海外拠点・国内グループ企業 IT可視化「GVMOツール」

コシキ・バリューハブ株式会社

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海外拠点・国内グループ企業 IT可視化「GVMOツール」

1. 海外進出時のIT面での課題

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• 日本から海外に進出する企業にとって、「現地拠点でのIT調達」は課題の１つである。

• 人材の問題：現地でITスキルをもつ要員の確保が難しい（IT＋業務）

• インフラの問題：機器の調達状況、電力、通信網の整備状況

• コンプライアンスの問題：不正コピーの横行

• セキュリティの問題：国内以上に機密漏洩に対する注意が必要

• 最適化範囲の問題：個別最適化（現地ニーズ、現地法制度対応優先）vs全体最適化（ガバナンス強化）

• コストの問題：コストの妥当性

• マスタの問題：拠点ごとにことなる経費費目、部品コード体系、取引先コード体系

背景

海外拠点での

IT調達の課題

２. 海外進出企業における最適化事例

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前述の課題を踏まえたIT調達に対する取り組み姿勢として「日本主導型」「現地主導型」「折衷型」の３手法が存在

①日本主導型

日本のIT部門が調達主体となる

日本のシステムを多言語化し利用、または、日本のIT部門が主導で現地向けシステムを調達するなど

メリット

• 全体最適化しやすい

• 現地のIT要員スキルに依存しない

• 海外拠点のITガバナンス強化

課題

• 現地ニーズのくみ取り

• 調達スピード

• 日本-拠点間の回線速度（遅ければ使いにくい）

②現地主導型

現地のIT部門が調達主体となる

現地要員が個別最適なシステムを調達

メリット

• 現地ニーズをくみ取りやすい

• 調達スピード

課題

• マスターの統一（経費費目、経営可視化のためのマスタ群）

• 現地でのIT要員を確保

• ブラックボックス化対策

２.海外進出企業における最適化事例

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③折衷型

全体最適化領域と個別最適化領域を分け全体最適化部分を日本が主導

メリット

• 現地のニーズを考慮する部分を考慮した上で可能名範囲での最適化を実現

• ITガバナンスの緩やかな強化

課題

• 全体最適化領域の見極めが必要

どの方向で進めるとしても 現状の各拠点のIT可視化は

必須

３. 海外拠点のITの可視化とは

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人材の問題

インフラの問題

コンプライアンスの問題

セキュリティの問題

最適化範囲の問題 コストの問題

マスタの問題

現地IT部門体制、保有スキル状況の可視化

IT試算調達先、調達物、NW回線など通信品質、電力状況の可視化

ライセンス等調達状況の可視化

セキュリティシステム導入状況の可視化

主要マスタのコード体系の可視化

・海外拠点のIT最適化には、現地のIT状況をポイントを押さえた上で効率的に可視化し、診断することが重要

総合的な診断により、方向性検討の基礎資料を作成

4. GVMOツールとは

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• 弊社ではIT調達最適化やガバナンス強化の一環としてVMO（ベンダ・マネージメント・オペレーション）手法として提供中

• VMOでは案件横断的な形（共通フォーマット）でIT状況の可視化を行うことがポイントであり、この考え方は海外拠点のITを可視化する上でも有効である

日本 （本社）

アジア・パシフィック

アメリカ ヨーロッパ アフリカ 日本 （支社）

本社 IT部門

海外子会社 IT部門

海外子会社

IT部門

海外子会社

IT部門

海外子会社

IT部門 国内拠点 IT部門

上記の可視化の仕組みをクラウド上に構築し、国内外を問わず簡易にアクセスできるようにしたもの GVMOツール

GVMOツール

VMOプロセス

最適化に向けた 方針・計画書策定

現状の見える化

最適化にむけた課題の 見える化

最適化実施

GVMOツールの対象領域

グループ会社

5. GVMOツールの機能概要

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GVMOツール

クラウド

（Salesforce）

■お客様拠点A

各種情報の入力

■お客様拠点B

各種情報の入力

■お客様本部

可視化された各拠点情報の整理

レポート作成機能の提供

■弊社側分析機能

各種分析機能による

最適化余地診断レポートの作成・提供

拠点側入力情報

・支払

・契約

・システム（HW、SW、アプリケーション）

・取引先

・作業実績 など

Global IT 最適化戦略

立案

• 各拠点側でIT資産や調達に関する情報を入力（入力項目は弊社ノウハウに基づく必要最小限の項目で構成）

• 本部側で、レポート作成機能を用いて入力された情報から各拠点のIT状態を管理

• 弊社側分析機能にて、GlobalIT最適化に向けた診断レポートを作成し貴社へ提供

• 診断レポートを用いて、貴社GlobalIT最適化戦略の立案を支援（全体最適、部分最適・・・）

国内グループ会社の最適化にも利用できます。

6. GVMOツールにて可視化する情報の概要

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予算

契約 支払

お金の情報

HW SW NW

アプリ Saas等 サービ

ス

モノの情報

技術者 情報

スキル 作業 実績

人の情報

取引先 ベンダ

取引先の情報

コード 体系

7. GVMOツール画面例(支払関係）

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■一覧画面 ■明細画面

※本サンプルは日本語だがインタフェースは英語にて提供

7. GVMOツール画面例(契約関係）

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■一覧画面 ■明細画面

7. GVMOツール画面例(システム関連）

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■明細画面 ■一覧画面

8.GVMOツールによるコスト最適化事例①

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• 製造業（合併等により、ITに関する支出を整理が必要となる）

• 各拠点の支払情報、契約情報、保守実態から、弊社ノウハウに基づく必要項目を入力（実データは添付）

• 本ツールでの診断結果をベースに削減施策を検討した結果、約17%のコスト削減を実現

①支払情報登録

過去の支払データの登録

本事例では直近2年分

②契約情報入力

調達種別（保守、業務委託など）、 金額などの基本情報入力

契約書添付

③作業実態入力

保守実績収集

可視化度合いの登録

フォーマット添付

④マトリクス診断実施

レポート機能による診断

契約単位でなく、ベンダ横串に比較分析

実績も年間を通して比較

診断結果

診断結果例

同一ベンダの業務委託にて単価がバラバラ。問合せ数による従量課金もあれば、定額制も混在。月次報告からは従量課金が有利

１つのベンダに複数の部門が同じ内容の保守を個別に契約。問合せ実績からは、問合せ件数が多い部門と、少ない部門が混在

利用者数に依存する契約だが利用者数が変更されているのに見直ししていない

A拠点で余っている製品をB拠点で新規購入

など

分析結果に基づきベンダ交渉の結果

約17%の年額経費削減を実現

弊社ノウハウに基づきコスト削減余地額提示

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• 大手フランチャイズ。ITベンダからHW,SW,アプリ保守、インフラ運用の全てをサービス提供（アウトソーシング）

• 一括X億の請求であり、費用がブラックボックス化。費用根拠が不明。サービス内容の変更時の変更額が不明

• 本ツールにて資産、保守作業を可視化し、自営した場合の業界相場価格と一括費用の比較を実施。比較に基づく交渉の結果20%のコスト削減を実現。

①HW､SW情報入力

機器、型番、スペック、ライセンス数など

②契約情報入力

調達種別（保守、業務委託など）、金額などの基本情報入力

契約書添付

③作業実態入力

保守実績収集

可視化度合いの登録

フォーマット添付

④マトリクス診断実施

各資産に対する市場相場

サービス内容についての個別調達時のコスト分析

診断結果

診断結果例

全体金額では妥当性があるようにみえるが、１つ１つの変更契約での減額料金と減額されたサービス内容と全額に矛盾がある （本契約と変更内容のマトリクス）

提供されていないサービスに対する料金支払の存在 （契約内容と実態のマトリクス）

分析結果に基づきベンダ交渉の結果

約20%の年額経費削減を実現

弊社ノウハウに基づきコスト削減余地額提示

8.GVMOツールによるコスト最適化事例②

お問い合わせ先

本資料に関するお問い合わせは以下にお願い致します

― 禁無断転載 ―

＜連絡先＞

コシキ・バリューハブ株式会社

[email protected]

URL：http://www.koshikivaluehub.jp/

TEL：03-3639-1605

FAX：03-3639-1606

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