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D-901 PC ソフトウェア Version 3 取扱説明書
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取扱説明書 D-901 PCソフトウェア Version 3...

Mar 15, 2018

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Page 1: 取扱説明書 D-901 PCソフトウェア Version 3 このPCソフトウェアは、デジタルミキサーD-901専用のPCソフトウェアです。D-901本体で行う設定を視覚的に、より簡単に行うことができます。Microsoft

D-901 PCソフトウェア Version 3

取扱説明書

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目 次

概 要 …………………………………………………………………………………………………………………… 5

インストールのしかた ………………………………………………………………………………… 6

ソフトウェアを起動する ……………………………………………………………………………… 8

メイン画面 ………………………………………………………………………………………………………… 9メニューの概要ファイル(F) ……………………………………………………………………………………………… 10編集(E) ……………………………………………………………………………………………………… 10表示(V) ……………………………………………………………………………………………………… 10ユニット(U) ……………………………………………………………………………………………… 10メモリ(M) …………………………………………………………………………………………………… 11通信(R) ……………………………………………………………………………………………………… 11オプション(O) …………………………………………………………………………………………… 11ヘルプ(H) …………………………………………………………………………………………………… 11

機器構成の設定本機システムの構成 ……………………………………………………………………………………… 12クロスオーバー・コンビネーションの変更 ……………………………………………… 16クロスオーバー・スロープの変更 ……………………………………………………………… 16機器名称の変更 ……………………………………………………………………………………………… 16機器構成をテンプレートとして保存 ………………………………………………………… 16クロスオーバー設定をテンプレートとして保存 ……………………………………… 16

メモリービュー ……………………………………………………………………………………………… 17

フロービュー …………………………………………………………………………………………………… 18

コンテンツビューMatrixビュー(バスアサイン・クロスポイントゲインの設定) ………… 19Trimビュー(入力トリムの設定) ……………………………………………………………… 20HPF/PEQビュー(ハイパスフィルター機能、イコライザー機能の設定) ………………………… 21Comp/Levelerビュー(コンプレッサー機能、オートレベラー機能の設定)コンプレッサー機能の設定 ……………………………………………………………………………… 23オートレベラー機能の設定(入力チャンネルのみ) ………………………………………… 25

Automixビュー(オートミキシング機能の設定)ゲート機能の設定 …………………………………………………………………………………………… 27NOMアッテネーション機能の設定 ………………………………………………………………… 30ダッカー機能の設定 ………………………………………………………………………………………… 31

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Faderビュー(入力・出力ゲイン、入力・出力グループトリムの設定)入力・出力ゲインの設定 ………………………………………………………………………………… 32入力・出力グループトリムの設定 …………………………………………………………………… 33

Filterビュー(フィルター機能の設定) …………………………………………………… 34Xoverビュー(クロスオーバー機能の設定)クロスオーバー機能の設定 ……………………………………………………………………………… 36Xoverボックス間の時間補正の設定 ………………………………………………………………… 39

Delayビュー(ディレイ機能の設定) ……………………………………………………… 40Effect/Echoビュー(エフェクト/エコー機能の設定) ………………………… 41FBSビュー(ハウリング抑制機能の設定) ……………………………………………… 42マイク/ラインインプットモジュールビュー(D-921FまたはD-921E使用時のみ) ……………………………………………………… 43デジタルインプットモジュールビュー(D-923AE使用時のみ) ………… 44ステレオインプットモジュールビュー(D-936R使用時のみ) …………… 45デジタルインプットモジュールビュー(D-937SP使用時のみ) ………… 46

レスポンスビューOutput Responseビュー ……………………………………………………………………………… 47Xover Responseビュー ………………………………………………………………………………… 48

プリセットメモリーの設定プリセットメモリーの呼び出し ………………………………………………………………… 50プリセットメモリーの書き込み ………………………………………………………………… 50プリセットメモリークロスフェード時間の設定 ……………………………………… 51名称の変更 ……………………………………………………………………………………………………… 51電源起動時のプリセットメモリー設定 ……………………………………………………… 52

ステレオリンクの設定ステレオリンクのはたらき ………………………………………………………………………… 53ステレオリンクの設定のしかた ………………………………………………………………… 53ステレオリンクの解除のしかた ………………………………………………………………… 53ステレオリンク設定時の制限事項 ……………………………………………………………… 53

レベルモニタービュー ………………………………………………………………………………… 54

通 信 ………………………………………………………………………………………………………………… 55

ユーザーレベルユーザーレベルとは ……………………………………………………………………………………… 58ユーザーレベルを有効にする ……………………………………………………………………… 58ユーザーレベルを有効にしたときのログオンのしかた ………………………… 59

禁止設定 …………………………………………………………………………………………………………… 60

印 刷 ………………………………………………………………………………………………………………… 63

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D-981、D-983、D-984VC使用時の設定D-981、D-983、D-984VCの概要 ……………………………………………………………… 64接点入力設定画面 ………………………………………………………………………………………… 64接点入力への機能割り付けメモリー選択 ………………………………………………………………………………………………… 65入出力音量調節 ……………………………………………………………………………………………… 66チャンネルON/OFF ………………………………………………………………………………………… 67ステレオ入力 ………………………………………………………………………………………………… 68

接点出力設定画面 ………………………………………………………………………………………… 69接点出力への機能割り付けメモリー選択 ………………………………………………………………………………………………… 70チャンネルON/OFF ………………………………………………………………………………………… 71接点入力状態 ………………………………………………………………………………………………… 72ステレオ入力 ………………………………………………………………………………………………… 73

プロテクト機能の設定 ………………………………………………………………………………… 74

(補足)ビューの表示切り換えドッキング表示 ……………………………………………………………………………………………… 76フローティング表示 ……………………………………………………………………………………… 77

仕 様ソフトウェア仕様 ………………………………………………………………………………………… 78通信仕様 ………………………………………………………………………………………………………… 78設定項目と設定範囲信号処理ボックス …………………………………………………………………………………………… 78オートミキシング機能 …………………………………………………………………………………… 82D-921F、D-921E使用時の設定 ……………………………………………………………………… 83D-936R使用時の設定 ……………………………………………………………………………………… 83D-937SP使用時の設定 …………………………………………………………………………………… 83D-981、D-983、D-984VC使用時の設定 …………………………………………………………… 83プリセットメモリーの設定 ……………………………………………………………………………… 83

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このPCソフトウェアは、デジタルミキサーD-901専用のPCソフトウェアです。D-901本体で行う設定を視覚的に、より簡単に行うことができます。Microsoft Windows 98 SE、Windows Me、Windows 2000、Windows XPのOS上で動作します。パソコンの色調設定は、16ビットカラー以上にすることをお勧めします。

※Windowsは、Microsoft Corporationの商標です。

概 要

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インストールを開始する前に、すべてのアプリケーションを終了しておきます。インストールは、次の手順で行います。

1 TOAのホームページ(http://www.toa-products.com/)からインストールプログラム(D901PCv300J_f300.exe)をダウンロードし、デスクトップに保存する。

2 インストールプログラムのアイコンをダブルクリックする。次のウィンドウが表示されます。

インストールのしかた

3[次へ]ボタンをクリックする。次のウィンドウが表示されます。

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4 必要に応じてインストール先のフォルダーを変更し、[次へ]ボタンをクリックする。次のウィンドウが表示されます。

5 必要に応じてアイコンのグループ名を変更し、[次へ]ボタンをクリックする。

6 画面の指示に従ってインストールする。

7 インストールが完了したら、[完了]ボタンをクリックする。D-901 PCソフトウェア実行ファイルのショートカットがパソコンのスタートメニューに登録されます。

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インストールが完了したD-901 PCソフトウェアを起動するには、次の2つの方法があります。

(1)スタートボタンから起動する

D-901 PCソフトウェアをスタートメニューから起動することができます。パソコンのデスクトップのスタートボタンをクリックし、[プログラム(P)→TOA Digital Audio Control→D-901PC Software]を選択して、起動します。

(2)ショートカットアイコンから起動する

インストール終了後に、インストール先に表示される「D-901 PC Software」のアイコンを、Ctrlキーを押しながらマウスでデスクトップにドラッグしてコピーすると、デスクトップ上にショートカットアイコンが作成されます。

ソフトウェアを起動する

このアイコンをダブルクリックして起動します。

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D-901 PCソフトウェアを起動すると、メイン画面が表示されます。

メイン画面

フロービュー( P. 12、P. 18)メニュー( P. 10)

ツールバー

コンテンツビュー( P. 19)メモリービュー( P. 17) ステータスバー

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■ メニューの概要

●ファイル(F)

新規作成(N) :新たにデータファイルを作成(設定)します。開く(O)... :既存のデータファイルを呼び出します。上書き保存(S) :作業中のファイルを更新します。名前をつけて保存(A)... :作業中のファイルを別名でディスクに保存します。印刷設定(U)... :印刷時の余白を変更します。印刷(P)... :作業中のファイルを印刷します。印刷プレビュー(V) :作業中のファイルを印刷時のイメージで表示します。アプリケーションの終了(X) :D-901 PCソフトウェアを終了します。

●編集(E)

元に戻す(U) :直前に行った変更を元に戻します。やり直し(R) :直前に元に戻された動作を再びやり直します切り取り(T) :指定したボックスの設定値をクリップボードにコピーした後に、

設定値を初期化します。コピー(C) :指定したボックスの設定値をクリップボードにコピーします。貼り付け(P) :指定したボックスに、クリップボードのデータを貼り付けます。初期値(L) :ボックスの設定値を初期化します。ステレオリンク設定(E)... :チャンネルのステレオリンク設定を行います。ステレオリンク解除(D)... :チャンネルのステレオリンク設定を解除します。ボックスの書き込み保護(W)→Off :ボックスへの書き込みを制限しません。→Low :オペレーターによるボックスのパラメーター変更を禁止しま

す。→Mid :オペレーターによるボックスの変更をすべて禁止します。→High :管理者によるボックスのパラメーター変更およびオペレーター

によるすべての変更を禁止します。

●表示(V)

ツールバー(T) :ツールバーの表示、非表示を切り換えます。ステータスバー(S) :ステータスバーの表示、非表示を切り換えます。コンテンツビュー(C) :コンテンツビューの表示、非表示を切り換えます。レスポンスビュー(R) :レスポンスビュー( P. 47)の表示、非表示を切り換えます。メモリビュー(M)→表示/非表示(S) :メモリービューの表示、非表示を切り換えます。→フローティング(F) :メモリービューをフローティング表示します。→ドッキング(D) :メモリービューをドッキング表示します。

レベルモニタービュー(L) :レベルモニタービューの表示、非表示を切り換えます。

●ユニット(U)

ユニット設定(U)... :機器構成の設定を行います。クロスオーバの変更(X)→コンビネーション(C)... :クロスオーバーのコンビネーションを変更します。→スロープ(S)... :クロスオーバーのスロープを変更します。

名称設定(M)... :本機および入出力の名称を変更します。テンプレートとして保存(T)→ユニットのテンプレート(U)... :機器構成の設定をテンプレートとして保存します。→クロスオーバのテンプレート(X)... :クロスオーバーの設定をテンプレートとして保存します。

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●メモリ(M)

チェンジ(C)→ Memory1~16 :16個のプリセットメモリーから呼び出します。

ストア(S)→ Memory1~16 :設定状態を16個のメモリーのいずれかに書き込みます。

クロスフェード時間(F) :プリセットメモリーを呼び出してプリセット番号を切り換えたときのクロスフェード時間を設定します。

名称設定(M)... :プリセットメモリーの名称を変更します。電源起動時(P)→ Last Memory、Memory1~16 :D-901電源起動時に呼び出すプリセットメモリーをLast Memoryまた

は16個のメモリーから選択します。Last Memoryを選択すると、電源を切る前に最後に呼び出したプリセット番号で起動します。

●通信(R)

接続(C)... :パソコンと本機を接続して、オンライン状態にします。切断(D) :パソコンと本機を切り離して、オフライン状態にします。

オフライン状態では、パソコンで設定を変更しても本機の設定は変化しません。

バルク送信(T)... :現在開いているファイルのデータを本機に送信します。バルク受信(R)... :本機のデータを受信します。自動接続する(A)... :次回、ファイルを開いたときに自動接続します。ファームウェア(F) :D-901のファームウェアのバージョンを表示します。(オンライン状

態のときのみ有効です)。通信設定(S) :COMポートの通信設定を行います。

●オプション(O)

ユーザレベルと禁止設定(S)... :ユーザーレベルの設定、および各種操作の禁止設定を行います。外部制御設定(C)... → 接点入力(I) :リモートコントロールモジュールD-981、D-983またはVCAコントロー

ルモジュールD-984VCの接点入力の設定を行います。→接点出力(O) :リモートコントロールモジュールD-981、D-983またはVCAコントロー

ルモジュールD-984VCの接点出力の設定を行います。プロテクト(P) :D-901の前面パネルのプロテクト機能の設定を行います。

●ヘルプ(H)

バージョン情報(A) :D-901 PCソフトウェアのバージョンを表示します。

メ モ

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■ 本機システムの構成

1 メイン画面の「クリックしてユニットを設定」をクリックする。

機器構成の設定

ユニット設定画面が表示されます。

2 ユニット名称を入力する。※全角で最大10文字(半角で最大20文字)入力できます。

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4 [次へ]ボタンをクリックする。クロスオーバー・コンビネーション画面が表示されます。

3 入力モジュール、出力モジュール、およびコントロールモジュールを選択する。※ 初期状態では、「新しいユニット(W)」が選択され、モジュールの欄はすべて「Blank」になっています。

※ テンプレート( P. 16)から作成する場合は、「テンプレートから作成(F)」を選択し、ファイル名の右の「クリックして下さい」ボタンをクリックすると、ファイルを選択するダイアログボックスが表示されます。ファイルを選択し、[完了]ボタンをクリックすると、シグナルフロー( P. 15)が表示されます。

出力モジュールのうち、ラインアウトプットモジュールD-971MとD-971Eは、合わせて2枚までしか装着できません。このPCソフトウェアでは出力モジュールの種類は区別していませんが、D-901本体に装着する際は、出力モジュールの組み合わせにご注意ください。

ご注意

※クロスオーバー機能の設定をする場合は手順5へ、しない場合は手順8へ進んでください。

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6 [次へ]ボタンをクリックする。クロスオーバー・スロープ画面が表示されます。

7 設定内容をチェックして、クロスオーバー・スロープの設定をする。設定状態は画面右側のウィンドウに表示されます。

※ テンプレート( P. 16)を使う場合は、「テンプレートを使う」を選択し、チェックボックス右の「クリックして下さい」ボタンをクリックすると、ファイルを選択するダイアログボックスが表示されます。ファイルを選択し、[完了]ボタンをクリックすると、シグナルフロー( P. 15)が表示されます。

5 設定内容をクリックして、クロスオーバー・コンビネーションの設定をする。設定状態は画面右側のウィンドウに表示されます。

[2ウェイ2系統の設定例]

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8 設定に間違いがないことを確認して、[完了]ボタンを押す。シグナルフローが表示されます。

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■ クロスオーバー・コンビネーションの変更

すでに作成した機器構成のクロスオーバー・コンビネーションを変更できます。メニューから、[ユニット(U)→クロスオーバの変更(X)→コンビネーション(C)...]を選択すると、クロスオーバー・コンビネーション画面が表示されます。ユニットの作成のときと同様の手順で、クロスオーバー・コンビネーションの設定を変更できます。

■クロスオーバー・スロープの変更

すでに作成した機器構成のクロスオーバー・スロープを変更できます。メニューから、[ユニット(U)→クロスオーバの変更(X)→スロープ(S)...]を選択すると、クロスオーバー・スロープ画面が表示されます。ユニットの作成のときと同様の手順で、クロスオーバー・スロープの設定を変更できます。

■機器名称の変更

メニューから、[ユニット(U)→名称設定(M)...]を選択すると、名称設定のダイアログが表示されます。本機の名称および入出力の名称を変更できます。

※全角で最大10文字(半角で最大20文字)入力できます。

■機器構成をテンプレートとして保存

メニューから、[ユニット(U)→テンプレートとして保存(T)→ユニットのテンプレート(U)...]を選択すると、ファイル保存のダイアログが表示されます。任意の名称を付けて保存してください。

■クロスオーバー設定をテンプレートとして保存

メニューから、[ユニット(U)→テンプレートとして保存(T)→クロスオーバのテンプレート(X)...]を選択すると、ファイル保存のダイアログが表示されます。任意の名称を付けて保存してください。

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メイン画面の左上の部分がメモリービューです。プリセットメモリーの名称、クロスフェード時間、現在選択中のプリセット番号を表示します。また、プリセットメモリーの呼び出し、プリセットメモリーへの書き込みなどができます。

メモリービュー

● メモリーリストで、太字表示されているものが現在選択中のプリセットメモリーです。●プリセットメモリーを呼び出すには、変更先のプリセット番号をクリックしてから、[チェンジ]ボタンを押します。メニューバーから呼び出すこともできます。( P. 50)

●呼び出したプリセットメモリーを編集すると、[チェンジ]ボタンの表示が[破棄]に変わります。[破棄]ボタンを押すと、編集中のデータが破棄され、元のプリセットメモリーを呼び出せます。

●プリセットメモリーに書き込むには、記憶先のプリセット番号をクリックしてから、[ストア]ボタンを押します。メニューバーから呼び出すこともできます。( P. 50)

●メモリーリストを反転表示させた状態で、メモリー名称またはクロスフェード時間の表示をクリックすると、名称または時間を変更できます。メニューバーから設定することもできます。( P. 51)名称は全角で最大10文字(半角で最大20文字)入力できます。クロスフェード時間は最大10秒まで、0.5秒単位で設定してください。

●メモリービューは、ドッキング表示*とフローティング表示*を切り換えられます。

[ドッキング表示にする場合]メニューから[表示(V)→メモリビュー(M)→ドッキング(D)]を選択します。

[フローティング表示にする場合]メニューから[表示(V)→メモリビュー(M)→フローティング(F)]を選択します。

* P. 76「ビューの表示切り換え」

メモリーリスト

チェンジボタン ストアボタン

プリセットメモリークロスフェード時間

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本機の信号処理機能を示したボックスと、入出力を結ぶ直線からなるシグナルフローで表される、本機の信号処理イメージを表示するのがフロービューです。

フロービュー

マトリクス(Matrix)( P. 19)

クロスオーバー(Xover)( P. 36)

:ローパスフィルター

:ハイパスフィルター

:バンドパスフィルター(ハイパスフィルター+ローパスフィルター)

フェーダー( P. 32)

コンプレッサー( P. 23)

ディレイ( P. 40)

シグナルインジケーター*1

ハイパスフィルター/パラメトリックイコライザー( P. 21)

*1 入力・出力レベルを表示します。赤色:信号レベルが定格より17 dB以上のとき緑色:信号レベルが定格より-40 dB以上、

17 dB未満のとき灰色:信号レベルが定格から-40 dBより小さいとき

*2 プロテクト機能を有効にすると、赤色になります。

ロックインジケーター*2

ハウリング抑制機能( P. 42)

エフェクト(エコー)( P. 41)

オートミキシング機能( P. 27)

シグナルインジケーター*1

コンプレッサー( P. 23)/オートレベラー( P. 25):コンプレッサーモード選択時

:オートレベラーモード選択時

トリム( P. 20)

マルチバンドフィルター( P. 34)

オートミキシンググループ( P. 27)

チャンネルエラーステータス( P. 44、46)D-923AE、D-937SP使用時、エラーになると赤色に点灯します。

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フロービューの各ボックスをクリックすると、フロービューの下にそれぞれのコンテンツビューが表示されます。

■Matrixビュー(バスアサイン・クロスポイントゲインの設定)

マトリクスのボックスをクリックすると、Matrixビューが表示されます。

コンテンツビュー

● 印は、入出力のルーティングを表します。●黒い太線枠は、選択されているクロスポイントを表します。●クロスポイントをダブルクリックすると、ON/OFFの切り換えができます。

①フェーダーONになっているクロスポイントを選択すると表示されます。上下させると、選択中のクロスポイントのレベルを変更できます。

②レベル設定ボタン[Level(dB)]ONになっているクロスポイントを選択すると表示されます。選択中のクロスポイントのレベルが数値で表示されます。このボタンを押すと、レベル設定のダイアログが表示され、数値を直接入力して設定できます。設定範囲:-∞(-70)~0 dB右横の上下ボタンで1 dB単位の変更もできます。

選択中のクロスポイント ①

(数値で表示したとき) ①

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①フェーダー上下させると、各チャンネルの信号レベルを変更できます。

②ゲイン表示ボタン[Gain(dB)]各チャンネルの信号レベルが数値で表示されます。このボタンを押すと、ゲイン設定のダイアログが表示され、数値を直接入力して設定できます。(設定範囲:-15~+15 dB)右横の上下ボタンで0.1 dB単位の変更もできます。

③極性反転ボタン[Polarity]各チャンネルの極性が表示されます。このボタンを押すと、極性を反転させることができます。

■ Trimビュー(入力トリムの設定)

トリムのボックス をクリックすると、Trimビューが表示されます。

③数値表示切換ボタンこのボタンを押すと、各クロスポイントにおけるレベル設定を数値で表示します。もう一度押すと、元の表示に戻ります。

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■ HPF/PEQビュー(ハイパスフィルター機能、イコライザー機能の設定)

ハイパスフィルター/パラメトリックイコライザーのボックス をクリックすると、HPF/PEQビューが表示されます。

①フィルターコントロール

②フィルターポイントリスト

③フィルターポイントフィルターコントロール上の丸印が操作可能なフィルターポイントです。黄色い丸は、選択されているフィルターポイントを表します。

:パラメトリックイコライザー(PEQ)

:ハイパスフィルター(HPF)フィルターポイントをドラッグすると、周波数およびゲインが変更できます。フィルターポイントの左横に白丸が表示されているときは、その白丸をクリックして上下にドラッグすると、選択されているフィルターポイントのQ値を変更できます。

④フィルター種類表示ボタンフィルターの種類を表示します。

⑤周波数表示ボタン[Freq.(Hz)]選択されているフィルターポイントの周波数が表示されます。このボタンを押すと、周波数設定のダイアログが表示され、数値を直接入力して設定できます。(設定範囲:20~20000 Hz)右横の上下ボタンで1/24 oct(オプションボタンでステップ幅を変更可)単位の変更もできます。

① ② ③

④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪

(表形式で表示したとき)

④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪

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⑥ゲイン表示ボタン[Gain(dB)]選択されているフィルターポイントのゲインが表示されます。このボタンを押すと、ゲイン設定のダイアログが表示され、数値を直接入力して設定できます。(設定範囲:-15~ +15dB)右横の上下ボタンで0.5 dB(オプションボタンで0.1 dBに変更可)単位の変更もできます。

⑦Q表示ボタン選択されているフィルターポイントのQ値が表示されます。このボタンを押すと、プルダウンメニューから設定値を選択できます。

⑧テーブル表示ボタンこのボタンを押すと、フィルターコントロールを表形式で表示します。もう一度押すと、元のグラフ表示に戻ります。

⑨フィルターON/OFFボタン選択されているフィルターのON/OFF状態が表示されます。このボタンを押すと、ON/OFFの切り換えができます。

⑩周波数特性表示ボタンレスポンスビュー( P. 47)の表示、非表示を切り換えます。

⑪オプションボタン押すと、下記のプルダウンメニューが表示されます。

スケール :スケールを変更できます。Q表示 :「数値」または「オクターブバンド」を選択すると、Qの表示方法を切り換えられます。

(パラメトリックイコライザーのときのみ)高い分解能:「周波数」を選択すると、周波数のステップ幅を切り換えられます。「振幅」を選択すると、

ゲインのステップ幅を切り換えられます。

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■ Comp/Levelerビュー(コンプレッサー機能、オートレベラー機能の設定)

コンプレッサーのボックス (コンプレッサーモード選択時*)、またはオートレベラー

(オートレベラーモード選択時*)のボックスをクリックすると、Comp/Levelerビューが表示されます。

* 入力チャンネルでの各モードの選択は、Comp/Levelerビューの中で行います。出力チャンネルではコンプレッサー機能のみで、オートレベラー機能はありません。

●コンプレッサー機能の設定

説明に使用している設定画面は、入力チャンネルのものです。出力チャンネルでは、オートレベラー機能(Leveler)に関する表示・設定はありません。

表示切換タブのCom Allをクリックすると、コンプレッサーモードに設定されたすべてのチャンネルの設定画面が表示されます。

①② ③ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩④

⑤⑥⑦⑧⑨⑩

①モード切換ボタン[Comp/Leveler](入力チャンネルのみ)コンプレッサー/オートレベラーモードが表示され、チャンネルごとにモードを切り換えられます。初期設定ではすべての入力チャンネルがコンプレッサーモードに設定されており、このボタンを押すと、オートレベラーモードに切り換わります。もう一度押すと、コンプレッサーモードに切り換わります。

モード切り換え時に、そのチャンネルのコンプレッサー機能およびオートレベラー機能の各パラメーラーは、初期値に戻ります。

②Compスレッシュハンドルクリックして上下にドラッグすると、コンプレッサーのスレッショルドレベルを変更できます。

ご注意

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③レシオハンドルクリックして上下にドラッグすると、コンプレッサーのレシオを変更できます。

④入出力レベルメーターパソコンとD-901が通信中で、D-901が動作しているときに、入出力信号レベル、リダクションレベル(コンプレッサーの効き具合)、スレッショルドレベルが、次のようなバーグラフで表示されます。

チャンネルをステレオリンクに設定しているときは、L/Rチャンネルのレベルメーターが同時に表示されます。

スレッショルドレベル

入力信号レベル

リダクションレベル

出力信号レベル

Lチャンネル入力レベルメーター

Rチャンネル入力レベルメーター

Lチャンネル出力レベルメーター

Rチャンネル出力レベルメーター

⑤Compスレッシュボタン[Threshold(dB)]各チャンネルにおけるコンプレッサーのスレッショルドレベルが数値で表示されます。このボタンを押すと、スレッショルドレベル設定のダイアログが表示され、数値を直接入力して設定できます。(設定範囲:-20~+20 dB)右横の上下ボタンで1 dB 単位の変更もできます。

⑥Compレシオボタン[Ratio]各チャンネルにおけるコンプレッサーのレシオが数値で表示されます。このボタンを押すと、プルダウンメニューから設定値を選択できます。右横の上下ボタンでの変更もできます。

⑦Compアタックボタン[Attack(ms)]各チャンネルにおけるコンプレッサーのアタックタイムが数値で表示されます。このボタンを押すと、プルダウンメニューから設定値を選択できます。右横の上下ボタンでの変更もできます。

⑧Compリリースボタン[Release(ms)]各チャンネルにおけるコンプレッサーのリリースタイムが数値で表示されます。このボタンを押すと、プルダウンメニューから設定値を選択できます。右横の上下ボタンでの変更もできます。

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⑨Compゲインボタン[Gain(dB)]各チャンネルにおけるコンプレッサーのゲインが数値表示されます。このボタンを押すと、コンプレッサーゲイン設定のダイアログが表示され、数値を直接入力して設定できます。設定範囲:-∞(-70)~+10 dB右横の上下ボタンで1 dB単位の変更もできます。

⑩Comp ON/OFFボタン[On/Off]各チャンネルにおけるコンプレッサーのON/OFFが表示されます。このボタンを押すと、ON/OFFの切り換えができます。

●オートレベラー機能の設定(入力チャンネルのみ)

表示切換タブのLeveler Allをクリックすると、オートレベラーモードに設定されたすべてのチャンネルの設定画面が表示されます。

①② ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧③

④⑤⑥⑦⑧

①モード切換ボタン[Comp/Leveler]コンプレッサー/オートレベラーモードが表示され、チャンネルごとにモードを切り換えられます。初期設定ではすべての入力チャンネルがコンプレッサーモードに設定されており、このボタンを押すと、オートレベラーモードに切り換わります。もう一度押すと、コンプレッサーモードに切り換わります。

モード切り換え時に、そのチャンネルのコンプレッサー機能およびオートレベラー機能の各パラメーターは、初期値に戻ります。

②オートレベラーターゲットレベルハンドルクリックして上下にドラッグすると、オートレベラーターゲットレベルを変更できます。

ご注意

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チャンネルをステレオリンクに設定しているときは、L/Rチャンネルのレベルメーターが同時に表示されます。

③入出力レベルメーターパソコンとD-901が通信中で、D-901が動作しているときに、入出力信号レベル、ターゲットレベルが、次のようなバーグラフで表示されます。

入力信号レベル

ターゲットレベル

出力信号レベル

Lチャンネル入力レベルメーター

Rチャンネル入力レベルメーター

Lチャンネル出力レベルメーター

Rチャンネル出力レベルメーター

④オートレベラーターゲットレベルボタン[Target Level(dB)]各チャンネルにおけるオートレベラーのスレッショルドレベルが数値で表示されます。このボタンを押すと、スレッショルドレベル設定のダイアログが表示され、数値を直接入力して設定できます。(設定範囲:-20~+20 dB)右横の上下ボタンで1 dB 単位の変更もできます。

⑤オートレベラーマックスゲインボタン[Max Gain(dB)]各チャンネルにおけるオートレベラーのマックスゲインが数値で表示されます。このボタンを押すと、マックスゲイン設定のダイアログが表示され、数値を直接入力して設定できます。(設定範囲:0~+20 dB)右横の上下ボタンで1 dB 単位の変更もできます。

⑥オートレベラーアタックボタン[Attack(ms)]各チャンネルにおけるオートレベラーのアタックタイムが数値で表示されます。このボタンを押すと、プルダウンメニューから設定値を選択できます。右横の上下ボタンでの変更もできます。

⑦オートレベラーリリースボタン[Release(ms)]各チャンネルにおけるオートレベラーのリリースタイムが数値で表示されます。このボタンを押すと、プルダウンメニューから設定値を選択できます。右横の上下ボタンでの変更もできます。

⑧オートレベラーON/OFFボタン[On/Off]各チャンネルにおけるオートレベラーのON/OFFが表示されます。このボタンを押すと、ON/OFFの切り換えができます。

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■ Automixビュー(オートミキシング機能の設定)

オートミキシング機能のボックス をクリックすると、Automixビューが表示されます。

●ゲート機能の設定

オートミキシング機能のボックスをクリックすると、最初にGATEタブの画面が表示されます。

表示切換タブのGate Allをクリックすると、全チャンネルの設定画面が表示されます。

② ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧ ⑨ ⑩ ⑪ ⑫ ⑬

①オートミキシンググループ設定ボタン[Automix Group]各チャンネルが属するオートミキシンググループを設定します。このボタンを押すと、プルダウンメニューからグループを選択できます。NOM、Duckerの各表示切換タブを押して表示される画面でも、同様に設定できます。

②ゲートスレッシュハンドルクリックして左右にドラッグすると、ゲートのスレッショルドレベルを変更できます。

①③

①④⑤⑥⑦⑧⑨⑩⑪⑫⑬

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③入出力レベルメーターパソコンとD-901が通信中で、D-901が動作しているときに、入出力信号レベル、スレッショルドレベルが、次のようなバーグラフで表示されます。

④レベルアタックボタン[Level Attack(ms)]各チャンネルにおけるレベルセンスのアタックタイムが数値で表示されます。このボタンを押すと、プルダウンメニューから設定値を選択できます。右横の上下ボタンでの変更もできます。

⑤レベルリリースボタン[Level Release(ms)]各チャンネルにおけるレベルセンスのリリースタイムが数値で表示されます。このボタンを押すと、プルダウンメニューから設定値を選択できます。右横の上下ボタンでの変更もできます。

入力信号レベル出力信号レベル

スレッショルドレベル

ヒステリシスを設定しているときは、スレッショルドレベルが2カ所表示されます。

オープンスレッショルドレベル

クローズスレッショルドレベル

Lチャンネル入力レベルメーター

Rチャンネル入力レベルメーター

Lチャンネル出力レベルメーター

Rチャンネル出力レベルメーター

チャンネルをステレオリンクに設定しているときは、L/Rチャンネルのレベルメーターが同時に表示されます。

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⑥ゲートスレッシュボタン[Gate Threshold(dB)」各チャンネルにおけるゲートのスレッショルドレベルが数値で表示されます。このボタンを押すと、スレッショルドレベル設定のダイアログが表示され、数値を直接入力して設定できます。(設定範囲:-50~+20 dB)右横の上下ボタンで1 dB単位の変更もできます。

⑦ゲートヒステリシスボタン[Gate Hysteresis(dB)」各チャンネルにおけるゲートのヒステリシスが数値で表示されます。このボタンを押すと、ヒステリシス設定のダイアログが表示され、数値を直接入力して設定できます。設定範囲:-∞(-70)~+10 dB右横の上下ボタンで1 dB単位の変更もできます。

⑧ゲートデプスボタン[Gate Depth(dB)]各チャンネルにおけるゲートのデプスが数値で表示されます。このボタンを押すと、デプス設定のダイアログが表示され、数値を直接入力して設定できます。設定範囲:-∞(-70)~0 dB右横の上下ボタンで1 dB単位の変更もできます。

⑨ゲートホールドボタン[Gate Hold(ms)]各チャンネルにおけるゲートのホールドタイムが数値で表示されます。このボタンを押すと、プルダウンメニューから設定値を選択できます。右横の上下ボタンでの変更もできます。

⑩ゲートアタックボタン[Gate Attack(ms)]各チャンネルにおけるゲートのアタックタイムが数値で表示されます。このボタンを押すと、プルダウンメニューから設定値を選択できます。右横の上下ボタンでの変更もできます。

⑪ゲートリリースボタン[Gate Release(ms)]各チャンネルにおけるゲートのリリースタイムが数値で表示されます。このボタンを押すと、プルダウンメニューから設定値を選択できます。右横の上下ボタンでの変更もできます。

⑫ゲートON/OFFボタン[Gate On/Off]各チャンネルにおけるゲート機能のON/OFFが表示されます。このボタンを押すと、ON/OFFの切り換えができます。

⑬ゲートステータスインジケーター[Gate Close]ゲートが動作する(クローズする)と、青色に点灯します。

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● NOMアッテネーション機能の設定

表示切換タブのNOMをクリックすると、全チャンネルのNOMアッテネーション設定画面が表示されます。

①②

①オートミキシンググループ設定ボタン[Automix Group]各チャンネルが属するオートミキシンググループを設定します。このボタンを押すと、プルダウンメニューからグループを選択できます。GATE、Gate All、Duckerの各表示切換タブを押して表示される画面でも、同様に設定できます。

②NOMアッテネーションON/OFFボタン[NOM On/Off]各チャンネルにおけるNOMアッテネーション機能のON/OFFが表示されます。このボタンを押すと、ON/OFFの切り換えができます。

③NOMアッテネーションボタン[NOM Attenuation]NOMアッテネーションゲインが、オートミキシンググループごとに数値で表示されます。このボタンを押すと、NOM設定のダイアログが表示され、数値を直接入力して設定できます。設定範囲:0~20(0 log10NOM~20 log10NOM)右横の上下ボタンでの変更もできます。

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●ダッカー機能の設定

表示切換タブのDuckerをクリックすると、全チャンネルのダッカー設定画面が表示されます。

①オートミキシンググループ設定ボタン[Automix Group]各チャンネルが属するオートミキシンググループを設定します。このボタンを押すと、プルダウンメニューからグループを選択できます。GATE、Gate All、NOMの各表示切換タブを押して表示される画面でも、同様に設定できます。

②優先順位ボタン[Ducker Priority Level]各チャンネルにおける優先順位が表示されます(1~8、1:最高レベル、8:最低レベル)。このボタンを押すと、優先順位設定のダイアログが表示され、数値を直接入力して設定できます。右横の上下ボタンでの変更もできます。

③ダッカーデプスボタン[Ducker Depth(dB)]各チャンネルにおけるダッカーのデプスが数値で表示されます。このボタンを押すと、デプス設定のダイアログが表示され、数値を直接入力して設定できます。設定範囲:-∞(-70)~0 dB右横の上下ボタンで1 dB単位の変更もできます。

④ダッカーアタックボタン[Ducker Attack(ms)]各チャンネルにおけるダッカーのアタックタイムが数値で表示されます。このボタンを押すと、プルダウンメニューから設定値を選択できます。右横の上下ボタンでの変更もできます。

⑤ダッカーリリースボタン[Ducker Release(ms)]各チャンネルにおけるダッカーのリリースタイムが数値で表示されます。このボタンを押すと、プルダウンメニューから設定値を選択できます。右横の上下ボタンでの変更もできます。

⑥ダッカーON/OFFボタン[Ducker On/Off]各チャンネルにおけるダッカー機能のON/OFFが表示されます。このボタンを押すと、ON/OFFの切り換えができます。

③④⑤

②①

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■ Faderビュー(入力・出力ゲイン、入力・出力グループトリムの設定)

フェーダーのボックス をクリックすると、Faderビューが表示されます。

●入力・出力ゲインの設定

フェーダーのボックスをクリックすると、最初にFaderタブの画面が表示されます。

①グルーピングボタン[Grouping]各チャンネルごとに設定されているグルーピング番号が表示されます。このボタンを押して[グルーピング設定→(チャンネル)]を選択すると、グルーピング設定ができます。グルーピングされているチャンネルのフェーダーを上下させると、同じグループに属している他のフェーダーも同様に動きます。また、グルーピング設定をすると、グループトリムゲイン(Gr Trim)が有効になり、グルーピングされている各チャンネルのオフセットゲインを設定できるようになります。

②グループトリムゲインボタン[Gr Trim]各チャンネルごとに設定されているグループトリムゲインが数値で表示されます。グルーピングされているときは、このボタンを押すとフェーダー設定のダイアログが表示され、数値を直接入力して設定できます。Gr Trimタブの画面のグループトリムゲインの設定値と連動します。設定範囲:-∞(-80)~+10 dB右横の上下ボタンで0.1 dB単位の変更もできます。

③フェーダー上下させると、各チャンネルにおけるレベルを変更できます。

④ゲイン表示ボタン[Fader(dB)]各チャンネルにおけるレベルが数値で表示されます。このボタンを押すとフェーダー設定のダイアログが表示され、数値を直接入力して設定できます。設定範囲:-∞(-70)~+10 dB右横の上下ボタンで0.1 dB単位の変更もできます。

⑤チャンネルON/OFFボタン[On/Off]各チャンネルにおけるチャンネルのON/OFF状態が表示されます。このボタンを押すと、ON/OFFの切り換えができます。

④⑤

②①

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●入力・出力グループトリムの設定

表示切換タブのGr Trimをクリックすると、フェーダー操作によるグループトリムゲインの設定画面が表示されます。

①フェーダーグルーピングされているときは、フェーダーを上下させると、各チャンネルにおけるグループトリムゲインを変更できます。

②グループトリムゲインボタン[Gr Trim]各チャンネルごとに設定されているグループトリムゲインが数値で表示されます。グルーピングされているときは、このボタンを押すとゲイン設定のダイアログが表示され、数値を直接入力して設定できます。Faderタブの画面のグループトリムゲインの設定値と連動します。設定範囲:-∞(-70)~+10 dB

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■ Filterビュー(フィルター機能の設定)

マルチバンドフィルターのボックス をクリックすると、Filterビューが表示されます。

①フィルターコントロール

②フィルターポイントシンボルフィルターポイントは、フィルターポイントシンボルから必要に応じて選択します。フィルターポイントシンボル上で任意のポイントを右クリックすると、右に示すようなポップアップメニューが表示されます。「Through」以外を選択すると、フィルターコントロール部に丸印が表示されます。取り消したいときは、フィルターポイントシンボルをもう一度右クリックして「Through」を選択すると、フィルターコントロール部の丸印が消えます。黄色い丸は、選択されているフィルターポイントを表します。

:パラメトリックイコライザー(PEQ)

:ハイパスフィルター(HPF)

:ローパスフィルター(LPF)

:ハイシェルビングフィルター(High Shelving)

:ローシェルビングフィルター(Low Shelving)

:ホーンイコライザー(Horn EQ)

:ノッチフィルター(Notch)

:オールパスフィルター(All Pass)

フィルターコントロール上のフィルターポイントをドラッグすると、周波数およびゲインが変更できます。フィルターポイントの左横に白丸が表示されているときは、その白丸をクリックして上下にドラッグすると、選択されているフィルターポイントのQ値を変更できます。

① ②

③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩

(表形式で表示したとき)

③④⑤⑥⑦⑧⑨⑩

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③フィルター種類表示ボタン選択されているフィルターポイントのフィルター種類が表示されます。このボタンを押すと、プルダウンメニューからフィルターの種類を選択できます。「Through」を選択すると、フィルターコントロール部の丸印が消えます。

④周波数表示ボタン[Freq.(Hz)]選択されているフィルターポイントの周波数が表示されます。このボタンを押すと周波数設定のダイアログが表示され、数値を直接入力して設定できます。(設定範囲:20~20000 Hz)右横の上下ボタンで1/24 oct(オプションボタンでステップ幅を変更可)単位の変更もできます。

⑤ゲイン表示ボタン[Gain(dB)]選択されているフィルターポイントのゲインが表示されます。このボタンを押すとゲイン設定のダイアログが表示され、数値を直接入力して設定できます。(設定範囲:-15~+15 dB)右横の上下ボタンで0.5 dB(オプションボタンで0.1 dBに変更可)単位の変更もできます。

⑥Q表示ボタン[Q]選択されているフィルターポイントのQ値が表示されます。このボタンを押すと、プルダウンメニューから設定値を選択できます。

⑦テーブル表示ボタンこのボタンを押すと、フィルターコントロールを表形式で表示します。もう一度押すと、元のグラフ表示に戻ります。

⑧フィルターON/OFFボタン選択されているフィルターのON/OFF状態が表示されます。このボタンを押すと、ON/OFFの切り換えができます。

⑨周波数特性表示ボタンレスポンスビュー( P. 47)の表示、非表示を切り換えます。

⑩オプションボタン押すと、下記のプルダウンメニューが表示されます。

スケール :スケールを変更できます。Q表示 :「数値」または「オクターブバンド」を選択すると、Qの表示方法を切り換えられます。

(パラメトリックイコライザー、ノッチフィルター、オールパスフィルターのときのみ)高い分解能:「周波数」を選択すると、周波数のステップ幅を切り換えられます。「振幅」を選択すると、

ゲインのステップ幅を切り換えられます。

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■ Xoverビュー(クロスオーバー機能の設定)

Xoverのボックス または をクリックすると、Xoverビューが表示されます。

●クロスオーバー機能の設定

Xoverのボックスをクリックすると、最初にXoverタブの画面が表示されます。

(2)「24 dB Variable-Q」選択時

(3)上記以外のフィルター種類を選択時

(4)ゲインを選択時

画面右上の表示は、選択されているフィルターの種類によって変化します。

(1)「12 dB Variable-Q」、「18 dB Variable-Q」選択時

① ②

③④

③④⑤

③④⑤⑤

③④

⑥⑦

⑧⑨⑩

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(表形式で表示したとき)

③④

⑧⑨⑩

①フィルターコントロール

②フィルターポイントフィルターコントロール上の丸印が操作可能なフィルターポイントです。黄色い丸は、選択されているフィルターポイントを表します。

(選択時)、 (非選択時):ハイパスフィルター

(選択時)、 (非選択時):ローパスフィルター

(選択時)、 (非選択時) :ゲインコントロール

ハイパスまたはローパスフィルターポイントをクリックして左右にドラッグすると、選択されているフィルターポイントのカットオフ周波数を変更できます。ゲインコントロールポイントをクリックして上下にドラッグすると、選択されているフィルターポイントのゲインを変更できます。フィルターポイントの右横または左横に白丸が表示されているときに、その白丸をクリックして上下にドラッグすると、選択されているフィルターポイントのQ値を変更できます。

③フィルター種類表示ボタン選択されているフィルターポイントのフィルター種類が表示されます。このボタンを押すと、プルダウンメニューからフィルターの種類を選択できます。

④周波数表示ボタン[Freq.(Hz)]選択されているフィルターポイントの周波数が表示されます。このボタンを押すと周波数設定のダイアログが表示され、数値を直接入力して設定できます。(設定範囲:20~20000 Hz)右横の上下ボタンでの変更もできます。

⑤Q表示ボタン[Q]、Q2表示ボタン[Q2]選択されているフィルターポイントのQ値が表示されます。このボタンを押すと、プルダウンメニューから設定値を選択できます。

⑥ゲイン表示ボタン[Gain(dB)]選択されているゲインコントロールポイントのゲインが表示されます。このボタンを押すとゲイン設定のダイアログが表示され、数値を直接入力して設定できます。(設定範囲:-15~+15 dB)右横の上下ボタンで0.1 dB単位の変更もできます。

⑦極性反転ボタン[Polarity]選択されているフィルターポイントの極性状態が表示されます。このボタンを押すと、極性を反転できます。

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⑧テーブル表示ボタンこのボタンを押すと、フィルターコントロールを表形式で表示します。もう一度押すと、元の表示に戻ります。

⑨周波数特性表示ボタンレスポンスビュー( P. 47)の表示、非表示を切り換えます。

⑩スケール変更ボタンこのボタンを押すとスケール設定のダイアログが表示され、フィルターコントロールのグラフスケールを変更できます。

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● Xoverボックス間の時間補正の設定

表示切換タブのDriver Alignmentをクリックすると、Xoverボックス間の時間補正の設定画面が表示されます。

① ②

④⑤

①可変最小単位選択ボタン上下ボタンで変更できるディレイ時間の最小単位を選択できます。

②オプションボタンこのボタンを押すと、ディレイオプションのダイアログが表示され、ディレイ距離表示ボタンに表示される距離の単位を、メートル、インチ、フィートから選択できます。また、ディレイ距離表示ボタンに表示される距離計算に用いる温度を設定できます。

③ディレイ時間表示ボタン[Time(ms)]チャンネルにおけるディレイ時間が数値で表示されます。このボタンを押すとディレイ時間設定のダイアログが表示され、数値を直接入力して設定できます。

④ディレイ距離表示ボタン[Distance(meters/inches/feet)]各チャンネルにおけるディレイ距離が数値で表示されます。このボタンを押すとディレイ距離設定のダイアログが表示され、数値を直接入力して設定できます。

⑤上下ボタンディレイ時間を可変最小単位ごとに変更できます。

⑥ディレイON/OFFボタン[On/Off]ディレイ機能のON/OFF状態が表示されます。このボタンを押すと、ON/OFFの切り換えができます。

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■ Delayビュー(ディレイ機能の設定)

ディレイのボックス をクリックすると、Delayビューが表示されます。

① ②

④⑤

①可変最小単位切換スイッチ上下ボタンで変更できるディレイ時間の最小単位を選択できます。

②オプションボタンこのボタンを押すと、ディレイオプションのダイアログが表示され、ディレイ距離表示ボタンに表示される距離の単位を、メートル、インチ、フィートから選択できます。また、ディレイ距離表示ボタンに表示される距離計算に用いる温度を設定できます。

③ディレイ時間表示ボタン[Time(ms)]チャンネルにおけるディレイ時間が数値で表示されます。このボタンを押すとディレイ時間設定のダイアログが表示され、数値を直接入力して設定できます。

④ディレイ距離表示ボタン[Distance(meters/inches/feet)]各チャンネルにおけるディレイ距離が数値で表示されます。このボタンを押すとディレイ距離設定のダイアログが表示され、数値を直接入力して設定できます。

⑤上下ボタンディレイ時間を可変最小単位ごとに変更できます。

⑥ディレイON/OFFボタン[On/Off]ディレイ機能のON/OFF状態が表示されます。このボタンを押すと、ON/OFFの切り換えができます。

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■ Effect/Echoビュー(エフェクト/エコー機能の設定)

エフェクト(エコー)のボックス をクリックすると、Effect/Echoビューが表示されます。

①ゲイン表示ボタン[Output Gain(dB)]エコー出力ゲインが表示されます。このボタンを押すとゲイン設定のダイアログが表示され、数値を直接入力して設定できます。設定範囲:-∞(-70)~0 dB右横の上下ボタンで1 dB単位の変更もできます。

②レシオ表示ボタン[Feedback Ratio(%)]フィードバックレシオが表示されます。このボタンを押すとレシオ設定のダイアログが表示され、数値を直接入力して設定できます。(設定範囲:0~99%)右横の上下ボタンで1%単位の変更もできます。

③フィードバックディレイボタン[Feedback Delay(ms)]フィードバックディレイ時間が表示されます。このボタンを押すとフィードバックディレイ時間設定のダイアログが表示され、数値を直接入力して設定できます。(設定範囲:0~682 ms)右横の上下ボタンで1 ms単位の変更もできます。

④プリディレイボタン[Pre-Delay(ms)]プリディレイ時間が表示されます。このボタンを押すとプリディレイ時間設定のダイアログが表示され、数値を直接入力して設定できます。(設定範囲:0~682 ms)右横の上下ボタンで1 ms単位の変更もできます。

⑤ローパスフィルター周波数ボタン[LPF Freq.(Hz)]ローパスフィルターのカットオフ周波数が表示されます。このボタンを押すとカットオフ周波数設定のダイアログが表示され、数値を直接入力して設定できます。(設定範囲:20~20000 Hz)右横の上下ボタンでの変更もできます。

⑥Q表示ボタン[LPF Q]ローパスフィルターのQ値が表示されます。このボタンを押すと、プルダウンメニューから設定値を選択できます。右横の上下ボタンでの変更もできます。

⑦エコーON/OFFボタン[On/Off]エコー機能のON/OFF状態が表示されます。このボタンを押すと、ON/OFFの切り換えができます。

①②③④⑤⑥⑦

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■ FBSビュー(ハウリング抑制機能の設定)

ハウリング抑制機能のボックス をクリックすると、FBSビューが表示されます。

(表形式で表示したとき)

①②③④⑤⑥⑦

①ダイナミックモードボタン[DYNAMIC Mode]ダイナミックモードのON/OFF状態が表示されます。このボタンを押すとON/OFFの切り換えができます。

②オートスタートボタン[AUTO Start]パソコンとD-901が通信接続中に押すと、オートモードが起動します。

③フィルター数表示ボタン[AUTO:DYNAMIC]オートモードのフィルター数とダイナミックモードのフィルター数が表示されます。このボタンを押すと、プルダウンメニューからフィルター数を選択できます。

④クリアダイナミックボタン[Clear DYNAMIC]押すと、ダイナミックモードのフィルターの設定がクリアされ、初期設定に戻ります。

⑤クリアオートボタン[Clear AUTO]押すとオートモードのフィルターの設定がクリアされ、初期設定に戻ります。

⑥スケール変更ボタン押すとダイアログが表示され、特性グラフのスケールを変更できます。

⑦テーブル表示ボタン押すと、フィルター状態表示部を表形式で表示します。

⑧フィルター状態表示部現在のダイナミックモードフィルターとオートモードフィルターの特性が表示されます。表形式の表示では、各フィルターの設定値が表示されます。

①②③④⑤⑥⑦

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■ マイク/ラインインプットモジュールビュー(D-921FまたはD-921E使用時のみ)

フロービューで入力スロットに表示されている「D-921」ボックスをクリックするとマイク/ラインインプットモジュールビューが表示されます。

①②

①ファンタム電源ON/OFFボタン[Phantom Power]選択されているチャンネルのファンタム電源のON/OFF状態が表示されます。このボタンを押すと、ON/OFFの切り換えができます。(PADボタンでLINEが選択されているときは常にOFFになります。)

②PADボタン[PAD]選択されているチャンネルのPADの設定が表示されます。このボタンを押すと、プルダウンメニューから設定値を選択できます。

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■ デジタルインプットモジュールビュー(D-923AE使用時のみ)

フロービューで入力スロットに表示されている「D-923AE」ボックスをクリックするとD-923AE使用時のデジタルインプットモジュールビューが表示されます。

①チャンネルステータス表示[Status]選択されているチャンネルの入力信号の状態が確認できます。

①②

表示 入力信号の状態LOCK 正常UNLOCK ケーブル未接続時、または機器の電源

が入っていないときNon AUDIO オーディオ信号ではないときNon PCM PCMデータではないときDTS CD DTS CDのとき

②サンプリング周波数表示[Fs(Hz)]選択されているチャンネルのサンプリング周波数が確認できます。

③プリエンファシスの状態[Pre Emphasis]選択されているチャンネルのプリエンファシスの状態が確認できます。

LOCK状態のときは、白地に黒文字、エラー状態のときは、赤地に白文字となります。エラー状態のときは、フロービューの「D-923AE」ボックスに、次のように赤いステータスエラー表示が出ます。

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■ ステレオインプットモジュールビュー(D-936R使用時のみ)

フロービューで入力スロットに表示されている「D-936R」ボックスをクリックするとステレオインプットモジュールビューが表示されます。

①モード表示ボタンモジュールの動作モードが表示されます。このボタンを押すと、プルダウンメニューからモードを選択できます。

②ON/OFFコントロール[1、2、3、4]● モジュールの入力1~4のON/OFFが表示されます。 印が、ONを表します。●ダブルクリックすると、ON/OFFを切り換えられます。● ON/OFFコントロール上の黒い太線枠は、選択されている入力を表します。● MIX ALLモード時は、入力1~4が個別にON/OFFを切り換えられます。● SELECTモード時は、入力1~4のうちどれか1つをONにできます。● MIX ALLモードからSELECTモードに変更すると、入力1だけがONになります。● SELECTモードからMIX ALLモードに変更すると、入力1~4すべてがONになります。

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■ デジタルインプットモジュールビュー(D-937SP使用時のみ)

フロービューで入力スロットに表示されている「D-937SP」ボックスをクリックするとD-937SP使用時のデジタルインプットモジュールビューが表示されます。

①チャンネルステータス表示[Status]選択されているチャンネルの入力信号の状態が確認できます。

①②

表示 入力信号の状態LOCK 正常UNLOCK ケーブル未接続時、または機器の電源

が入っていないときNon AUDIO オーディオ信号ではないときNon PCM PCMデータではないときDTS CD DTS CDのとき

②サンプリング周波数表示[Fs(Hz)]選択されているチャンネルのサンプリング周波数が確認できます。

③プリエンファシスの状態[Pre Emphasis]選択されているチャンネルのプリエンファシスの状態が確認できます。

④D-937SPモジュール入力選択(ラインセレクト)[Line Select、1、2、3、4]D-937SPモジュールの入力1~4の選択状態が表示されます。 印が、選択状態を表します。ダブルクリックすると、選択状態を切り換えられます。

D-936RのMIX ALLモードのように、複数の入力を選択することはできません。

ご注意

LOCK状態のときは、白地に黒文字、エラー状態のときは、赤地に白文字となります。エラー状態のときは、フロービューの「D-937SP」ボックスに、次のように赤いステータスエラー表示が出ます。

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レスポンスビューを表示、非表示させるには、メニューから[表示(V)→レスポンスビュー(R)]を選択するか、HPF/PEQ、Filter、Xoverの各ビューで周波数特性表示ボタンを押します。レスポンスビューはOutput ResponseとXover Responseの2種類があります。

■ Output Responseビュー● Output Responseビューでは、入力から出力までの総合特性を表示します。●各出力チャンネルに対し、マトリクスでルーティングされている入力を選択できます。●振幅特性、位相特性、群遅延特性の3種類が表示できます。

レスポンスビュー

①特性表示切換ボタン現在表示中の周波数特性の種類が表示されます。このボタンを押すと、プルダウンメニューから表示する周波数特性の種類を選択できます。振幅特性、位相特性、群遅延特性のうちどれか1つを表示する1画面表示と、これらのうち2つを表示する2画面表示の2種類があります。

②スケール変更ボタン押すとスケール設定のダイアログが表示され、レスポンスコントロールのグラフスケールを変更できます。

③レスポンス表示部

④入力選択ボタン[Output 1~8]押すと、プルダウンメニューから各出力チャンネルの特性表示のON/OFF、および入力チャンネルの選択ができます。

① ② ③ ④ ⑤

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■ Xover Responseビュー● クロスオーバー+フィルターの特性曲線を表示できます。●各チャンネル単独の特性に加えて、それらを加算した総合特性を表示できます。●振幅特性、位相特性、群遅延特性の3種類が表示できます。

① ② ③ ④ ⑤ ⑥ ⑦ ⑧

①特性表示切換ボタン現在表示中の周波数特性の種類が表示されます。このボタンを押すと、プルダウンメニューから表示する周波数特性の種類を選択できます。振幅特性、位相特性、群遅延特性のうちどれか1つを表示する1画面表示と、これらのうち2つを表示する2画面表示の2種類があります。

②スケール変更ボタン押すとスケール設定のダイアログが表示され、レスポンスコントロールのグラフスケールを変更できます。

⑤色変更ボタン押すと色の設定ダイアログが表示され、各チャンネルの特性表示曲線の表示色を変更できます。

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⑤レスポンス表示部

⑥特性表示ボタン押すと、各チャンネルの特性表示のON/OFFができます。

⑦On/Offボタン押すと、各チャンネルの特性を総合特性に加算するかしないかを選択できます。

⑧色変更ボタン押すと色の設定ダイアログが表示され、各チャンネルの特性表示曲線の表示色を変更できます。

③測定データ取り込みボタン測定データのインポートにより、マルチウェイスピーカーにおけるクロスオーバー設定のシミュレーションが行えます。このボタンを押して、プルダウンメニューから対象となるチャンネルを選択してください。

④測定データ補正ボタンこのボタンを押すと、特性表示補正のダイアログが表示されますので、振幅特性を補正するにはAmplitudeを、位相特性を補正するにはReceive Delayを変更してください。

⑨特性表示ボタン押すと、各チャンネルの特性を加算した総合特性の表示のON/OFFができます。

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プリセットメモリーは16あり、自由に呼び出し、書き込みができます。

■プリセットメモリーの呼び出し

メニューから、[メモリ(M)→チェンジ(C)→Memory(1~16)]を選択します。

プリセットメモリーの設定

■プリセットメモリーの書き込み

メニューから、[メモリ(M)→ストア(S)→Memory(1~16)]を選択します。

メモリービューから呼び出すこともできます。( P. 17)

メモリービューで書き込むこともできます。( P. 17)

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■ プリセットメモリークロスフェード時間の設定

メニューから、[メモリ(M)→クロスフェード時間(F)]を選択すると、クロスフェード時間設定のダイアログが表示されます。プリセットメモリーを呼び出してプリセット番号を切り換えたときのクロスフェード時間(秒)を設定します。最大10秒まで、0.5秒単位で入力してください。「All Memory」の部分に入力すると、全メモリーのクロスフェード時間を一括で設定できます。全メモリーの設定が一致していないときは「ーーーー」と表示されます。

■名称の変更

メニューから、[メモリ(M)→名称設定(M)...]を選択すると、メモリー名称設定のダイアログが表示されるので、任意の名称を入力してください。

※全角で最大10文字(半角で最大20文字)入力できます。

メモリービューで設定することもできます。( P. 17)

メモリービューで変更することもできます。( P. 17)

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■ 電源起動時のプリセットメモリー設定

メニューから、[メモリ(M)→電源起動時(P)→Last Memory、Memory 1~16]を選択します。

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■ ステレオリンクのはたらき● 隣り合うチャンネル(1と2、3と4、5と6など)をステレオリンクすると、コンプレッサー/オートレベラー、フィルターなどの信号処理パラメーターがリンクします。片方のチャンネルの信号処理パラメーターを操作すると、もう片方のチャンネルの信号処理パラメーターも同時に変化します。

●ステレオリンクの設定は、入力側と出力側で独立して設定できます。入力側はステレオ音源(CDプレーヤーなど)から入力するとき、出力側はステレオ機器(テープレコーダーなど)へ出力するときなど、ステレオのLチャンネルとRチャンネルの設定を同じにしたいときにステレオリンクの設定をします。

■ステレオリンクの設定のしかた● ステレオリンクの設定をするときは、ステレオリンクしたいチャンネルの信号処理のボックスをどれかクリックして選択し、メニューから、[編集(E)→ステレオリンク設定(E)...]を選択します。入力側の信号処理のボックスをクリックすれば入力側が、出力側の信号処理のボックスをクリックすれば出力側が設定できます。

●ステレオリンクの設定時、ステレオリンクされるチャンネルの数字の小さい方(例:チャンネル3とチャンネル4をステレオリンクするときはチャンネル3)のパラメーターが数字の大きい方のチャンネルにコピーされます。

●ステレオリンクの設定をすると、信号処理のボックスが連結されます。

ステレオリンクの設定

● ステレオリンクされたコンプレッサー/オートレベラーは、動作も連動します。

■ステレオリンクの解除のしかた

ステレオリンクの設定を解除するときは、解除したいチャンネルの信号処理のボックスをどれかクリックして選択し、メニューから、[編集(E)→ステレオリンク解除(D)]を選択します。

■ステレオリンク設定時の制限事項● ステレオリンクされた入力チャンネルからステレオリンクされた出力チャンネルにバスアサインした場合は、LR同時にアサインされます。例えば、入力1と入力2、出力1と出力2がそれぞれステレオリンクされているときは、入力1を出力1にアサインすると、同時に入力2が出力2にアサインされます。また、入力1を出力2に、入力2を出力1にアサインすることはできません。

●クロスオーバー機能を使用している出力チャンネルは、ステレオリンクできません。また、ステレオリンクされたチャンネルではクロスオーバー機能を使用できません。

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レベルモニタービューとは、パソコンとD-901が通信中に、D-901の入出力レベルや現在のNOM/DuckerPriorityレベル、本機の冷却ファンの動作状態をモニターすることができるウィンドウです。メニューから[表示(V)→レベルモニタービュー(L)]で表示、非表示を切り換えられます。ただし、このメニュー選択はパソコンとD-901が通信中のみ有効となります。

レベルモニタービュー

入出力信号レベルを表示します。表示灯の状態は入出力レベルの大きさにより、以下のようになります。赤色:定格より17 dB以上のとき緑色:定格より-40 dB以上、17 dB未満

のとき消灯:定格から-40 dBより小さいとき

コンプレッサーのリダクションがかかっていると、黄色に点灯します。※入力チャンネルでオートレベラーモードに設定されているときは、表示されません。

現在のダッカー機能の優先度が、オートミキシンググループごとに表示されます。

ゲートがクローズしているときに、水色に点灯します。

現在のNOMアッテネーション機能の状態が、オートミキシンググループごとに表示されます。

現在の冷却ファンの状態が表示されます。

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D-901とパソコンの通信をする前に、あらかじめD-901の制御モード*を「PC CTRL」に設定しておいてください。

* 設定のしかたは、D-901に付属の取扱説明書をお読みください。

通 信

● メニューから[通信(R)→通信設定]を選択すると、次のようなダイアログが表示されます。

①③④⑤

①自動検索ボタン初期設定では、このボタンが選択されています。D-901との接続時に通信ポート、通信速度を自動的に検索します。通信速度は、接続先のD-901の設定状態に自動的に合わせます。

②マニュアルボタン自動検索で接続できなかったときに、このボタンを選択してださい。③ポート、④スピード欄が選択できるようになります。

③ポートポートをCOM1~COM256から選択できます。

④スピード通信速度を 115200、38400、19200、9600(bps)から選択できます。D-901の通信速度をあらかじめ設定しておき、それに合わせてください。

⑤接続タイムアウトデータ再送を行うまでの時間を設定します。0~60(sec)の範囲で設定できます。0 secに設定すると、データ再送を行いません。

⑥デフォルトの設定変更現在の通信設定をデフォルト値として設定する場合、チェックを入れて[OK]ボタンを押します。新規作成のときに現在の通信設定になります。

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● パソコンと接続先のD-901におけるメモリーの内容が異なる場合は、次のようなダイアログが表示されます。

●パソコンからD-901にデータ転送をする場合は転送方向を「PC>>ユニット」に、D-901からパソコンにデータ転送をする場合は転送方向を「ユニット>>PC」にします。メモリーごとに異なる転送方向を選択することもできます。

●選択に間違いがなければ、[更新]ボタンを押してください。データの転送が始まります。

パソコンからD-901にデータ転送をする場合、モジュール構成が一致していないと、[更新]ボタンを押しても転送できません。

ご注意

●パソコンとの通信を始めるには、メニューから[通信(R)→接続(C)...]を選択します。●次のようなダイアログが表示されている間は、有効な接続を検索中です。

※画面中の「カレントメモリ番号」とは、現在呼び出しているメモリー番号のことです。

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● データの転送終了後、[完了]ボタンを押してください。

●通信を終了するには、メニューから[通信(R)→切断(D)]を選択します。●パソコンと接続先のD-901におけるメモリーの内容の確認画面を出さずに、パソコンのデータをD-901側に送信するには、メニューから[通信(R)→バルク送信(T)]を選択します。

・モジュール構成が一致していないと、バルク送信を選択しても、データを送信できません。・バルク送信中は、別売のVCAコントロールモジュールD-984VCからの音量変更はできません。音量を下げてからバルク送信を実行してください。

●パソコンと接続先のD-901におけるメモリーの内容の確認画面を出さずに、D-901側のデータをパソコンに受信するには、メニューから[通信(R)→バルク受信(R)]を選択します。バルク受信後のメモリー選択番号は、カレントメモリー番号(D-901で現在呼び出しているメモリー番号)になります。

バルク受信中は、別売のVCAコントロールモジュールD-984VCからの音量変更はできません。音量を下げてからバルク受信を実行してください。

● D-901のファームウェアのバージョンを表示させるには、通信中にメニューから[通信(R)→ファームウェア(F)]を選択します。D-901バージョン情報のダイアログが表示されますので、確認後、[OK]ボタンをクリックします。

ご注意

ご注意

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■ ユーザーレベルとは

D-901 PCソフトウェアは、次項で説明する禁止設定においてユーザーレベルを使い分けることができます。ユーザーレベルは次の2種類です。

●管理者  :ユーザーレベル設定をしていない場合は、ユーザーレベルは自動的に管理者になります。また、ログオン画面で管理者としてログオンした場合は、ユーザーレベルは管理者になります。

●オペレータ:ログオン画面で管理者としてログオンしなかった場合は、ユーザーレベルはオペレーターになります。

■ユーザーレベルを有効にする

1 メニューから[オプション(O)→ユーザレベルと禁止設定(S)...]を選択する。ユーザーレベルと禁止設定のダイアログが表示されます。

ユーザーレベル

2「ユーザレベルを有効にする(E)」のチェックボックスをクリックする。管理者パスワード設定ダイアログが表示されます。

3 「パスワード(P)」欄および「パスワードの確認入力(C)」欄に半角16文字以内のパスワード文字列を入力して、[OK]ボタンを押す。

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■ ユーザーレベルを有効にしたときのログオンのしかた

ユーザーレベルを有効にすると、次回そのファイルを開いたときに、次のようなログオン画面が表示されます。

管理者としてログオンする場合は、あらかじめ設定したパスワードを入力して[OK]ボタンを押してください。それ以外の方法でログオン画面が閉じられた場合は、オペレーターとしてログオンします。ログオンしたユーザーレベルは、メイン画面下部ステータスバーの右側に表示されます。

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●禁止できる操作

● クロスオーバー・コンビネーションの変更● ステレオリンクとFaderのグルーピング設定の変更● NOMアッテネーションの変更● 名称の変更● メモリーへのストア● 各機能ボックスのパラメーター変更

●禁止設定のしかた

1 メニューから[オプション(O)→ユーザレベルと禁止設定(S)...]を選択する。ユーザーレベルと禁止設定のダイアログが表示されます。

禁止設定

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メモリーへのストアは、16のメモリーに対し別々の禁止設定を割り当てることができます。

2 禁止設定の各項目のプルダウンメニューから禁止レベルを選択する。

Off 管理者、オペレーターともに、その項目および禁止設定を変更できます。Low 管理者は、その項目および禁止設定を変更できます。

オペレーターは、その項目の変更はできませんが、禁止設定の変更はできます。Mid 管理者は、その項目および禁止設定を変更できます。

オペレーターは、その項目および禁止設定の変更をできません。High 管理者は、その項目の変更はできませんが、禁止設定の変更はできます。

オペレーターは、その項目および禁止設定の変更をできません。

各項目について、4段階の禁止レベルを設定できます。

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メモリーへのストアで「メモリ別」を選択すると、メモリー別のストア禁止設定ダイアログが表示され、メモリー別に4段階の禁止レベルを設定できます。

●各機能ボックスのパラメーター変更の禁止設定のしかた

フロービューに表示されている機能ボックスのパラメーター変更の禁止をボックスごとに設定することができます。フロービューでボックスを選択した状態で、メニューから[編集(E)→ボックスの書き込み保護(W)]を選択します。前項での禁止設定と同様に、4段階(Off、Low、Mid、High)の禁止レベルを設定できます。

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作業中のファイルのデータを印刷することができます。

1 メニューから[ファイル(F)→印刷(P)...]を選択する。印刷範囲ダイアログが表示されます。

印 刷

2 印刷したいメモリーを選ぶ。

2-1 メモリーすべての内容を印刷したい場合「メモリ」の「全て(A)」を選択します。

2-2 任意のメモリーを印刷したい場合「メモリ」の「選択分(L)」を選択し、その下の16個のボタンで印刷するメモリーを選択します。

3 HPF/PEQ、Filter、Xoverの初期値を印刷したくない場合は、「初期値のパラメータは印刷しない(N)」のチェックボックスをクリックする。※初期値の印刷が不要な場合は、これにより印刷に必要な用紙の枚数と印刷時間を節約できます。

4 [OK]ボタンを押して印刷する。

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■ D-981、D-983、D-984VCの概要

別売のリモートコントロールモジュールD-981、D-983またはVCAコントロールモジュールD-984VCを装着すると、D-901のメモリー選択、入出力音量調節、チャンネルON/OFF、ステレオ入力選択(D-936RまたはD-937SP装着時)を外部から制御できます。また、D-901のメモリー選択、チャンネルON/OFF、ステレオ入力選択(D-936RまたはD-937SP装着時)を外部に状態出力できます。各モジュールの装着のしかたは、D-901に付属の取扱説明書を参照してください。外部からの制御は、端子1~8(D-983のときは1~24)とC端子を短絡することで行います。例えば、接点入力設定において、端子1~8がメモリー選択機能でそれぞれプリセット番号1~8に割り当てられているとき、各端子をC端子と短絡することでプリセット番号1~8を呼び出せます。端子1~8の入力初期設定は「プリセットメモリー1~8」、出力初期設定は「プリセットメモリー1~8」に、それ以外は「無し」、「常時ブレイク」になっています。接点入力設定画面および接点出力設定画面で設定を変更し、接点入力・出力にさまざまな機能を割り付けることができます。

■接点入力設定画面

メニューから[オプション(O)→外部制御設定(C)→接点入力(I)]を選択すると、接点入力設定画面が表示されます。

D-981、D-983、D-984VC使用時の設定

①機能端子の機能を設定します。端子1~8の初期設定は、「プリセットメモリー1~8」に、それ以外は、「無し」に設定されています。・メモリメモリー選択・ボリュームUp/Down入出力音量調節・チャンネルONチャンネルON/OFF設定・ステレオ入力ステレオ入力選択(D-936RまたはD-937SP装着時)・無し端子に何の機能も設定しません。

②パラメータメモリー選択時のプリセット番号、ステレオ入力選択の入力番号を設定します。

③制御端子に与える制御の方法です。機能をチャンネルONに設定したときの制御方法を、メイクまたはパルスから選択できます。・メイク各端子とC端子を短絡するとチャンネルがON、開放するとOFFになります。・パルス各端子とC端子を短絡するたびに、チャンネルのON/OFFが切り換えられます。

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④位置入出力音量調節とチャンネルON/OFF設定では入力または出力を、ステレオ入力選択ではD-936RまたはD-937SPが装着されているスロットを選択します。

⑤チャンネル選択入出力音量調節、チャンネルON/OFFをするチャンネルを選択します。

■接点入力への機能割り付け

●メモリー選択

端子に1~16のうち任意のプリセット番号を割り付けます。

1 各端子の機能のボタンを押して、プルダウンメニューから「メモリ」を選択する。

2 パラメータのボタンを押して、プルダウンメニューからプリセット番号を選択する。

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●入出力音量調節

端子にボリュームUpまたは、ボリュームDownの機能を割り付けます。

1 各端子の機能のボタンを押して、プルダウンメニューから「ボリュームUp/Down」を選択する。選択した端子の機能が「ボリュームUp」に、その次の番号の端子の機能が「ボリュームDown」に設定されます。

2 位置のボタンを押して、プルダウンメニューから「入力」または「出力」を選択する。2つの端子の位置が同時に選択した内容に設定されます。

3 チャンネル選択で、音量調節したいチャンネルのボタンをクリックする。

プリセットメモリーに保存せず、電源を切ると、D-981、D-983、D-984VCで変更したFader値は、設定値に戻ります。

ご注意

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●チャンネルON/OFF

端子にチャンネルON/OFFの機能を割り付けます。

1 各端子の機能のボタンを押して、プルダウンメニューから「チャンネルOn/Off」を選択する。

2 制御のボタンを押して、制御方法をプルダウンメニューから「メイク」または「パルス」を選択する。

3 位置のボタンを押して、プルダウンメニューから「入力」または「出力」を選択する。

4 チャンネル選択で、ON/OFFしたいチャンネルのボタンをクリックする。

制御方法を「パルス」に設定した場合、プリセットメモリーに保存せず、電源を切ると、D-981、D-983、D-984VCで変更したチャンネルON/OFFは、設定値に戻ります。

ご注意

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●ステレオ入力

端子にステレオ入力の機能を割り付けます。

1 各端子の機能のボタンを押して、プルダウンメニューから「ステレオ入力」を選択する。

2 位置のボタンを押して、プルダウンメニューから該当するD-936RまたはD-937SPが装着されているスロットを選択する。

3 パラメータのボタンを押して、プルダウンメニューからON/OFFしたい入力を選択する。

プリセットメモリーに保存せず、電源を切ると、D-981、D-983、D-984VCで変更したON/OFFは、設定値に戻ります。

ご注意

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■ 接点出力設定画面

メニューから[オプション(O)→外部制御設定(C)→接点出力(O)]を選択すると、接点出力設定画面が表示されます。

①機能端子の機能を設定します。端子1~8の初期設定は「プリセットメモリー1~8」に、それ以外は「常時ブレイク」に設定されています。・常時ブレイク常にブレイク・常時メイク常にメイク・メモリメモリ選択状態を出力・チャンネルON チャンネルON/OFF状態を出力・接点入力状態入力接点の端子状態を出力・ステレオ入力ステレオ入力選択状態を出力(D-936RまたはD-937SP装着時)

②パラメータメモリー選択状態出力のプリセット番号、接点入力状態出力の入力端子番号、ステレオ入力選択状態出力の入力番号を設定します。

③制御設定する項目はありません。

④位置チャンネルON/OFF状態出力では入力/出力を、ステレオ入力選択状態出力ではD-936RまたはD-937SPが装着されているスロットを選択します。

⑤チャンネル選択チャンネルON/OFF状態出力をするチャンネルを選択します。

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■ 接点出力への機能割り付け

●メモリー選択

端子に1~16のうち任意のプリセット番号の呼び出しタリーを割り付けます。

1 各端子の機能のボタンを押して、プルダウンメニューから「メモリ」を選択する。

2 パラメータのボタンを押して、プルダウンメニューからプリセット番号を選択する。

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●チャンネルON/OFF

端子にチャンネルON/OFFのタリーを割り付けます。

1 各端子の機能のボタンを押して、プルダウンメニューから「チャンネルOn/Off」を選択する。

2 位置のボタンを押して、プルダウンメニューから「入力」または「出力」を選択する。

3 チャンネル選択で、状態出力したいチャンネルのボタンをクリックする。

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●接点入力状態

端子に接点入力状態タリーを割り付けます。

1 各端子の機能のボタンを押して、プルダウンメニューから「接点入力状態」を選択する。

2 パラメータのボタンを押して、プルダウンメニューから状態出力したい接点入力端子を選択する。※ D-981、D-984VCの場合、割り当てできる接点入力は1~8までです。

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●ステレオ入力

端子にステレオ入力選択タリーを割り付けます。

1 各端子の機能のボタンを押して、プルダウンメニューから「ステレオ入力」を選択する。

2 位置のボタンを押して、プルダウンメニューから該当するD-936RまたはD-937SPが装着されているスロットを選択する。

3 パラメータのボタンを押して、プルダウンメニューから状態出力したい入力を選択する。

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D-901前面パネルの各キー操作のプロテクト設定を行うことができます。

[プロテクト設定できるキー操作]

① すべてのキー② ユーティリティキー③ プリセットキー④ 設定つまみ/ON設定キー/入力・出力チャンネル選択キー⑤ 画面シフトキー⑥ プリセット選択キー⑦ 入力チャンネル音量調節つまみ/入力チャンネルONキー⑧ 出力チャンネル音量調節つまみ/出力チャンネルONキー⑨ 入力チャンネル選択キー/出力チャンネル選択キー/マイクバス選択キー⑩ エフェクト機能キー

プロテクト機能の設定

ON

MIC BUS

FBS

EFFECT

UTILITY

8

7

6

5

1

2

3

4

5

6 12

11

10

9

8

7

PRESET INPUT OUTPUT

PARAMETER

DIGITAL MIXER model D-901

1

2

ON

POWER

OFF

ON

6

3 7

5

4 8

PRESET

PUSH-ENTER

CHANGE

LOCK

4

3

2

1

ENTRY SECTION

ON

SEL

+12dB

+6dB

0dB

-6dB

PEAK

-40dB

-20dB

-12dB

0N SIG SEL

SEL SIG 0N 0N SIG SEL

CURSOR

ALL

CHG PARAM *UTILITY SELECT

LOAD INPUT OUTPUTPRESET EFFECT

* 入力および出力選択キーによるバスアサイン操作もロックされます。

⑥ ⑦ ⑧

④⑤

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[プロテクト設定のしかた]

メニューから[オプション(O)→プロテクト(P)]を選択してすると、プロテクト設定のダイアログが表示されます。

●各キー操作のプロテクトをON/OFFするには、それぞれの設定ボタンをクリックします。ボタンが押された状態がON、出ている状態がオフです。

●すべてのキー操作のプロテクトをONするには、ALLボタンをクリックします。●プロテクト機能を有効にするには、「LOCK」を選択します。●プロテクト機能を無効にするには、「UNLOCK」を選択します。

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フロービューを除く各ビューはドッキング表示とフローティング表示が可能です。

■ドッキング表示

ドッキング表示した画面の例です。

(補足)ビューの表示切り換え

ウィンドウの境界(矢印で示した部分)をダブルクリックするとフローティング表示に切り換わります。

フロービュー(固定)

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● タイトルバーをダブルクリックするとドッキング表示に切り換わります。●ドッキング表示したい場所にタイトルバーをドラッグ&ドロップすることでもドッキング表示に切り換わります。

●メモリービューはメニューからでも切り換えられます。●フローティング表示のときは移動、サイズの変更が可能です。●移動するときは、タイトルバーを右クリックしてプルダウンメニューから[移動(M)]を選択後、タイトルバーをドラッグ&ドロップします。

プルダウンメニューから[移動(M)]を選択せずにタイトルバーをドラッグ&ドロップすると、ドロップした場所によってはその場所でドッキング表示になることがあります。フローティング表示のまま移動したいときは必ず[移動(M)]を選択してください。

●サイズを変更するときは、ウィンドウの境界をドラッグして大きさを調節します。ただし、メモリービューのサイズは変更できません。

ご注意

■フローティング表示

メモリービューをフローティング表示した画面の例です。

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■ ソフトウェア仕様

対応OS :Microsoft Windows 98 SE、Me、2000、Windows XPに対応プリセットメモリー:16メモリー

■通信仕様

通信方式 :RS-232C通信速度 :115200 bps、(38400 bps、19200 bps、9600 bps)データビット :8ビットストップビット:1ビットパリティ :ノンパリティ接続ケーブル :RS-232Cストレート結線

■設定項目と設定範囲

※下線部は初期値です。

●信号処理ボックス

[ゲインの設定]

仕 様

設定項目 設定範囲入力チャンネルゲイン -∞~+10 dB入力トリムゲイン -15~+15 dB(0 dB)、0.1 dBステップ入力トリム極性 NORMAL、INVERSE入力チャンネルグループトリムゲイン -∞~+10 dB、0.1 dBステップ出力チャンネルゲイン -∞~+10 dB(0 dB)出力チャンネルグループトリムゲイン -∞~+10 dB、0.1 dBステップ

[ハイパスフィルター機能の設定]

設定項目 設定範囲Freq(カットオフ周波数) 20 Hz~20 kHz(60 Hz)、1/24オクターブステップSlope(スロープ) 12 dB/octQ 0.500~2.563(0.707)(51ポイント)ON/OFF ON、OFF

[イコライザー機能の設定]

設定項目 設定範囲Gain(ブースト/カット) -15~+15 dB(0 dB)、0.1 dBステップFreq(中心周波数) 20 Hz~20 kHz(低域:630 Hz、高域:1.25 kHz)、

1/24オクターブステップQ 0.267~69.249(4.318)(96ポイント)ON/OFF ON、OFF

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[コンプレッサー機能の設定]

設定項目 設定範囲Thresh(スレッショルド) -20~+20 dB(0 dB)、1 dBステップRatio(レシオ) 1:1、2:1、3:1、4:1、8:1、12:1、20:1、∞:1Attack time(アタックタイム) 0.2、0.5、0.7、1.0、1.5、2、3、5、7、10、20、50、70、100、

120、150、200、250、300、500、700 ms、1、2、3、5 s

Release time(リリースタイム) 10、20、50、70、100、120、150、200、250、300、500、700 ms、1、2、3、5 s

Gain(ゲイン) -∞~+10 dB(0 dB)、1 dBステップON/OFF ON、OFF

[エフェクト(エコー)機能の設定]

設定項目 設定範囲エコー出力ゲイン -∞~10.0 dB(-10 dB)、1 dBステップフィードバックレシオ 0~99%(30%)、1%ステップフィードバックディレイ 0~682 ms(120 ms)、1 msステッププリディレイ 0~682 ms(80 ms)、1 msステップローパスフィルター 20 Hz~20 kHz(3.75 kHz)Q 0.500~2.563(51ポイント)ON/OFF ON、OFF

[コンプレッサー/オートレベラーモードの設定]

設定項目 設定範囲コンプレッサー/オートレベラー COMP、LEVELERモード

[オートレベラー機能の設定]

設定項目 設定範囲Target Level(ターゲットレベル) -20~+10 dB(0 dB)、1 dBステップMax Gain(マックスゲイン) 0~+20 dB(+6 dB)、1 dBステップAttack time(アタックタイム) 10、20、50、70、100、120、150、200、250、300、500、700 ms、

1、1.2、1.5、2、2.5、3、5、7、10 sRelease time(リリースタイム) 100、120、150、200、250、300、500、700 ms、

1、1.2、1.5、2、2.5、3、5、7、10 sON/OFF ON、OFF

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[クロスオーバー機能の設定]

設定項目設定範囲Freq(カットオフ周波数) 20 Hz~20 kHz、1/24オクターブステップSlope(スロープ) Through、6 dB/oct、12 dB/octBS、 12 dB/octVQ 24 dB/octVQBS: Bessel 12 dB/octBW、12 dB/octLR、18 dB/octBS、 18 dB/octVQBW: Butterworth 18 dB/octBW、24 dB/octBS、24 dB/octBW、LR: Likwitz-Riley 24 dB/octLRVQ: Variable Q

Q 0.500~2.563 0.500~2.563(51ポイント) (51ポイント)

Q2 0.500~2.563(51ポイント)

Gain(ゲイン) -15~+15 dB(0 dB)、0.1 dBステップPolarity NORMAL、INVERSE

※ カットオフ周波数の初期値は、クロスオーバー・コンビネーションの設定により異なります。

コンビネーション カットオフ周波数の初期値Single Ch.N HPF: 125 Hz, LPF: 125 Hz2way Ch.N HPF: 20 Hz, LPF: 2.9 kHz

Ch.N+1 HPF: 2.9 kHz, LPF: 20 kHz3way Ch.N HPF: 20 Hz, LPF: 500 Hz

Ch.N+1 HPF: 500 Hz, LPF: 2.9 kHzCh.N+2 HPF: 2.9 kHz, LPF: 20 kHz

4way Ch.N HPF: 20 Hz, LPF: 125 HzCh.N+1 HPF: 125 Hz, LPF: 1 .25 kHzCh.N+2 HPF: 1.25 kHz, LPF: 8 kHzCh.N+3 HPF: 8 kHz, LPF: 20kHz

[マトリクス(バスアサイン・クロスポイントゲイン)の設定]

設定項目 設定範囲Input 1 Output 1~8:ON、OFF

マイクバス :ON、OFFInput 2~12 同上マイクバス Output 1~8:ON、OFFGain(ゲイン) -∞~0 dB、1 dBステップ

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[ハウリング抑制フィルターの設定]

設定項目 設定範囲Gain(ゲイン) -15~+15 dB、0.1 dBステップFreq(中心周波数) 20 Hz~20 kHz、1/24オクターブステップQ 0.267~69.249(96ポイント)

※ D-901本体のソフトウェアによって自動設定されます。

フィルターの種類 設定項目 設定範囲パラメトリックイコライザー Gain -15~+15 dB(0 dB)、0.1 dBステップ(PEQ) Freq(中心周波数) 20 Hz~20 kHz(1 kHz)、

1/24オクターブステップQ 0.267~69.249(96ポイント)

ハイパスフィルター(HPF) Freq(カットオフ周波数) 20 Hz~20 kHz(1 kHz)、1/24オクターブステップ

Slope(スロープ) 6 dB/oct 12 dB/octQ 0.500~2.563(51ポイント)

ローパスフィルター(LPF) Freq(カットオフ周波数) 20 Hz~20 kHz(1 kHz)、1/24オクターブステップ

Slope(スロープ) 6 dB/oct 12 dB/octQ 0.500~2.563(51ポイント)

ハイシェルビングフィルター Gain -15~+15 dB(0 dB)、0.1 dBステップ(High Shelving) Freq(ロールオフ周波数) 6~20 kHz、1/24オクターブステップローシェルビングフィルター Gain -15~+15 dB(0 dB)、0.1 dBステップ(Low Shelving) Freq(ロールオフ周波数) 20~500 Hz、1/24オクターブステップホーンイコライザー(Horn EQ)Gain 0~+18 dB、0.5 dBステップノッチフィルター(Notch) Freq(位相反転周波数) 20 Hz~20 kHz(1 kHz)、

1/24オクターブステップQ 8.651、9.889、11.538、13.847、17.310、

23.081、34.623、69.249オールパスフィルター Freq(位相反転周波数) 20 Hz~20 kHz(1 kHz)、

1/24オクターブステップ(All Pass) Q 0.267~69.249(96ポイント)

ON/OFF ON、OFF

[フィルター機能の設定]

[ディレイ機能の設定]

設定項目 設定範囲遅延時間 0~682.6 ms、0.021 msステップON/OFF ON、OFF

[ハウリング抑制機能の設定]

パラメーター 設定項目 設定範囲DYNAMIC ダイナミックモードのON/OFF ON、OFFAUTO START オートモードの起動AUTO : DYNAMIC 各モードのフィルター数設定 AUTO : 0~9(7)、DYNAMIC : 3~12(5)CLEAR DYNAMIC ダイナミックモードで設定された

フィルターを初期化CLEAR AUTO オートモードで設定されたフィル

ターを初期化

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[レベルセンスの設定]

[ゲート機能の設定]

設定項目 設定範囲Thresh(スレッショルド) -50~+20 dB(-40 dB)、1 dBステップヒステリシス 0~+10 dB、1 dBステップDepth(デプス) -∞~0 dB(-20 dB)、1 dBステップHold time(ホールドタイム) 10、20、50、70、100、120、150、200、250、300、500、700 ms、

1、2、3、5、10 sAttack time(アタックタイム) 10、20、50、70、100、120、150、200、250、300、500、700 ms、

1、2、3、5、10 sRelease time(リリースタイム) 10、20、50、70、100、120、150、200、250、300、500、700 ms、

1、2、3、5、10 sON/OFF ON、OFF

[ダッカー機能の設定]

設定項目 設定範囲Priority level(プライオリティレベル) 1~8(1:最高レベル、8:最低レベル)Depth(デプス) -∞~0 dB(-20 dB)、1 dBステップAttack time(アタックタイム) 10、20、50、70、100、120、150、200、250、300、500、700 ms、

1、2、3、5、10 sRelease time(リリースタイム) 10、20、50、70、100、120、150、200、250、300、500、700 ms、

1、2、3、5、10 sON/OFF ON、OFF

[NOMアッテネーション機能の設定]

設定項目 設定範囲アッテネーションゲイン 0 log10 NOM~20 log10 NOM(10)ON/OFF ON、OFF

設定項目 設定範囲Attack time(アタックタイム) 0.2、0.5、0.7、1.0、1.5、2、3、5、7、10、20、50、70、100、

120、150、200、250、300、500、700 ms、1、2、3、5 s

Release time(リリースタイム) 10、20、50、70、100、120、150、200、250、300、500、700 ms、1、2、3、5 s

●オートミキシング機能

[オートミキシング機能のグループ設定]

設定項目 設定範囲オートミキシンググループ GROUP A、GROUP B、GROUP C、GROUP D

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TOA お客様相談センター フリーダイヤル 0120-108-117ナビダイヤル 0570-064-475(有料)FAX 0570-017-108(有料)※PHS、IP 電話からはつながりません。

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●● D-981、D-983、D-984VC 使用時の設定

●● D-921F、D-921E 使用時の設定

●● D-936R 使用時の設定

●● D-937SP 使用時の設定

●● プリセットメモリーの設定

[電源起動時のプリセットメモリーの設定]

[プリセットメモリークロスフェード時間の設定]

設定項目 設定範囲ファンタム電源 ON、OFFPAD(入力感度) -50、-36、-10、+4dB

設定項目 設定範囲ライン入力モード MIXALL、SELECTLineSel 1、2、3、4(初期値は AllOn)

設定項目 設定範囲接点入力 メモリー(1〜8の初期値)、ボリュームUp/Down、チャンネルON、

ステレオ入力、無し(9〜 24 の初期値)接点出力 常時ブレイク(9〜 24 の初期値)、常時メイク、

メモリー(1〜 8の初期値)、チャンネルON、接点入力状態、ステレオ入力

設定項目 設定範囲LineSel 1、2、3、4

設定項目 設定範囲クロスフェード時間 0〜 10sec、0.5sec ステップ

設定項目 設定範囲プリセットメモリー LASTMEMORY、1〜 16