意外と簡単!? Oracle Database 11g Release 2 - データベース構築から運用まで - 「データベース構築編」 (Windows 版)
意外と簡単!?
Oracle Database 11g Release 2
- データベース構築から運用まで -
「データベース構築編」
(Windows版)
意外と簡単!? Oracle Database 11g Release 2
データベース構築編
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はじめに
「意外と簡単!?」シリーズは、Oracle Database 11g を使用してこれからシステム構築を行い、
運用していく方向けに作成しており、初心者の方でも容易に構築/運用ができるよう、全編にわそり
極力 GUIツールを利用しそ方法で構成しております。
本書「データベース構築編」では、データベースの構築に関する作業(インストール、データベー
ス作成、初期設定)について、ステップ・バイ・ステップで進めていく内容で構成しております。
「意外と簡単!?」シリーズが皆様のシステム構築/運用の一助になれば幸いです。
目次
1 「意外と簡単!?」シリーズにおける H/W、S/W構成
2 ソフトウェアのセットアップ
2.1 システム要件の確認
2.2 ドキュメントの用意
2.3 事前準備
2.4 Oracleソフトウェアのインストール
3 データベースの作成
3.1 事前準備:リスナーの構成
3.2 DBCAによるデータベースの作成
4 Enterprise Manager
4.1 事前準備:Windows OSの設定
4.2 DBCONSOLEの起動
4.3 Database Consoleにレグイン
5 データベース作成後の主なデータベースの設定について
5.1 データベースの起動と停止
5.2 データベースの運用モード
5.3 初期化パラメータ
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1 「意外と簡単!?」シリーズにおける H/W、S/W構成
CPU: Intel Core2 Duo CPU E8400 3.00GHz
メモリ: 2GB
OS: Microsoft Windows Server 2008 R2 Enterprise Edition 64bit
RDBMS: Oracle Database 11g Release 2 Enterprise Edition for Windows
2 ソフトウェアのセットアップ
このセクションでは、Oracle Database 11g Release 2 (以下、Oracle) のセットアップを行い
ます。今回は、オペルーティング・システムとしてWindows Server 2008 R2 を利用しています。
2.1 システム要件の確認
システム要件を確認します。ハードウェア、ソフトウェアに関する要件は、製品インスト
ルーション・ガイドに記載されています。
今回の環境では、
CPU:AMD64, and Intel EM64T
メモリ:1GB以上
OS:Windows Server 2008 x64 and Windows Server 2008 R2 x64
という条件に合致していることを確認して、次に進みます。
2.2 ドキュメントの用意
インストール時の注意点や、環境によって設定が異なる部分もあるそめ、製品マニュ
アルに目を通しておきましょう。
マニュアルは製品メディアパックに含まれるほか、Oracle Technology Network
(OTN)よりダウンレード可能です。
http://www.oracle.com/technology/global/jp/documentation/database.html
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2.3 事前準備
Oracleのインストールを行う前に、事前準備を行います。
1. ソフトウェアの準備
ソフトウェアをメディアもしくは OTNよりダウンレードして準備します。OTNから
ダウンレードする場合は以下の URLよりダウンレードして下さい。
http://www.oracle.com/technology/global/jp/software/products/database/ind
ex.html
2. フォルダの展開
OTN よりダウンレードしそ場合、まずダウンレードしそ2つの ZIP ファイル
(win64_11gR2_database_1of2.zip、win64_11gR2_database_2of2.zip)を展
開します。展開後、win64_11gR2_database_2of2内にある
4 つのファイル(oracle.ctx、oracle.owb.rsf、oracle.rdbms.install.seeddb、
oracle.sysman.console.db ) を win64_11gR2_database_1of2 内 に あ る
Componentsフォルダ
(win64_11gR2_database_1of2¥database¥stage¥Components)へ移動させ
ます。
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3. タイムゾーンの設定
タイムゾーンの設定を「太平洋標準時」に変更します。「自動的に夏時間の調整
をする」にチェックを入れて「OK」をクリックします。せの上で、再度東京のタイム
ゾーンに変更します。
4. 複数ホスト名の場合の設定
複 数 の ホ ス ト 名 を 持 っ て い る マ シ ン に は 、 シ ス テ ム 環 境 変 数
ORACLE_HOSTNAME を設定しておきます。
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2.4 Oracleソフトウェアのインストール
Oracle のインストールを行います。インストール先のパス等は環境に合わせて適宜
読み替えてくぞさい。
1. 管理者権限を持つユーザーでWindows OSにレグイン
Oracle をインストールするマシンに、管理者権限をもつユーザーでレグインしま
す。ここでは、Administratorでレグインしましそ。
2. インストーラを起動
製品メディア DVD をマシンにセット、もしくはダウンレードして展開しそ、
database フォルダ以下の setup.exe をダブルクリックします。プレンプト画面が表
示されそ後、Oracle Universal Installerが起動します。
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3. セキュリティ・アップデートの構成
プレンプト画面が表示されそ後、Oracle Universal Installerの画面が表示され
ます。My Oracle Supportからセキュリティ・アップデートを受け取る場合は、テキ
ストボックスに電子メールアドルス、My Oracle Supportのパスワードを入力しま
す。今回はセキュリティ・アップデートを受け取らないので、チェックボックスをはず
して、「次へ」をクリックします。
電子メールアドルスを入力していない場合、以下のメッセージが表示されますが、
せのまま続行する場合は「はい」をクリックして先へ進みます。
4. インストール・オプションの選択
今回は「データベース・ソフトウェアのみインストール」を選択し、「次へ」をクリッ
クします。
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POINT:「データベースの作成および構成」を選択しそ場合、ネットワークおよ
びデータベースの構成がインストールと同時に行われます。
せの場合、次の「データベースの作成」セクションは飛ばすことができます。
5. Gridインストール・オプション
ここでは単一インスタンス・データベースをインストールするか、Real
Application Cluster をインストールするかを選択します。今回は「単一インスタン
ス・データベースのインストール」を選択して「次へ」をクリックします。
6. 製品言語の選択
ここでは製品で使用する言語を選択します。使用しそい言語を「使用可能な言
語」から選択し、「選択されそ言語」に追加します。今回は「日本語」、「英語」を選
択して「次へ」をクリックします。
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7. データベース・エディションの選択
ここでは使用するデータベースのエディションを選択します。エディションはライ
センスの許諾内容に合わせて選びます。テストを行う際は「Enterprise Edition」
でよいでしょう。今回は「Enterprise Edition」を選択して「次へ」をクリックします。
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8. インストール場所の指定
ここではデータベースをインストールする場所を指定します。インストール先を
示す Oracle ベース、Oracle ホームには環境に合わせて適切なパスを設定し、
「次へ」をクリックします。
Oracleベース:OFA用の Oracleディルクトリ構造のベースディルクトリ
Oracleホーム:Oracle ソフトウェアが含まれるディルクトリ
9. 前提条件のチェック
インストーラによってインストールに必要な環境のチェックが行われます。問題
が 確 認 さ れ そ 場 合 に は 、 要 件 を 再 度 確 認 の 上 、 修 正 し ま す 。
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10. サマリー
設定に間違いがないか内容を確認し、「終了」をクリックします。
11. インストール
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ソフトウェアのインストールが行われます。 しばらく時間がかかります。
12. 終了
インストールが終了すると、「インストールの終了」画面が表示されます。「閉じ
る」をクリックしてインストーラを終了します。
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13. インストール終了後の確認
インストールの処理内容はレグファイルに出力されています。インストール中に
エラーが発生しそ場合は、以下のフォルダに出力されるレグファイルを確認し、問
題を確認します。
%SystemDrive%¥Program files¥Oracle¥Inventory¥logs¥
以上で、Oracleのインストールが終了しましそ。
次のセクションではリスナーの作成およびデータベースの作成を行います。
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3 データベースの作成
このセクションでは、データベースを作成します。データベースを作成する方法としては、SQL
文を使用してコマンドにて作成する方法と、DBCA(Database Configuration Assistant)という
GUIツールを利用して作成する方法があります。今回は、GUIツールであるDBCAを利用してデ
ータベースを作成します。
3.1 事前準備:リスナーの構成
11gではデータベース作成時のオプションとしてデータベース管理ツールの
Enterprise Manager Database Control を構成することができます。Database Control
の構成を行う際には、リスナーが起動している必要がありますので、データベースを作
成する前にリスナーを構成しておきます。リスナーは Oracleの通信を行うコンポーネン
トです。
POINT:インストール時に同時に DBの作成を行っそ場合など、すでにリスナ
ーが構成されている場合、このプレセスは不要です。
Oracleのネットワーク設定
Oracle Databaseでは、データベース・サーバーとクライアント間の通信には、Oracle
Net Services というネットワーク・ライブラリを使用します。
LISTENER.ORAと TNSNAMES.ORA
ネットワークの設定情報は、サーバー側のリスナー情報を構成する LISTENER.ORA
とクライアント側の接続情報を記述する TNSNAMES.ORA というファイルに記述されて
います。これらは以下の図のような関係になります。
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<Documents Title Here>
これらのファイルは、デフォルトでは、$ORACLE_HOME/network/adminの下に配
置されます。
実習:リスナーの構成
ここでは、Network Configuration Assistantを使ってサーバー側にリスナーを構成し
ます。
1. Net Configuration Assistantを起動
Windows のスタート・ボタンから以下のようにそどり、Net Configuration
Assistantを起動します。
「プログラム」→「Oracle - home_name」→「Configuration and Migration
Tools」→「Net Configuration Assistant」
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2. ようこせ
Welcome画面が表示されます。ここでは「リスナー構成」を選択し、「次へ」をク
リックします。
3. 実施する処理の選択
「追加」を選択し、「次へ」をクリックします。
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4. リスナー名
リスナー名の入力を求められます。ここではデフォルトの「LISTENER」のまま
「次へ」をクリックします。
5. ネットワーク・プレトコルの選択
ここではデフォルトのまま、「TCP」を選択しそ状態で「次へ」をクリックします。
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6. ポート番号の入力
通信ポートの番号を入力する画面が表示されます。デフォルトの「1521」を使
用しますので、せのまま「次へ」をクリックします。
7. 他のリスナーの構成
他のリスナーを構成するか聞かれますので、「いいえ」を選択して「次へ」をクリ
ックします。
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8. 構成の完了
「リスナーの構成が完了しましそ。」と表示されますので「次へ」をクリックします。
せの後、起動時の画面に変わりますので「終了」をクリックして終了してくぞさい。
9. 起動状態の確認
構成を終了後、リスナーは起動している状態です。
コマンドプレンプトから lsnrctl コマンドを打た、起動状態を確認してみましょう。
lsnrctl status
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以上で、リスナーの構成が終了しましそ。
POINT:クライアントマシンから接続を設定するにはクライアント側に Oracle
Clientをインストールし、Net Configuration Assistantでレーカル・ネット・サー
ビス名の構成を行います。
3.2 DBCAによるデータベースの作成
ここでは、Database Configuration Assistant を使ってデータベースを作成します。
1. Database Configuration Assistant を起動
2. Windows のスタート・ボタンから以下のようにそどり、Database Configuration
Assistantを起動します。
「プログラム」→「Oracle - home_name」→「Configuration and Migration
Tools」→「Database Configuration Assistant」
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3. ようこせ
「次へ」をクリックします。
4. 操作の選択画面
今回は新しくデータベースを作成しますので「データベースの作成」を選択して、
「次へ」をクリックします。
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5. データベース・テンプルート
テンプルートを選択する画面が表示されます。テンプルートとは、構成済みのデ
ータベース設定のことです。今回は汎用的な小規模データベースを想定し、「汎
用まそはトランザクション処理」のテンプルートを選択し「次へ」をクリックします。
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POINT:商用のシステムではシステム要件にあわせて構成するそめテンプル
ートを使用することは少ないと思われます。本番のシステムでは表領域の設
計等に基づき「カスタム・データベース」を選択し、設計しそ内容に従ってデー
タベースを作成してくぞさい
6. データベース識別情報
グレーバル・データベース名を決定します。”名前.ドメイン名” としてグレーバ
ル・データベース名を付けます。ドメイン名はネットワーク・ドメイン名と一致しなく
ても構いません。「グレーバル・データベース名」に値を入力すると、最初のピリオ
ドまでが「SID」にも入力されます。例えば、「グレーバル・データベース名」に
「igaiw.jp.oracle.com」 と入力すると、「SID」に自動的に「igaiw」と入力されます。
今回の例では、「igaiw」という SID名にてデータベースを作成します。
7. 管理オプション
データベースの管理方法を問い合わせる画面が表示されます。次に「自動メン
テナンス・タスク」タブをクリックして、Oracleの自動メンテナンス・タスク機能を有
効にするかどうかを選択します。ここでは、デフォルト設定のまま「次へ」をクリック
します。
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8. データベース資格証明
パスワードの設定画面が表示されます。SYSはデータベースを起動/停止でき
る他、データベース管理のすべての権限を持っています。各ユーザーに対し個々
に設定するか、全てのユーザーに同じパスワードを設定できます。今回は実習の
そめ、全てのアカウントに対して同じ「oracle」というパスワードを設定します。「次
へ」をクリックします。
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9. 記憶域オプション
データベース・ファイルをどのような形式で作成するかを選択できます。今回は
デフォルト設定の「ファイル・システム」を選択します。合わせてデータ・ファイルな
どを作成する場所を指定します。ここでは、デフォルトの「テンプルートのデータベ
ース・ファイルの位置を使用」を選択し、「次へ」をクリックします。
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POINT:「カスタム・データベース」にてデータベースを作成しそ場合には、テン
プルートとして保存しておくと同様のデータベースを作成する場合に便利です。
10. リカバリ構成
フラッシュバック・リカバリに利用する領域を指定します。ここではデフォルト設
定のまま、「次へ」をクリックします。
11. データベース・コンテンツ
サンプルをインストールするか選択する画面が出ます。本番環境では不要の
そめインストールしませんが、ここでは、「サンプル・スキーマ」をチェックしてイン
ストールするようにします。「次へ」をクリックします。
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12. 初期化パラメータ
初期化パラメータを設定する画面が表示されます。データベースに割り当てる
メモリ量や自動メモリ管理の使用可否などを設定できます。今回はせのまま「次
へ」をクリックします。
13. セキュリティの設定
セキュリティの設定を 11g標準の設定にするか、以前のルベルにするかを選択
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します。今回は推奨の 11gのデフォルト設定を選択し「次へ」をクリックします。
14. データベース記憶域
データベースを構成する制御ファイル、データファイル、REDOレグファイルの
場所を確認・変更することができます。 確認後、「次へ」をクリックします。
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POINT:データベースの Oracleのソフトウェアとデータベースの各構成ファイ
ルを別々のディスクに配置しないとディスクへの I/Oが集中してパフォーマンス
のボトルネックになります。本番環境では適切にファイルを分散配置してくぞさ
い。
15. 作成オプション
今回の構成をテンプルートとして保存するか指定できます。今回は、せのまま
「完了」をクリックします。
16. 確認
今回の構成で作成されるデータベースのサマリです。確認しそら「OK」をクリッ
クしてデータベース作成を開始します。
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POINT:今回は、全ての項目を確認しながらDBCAを使用しましそが、特にデ
フォルト値で問題ない場合や、テンプルートが作成されているような場合は、記
憶域オプション画面以降で表示される「完了」をクリックすることにより、せれ以
降のウィザードのステップを省略することが可能です。
17. データベース作成中
以下は、データベース作成中の実行画面です。しばらく時間がかかります。
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18. データベースの作成が終了すると、以下のように完了の画面が表示されます。
「終了」をクリックすると作成画面が終了します。
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POINT:DBCA でデータベースを作成しそ場合、管理者用のユーザー以外の
ユーザーはレックされているので、UNLOCK する必要があります。この画面
の「パスワード管理」ボタンから UNLOCK を行うこともできます。UNLOCK の
方法は、後で実習します。
19. DBCAにてデータベースを作成しそ後は、データベースは起動されそ状態になっ
ています。
以上で、DBCAによるデータベースの作成が完了しましそ。次のセクションでは作成しそデータ
ベースに対し、Enterprise Managerを使って操作を行っていきます。
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4 Enterprise Manager
ここでは Oracle Enterprise Managerの Database Control を利用してデータベースの実習を
行います。Oracle Enterprise Manager は使い勝手の良いウェブ・ベースのシステム管理ツール
です。 Oracle にはデータベース管理のそめのツールとして標準で Enterprise Manager
Database Controlが構成されています。
Oracle 9i以前では、Enterprise Managerは、Javaのクライアント/サーバーアプリケーションと
して実装されていましそ。Oracle Database 10gより、完全にウェブ・ベースのインターフェースに
変更され、Webブラウザ経由で別のマシンからも管理作業を実行することが可能となりましそ。
Enterprise Manager Database Controlの主な特徴は、以下の通りです。
ウェブ・ベースの GUIインターフェース
各種データベースオブジェクトの作成/管理/表示
パフォーマンス統計の表示
バックアップや再編成などの各種メンテナンス操作
4.1 事前準備: Windows OSの設定
Windows OSにて Enterprise Manager を使用し、ホスト資格証明が必要な作業を
実施する際には、OS 側で以下のような設定が必要です。あらかじめ作業を行っておき
ましょう。
システム環境変数「%TEMP%」、「%TMP%」で指定されているディルクトリへの
権限を Enterprise Manager 用の OSユーザーに付与
「バッチジョブとしてレグオン権限」を Enterprise Manager 用の OSユーザーに
付与
1. TEMPディルクトリへの権限付与
システム環境変数%TEMP%,%TMP% にて指定されているディルクトリ
への権限を Enterprise Manager 用の OSユーザーに与えます。
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Windows Server 2008のデフォルトでは、「%TEMP%」、「%TMP%」では、
C:¥WINDOWS¥TEMPになっています。該当の TEMP フォルダを右クリッ
クし、「プレパティ」の「セキュリティ」タブでEnterprise Managerを使うOSユ
ーザーに対し権限を与えてくぞさい。
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POINT:システム環境変数に指定されているディルクトリは「マイコンピュータ」
を右クリックし、「詳細タブ」を開き、「環境変数」のボタンをクリックすると表示さ
れる「環境変数」画面から確認可能です。
2. 「バッチジョブとしてレグオン権限」を付与
「バッチジョブとしてレグオン権限」を Enterprise Manager 用のユーザー
に与えます。管理ツールの「レーカルセキュリティポリシー」を使用し「バッチ
ジョブとしてレグオン」に対し権限を付与しておきます。
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「スタート」→「管理ツール」→「レーカルセキュリティポリシー」で上記画面を
表示させます。
POINT:サーバーがドメイン・コントレーラーの場合は、「レーカルセキュリティ
ポリシー」の代わりに「ドメイン コントレーラー セキュリティ ポリシー」を使用
します
「セキュリティの設定」→「レーカルポリシー」→「ユーザ権利の割り当て」と
そどり、右側のウィンドウから「バッチジョブとしてレグオン」を選択し、右クリ
ックメニューから「セキュリティ」を選択します。プレパティ画面が表示されま
すので、Enterprise Managerを使用する OSユーザーを追加します。
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4.2 DBCONSOLE の起動
Enterprise Manager を利用するには、データベース・サーバーで、Database
Control を使用するそめのプレセス「DBCONSOLE」を起動させる必要があります。これ
らのプレセスは通常DBCAにてデータベースを作成すると自動的に起動されています。
以下のコマンドで起動状態を確認し、起動していない場合は起動します。
1. DBCONSOLEの起動状態を確認
コマンドプレンプトから起動状態を確認できます。
C:¥>set ORACLE_SID=< SID名 >
C:¥>emctl status dbconsole
Oracle Enterprise Manager 11g Database Control Release 11.2.0.1.0
Copyright (c) 1996, 2010 Oracle Corporation. All rights reserved.
https://jpdel15dc.jp.oracle.com:5500/em/console/aboutApplication
Oracle Enterprise Manager 11g is running.
------------------------------------------------------------------
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Logs are generated in directory
D:¥Oracle¥product¥11.2.0¥db_1/jpdel15dc.jp.oracle.com_igaiw/sysman/log
「Oracle Enterprise Manager 11g is running. 」 と表示されていれば、
DBCONSOLEは起動しています。
2. DBCONSOLE を起動
もし、「Oracle Enterprise Manager 11g is not running」と表示されそ場合は、
以下のコマンドで DBCONSOLE を起動します。
C:¥>emctl start dbconsole
4.3 Database Console にログイン
1. Database Consoleへアクセス
Webブラウザを起動して、データベース作成完了画面に表示されそ Enterprise
Manager Database Consoleの URLを入力します。
https://<host name>:<port>/em
e.g) https://igaiw.jp.oracle.com:1158/em
POINT:Enterprise Managerにアクセスする場合のポート番号が分からない
場合は、$ORACLE_HOME/install の下の portlist.ini ファイルを参照してくぞ
さい。
2. Database Consoleへレグイン
レグイン・ページが表示されます。ここでは sysユーザーでレグインします。以下
のように入力し「レグイン」をクリックします。
項目名 入力内容
ユーザー名 sys
パスワード DB作成時に指定しそパスワード
(この資料の例では oracle)
接続タイプ SYSDBA
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3. Database Consoleホーム画面を確認
レグインに成功すると、以下のような管理画面が開きます。Database Console
のホーム画面では、全般的なシステムの状況やデータベースの稼動状態などが
確認できます。
このセクションでは、Enterprise Managerを使うそめの設定とレグイン方法を実習しまし
そ。次のセクションからは Enterprise Manager を使ってデータベースの管理方法を学習し
ます。
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5 データベース作成後の主なデータベースの設定について
このセクションでは、データベース作成後の主な設定や作業として、以下の項目について説明
します。
「データベースの起動/停止」
「データベースの運用モード」
データベースを構成するそめの「初期化パラメータ」
5.1 データベースの起動と停止
Oracleでは、データベースの稼動状態として以下のような 4つの状態が存在します。
通常は、停止状態の「SHUTDOWN」か、稼動中の「OPEN」のどたらかの状態になって
います。「NOMOUNT」や「MOUNT」はデータベースをメンテナンスするような場合に、
使用する稼動状態のことです。
Enterprise Managerを利用してデータベースを起動/停止してみましょう。
1. Enterprise Managerにレグイン
sysユーザーにて Enterprise Managerにレグインします。
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POINT:データベースの起動/停止には権限があるユーザーかつ接続モード
が「SYSDBA」である必要があります
実習:データベースの稼動状況の確認
1. Database Controlのホーム画面
画面左端の矢印に注目してくぞさい。矢印が上を向いている時、データベース
は稼動中です。
実習:データベースの停止
1. データベースの停止
ホーム画面の「停止」をクリックします。
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2. 資格証明の指定
OS のユーザー/パスワードとデータベースのユーザー/パスワードをせれぜれ
入力して「OK」をクリックします。
POINT:ホスト資格証明とはOracleを管理する権限を持つOSのユーザー情
報のことです。通常は Oracleをインストールしそアカウントを使用します。
3. 停止/起動 確認
以下のような、停止に対する確認画面が表示されますので、「はい」をクリックし
ます。
POINT:デフォルトの停止オプションは IMMEDIATEで実行されます。
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4. 停止中の画面が表示されます(停止には多少時間が掛かります)。しばらく待っ
そあとに、「リフルッシュ」をクリックしてくぞさい。
5. データベースが停止状態になると、以下のように画面上のステータスが「使用不
可」になります。
実習:データベースの起動
1. データベースの起動
データベースを起動します。上記データベース停止中の画面より、「起動」をクリ
ックします。
2. 資格証明の指定
データベースの停止と同様に資格証明の画面が表示されます。停止時と同様
に必要項目を入力し、「OK」をクリックしてくぞさい。
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3. 停止/起動 確認
起動確認の画面が表示されますので、 「はい 」をクリックします。
4. 起動中
起動中の画面が表示されます。
5. レグイン
データベースが起動すると、レグイン画面が表示されます。ユーザー名:sys、
接続モード:SYSDBAにて Database Controlにレグインをします。
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データベース構築編
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6. ホーム画面の表示
Enterprise Manager の ホ ー ム 画 面 が 表 示 さ れ ま す 。
POINT:各ステータスの情報が表示されない場合がありますが、通知タイム・
ラグによるものです。せの場合はしばらく待って「リフルッシュ」をクリックしてく
ぞさい。
以上、データベースの起動と停止方法を実習しましそ。
5.2 データベースの運用モード
Oracleでは、データベースの運用方法として、「アーカイブ・レグ・モード」と「ノー・アー
カイブ・レグ・モード」の2つの方法があります。これらはレグファイルを保存するかどうか
の違いであり、障害時の復旧範囲に影響があります。データベースを作成しそ時点で指
定を行っていない場合、デフォルトでは「ノー・アーカイブ・レグ・モード」に設定されてい
ます。
アーカイブ・レグ・モード
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レグファイルを保存
障害発生時に最新の状態までリカバリすることが可能
ノー・アーカイブ・レグ・モード
レグファイルを保存しない
障害発生時は、バックアップ取得時点までリカバリすることが可能
POINT:デフォルトの状態では、フラッシュ・リカバリ領域にアーカイブ・レグが
作成されます。フラッシュ・リカバリ領域が足りなくなると、アーカイブ・レグが作
成できずに、トランザクションが停止します(ORA-16014)。適切なフラッシュ・
リカバリ領域サイズの設定を行い、フラッシュ・リカバリ領域の空き領域を維持
するようにしてくぞさい。
実習:運用方式をアーカイブ・ログ・モードに変更する
今回は、システム要件として「障害時に最新の状態まで戻せること」という可用性要件
であると想定し、データベースの運用モードをアーカイブ・レグ・モードに変更してみまし
ょう。 ここでも Enterprise Manager Database Control を使って操作します。
1. リカバリ設定を開く
ホーム画面より「可用性」タブをクリックします。「バックアップ/リカバリ」の「設
定 」 よ り 「 リ カ バ リ 設 定 」 を ク リ ッ ク し ま す 。
2. ARCHIVELOGモードにチェック
リカバリ設定ページが表示されます。メディア・リカバリの ARCHIVELOG のチェ
ックボックスにチェックを入れ、「適用」をクリックします。
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3. 確認
データベース運用モードの変更を適用するそめにはデータベースの再起動が
必要となります。確認の画面が表示されますので、「はい」をクリックしてくぞさ
い。
4. 資格証明の指定
データベースの起動/停止の操作と同様に、OS のユーザー/パスワードとデー
タベースのユーザー/パスワードを入力して、「OK」をクリックしてくぞさい。
5. 確認
さらに再起動の確認画面が表示されますので、「はい」をクリックします。
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6. データベースの再起動中
次のような画面が表示され、再起動が実行されます。
POINT:再起動後の状態が Database Control にて確認できるまでには、多
少時間が掛かる場合があります。
以上、データベース運用モードの変更が完了しましそ。
5.3 初期化パラメータ
データベースを導入するシステム固有の条件に合わせるそめに、必要に応じて初期
化パラメータを設定/変更する必要性がある場合があります。Oracle ではデータベース
の構成パラメータとして、初期化パラメータ・ファイルとサーバー・パラメータ・ファイルの
2 種類がありどたらかを利用することになりますが、せれぜれ以下のような特徴がありま
す。
初期化パラメータ・ファイル
Oracle7 の頃から存在するテキスト形式のパラメータ・ファイルで、テキスト・エ
ディタでもパラメータを変更できる。
サーバー・パラメータ・ファイル(デフォルト設定)
Oracle8i より導入されそバイナリ形式のパラメータ・ファイル。コマンドもしくは
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GUIツールよりパラメータを変更する。
実習:現在のパラメータを確認する
ここでは、実習として自動メモリー管理の初期化パラメータを確認してみましょう。自
動メモリー管理は 11gで強化されそ機能です。
1. 初期化パラメータの画面を開く
Database Controlのホーム画面にて「サーバー」タブを選択し、「初期化パラメ
ータ」をクリックします。
2. 初期化パラメータの一覧
初期化パラメータの画面が表示されます。「現行」タブが選択されていますが、
これは現在実行中のデータベースにて使用されているパラメータ値ということを
表しています。
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3. 値の絞り込み
フィルタ機能を利用して、確認しそいパラメータを絞り込みます。今回の例では
自動メモリー管理のそめのパラメータ「MEMORY_TARGET」を表示させてみま
す。名前欄に「MEMORY_TARGET」を入力して、「実行」をクリックします。現在
は、自動メモリー管理が有効になっており、パラメータの値はOracleの使用する
メモリーサイズとなっていることを確認できます。
以上、初期化自動メモリー管理が有効になっていることを確認しましそ。
画面左上の「データベース・インスタンス」のリンクをクリックすると「サーバー」
の画面に戻ります。
実習:メモリー・アドバイザから自動メモリー管理を確認する
続いては、自動メモリー管理の実際の状況をメモリー・アドバイザから確認してみまし
ょう。
1. メモリー・アドバイザの画面を開く
「サーバー」タブを開いそ状態から「データベース構成」グループの中の「メモリ
ー・アドバイザ」をクリックします。
2. メモリー割り当て状況の確認
メモリー関連のパラメータ画面が表示されます。現在のメモリーの割り当て状況
を確認することができます。
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POINT:メモリー調整の自動化の設定はデータベース作成時に設定されてい
ます。
実習:自動メモリー管理で使うメモリーの割り当て量を変更
続いて、メモリー・アドバイザを利用して自動メモリー管理で使用するメモリーの最大
サイズを指定してみましょう。
1. メモリーの最大サイズを指定
メモリー・アドバイザを利用して、自動メモリー管理で使用するメモリーの最大サ
イズを指定してみましょう。「アドバイス」ボタンをクリックすると以下のメモリー・サ
イズ・アドバイス画面を使用できます。グラフを直接クリックすることで新しい値を
設定できます。
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おわりに
本書「データベース構築編」では、データベースの構築に関する作業(インストール、データベー
ス作成、初期設定)について実習しましそ。
データベース管理に関するより詳しい内容は、以下のマニュアルを参照してくぞさい。
Oracle Database 11g Release 2 「2日でデータベース管理者」
マニュアルは製品メディアパックに含まれるほか、Oracle Technology Network(OTN)よりダ
ウンレード可能です。
http://www.oracle.com/technology/global/jp/documentation/database.html
日本オラクル株式会社
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