも英語でのやり取りができたことが嬉しく、

いきいきとした彼らの姿が印象的だったことから。研

修先を決めたきっかけは、国のトップの大学に行きな

がら、法務省でも働けるという研修内容が魅力的だっ

たため。

趣味：音楽を聴くこと。読書。無計画なお出かけ。

常に持ち歩いているもの：二食分くらいの現金。現地携

帯。お守りにしているもの：お気に入りの小説。ライ

ブの銀テープ。モットー：自分を信じて対決していけ

ば世界だって変えられる。死んでるように生きたくは

ない。

〈私の研修〉


研修先：フィリピン法務省保護監察局、PAA（The Parole and Probation

Administration）フィリピン大学 University of the Philippines (UP)

研修内容：罪を犯して保護監察課にある親持つ子供たちやストリートチルド

レンのために教室を開き、基礎数学、日本の芸術、礼儀や社会生活に必要なマ

ナーを身に着けられるようサポートをする。フィリピン大学での聴講。

＜私の生活＞

平日のスケジュール

6時起床、軽い運動、シャワー、朝飯。

7 時朝のくつろぎ、もしくは前日の私か

ら託された予習/課題と格闘。

9時授業開始。

11時授業終了、お昼ご飯。

12時研修先/次の授業の棟へ移動。

13時アクティビティ/授業開始。

15 時アクティビティ/授業終了、三時の

おやつ(マリエンダという)。

16時課題/予習。

19時晩飯。

20時夜のくつろぎ、日記、シャワー。

22時就寝。

※アクティビティが午前に入ることもし

ばしば

〈私の住居〉<私の住居>

改築間際のフィリピン大学留学生寮にて、二人部屋に一人住み。

間取り：約 30畳電気・水道有無：どちらも有り。

シャワーお湯の有無：無し。ただし、気温が高いためさほど苦ではない(個人の感想)。

トイレの形式：水洗式(水圧弱)。紙は流さずゴミ箱へ。シャワーと共に隣部屋と共用。

洗濯方法：下着類を除き、寮内では禁止。1kg/60円ほどで外部委託。

住居に関する悩み：冷蔵庫の冷気が強く、飲み物が凍る。エアコンなしのため、慣れるまで暑いが、

慣れると明け方や雨の日が寒い。職場(研修先)までのアクセス：ジプニー(乗用に改造した戦車)を乗り継ぎ、一時間ほど。

※なお、これを書く直前に改築のため引っ越しを言い渡される。次期研修生が来る頃までには完成…予定。

今までの 3か月間を振り返って：「一年」という時間の長さ/短さを常々感じる。頑張って、お腹が空いて、その分たくさん食べて、また次の日

も頑張るというシンプルで素敵な毎日を送っている。

次期研修生の皆に一言：今、これを読んでいる方は「なんとなく海外に行ってみたい…」ぐらいはどこかしらで思っているのではないでしょう

か。その一方、「でも、大きな志もないし…」とか考えている人もいませんか？上等じゃないですか。そんなもん後付けでも、きちんと考えた

らいいです。とりあえず、ページめくって、一旦願書出してみましょう！ほら！名前と行きたい国書いて！それで、語学の勉強をしながら、次

の春を待ちましょう！行って後悔はさせませんから！

no

大学のフィールドワーク

21

インドネシアスラバヤ

ブロック・名前：関西ブロック仲丸奈々（ナカマルナナ）

研修に参加するまでの学歴（大学名・学部・学年・学科）：

京都ノートルダム女子大学心理学部心理学科臨床心理選考 2

年まで終了

海外研修に参加したきっかけ：今まで体験したことない経験

をすることによって、新たな視野を発見したかったから。人と

は違う、自分が行ったことがない土地で一年間過ごして楽し

みたかったから。後悔ある人生を歩みたくなかったから。

常に持ち歩いているもの：お金、キャッシュカード、筆記用

具、パスポートのコピー、指さし会話帳

お守りにしているもの：関西ブロックのみんなが作ってくれ

たアルバム

将来の夢：イベント関係や企画を考える仕事をしたいです

〈私の研修〉

研修国：インドネシア共和国

研修内容：国立アイルランガ大学で日本語授業の補佐、日本文化

の紹介、日本語を使って学生との交流

今までの 3 か月間を振り返って：暑い！かゆい！ご飯が美味しい！という生活しています。言葉の壁は確かにあるけれど、大学生たちは日本

語分かります。また研修生一人一人にチューターさんがいます。なので過度に言葉について悩まなくても良いかと思います。けれど、それに

甘えず今までの自分を変える為に頑張っています。今までの自分と変われるように頑張っていきたい。私はこちらで個人的に作品も作ってい

るので、納得のいく物を作れるように。そして語学について意識疎通できるように努力していくつもりです。

次期研修生に一言：もし、君が何かに悩んでいるのならインドネシアにおいでっと言いたいです。家族の事や将来のことを考えるのにこの国

は最適だと思うからです。もちろん、研修の中心である日本語を正しく教えられるかは不安だと思います。けれど『やってみなくては分から

ない』『行かなくちゃ分からない』が沢山あります。因みに私個人は日本のアニメ文化がこんなに好きだったとは知らなかったです。自分の時

間が欲しい＋他の人が体験したことがない＝インドネシア研修！！

人も優しく、ご飯も美味しいインドネシアをオススメします！！

〈私の住居〉

間取り：シングルベット一つと机とクローゼットがあるだけ。廊下側の窓しかありません。

場所：大学近くの下宿（大家さんのいるアパートのようなところ）、セキュリティは厳重

電気・水道の有無：両方有り（但し飲み水に関しては自分で買う）

エアコンの有り無し：有り

洗濯方法：手洗い（ランドリーもあります）

住居に関する悩み：家賃と電気代は別です。

職場（学校）までのアクセス：徒歩 15分

〈私の生活〉平日一日の流れ

8時起床

9時授業のアシスタント

12時昼食 at 食堂（日本の食堂とは違います！）

13時〜18時授業 or 学生とおしゃべり

18時帰宅 and 夕食

19時勉強や趣味の時間に

24時就寝

土日は基本授業がないので、自由に過ごせます。（学

生と遊んだり、イベントに行っています）

22

インドネシアチルボン＊＊＊2017年度から新規派遣＊＊＊

研修国：インドネシア西ジャワ州チルボン

チルボンは、インドネシアジャワ島の北海岸に位置する都市で人口は 29万 8224人。ジ

ャカルタ - チカンペック - チルボン - スマラン - スラバヤをつなぐ北幹線と呼ば

れる 720㎞の本線の途中に有る、ジャワ島の東西交通の要衝でも有る。ジャカルタ、バ

ンドン、ジョグジャカルタなどどこへでもアクセスしやすい。ジャカルタのガンビル駅

より特急「チルボンエキスプレス号」（毎日 5 往復）で所要 3 時間。インドネシアの主

要都市に比べ物価が断然安い。ご当地グルメが多い。市内 3か所に巨大なショッピング

センター、各所にコンビニもあり大抵のものは手に入る。治安も良いので夜 10時まで出歩いても危険はない。

派遣先機関：インバダ外国語大学

2005 年に設立された英語学科、日本語学科からなる私立大学で、学生数は 1年生 40人、2年生 25人、3年生

18人、4年生 12人。規模的には日本の専門学校に近い。特に日本語教育に力を入れており、毎年行われる全

国日本語スピーチコンテストで優勝者を出したこともある。

居住環境：インバダ大学に徒歩で通える圏内にアパートが多数。グレードは様々で電気水道、エアコン、水洗

トイレ、お湯シャワー、フラットテレビ、WiFi が完備された部屋だと家賃は月約 1 万 2 千円、WiFi がないと

約 1万円、部屋にはベッドと机だけでトイレとシャワー（水のみ）は共用の安いアパートなら月 4千円くらい。

希望すれば女子研修生はインバダ大学が校舎のすぐ裏に所有している一軒家に無料で住むことができる。3 部

屋あり現在 1部屋は先生が住んでいる。部屋はベッド、机、クローゼットのみ。リビングルーム、トイレ、シ

ャワー（水のみ）は共用。入居希望があれば部屋にエアコンを設置してくれる。

研修内容：以下から選択。他にやりたいことがあれば、先生に相談し実現可能。

１週間に 1回：日本語ラジオ放送、学生会と協力して 1年生勉強会、会話の授業（チームティーチング）

1カ月に 1回：学生会と協力してイベント企画

1カ月に 2回：チルボン周辺地域の中学・高校を訪問

その他：日本語コンテストに参加する学生の作文やスピーチ指導、田舎でボランティア、修学旅行、教師または学生

宅で数日間のホームステイ、授業の一環として日本料理を作り販売、クラブ活動（インドネシア楽器アンクルン、バ

トミントン、フットサルなど）、日本語学習ビデオ制作

報酬：研修期間中研修生には月約\5,000 の手当と昼食が支給される。

望ましい人材：日本語学科の学生たちと積極的に交流してくれる方。日本の文化や流行について学生たちに

伝えてくれる方。学生と一緒にイベント企画などしてくれる方。

＊インバダ大学への研修生派遣は初めてということもあり、すでに JICA からインバダ大学に派遣されてい

る青年海外協力隊員が任期を延長して、研修生の指導に当たってくれます。

青年海外協力隊員からのコメント：:私の大學は今まで協力隊がトータル４年間いたので、日本人のお世話には慣れています。また学生や先生が色々

誘ってくれるので寂しくありません。日本にいる時以上に人の温かさを感じられます。活動は大学内にとどまらず、地域の日本語に興味がある中学

生や高校生とも触れ合えます。国際協力、国際交流に関心がある方にはもってこいです。あなたを待っている学生、先生たちがここにいます。

私も大学時代インドネシアへ留学した者の一人です。あの時の経験があるからこそ、今の自分がいます。この留学で人生観が変わります。人との関

わり方が変わります。来る前に目標や目的を持って留学してきてください。是非チルボンでお待ちしています♪研修前に聞きたいことや不安なこ

とがあれば私に何でも聞いてください！連絡先教えます。2017年 7月までいます。

23

トルコ共和国コジャエリ

ブロック・名前：中国ブロック中上琢史（ナカガミタクシ）

研修に参加するまでの学歴：鳥取大学工学部社会開発システム工学科 3 年次

修了

海外研修に参加したきっかけ・理由：海外研修を希望しようと思ったきっか

けは些細なことで、友人に推薦されたからです。海外研修を希望しようと

思ったきっかけは些細なことで、友人に推薦されたからです。

現在は「シリア難民と仕事のマッチアップ」をテーマに現地 NGO と共に活動

を行っています。難民の皆さんの気持ちをくみ取り、少しでも力になること

が私のするべき事だと感じ、トルコ共和国を志望しました。

趣味 : アイススケート常に持ち歩いているもの : 携帯、財布、居住許可

証（イカメット）お守りにしているもの : 母からのお守り

モットー : 他者への幸福将来の夢 : 人が幸せを感じられるまちづくり

〈私の研修〉

研修国：トルコ共和国コジャエリ県イズミット市

研修先：コジャエリ大学・教育学部・英語教員養成コース

研修内容：大学での聴講、個別のボランティア・インターン

活動など

イズミット市

〈私の住居〉

間取り：2DKベランダ付き学内フラットタイプ（同姓二人以上となる場合）電気・水道・ガス︰有シャワーお湯︰

有トイレ：洋式（紙も流せる）洗濯方法：洗濯機または手洗い(故障時) 住居に関する悩み：欠陥箇所がある場合、

修理人が来る時間が分からない職場（研修先）までのアクセス：徒歩 5分（急な坂あり）備考︰フラットでは家賃・

光熱費一切無し寮に入る場合は月 30リラ自己負担朝夕食付き

（私の生活）

平日の基本例：8 時起床 9 時トルコ語講義（外国

人用の講義） 13 時昼食 15 時トルコ語講義（有

志の学生による講義） 17時自由時間 20時帰宅

21時自習

次期研修生に一言：どこの研修国もそうですが、出国前から研修は始まっています。1 年間会えなくなる友人や家族と過ごす時間も大切です

が、出国前に出来ること、例えばトルコ語や英語の習得、研修に関する情報を集めることも十分大切です。トルコの「研修テーマを自分で決定

できる」という利点を最大限に生かすためにも、自分の研修についてのイメージを持ってのぞんでほしいです。そしてそのために、準備段階で

何をすべきなのか考え、実行に移していって欲しいです。トルコでは言語の壁はもちろん、自分達ではどうすることも出来ない治安の問題や国

柄などの影響で、物事が上手く進まないことも多々あります。ですがそこで一喜一憂するのでなく、柔軟に対応出来る力が必要となります。そ

の中で、目標を立てるにあたって、達成するまでの期間を設定することをおすすめします。1年間という長いようで短い期間を、ぜひ有意義な

時間にしてください。

トルコを志望する、また、国を迷っている次期研修生へ・・・日本ではだいぶニュースも減ってきたと思いますが、治安の心配をしている人は

多いと思います。ですが、実際暮らしていてその影響はほとんど無いと言っていいでしょう。心配していて損はありませんが、それが理由でト

ルコを選ばないのはもったいないでしょう。トルコはイスラム教の文化が思い浮かぶ国だと思いますが、イスタンブールはヨーロッパ大陸の一

部でもあるため、他の研修国に無い西洋文化も体験することができます。また、明らかに他の研修国と違うことは「研修をほぼ決められていな

い」ことです。平日のスケジュールに基本例を書きましたが、学校の講義は義務ではありません。英語の講義を提示されますが、もし他に優先

すべきだと思うことがあればそれを優先しても何も問題はありません。自分で他の学部に交渉して講義を受けさせて貰っても構いません。自費

でトルコ語の語学学校に通うこともできればホームステイもできるし企業に交渉してインターンもできます。ですが、やることが決められてい

ないので目的が無ければ何もしなくても一年間が過ぎるでしょう。是非、トルコに来てあなたのやりたいことをやってみてください。

24

ウガンダ共和ナンサナ

ブロック・名前：関東ブロック・江田有希乃（エダユキノ）

研修に参加するまでの学歴（大学名・学部・学科・学年）：白

鴎大学教育学部発達科学科スポーツ健康専攻・2年次終了

海外研修に参加したきっかけ・理由：日本とウガンダではど

のような教育の違いがあるのか、自分自身の目で実際に見て

体感し学ぶことができる良い機会になると思ったから。ま

た、私は将来保健体育教師になりたいと思っているので研修

で実際に体育の授業を行い、教師になる前に多くの経験を積

んで教師になった際に活かしたかったから。

趣味：スポーツ

常に持ち歩いているもの：パスポートのコピー、緊急連絡先

のコピー、携帯電話（現地の物）、ASHINAGA UGANDA のスタッ

フの名刺、ペン、ノート、お金（3000 シリング程度）

お守りにしているもの：出国前に友達からもらった手紙、メ

ッセージモットー：チャレンジ精神を忘れない！

将来の夢：体育の魅力を伝えることができる中学校の保健体

育教師になること。私の授業を受け、1 人でも多くの生徒に

体育を楽しいと思ってもらえるような授業をしたい。

〈私の研修〉

研修国：ウガンダ共和国

研修先：①あしながウガンダレインボーハウス（ナンサナ）

②あしながウガンダ心塾

研修内容：①寺子屋教室での教師補助・日本留学候補生のための授業

の計画・実施・個人の研修テーマに沿った地方での研修、インターン

及びボランティア活動。②日本の大学への留学を希望する留学候補生

ために心塾で日本語や日本文化についての授業を担当。

〈私の住居〉

レインボーハウス女子寮

間取り：リビング、キッチン、寝室 2部屋、お風呂場、洗面所、トイレ。

電気・水道有無：あり（よく停電・断水する）トイレの形式：水洗洋式。

シャワーお湯の有無：お湯なし、水シャワーあり。

洗濯方法：手洗い、敷地内にあるワイヤーに干す。

住居に関する悩み：数匹のネズミと共同生活、ハエが多い、外から砂埃が入り

すぐ部屋が汚れるので毎日掃除が欠かせない。職場までのアクセス：現在レインボーハウスで研修を行

っており、寮が敷地内にあるため所要時間なし。備考：ホームステイや地方研修によって住居の変更が多々

あり。

〈私の生活〉

平日（金曜日）のスケジュール

7:00 起床

7:30 レインボーハウス出発

8:00 グラウンド到着

9:30 PEクラス開始

11:30 PEクラス終了

12:10 レインボーハウス到着

13:00 お昼休憩

14:00 今日の授業の振り返り・

来週の授業の準備

17:00 寮に戻る

20:00 夕食

23:00 就寝

今までの 3ヶ月を振り返って：ウガンダに到着してから早 3ヶ月、日本とは違ったウガンダでの生活にも慣れ、ここでの暮らしが心地よいもの

になっています。そのせいか、ここまでの 3ヶ月がとてもあっという間のように感じました。残りの限られた研修期間で何ができるのかをしっ

かりと考え、気を引き締めて研修に臨みたいと思います。

次期研修生に一言：はじめまして。ウガンダは、気候も人も暖かくとても良いところです。海外での生活が不安だという人も多いと思います

が、私自身の初めての海外生活がこのウガンダです。私も最初は様々な不安を抱いていましたが、今ではその不安もなくなり、これからの自分

の研修にワクワクしています。ウガンダに興味を持っている、ウガンダに行きたいけれど決心がつかないというそこのあなた！画面や文字だけ

の情報ではなく、ウガンダを実際に自分の目で見て、体感して下さい！ウガンダでどんな研修を行うのかはあなた次第です！ただ、日本にいる

うちに自分がどのような研修を行いたいのか、イメージを抱いて研修に臨んでください。そして、事前の英語学習は念入りに行ってきてくださ

い。

25

＜私の住居＞

間取り：シングルベット、扇風機、洗面台、

シャワー、クローゼット水道電気：有

シャワー：温水シャワーあり（水圧は日に

よる）エアコン：なし（扇風機あり）

その他：Wi-Fi あり、警備員 24時間体制、洗濯機あり、蚊帳あり

職場までのアクセス：事務所併用のため、アクセスなし

セネガル共和国ダカール

〈私の研修〉

研修国：セネガル共和国研修先：あしなが

セネガル

研修内容：あしながセネガルの簡易業務・日

本への留学を希望する学生、インターン学

生への日本語、数学指導/１日４時間・フラ

ンス語、現地語の学習

ブロック・名前：中国ブロック

吉川雄大（ヨシカワユウダイ）

研修に参加するまでの学歴：岡山理科大理学部数学科３

年終了

海外研修に参加したきっかけ（２つ）：1 つ目は、多く

の海外を経験した方の話を聞いたときに、若いうちに経

験を積むことの必要性を感じたから。そして 2つ目は、

研修国 1期目として研修を行なえるチャンスがあり、チ

ャレンジしたいと思ったから。常に持ち歩いているも

の：水、お金（２０００円程度）、携帯電話（現地購入）

金銭感覚：首都では、（住んでいるところは日本と変わ

らない）モットー：自分と他人の幸せを想い行動する。

将来の夢：子どもの幸せに関わり続ける。（そのための

職業を選ぶために、今は多くの経験を積む）

言語について（全次期研修生向け）：各国の公用語は、必ずできる限り勉強していくことで、研修幅は大きく変わってくると思います。まず、

スタートラインが違うからです。日本にいると英語を話せる人もいれば私のように日本語しか話せない人もいます。セネガルに来ている同世

代の世界中の学生は、英語、フランス語を当たり前に話し、言語を手段に、各段にわたしの何十倍もの人間と関係を作ることができています。

できる最大限の努力をすることで研修の可能性が広がると思います。

これを読まれている学生にひとこと：（「人との出会い」）私事ですが、私は過去に高校野球をし、大学に入り勉強やあしながを含む学外活動を

多々やってきました。その中で、今大きく心に残っているのは、「人との出会い」です。人との出会いによって、喜び、悲しみ、学びが生まれ

ます。誰のために生きようとも、日本にも海外にも「人との出会い」があります。逆をいえば、日本だからこそ、海外だからこそ出会える人が

います。海外だからこそ出会える人がいるということは、海外だからこその”喜び”、”悲しみ”、”学び”があります。海外だからこその”学

び”があるということは、自分の人生の選択肢を広げることができます。しかし、それは日本にいるとなかなか実感することは難しいかと思

います。私も海外に興味のない一人でしたので。それでも、その機会を掴むのは自分次第です。そして、選択肢があることは本当に幸せなこと

です。

海外研修を考えている、迷っている方へ：恐縮ですがぜひ、多くの人と話してください。それも、必ず海外を経験した人と。海外に行くこと

が、すごいわけではありません。けれど、海外研修を取り組むことで、1 つの人生の糧になり、1 つの人生の経験の１つになり、自分自身の 1

つの人生の選択肢が広がるということをセネガルに来て、海外を多く経験している方と話をして、強く感じました。前述しましたが、選択肢

があるということは、本当に幸せです。海外に行こうとしたときに、行かなくていい理由を探してしまうと思います。そのときはぜひ、あしな

がだけでなく多くの人と話してみることをお勧めします。

私の生活：（平日）①【４月―６月】7:00起床、朝食、読

書 9:00あしながセネガル業務開始（日によっては、言語

学習）12:00 昼食 13:00 言語学習 14:00-15:00 あしな

が留学生に授業（日本語、数学）15:00-25:00言語学習

②【７月以降】7:00起床、朝食、読書 9:00あしながセネ

ガル業務 11:00あしながセネガルローカルプログラムの

ための研修 17:00-18:00 100 年構想のためのインター

ン生に日本語授業（週 2 回）18:00 自由時間、言語学習

等 ※その他週一で JICA隊員と野球指導

4月末にはホームステイ

26

タンザニア連合共和国ダルエスサラーム

＊＊＊2017年度から新規派遣＊＊＊

研修国：タンザニア連合共和国通称タンザニアは、中央アフリカ東部の共和制国家で、イギリス連邦加盟国。

インド洋に面しケニア、ウガンダ、ルワンダ、ブルンジ、ザンビア、マラウイ、モザンビークと国境を接し、

タンガニーカ湖対岸にはコンゴ民主共和国がある。1996年に立法府の議事堂が法律上の新首都ドドマに移転さ

れたが、その他の政府官庁は旧首都ダルエスサラームにある。アフリカでも有数の大自然に恵まれ、文化的に

もスワヒリ語を公用語とし、アフリカ在来の言語が大きな役割を果たしている数少ない国家。

受け入れ先機関：タンザニア野球・ソフトボール連盟 / Tanzania Baseball and Softball Association (TaBSA)

受け入れ担当者：Mr. Alpherio Moris Nchimbi.（B.A. Ed, Diploma Physical Education)

Secretary General

Tanzania Baseball and Softball Association (TaBSA)

応募条件：野球経験が有し、現地の子供たちに指導できる十分な技術と知識があること。

研修内容：TaBSA の運営補助をしながら野球普及活動に取り組むと共に、野球指導を通じて「規律・正義・尊敬」を

柱にした人材育成を行う

・現地の学校で野球指導（現地 JICA 協力隊員とも協力）・野球の普及を支援してくれるスポンサー捜し

・野球連盟が主催する全国高校野球大会（タンザニア版甲子園）の運営補助・タンザニアナショナルチームの東アフリカ遠征同行

＊研修生は TaBSAのオフィスを拠点に Nichimbi 理事長の監督・指導の下で日常の研修を行う。

居住環境：研修生には TaBSA の Nchimbi 理事長から無償で自宅の一室が住居として提供される。シャワーも利用可。但し、光熱費・食事代として

毎月 US$50～80 を Nchimbi 理事長に支払う。自炊を希望する場合はガスコンロ利用可。

交通手段：ダルエスサラーム市内の移動、通勤には公共交通機関（乗り合いバス）を利用する。費用は 1カ月 US$50～60 が見込まれる。

インターネット：インターネットのアクセスには個人用携帯モデムの購入が実用。費用は使用頻度にもよるが月に US$7～40 が見込まれ、研修生

が負担する。

医療体制：ダルエスサラームには近代的な医療設備が整った病院が数多くあり、外国人でも安心して受診できる。

ビザ：タンザニアスポーツ省を通して、野球コーチとして 1年間働くための就労ビザを申請して取得する。

タンザニア野球の現状：2012年にアフリカ野球友の会、代表の友成晋也氏（JICA 職員）がタンザニアに赴

任して以来、野球未開の地タンザニアで 0からの野球普及の種まき活動を行ってきた。タンザニア協力隊員

やアフリカ野球友の会会員などが野球普及活動に従事し、過去 3 回の全国大会を実施。2014 年にはケニア

で行われた U18 野球ワールドカップアフリカ予選に参加し、3位という好成績を収めた。同じく 2014年に

はタンザニア野球連盟が発足。現在は首都ダルエスサラームを中心に、クラブチーム・高校での野球活動が

行われ、5年後にタンザニア国内で１万人の人に野球を認知してもらうことを目標に置き、取り組んでいる。

ダルエスサラーム市街研修生用に増築中の家

27

海外留学研修生 1 カ月レポート

海外留学研修生は研修期間中毎月研修レポートをあしなが育英会に提出することが義務づけられています。ここに過去の研修生から提出されたレ

ポートの一部を紹介します。

2015年度インドネシア・スラバヤ研修生 2016年 2月レポート

この１０カ月、本当に楽しかった。インドネシアの暑さ、食べ物の辛さ、町の汚さ、日本と違うところがたくさんある。少しは慣れたかなと思うが、

やはりトイレやシャワーの使い方や、ご飯を手で食べることや、そういう環境には慣れなかった。初めて見る洪水、よく起こる停電、初めてなこと

が色々あって毎日がドキドキでたくさんの経験に溢れていた。言語と文化が繋がっているとよく言われるがそれは本当だと思う。「ああ、だからこ

うなんだ。」と納得することが多い。インドネシア人の優しさにもたくさん救われたし、インドネシア人の良くないところもたくさん見えた。イン

ドネシア共和国という国が、どんなものか全然わからなかったが、来てみて、本当に面白い国だと思った。これだと、他の国いくとまた違うのだろ

う。もっともっと世界の国に行ってその国のことを知りたいと思った。また、この研修において支えてくれたすべての人に感謝したい。

2015年度ベトナム・ホーチミン研修生 2016年 1月レポート

帰国まで 1 ヶ月を切った。そして、仕事らしい仕事が特にない月だった。1 月 11 日から一週間、自由研修という一週間休みをもらってしたいこと

をするという期間があった。帰国後のこともありあまりお金を使いたくなかったので 2泊 3日の貧乏旅行をした。旅行の間はローカルな交通機関、

若しくは徒歩で行くという目標を設定した。2泊 3日の貧乏旅行はハノイへ行った。ハノイの空港から市街地までかなり離れているため、タクシー

かバスか悩んだ。タクシーに乗ると距離が距離なので値段が高くなるのでローカルなバスを使った。8,000 ドンで市街地まで行けたので良かった

が、乗るバスを間違えて市街地の外れに降りてしまった。それもそれでありかなと思いながら、町外れのとても綺麗とはいえないが趣のある街を見

ながら歩いた。歩いたお陰で空軍の博物館に行けた。ハノイに行く前に特に下調べをしていなかったので、バスを間違えなければ行けなかったと思

う。博物館ではソ連製の戦闘機を間近で見られたのでとても良かった。その夜は 24時間開いている外国人向けのバーに行った。ラオスから一緒に

旅行をしているという韓国人とイスラエル人の男のペアにあって、日本のオタクってアニメキャラと結婚するって本当？とか、くだらない話をし

た。イスラエル人の人が日本と韓国ってどうなの？と言う話になり、お互いに好きだけどお互いの政府は嫌いだよねという話で落ち着いた。

2015年度トルコ研修生 2016年 1月レポート

この研修中にできるだけ多くの所に足を運びたかったのだが度重なるテロ事件や、授業、テストの都合もあり思っていたよりも訪れることが叶わ

なかったのは残念だ。今月は 2/3 以上の時間をトルコ人と一緒に過ごし、この 1 年間の語学勉強の成果を実感する月となった。私はトルコに来る

前に、友人と喧嘩ができるようになるレベルのトルコ語を習得したい、という目標を掲げていた。今では喧嘩はおろか、冗談や皮肉などもトルコ語

で言えるようになった。あまり不自由もなくトルコ語を話せるようになった今、夏休み期間に共にラマダン期間を過ごした家族にも挨拶とお礼を

言いに行きたかったのだが、前述の理由でこれも叶わず、電話での挨拶に甘んじることとなった。家族との電話で、「本当にトルコ人のようにトル

コ語を話せるようになった。夏に比べて本当に上達したね。」と言われたときは嬉しさから自然と笑みがこぼれた。今までは主に友達との会話の中

で学んできたが、これからは少し学術的な本を使うなどして、勉強の方法を変えなければならない。せっかく身に付き始めたトルコ語を、日本に帰

ってからもモチベーションを落とすことなく学び続けていきたい。

2015年度ウガンダ研修生 2106年 2月レポート

この一年間、「発展途上国、支援、女性」というキーワードを意識して研修を行ってきた。何度も行ったリサーチトリップや、インターンシップの

経験を通して、必要とされている支援を見つけた。そしてそれを実行した。多くの女性と出会い、自身のプロジェクト“Maama Home”を通して

ナンサナに住む職を持たない 30人の女性達にクラフト商品を製作してもらい、その指導や販売を行った。国内外（国外の対象は主に日本）の商品

販売売り上げは 2016年 2月 25日現在 269,500ウガンダシリング（10,780円）で、多くの女性に収入を得られる環境作りに貢献することができた。

彼女達が置かれている状況を学びサポートすることが出来たことは一番の達成と自信になったと言えるだろう。日本に比べると、決して女性の社

会進出は進んでいるとは言えない状態でも、多くの女性達が職を必要とし、働くという夢を持っていた。中にはそんな女性の社会進出を訴え続けて

いる人もいた。そんな人々とかかわりを持ち、今後もこのプロジェクトを続けていきたいと思えるようになったのは私にとって大きな収穫で、ウガ

28

ンダに来なければ絶対に学ぶことができなかったことである。しかし、このプロジェクトを開始した今、今後どう運営を継続していくかが非常に重

要なポイントであり、自己満足で終わらせてしまう危険性をはらんでいる。決してそうならないよう、今後もこれまで出会った女性達の思いをしっ

かりと持ち続け、こまめに連絡を取り、彼女達の様子を知ることが大切であると考える。それと同時にこのような経験が行うことが出来たのも多く

の人々の支えのおかげであることも忘れずにいきたい。

2014年度フィリピン法務省研修生 2016年 2月レポート

1年間、本当に突っ走ってきたと思う。このように法務省保護監察局のプログラムを最後までやり通すことが出来たのは、このプログラムに関わっ

て下さった、たくさんのスタッフのおかげである。本当に感謝してもしきれないくらいだ。本当にありがとうございました。特に、保護監察局職員

のペローチョさんは、このプログラムだけではなく、私のフィリピン研修や生活を常に支えて下さった。私を本当の弟のように見て下さり、家族の

ように接して下さった。一緒に旅行に行き、家に招いて下さり、映画を見たり、たわいもない話をしたり。もしペローチョさんがいなければ、ここ

まで成長し、フィリピンを第 2の母国として思うことはなかったかもしれない。ペローチョさんには、最大限の感謝を伝えたい。本当に、本当にあ

りがとうございました。先日、デング熱に掛かり、滞在が 1週間延びてしまったが、それはフィリピンが、私にくれた最後のプレゼントのように思

う。退院した時、フィリピンの強い日差しや自然、渋滞のひどい道路や道で物乞いをする子ども達。全てのことを、また新鮮に感じることが出来

た。研修の終わりを、ひしひしと感じた。同時に、私はフィリピンが好きなんだなと、改めて強く感じた。1年研修の醍醐味はここにある!!良いこ

とも悪いことも全て含めて、その国を好きになり、家族と言える存在に出会い、現地の方々と共に学んでいく。これから世界に飛び立つ後輩にも、

国や宗教、文化、肌の色、そんな違いがあっても、家族と思える存在に、母国のように思える出来事に出会える素晴らしい経験をしてほしい。そし

て、一人一人がその国々の架け橋となれるように、活躍出来ることを願っている。1年間、本当にありがとうございました。

2014年度台湾研修生 2015年 1月レポート

台湾では一切給料の出ない「ボランティア」としてお世話になったが、実はたくさん手をかけてもらっている。準備して場所を整えてもらって、自

分は来るだけなのだ。居ても居なくても同じ、むしろ迷惑がかかる環境の中受け入れてもらっている、それが何よりも嬉しくそして辛かった。毎日

が自己有用感を探す旅だった。人との関わりにおいて「助ける」といった上からの目線ではなくて「一緒に過ごす」という気持ちが重要である。援

助者と利用者という上下の関係より横やななめの関係が大切だ。私も「この子たちの悩みを暴いてやろう」とは思わずに普通に過ごしていた。

仕事場では様々な年代の方に出会った。サービスを受けている方から職員、遊びに来る子どもまで多岐に渡る。中でもボランティアとして出会っ

た人が予想より多かったかもしれない。人間にとって優劣伴う「慣れ」をうまく解消するには、福祉職のニーズの広さに呼応したボランティアの充

足が求められる。人にはたくさん知らないことがあるが、本当に無知なのは自分自身が無知であると気づけない人々である。自ら外部を断ち切って

いるのかもしれないし、物事を収集しにくい環境に身を置いているのかもしれない。私は台湾研修で学校や家や仕事だけではない、もっと広い世界

があるのだということを知った。ストレート学歴新卒入社ばかりが道ではなく、一つの仕事を定年までしなければいけない訳でもない。本当に興味

があること、向いていることにも気づけた。出会った子どもたちにはもっと色々なことを知り、感じ、そして自分で取捨選択してもらいたいと願

う。

2014年度ベトナム・ダナン研修生 2015年 1月レポート

1年にわたって書いてきたレポートもこれで最後になる。そして 1年の間続いた研修もほとんど終わり、現在は 2週間にも及ぶ最後の休み。ベト

ナムの旧正月(テト)の休みである。1年の研修を振り返ると非常に速い 1年であった。それと同時に非常に濃い 1年であった。この研修中は多くの

ことを経験し、多くのことに挑戦した 1年であった。私がこの研修に参加したのは日本での生活に満足できなかったからだ。1日 1日が当たり前の

ように過ぎていき、同じことを繰り返し、「おれは生きている!!」という感覚すら感じることも少なかった。その結果何をしても中途半端で「これ

をやった!!」など自信を持って言えることもなかった。それを変えるために参加を決めたのが海外研修である。この 1 年でどれほど成長したのか

は分からない。実感できないというのが正しいのだろう。しかしこれを決めるのは周りであり、周りの評価があって初めて成長したと言える。そん

な中でも 1 つ言えるのは、自信を持ってやりきったということだ。正直研修中の反省点も多い。しかし何もかも中途半端だった私が初めて目の前

のことに真剣に取り組みやりきることの大切さを学んだ。ベトナムでの研修は間もなく終わるが、研修は終わったわけではなく日本に帰ってから

が始まりだ。私の人生の中でこの 1年の生活が 1つのきっかけになればいい。いや必ずなるだろう。日本へ帰ってからも様々なことが待っている。

覚悟を決めて一つ一つ真剣に取り組んでいこう。この 1年の経験を無駄にしないように。

29

関東近畿地方北陸・甲信地方

回数 212回 213回 214回 215回 216回 217回 218回回数 212回 213回 214回 215回 216回 217回 218回回数 212回 213回 214回 215回 216回 217回 218回

2017 2017 2017

1/29（日） 1/29（日） 1/29（日）

水戸 ● ● ● ● ● 滋賀＊ ● ● ● ● ● ● ● 新潟 ● ● ● ● ● ●

日立 ● ● ● 京都＊ ● ● ● ● ● ● ● 長岡 ● ● ●

つくば・県南 ● ● ● ● ● ● ● 大阪＊ ● ● ● ● ● ● ● 富山 ● ● ● ● ●

宇都宮 ● ● ● ● ● ● 兵庫＊ ● ● ● ● ● ● ● 石川 ● ● ● ● ● ● ●

足利 ● ● 奈良＊ ● ● ● ● ● ● ● 福井 ● ● ● ● ●

小山 ● ● ● 和歌山 ● ● ● ● 甲府 ● ● ● ●

高崎 ● ● ● ● ● 都留 ● ●

前橋 ● ● ● ● ● 長野 ● ● ●

埼玉＊ ● ● ● ● ● ● ● 松本 ● ● ● ● ●

千葉＊ ● ● ● ● ● ● ● 上田 ● ● ●

東京＊ ● ● ● ● ● ● ●

神奈川＊ ● ● ● ● ● ● ●

北海道地方東北地方東海地方


2017 2017 2017

1/29（日） 1/29（日） 1/29（日）

札幌＊ ● ● ● ● ● ● ● 青森 ● ● 岐阜 ● ● ● ● ● ●

函館 ● ● 弘前 ● ● 高山 ● ●

旭川 ● ● ● ● 八戸 ● ● 静岡＊ ● ● ● ● ● ● ●

釧路 ● ● ● 岩手 ● ● 浜松 ● ● ● ● ● ●

帯広 ● ● 宮城＊ ● ● ● ● ● ● ● 三島・沼津 ● ● ● ● ●

北見 ● ● 秋田 ● ● ● ● 名古屋＊ ● ● ● ● ● ● ●

苫小牧 ● ● 山形 ● ● 豊橋 ● ● ● ● ● ●

庄内 ● ● 岡崎 ● ● ● ● ● ●

福島 ● ● ● 津 ● ● ● ● ●

郡山 ● ● ● ● ● 四日市 ● ● ● ● ● ●

いわき ● ● 伊勢 ● ● ●

四国地方中国地方九州・沖縄地方


2017 2017 2017

1/29（日） 1/29（日） 1/29（日）

徳島 ● ● ● ● 鳥取 ● ● 北九州 ● ● ● ● ●

香川 ● ● ● ● ● 島根 ● ● 福岡＊ ● ● ● ● ● ● ●

愛媛 ● ● ● ● ● 岡山 ● ● ● ● ● ● 佐賀 ● ● ●

高知 ● ● ● ● 津山 ● ● 長崎 ● ● ● ●

広島＊ ● ● ● ● ● ● ● 佐世保 ● ● ●

福山 ● ● ● 熊本 ● ● ● ● ●

岩国 ● ● 大分 ● ● ● ● ●

下関 ● ● 宮崎 ● ● ● ● ●

山口 ● ● 鹿児島 ● ● ● ● ●

沖縄 ● ● ● ● ●

結果発送

予定日

結果発送

予定日

結果発送

予定日

結果発送

予定日

結果発送

予定日

結果発送

予定日

結果発送

予定日

結果発送

予定日

結果発送

予定日

試験日 12/11（日）

8/23（火） 10/25（火） 11/22（火） 12/20（火）2017

1/10（火）2/28（火） 4/11（火）11/22（火） 12/20（火）

2017

1/10（火）2/28（火） 4/11（火）

12/11（日） 3/12（日）

8/23（火） 10/25（火）

2016

7/24（日）9/25（日） 10/23（日） 11/20（日）試験日

11/22（火） 12/20（火）2017

1/10（火）2/28（火） 4/11（火）

12/11（日） 3/12（日）

8/23（火） 10/25（火）

9/25（日）2016

7/24（日）10/23（日） 11/20（日）

3/12（日）

試験日

9/25（日）2016

7/24（日）10/23（日） 11/20（日）

4/11（火）10/25（火） 11/22（火） 12/20（火）2017

1/10（火）2/28（火）

11/20（日） 12/11（日） 3/12（日）

8/23（火）

9/25（日）2016

7/24（日）

8/23（火） 10/25（火）

10/23（日）

11/22（火） 12/20（火）2017

1/10（火）2/28（火）

11/20（日） 12/11（日） 3/12（日）

4/11（火）4/11（火）

9/25（日）2016

7/24（日）10/23（日）

11/22（火） 12/20（火）2017

1/10（火）2/28（火）8/23（火） 10/25（火）

10/25（火） 11/22（火） 12/20（火）2017

1/10（火）2/28（火） 4/11（火）

10/23（日）9/25（日）2016

7/24（日）11/20（日）

8/23（火） 10/25（火） 11/22（火） 12/20（火）2017

1/10（火）2/28（火） 4/11（火）

8/23（火） 10/25（火） 11/22（火） 12/20（火）2017

1/10（火）2/28（火） 4/11（火）

試験日

10/23（日）9/25（日）2016

7/24（日）11/20（日） 12/11（日） 3/12（日）

12/11（日） 3/12（日）

8/23（火）

試験日

試験日試験日

試験日試験日

3/12（日）

12/11（日） 3/12（日）

2016

7/24（日）9/25（日） 10/23（日） 11/20（日） 12/11（日）

2016

7/24（日）9/25（日） 10/23（日） 11/20（日）

＊の場所では毎回実施されます。

変更等の可能性もあるため、各自、公式 HPで確認してください。

2017 年度 あしなが海外留学研修募集要項 - Ashinaga1 2017年度 あしなが育英会 海外留学研修について ＜概要＞...

Documents

2017 年度あしなが海外留学研修募集要項 - Ashinaga1 2017年度あしなが育英会海外留学研修について＜概要＞...