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最上流に切り込もう ディレクションを面白く効率化する コツと具体策ワークショップ Webディレクターズマニュアル 中村健太のディレクション講座
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20130216 講演資料

Jun 22, 2015

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Business

Kenta Nakamura
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最上流に切り込もう ディレクションを面白く効率化する コツと具体策ワークショップ

Webディレクターズマニュアル 中村健太のディレクション講座

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まずは自己紹介から

中村健太 Twitter:@cafekenta Facebook: http://www.facebook.com/cafekenta

2010年くらいからディレクターズマニュアルの中の人として活動。 二児の父(6歳&8歳) 飲食店経営⇒アフィリエイター⇒ディレクター 趣味:筋トレとモータースポーツ 池袋の制作会社「キュープラス」の社員

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今日やること

1 ディレクションて結局 どこからどこまでやればいーの?

2 もっとやりやすくするために 最上流に食い込む具体的手法

3 中村式を試してみよう ワークショップ

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1 ディレクションて結局 どこからどこまでやればいーの?

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一般的な解釈 というよりは一般的なディレクターの仕事

依頼者

依頼内容

ディレクター デザイナー プログラマー

実現するために頑張る

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中村がディレクションだと考えているもの

Webで最高の結果だそうぜみんな!

デザイナー プログラマー

ディレクター

依頼者

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依頼を受けてから企画を考えて実現する ではなく 依頼者と一緒に「何を実現するべきか」までさかのぼって考える =企画前の最上流まで食い込む

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そりゃそれが出来たら 楽しいしラクだろうけど できないから皆悩んでるわけで・・・

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ダメな企画や依頼なら 「ダメだ」って言ってやればいいじゃない。

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ディレクターはプロジェクトにおける上の人であるべき

・サイトコンセプト決めるのも ・設計を決めるのも ・レイアウトを考えるのも ・コンテンツ案を出すのも ・原稿や素材を手配する(あるいは作る)のも

全部実際に現場レベルでやるのはディレクター。

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じゃあ・・・ その企画やコンセプトの前提になる条件が おかしかったらどうなると思う?

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前提がおかしいことの例

・期間設定がおかしい

・価格設定がおかしい

・やろうとしてる事とリリース方法があってない

・ユーザーのことガン無視してる

このままコンセプト引いてプロジェクト動かしたら ・・・死ぬよね。 ※主にデザイナーやコーダー、プログラマーが。

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ダメな事には「それダメだわ」て言えると ディレクターとしては仕事がしやすくなる。

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いきなり依頼者にダメ出ししろって言われても・・・。

無理じゃね? 入れなくね? いきなりそんな話

聞いてもらえるわけなくね?

でも

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実際、そんなことないです。

聞いてくれますし、聞きたいと思ってくれます。

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2 もっとやりやすくするために 最上流に食い込む具体的手法

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中村がどうやってるか

・最初の相談段階で企画や現行サイトにダメ出し ・それをチームでレポート化して依頼者にぶつける ・そこから返ってきた反論からヒアリングを始める ・コンセプト~プロジェクト骨子を「一緒に決めてしまう」

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最初の相談段階で企画や 現行サイトにダメ出し

依頼者

こういうサイト 作ってよ

こういうサイト にリニュしてよ

ディレクター

デザイナー プログラマー

それじゃダメだよね こうあるべきだよね

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チームでレポート化して 依頼者にぶつける

依頼者

! ディレクター

デザイナー プログラマー

これなら行ける!

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返ってきた反論から ヒアリングを始める

依頼者

そういうことじゃ ないのだよ!

ディレクター

デザイナー プログラマー

じゃあどうなの?

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コンセプト~プロジェクトの骨子を 「一緒に決めてしまう」

依頼者

ディレクター

デザイナー プログラマー

企画

コンセプト

スケジュール

具体施策

設計

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具体的には何をするの?

・ダメ出しレポート提出

・コンセプトの案も一緒に出す

・提案書も一気に出す

・RFPを一緒に作る

・んで、詰める

コンセプトシートの作り方:http://goo.gl/T5wbN RFPの作り方:http://goo.gl/eQEfO

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3 というわけで、ダメ出し

診断シートを作ってみましょう

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こんな内容

デザイン上の問題点指摘

導線設計上の問題点指摘

CVR設定上の問題点指摘

コンテンツ展開上の問題点指摘

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注意点として

格好よくあるべし。偉そうであるべし。言い切るべし。

※社外の人間だからこそ言えることは多い。 クビになるとか、上司とギクシャクするかもだとか考えてしまう社内の人間では 「言いにくいこと」をドンドン書きます。 ⇒それこそがディレクターに期待されることでもあるから。

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やってみると分かります。

・的確にクライアントの悩みが把握できる

・理想形がしっかり形になって見えてくる

・課題項目がぼんやり見えてくる

何やろう?の前に「何やろうとしてダメだったんだろう?」あるいは「何やろうとして不安になってるんだろう?」を探りだせるイメージ

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というわけでやってみましょう。 ○お題となるサイトはリニューアルを前提とした3サイト ○チームは5人前後で3チーム作成 ○リーダーとタイムキーバーを決める ○中村からサイトの紹介:10分(簡単に依頼内容も伝えます) ○論議時間は30分 ○発表者を選出 ○完成後、1チーム10分で問題点を発表していく ○頭の中スッキリして企画書の草案が脳内で上手くまとまったら それでワークショップは成功とします