■10年後、あなたのまちに"図書館"はありますか? 情報の姿が変わる→いかに知るかが変わる ◆情報化社会:知る自由の今 -Digital情報 : 大量に、いつでも、どこでも、入手できる一般情報 -ICT: ソクラテス 対話→ グーテンベルグ 印刷 → もしかしたら... -知る自由は:書籍の担う情報量・質の相対的低下 遅い社会制度整備・市場にゆだねられる「知る」 ■"デジタル"だからできることを考える デジタル情報が"活用"されるシーン (情景) をイメージしよう ◆いったいどこから手をつければいいのか? -だれに・なにを・いかに・だれが? L ibrary Ina Public い・な・としょかん 本・ことば・コミュニケーション ■たとえばどんなふうに考えてきた?: 『明日をひらく図書館 長野の実践と挑戦』(共著)青弓社,2013. 「地方小都市にある「フツーな図書館」の今」『社会教育』773:2010年. 「地域の自然・環境・暮らしに学び「懐かしい未来」の生活文化を創造する-変革期の事業企画とは?」 『社会教育』784:2011年. 「"スロー"ラーニングのススメ」『社会教育』800:2013年. 「幻の「伊那町南停留所」-デジタル・コモンズがひらく新しい地域知の世界」『伊那路』57(4), 2013年. 【政策研究大学院大学シンポジウム:市民協働と地方の時代の教育】 http://www3.grips.ac.jp/~education/research/symposiumSeminar/seminar02_04/index.html 「月刊 NIRA政策研究」2004.11-2006.3特集(特集巻頭言) www.nira.or.jp/past/pubj/seiken/index.html 平賀 研也(ひらが・けんや) 伊那市立伊那図書館館長 1959年仙台生まれ東京育ち。法務・経営企画マネージャーとして企業に勤務。 その間、米国イリノイ州にくらし、経営学を学ぶ。 2002年伊那に移住。公共政策シンクタンクの研究広報誌編集主幹を経て、07年 4月より図書館長。 実感ある知の獲得と世界の再発見、情報リテラシー向上に寄り添える地域情報 のハブとしての図書館を目指す。 e-mail: [email protected] Facebook: www.facebook.com/kenya.hiraga わたしたちは今 なぜ知るか、いかに知るか 信州伊那谷発、新しい時代の「地域を知る」を楽しむ ― デジタルコモンズの構築と活用 ― 2014.1.16 長野県生涯学習推進センター 図書館の電子情報サービスの今とこれから ■「知る」のエンパワーメントは地域から ◆ 新しい"知"の基盤:「地域知のコモンズ」(地域情報資産の共有地) -「本」だけでなく「人・もの・こと・場」 ・地域情報のハブ/ポータル(Digital Archives/Digital Commons) ・レフェラル・サービス(多様な情報源をつなぐ)の担い手 ◆"実感ある知"獲得のちから:「情報リテラシー」は地域で -「自ら気づく」「学び合う」「共創」の場のデザイン ・自ら情報を獲得し、編集・表現するたのしさ( Education → Learning) ・参加型の学びの場をデザインする ・実感ある知の獲得(Slow learning) ・地域「価値創造」営為としての学び - IT機器を使う技能ではない(パソコンおたくの時代は終わった) ◆地域の"新しい公共空間"が支える「知」 -図書館だけががんばってもしょうがない -図書館だけじゃ実現できない たくさんの人が活用 限られた人が活用 グローバルローカルまちの地域資料 県地域資料 一般書籍 行政資料 ? ◆デジタル情報 電子書籍 データベース 国会図書館デジタル資料 信州デジタル資料 デジタル教科書 古文書 地図 町史・市史 写真 映像 ・・・ 提供するのは だれ? 現在 MEMO