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デザインを切り口とした地場産品等 の再価値化モデル事業 平成29年4月 近畿経済産業局 クリエイティブ産業ユニット
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1704 design JIBA - kansai.meti.go.jp · 2000年より年2回開催し、今回で34回目。ファッションを中心に、...

Jul 19, 2020

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デザインを切り口とした地場産品等の再価値化モデル事業

平成29年4月

近畿経済産業局

クリエイティブ産業ユニット

Page 2: 1704 design JIBA - kansai.meti.go.jp · 2000年より年2回開催し、今回で34回目。ファッションを中心に、 プロダクト、インテリア、アート、エシカル、地場産業など個性的なコンセプトによって分けられた複数

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・日本のクールジャパン戦略を地方から推進するにあたり、地域の様々な産品の魅力を、国内外に効果的に発信する取組を強化することが重要です。

・近畿経済産業局では、自治体及び専門家の協力のもと、まだまだ広く知られていない、きらりと光る地域の産品を発掘し、国内外にプロモーションする事業を実施します。

・特に、関西で古くから培われてきた技術や、地域ならではの素材を活用した地場産品の中でも、今日の生活スタイルに溶け込むようなデザインや工夫がなされ、海外でも注目される可能性のある商品を選定し、モデル事業としてそれらを一体的に発信することを通じ、商品の販路拡大及び地域のブランディングに寄与します。

目的

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事業フロー(イメージ)

【専門家】①ターゲット地域の商品発掘 ②商品選定会

③商品パンフレット作成④バイヤー・プレス向け展示会出展

⑤販路開拓支援(例)

(海外例) ※左写真

パリショールーム”maison wa”

(国内例) ※右写真

大丸心斎橋店“クールジャパンショップ”

・メディア露出・売上アップ・認知度向上・ブランド力強化・地域のデザイン

マインド向上

・次なるプロジェクトの創出

デザイン性を備えた地場産品等を専門家の目利きによって発掘し、価値を高め、広くプロモーションする事業を通じて、商品の販路拡大及び地域のブランディング力強化を目指す。

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石塚 杏梨 氏 (アッシュ・ペー・フランス株式会社 rooms地場産ディレクター)

【プロフィール】アメリカにてファッション・マーチャンダイジングを学び、2003年アッシュ・ペー・フランス株式会社入社。セレクトショップにてバイヤーアシスタント、店長を経て、2005年より合同展示会rooms(ルームス)へ参画。2012年より「rooms 地場産」のディレクター就任。国内外で展示会を開催。2014年の台湾展では、20社ほどの日本のものづくり企業を集積し発信。

日本の技術、ものづくりの新たな文化市場・消費市場を切り開くべく日本中を飛び回る。また、日本全国を巡業する「地場産ショップ」のディレクション及びバイイングも手掛ける。2015年渋谷ヒカリエに直営店rooms Ji‐BaをOPEN。

金谷 勉 氏 (有限会社セメントプロデュースデザイン 代表取締役)

【プロフィール】京都精華大学人文学部卒業後、企画制作会社に入社その後広告制作会社を経て1999年「CEMENT PRODUCE DESIGN」設立、PARCOの広告デザイン、フランフランとの商品企画開発、UNIQLO「企業コラボレーションT シャツ」のディ

レクションなど幅広くデザインをプロデュース。また、起業時より自販流通を始め、現在では流通も見据えた形での各地の地場産業との協業事業も進めており、「ガイアの夜明け」や「NHK WORLD」でその活動が取り上げられた。2013年鯖江との協業商品Sabae mimikaki [鯖江みみかき] がGOOD DESIGN AWARD2013を受賞。2013「がんばる中小企業・小規模事業者300社」(経済産業省)に選出。京都精華大学デザイン学部プロダクトデザイン学科 講師、金沢美術工芸大学美術工芸学部 工芸学科講師。

杉原 広宣 氏 (株式会社スカイ・モーション 代表取締役/Japan creation space monovaプロデューサー)

【プロフィール】2000年の頃リビングデザインセンターOZONE在籍時より、展示会の企画を通じて主に伝統的工芸品に関わるようになる。デザイナーとともに商品開発のサポートをする他、全国から作り手を集めた展示会などをプロデュースした。2011年には日本のモノづくりのショールーム「Japan creation space monova」をオープン。現在も日本各地を巡り、商品開発の企画・アドバイスを行っている。

専門家

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堀内 康広 氏 (TRUNK DESIGN/トランクデザイン 代表)

【プロフィール】地場産業のプロデュースやブランディング、百貨店広告などのディレクションやデザインを幅広く手がける。2010年に活版印刷機を導入し、紙や活版印刷の魅力を伝えている。また、2012年には兵庫県のモノづくりを紹介する「Hyogo craft」を立ち上げ、兵庫県の間伐材を使用したオリジナルプロダクト「森の器」、播州織の職人とつくるアパレルブランド「IRODORI」・「megulu」も手掛ける。平成27年度経済産業省「JAPANブランドプロデュース支援事業(MORE THAN PROJECT)」採択事業「播州そろばんプロジェクト」にてプロジェクトマネージャーを務めた。

小林 新也 氏 (合同会社シーラカンス食堂 代表)

【プロフィール】デザインは結果ではなく目的に近づくための一つの手段という意識で 分野を決めず地域資源を活かしたデザインに取り組む。2011年 デザイン研究所「 合同会社シー ラカンス食堂 」を地元兵庫県小野市に設立。主な実績として、播州刃物、播州そろばん、石州瓦などのブ ランディングから商品開発、地域財産を世界市場へ向け「 伝える」ことに注力した販路開拓に取り組む。デザイナーとして2013年ミラノサローネサテリテ出展。地域ブランディングをテーマに交流会を毎月開催。平成26年度及び平成27年度経済産業省「 「JAPANブランドプロデュース支援事業(MORE THAN PROJECT) 」採択事業「播州刃物プロジェクト」にてプロジェクトマネージャーを務めた。播州刃物のブランディングは、2015年グッドデザインベスト100及び特別賞受賞。

専門家

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藤本 智士 氏 (編集者/有限会社りす(Re:S) 代表)

【プロフィール】1974年兵庫県生まれ。秋田県発行のフリーマガジン『のんびり』のほか、大阪発『おおらかべ新聞』など、地方の編集力を育てる事例が話題に。発売4日で20万部を超える大ヒットと なった『ニッポンの嵐』など、編集・原稿執筆を手がけた書籍多数。著書に『ほんとうのニッポンに出会う旅』(リトルモア)、イラストレーターの福田利之との共著にBabyBook』(コクヨS&T)、写真家の浅田政志との共著に『アルバム のチカラ』(赤々舎)、編著として『池田修三 木版画集 センチメ

ンタルの青い旗』(ナナロク社)など。全国的に話題となったフリーマガジン『のんびり』の特集記事をまとめた書籍を今年刊行予定。

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(1)‐1.次の奈良モノ(12 Nara Things)

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※平成26年度事業

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(1)‐2.プロモーション

【rooms30】日本のデザイナーや企業をグローバルに発信することを目的に、2000年から開催されているバイヤー・プレス向け合同展示会(30回目)。この中で「Made in.」という別の展示会を設け、“女子目線の地場産”をテーマにした「rooms地場産」エリアなど、様々なテーマに沿ったエリアで構成。

・会期: 2015年2月17日(火)~19日(木)・会場: 国立代々木競技場第一体育館・主催: アッシュ・ペー・フラン株式会社・出展者数: 500ブランド(海外35%、国内65%)・来場者数: 19,000人

(写真)rooms30 会場の様子 6

(出所)rooms HP より抜粋

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【プロモーション実績】・rooms会場に来場した小売店

(百貨店、セレクトショップなど)バイヤーから相当程度引き合いがあったほか、本取組及び参画事業者について、各種新聞(日経新聞、毎日新聞、産経新聞、日刊工業新聞ほか)、各種テレビ番組(NHK、読売テレ

ビ、関西テレビ)、雑誌などでも広く取り上げられた。

・参加事業者の中には、海外でのテストマーケティングを開始した事業者や、rooms出展企業

とのコラボ商品を開発した事業者が出てくるなど、本プロジェクトへの参加をきっかけに、新たな展開が生まれている。

(写真)rooms30 奈良ブースの様子

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●定量的効果・商談成約件数: 17件 ( 279万円)・商談進行中件数: 7件 (1,050万円)・メディア露出: 新聞掲載 (日経新聞、毎日新聞、産経新聞、日刊工業新聞 ほか)

テレビ放映 (NHK、読売テレビ、関西テレビ、地元ケーブルテレビ ほか)※数値は申告ベース(平成27年12月時点) 、また、展示会出展やメディア露出が間接的に商談につながった件数及び金額は捕捉不可。

●定性的効果①新たなコラボ創出・rooms30に参加していたアーティストとのコラボ商品開発進行中(A社)・出展者同士のコラボしインテリア事業を開始予定で、また、出展者と連携し海外向け照明を開発予定(E社)

②営業活動進展・東京・原宿にて、一年間限定でアパレルブランド「JEANASIS」旗艦店「SCRAPBOOK」Shop in Shopオープン(A社)・新ブランドを立ち上げ、本事業により各方面に情報発信できたことが契機となり、新会社設立につながった(B社)・国事業に選ばれたことで信頼度が上がりこれまで期間限定展示だった商品の常設が決まった(G社)・本省事業The wonder 500に選定され注目度が高まった(B社、C社、J社)

・世界で出版されている雑誌に掲載され、国内で製品に対する信頼度が高まったと同時に、世界に店舗を持つショップでの受注販売がきまった(C社)

③マインドセット変化・本事業に選ばれたことが社内のモチベーションになり、製品の再評価につながった上、海外販売を本格的に視野に入れた社内の体制づくりに取り組みはじめた(C社)

・海外を視野に入れた作品作りとシステム作り、さらにバイヤーに見てもらえるような展示会に参加したいと考えるようになった(E社)・新しいロゴとマークを作ったり、製作過程の効率を改善し、納期の短縮をはかりたい(H社)

(1)‐3.フォローアップ(事業評価)

※各コメントは平成27年12月時点のもの

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(2)‐1.和歌山ネクスト

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※平成27年度事業

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(2)‐2.プロモーション

【rooms32】ファッションとデザインの合同展示会。2000年より年2回開催し、32回目。ファッションを中心に、プロダクト、インテリア、アート、エシカル、地場産業など個性的なコンセプトによって分けられた複数のエリアで構成された特化性が特徴。

・会期: 2016年2月17日(水)~19日(金)・会場: 国立代々木競技場第一体育館・主催: アッシュ・ペー・フランス株式会社・出展者数: 500ブランド・来場者数: 19,800人

10(写真)rooms32 会場の様子

(出所)rooms HP より抜粋

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【プロモーション実績】・rooms32 Made in./地場産エリ

アにおいて、将来性のあるブランド力とクリエイションが評価され、日本の魅力を美しく伝える雑誌『Discover Japan』

の創設者で現プロデューサーの高橋俊宏氏によるアワードを受賞するなど、「和歌山ネクスト」ブースは、来場されたバイヤーやプレス関係者などに大変好評を得ました。

・また、海外向けオンラインショップと連携し「和歌山ネクスト」特集を組むなど、選定商品について、更なるプロモーションを実施しています。

(写真)rooms32 和歌山ブースの様子

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●定量的効果・商談成約件数: 8件 ( 476万円)

・商談進行中件数: 11件 (1,020万円)※数値は申告ベース(平成28年12月時点) 、また、展示会出展やメディア露出が間接的に商談につながった件数及び金額は捕捉不可。

●定性的効果①新たなコラボ創出・ガーデニングや服飾雑貨への、製造技術の応用について来場者から質問が多数あった。(A社)・百貨店・専門店からのコラボの話や、海外製からmade in JAPANに切り替えたいメーカーからの連絡ある。(B社)・県内の食品を除く異業種の企業がひとつのイベントで共同出店して告知が出来ることが分かった。(C社)・同ブースの出展企業の技術とコラボし商品を開発中。(D社、E社)・rooms出展者及び来場者からOEMの引き合いがあった。(H社)

②営業活動進展・関西の展示会にはない、関東・東北地域の企業との交流のきっかけになった。(A社)・まだまだ開拓できる業種が残されていることを実感した。(D社)・アパレル関係の方に多々興味を持っていただけたので新たな営業活動の可能性は感じた。(F社)・今まではネット販売等中心だったが、こういったイベント等に参加し営業することも大切だなと改めて感じた。(G社)・海外販売の手がかりとしての取っ掛かりを見つけることが出来そうな点が大きかった。(I社)

③マインドセット変化・当社が強みを有する加工技術を知らない分野の方が多く、技術活用の余地が大きいと感じた。(A社)・お客様の対応・売込み方法を一考するきっかけになった。(B社)・和歌山県内の企業で、同年代の方や先輩方を見て、勉強できた。(D社)・自社製品の足らない部分を痛感し、新開発が急務であると前向きな気持ちになった。(E社、G社)・同じ和歌山で色々な優れた商品が製造されていることを知りモチベーションは上がった。(F社)・出展事業者に今のトレンドを感じ、刺激になった。(H社)

(2)‐3.フォローアップ(事業評価)

※各コメントは平成28年3月時点のもの

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(3)‐1.megane & more DESIGN of FUKUI~めがねと、さらに福井の次のモノたち展~

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※平成28年度事業

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(3)‐2.プロモーション

【rooms34】ファッションとデザインの合同展示会。2000年より年2回開催し、34回目。ファッションを中心に、プロダクト、インテリア、アート、エシカル、地場産業など個性的なコンセプトによって分けられた複数のエリアで構成された特化性が特徴。

・会期: 2017年2月15日(水)~17日(金)・会場: 国立代々木競技場第一体育館・主催: アッシュ・ペー・フランス株式会社・出展者数: 500ブランド・来場者数: 約18,000人

14(写真)rooms34 会場の様子 ※出所:rooms facebook より

(出所)rooms HP より抜粋

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【プロモーション実績】・rooms会場に来場した百貨店、

セレクトショップなどのバイヤーから多数引き合いがあったほか、ブース内で新商品開発を目指すことになるなど、新たなコラボレーションが生まれた。また、本事業をきっかけに誕生した商品の百貨店等での販売が決定した。

・海外向けオンラインショップJAPANSQUREと連携し、特集を

組んだり、インバウンド客が多く訪れる大丸心斎橋店南館で約2週間の展示販売を行うなど、選定商品について、様々な角度からのプロモーションを実施した。

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(写真)rooms34 福井ブースの様子

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●定量的効果・商談成約件数: 8件 ( 1,880万円)・商談進行中件数: 11件 (1,020万円)・メディア露出: 新聞掲載 (福井新聞、日刊県民福井新聞)※数値は申告ベース(平成29年3月時点) 、また、展示会出展やメディア露出が間接的に商談につながった件数及び金額は捕捉不可。

●定性的効果①新たなコラボ創出・同ブースの出展企業の技術とコラボし商品を開発中。(複数社)・今まで扱ったことのない異素材に漆塗りを施してほしいと依頼があり、商談中。(A社)・今まで取引のなかったジュエリー関係の商品開発の商談が進行中。(B社)

②営業活動進展・本事業の専門家とともに開発した商品が注目を集め、百貨店や書店での販売が決定。(C社)・新しい分野での商品開発にチャレンジすることになった。(D社)

③マインドセット変化・今まで眼鏡業界に取り入れられることのなかった新しい素材を見つけたので、活用を模索したい。(E社)・roomsに向けて開発した新たな商品が注目を集め、百貨店・書店等での販売が決定。(E社)・一般向け商品の開発に対する様々なヒントが得られた。(D社)・若手デザイナーとの出会いや同ブース内での交流により、ものづくりの視野が広がり、新商品に向けて動くきっかけ

になった。(複数社)・販路開拓に初めて挑戦したが、現在開発中の商品の製品化や、将来的な自社ブランドの設立に向けての刺激になっ

た。(F社)・海外の展示会への勧誘が複数あり、どの国に力点を置いて海外展開を進めるか考えるきっかけになった。(B社)

(3)‐3.フォローアップ(事業評価)

※各コメントは平成29年3月時点のもの

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(4)‐1.CONNECT HYOGO ~つなぐ、つながる兵庫のモノづくり~

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※平成28年度事業

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【rooms34】ファッションとデザインの合同展示会。2000年より年2回開催し、今回で34回目。ファッションを中心に、プロダクト、インテリア、アート、エシカル、地場産業など個性的なコンセプトによって分けられた複数のエリアで構成された特化性が特徴。

・会期: 2017年2月15日(水)~17日(金)・会場: 国立代々木競技場第一体育館・主催: アッシュ・ペー・フランス株式会社・出展者数: 500ブランド・来場者数: 約18,000人

18(写真)rooms34 会場の様子 ※出所:rooms facebook より

(出所)rooms HP より抜粋

(4)‐2.プロモーション

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【プロモーション実績】・rooms会場に来場した小売店

(百貨店、セレクトショップなど)バイヤーから多数引き合いがあったほか、フランスのパリでのテストマーケティングをはじめる事業者もでるなど、マインドセットの変化につながった。

・海外向けオンラインショップJAPANSQUREと連携し、特集を

組んだり、インバウンド客が多く訪れる大丸心斎橋店南館での約2週間の展示販売を行うなど、選定商品について、様々な角度からプロモーションを実施した。

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(写真)rooms34 兵庫ブースの様子

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●定量的効果・商談成約件数: 3件 (委託販売等のため金額は不明)・商談進行中件数: 22件 (委託販売等のため金額は不明)

※数値は申告ベース(平成29年3月時点) 、また、展示会出展やメディア露出が間接的に商談につながった件数及び金額は捕捉不可。

●定性的効果①新たなコラボ創出・同ブースの出展企業の技術とコラボの可能性を感じた。(複数社)・今まで関わりのなかった業界の人と話すことにより、新たなコラボレーションの可能性を感じた。また、商品の改善に

役立った。(A社)・コラボ出来そうな面白そうなデザイナーと出会った(B社)

②営業活動進展・東京でのギャラリーでの展示会を企画中。(B社)・新規百貨店と催事でのコラボの可能性を感じた。(C社)・コラボしたいデザイナーと出会うことができた。(B社)・今まで付き合いのなかった業界の顧客と出会うことができた。(D社)

③マインドセット変化・アパレル業界とコラボを展開するために、新しいコンセプトの製品を開発したい。(E社)・異業種のメーカーと交流ができ、商品開発にプラスになると期待。(F社)・出展者同士での交流の中で、ものづくりに対する気持ちの共有と更なるやる気を起こさせる機会になった。(A社)・今後商品の更なるブランディング活動をしていきたい。(複数社)・販路を増やすため、商社・問屋の利用を検討したい。(C社)・本事業産課の経験を生かして海外販路開拓も進めていきたい(複数社)

(4)‐3.フォローアップ(事業評価)

※各コメントは平成29年3月時点のもの