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1 グラフィックレコーディング勉強会, Naoka Misawa, Azumi Wada グラフィックレコーディング勉強会 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック
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対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

Mar 21, 2017

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Azumi Wada
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Page 1: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

1グラフィックレコーディング勉強会, Naoka Misawa, Azumi Wada グラフィックレコーディング勉強会

対話を「見える化」するファシリテーション・グラフィック

Page 2: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

本日は、よろしくお願いします!

グラフィックレコーダー:名古屋 友紀

ファシリテーター:和田あずみ

Webサイトの大規模リニューアルからアプリ制作、音楽・映像制作をワンストップで行う受託制作会社で、UX部門のディレクターに従事。セミナー、カンファレンス、企業内研修などで描いたり、場作りをしています。

千葉県浦安市出身日本デザイン専門学校グラフィックデザイン科卒業産業技術大学院大学人間中心デザイン 修了

グラフィックファシリテーター/ワークショップデザイナーオンライン旅行サイト『DeNAトラベル』の定性・定量調査、サービス開発に従事。グローバルなデザインの現場の現場をはじめ、カンファレンスやNPOの合意形成の場などでファシリテーショングラフィック、グラフィックレコーディングの活動を行っています。グラフィックレコーダーネットワーク運営メンバー

早稲田大学政治経済学部政治学科卒業産業技術大学院大学人間中心デザイン 修了HCD-Net認定 人間中心設計専門家

Page 3: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

お願い事項

• ワーク中は細いペンではなく、配布しているプロッキーを必ずご利用ください。(細いペンで自分のノートを書いている方も、ワークの時には必ず持ち替えてくださいね!)

• 迅速なワークショップ進行のため、メモをPCで取るのはお控えいただけるよう、ご協力お願いいたします。ワークの内容上、机の上でたくさん紙を使って手を動かします。机の上は、紙とペンと手が最優先!

• 今回のワークショップは撮影を行っています。撮影NGの方、スタッフまでお声がけください。

• 資料は全て共有します!ご安心を。

Page 4: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

描いてコミュニケーションを促すファシリテーション・グラフィック!

Page 5: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

ワークショップのポリシー

“習うより慣れろ”

・コミュニケーションのためのグラフィックはスポーツと一緒!

・やればやるほどうまくなる!

・たくさん失敗しよう!

Page 6: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

ワークショップのポリシー

“個性を活かそう”・いいなと思った描き方はどんどん使っていこう!

紙もたくさん使ってOK!

・色、図形、絵。自分なりの工夫をしながら進めよう!

Page 7: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

ワークショップのポリシー

“身体で描き、身体で理解せよ”

・身体全体をつかって、大きな線を書くことで習得が早くなる!

・紙の抵抗感を感じて書くと、線が活き活きしてくる!

Page 8: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

ワークショップの進め方

• 視覚化の技法

• ウォーミングアップ

• 表現する トレーニング

• 聴く+表現する トレーニング

• ファシリテーショングラフィック演習

(聴く+表現する+計画する)

• グラフィックレコーディングで振り返り

• リフレクション

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ワークショップのねらい

議論、対話などコミュニケーションのためのグラフィック

イラスト、美しさを求めるグラフィック

グラフィッカー1人当たり参加人数少ない

グラフィッカー1人あたり参加人数多い

挿絵イラスト

スケッチノート

ファシリテーショングラフィック

グラフィックレコーディング

このへんからやってみよう!

Page 10: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

いろんなところで役に立つ

視覚化の技法

Page 11: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

視点が変わる

例:ナポレオンのロシア遠征

大陸封鎖令を出した事で、イギリスの物産を受け取れなくなったヨーロッパ大陸諸国は経済的に困窮した。1810年、ロシアは大陸封鎖令を破ってイギリスとの貿易を再開。ナポレオンはロシア攻撃を決意する。1812年6月23日、27万のフランス軍を主体とし同盟国の軍隊を含む70万の大陸軍が国境のネマン川を渡った。ロシア遠征の始まりであった。ロシア軍の戦略は、退却によってフランス軍をロシア領の奥深く引きずり込み、焦土戦術によって食料の補給を断つことであった。8月17日にはスモレンスクが陥落するが、町は焼失させられていた。9月7日、モスクワ西方のボロジノで、クトゥーゾフ率いるロシア軍はフランス軍との決戦を試みる。このボロジノの戦いはフランス軍の辛勝に終わり、結局ロシア軍は焦土戦術を強化した。

ナポレオンのロシアからの撤退9月14日、ナポレオンはモスクワに入城した。市民の大部分は町を脱出した後であった。14日の夜からモスクワの大火が起き、モスクワの町は4日間にわたって燃え続け、4分の3が焼失した。これによって、フランス軍は住居も食料も失ってしまう。ナポレオンはアレクサンドル1世との和平交渉を試みるが返事はなく、冬が近づいていた。10月19日、ナポレオンはモスクワからの撤退を決意した。撤退するフランス軍に対して、ロシア軍のコサック騎兵や農民のゲリラが襲い掛かり、さらには11月に入ると冬将軍が到来し、飢えと寒さで死亡する者が続出した。10月23日にはパリでマレー(フランス語版)によるクーデター未遂事件が起きる始末であった。撤退の過程で、大陸軍では37万が死亡し、20万が捕虜となった。12月10日にネマン川を越えて帰還したのはわずか5,000であった。だがこの戦いでロシア軍も40万を失ったのだった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%8A%E3%83%9D%E3%83%AC%E3%82%AA%E3%83%B3%E6%88%A6%E4%BA%89

Page 12: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

視点がかわる(虫の目)

https://ja.wikipedia.org/wiki/1812%E5%B9%B4%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E6%88%A6%E5%BD%B9#/media/File:Napoleons_retreat_from_moscow.jpg より引用

「ナポレオンのモスクワからの退却」

Page 13: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

視点がかわる(虫の目)

https://ja.wikipedia.org/wiki/1812%E5%B9%B4%E3%83%AD%E3%82%B7%E3%82%A2%E6%88%A6%E5%BD%B9#/media/File:Napoleons_retreat_from_moscow.jpg より引用

「ナポレオンのモスクワからの退却」

兵士がすっごい寒そう辛そう・・・

ナポレオン馬にのってて

偉そうだけど孤独

寒くて死んだ人たくさんいそう

Page 14: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

視点がかわる(鳥の目)

http://www006.upp.so-net.ne.jp/inamoto/Minard_zentai.png より引用

ミナールによる1812-1813年ロシア戦役地図 和訳版

Page 15: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

視点がかわる(鳥の目)

http://www006.upp.so-net.ne.jp/inamoto/Minard_zentai.png より引用

ベレジナ渡河で半分まで減ってる

モスクワ撤退時、人数減るような

ことはおきてない

モスクワ退却後どんどん寒くなる気温

実は往路で1/5まで兵士数が

減っている

ミナールによる1812-1813年ロシア戦役地図 和訳版

Page 16: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

さまざまなシーンでつかえる「視覚化の技法」

講演会で

対談の場で

会議で

座談会で

アイデア出しの場で

戦略会議で

Page 17: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

グラフィックレコーダーネットワーク(日本)

講演内容をみんなの前でグラフィカルに記録する

Page 18: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

講演内容をみんなの前でグラフィカルに記録する

さっきの話こういう見方もあったのか!

© Naoka Misawa

登壇したことの全体像がすぐ見

える!グラフィックレコーディング

そうそう、こんなコト言ってたな

Page 19: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

見解をぶつけあうためのきっけけに

スピーカーのこの言葉って大事だったね

あの部分、自分はこう思った!

今日のイベントにこれなかった仲間へすぐ共有しよう!

Page 20: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

対話の場で、思いや意見をかきだす

ファシリテーショングラフィック

他の方向性でも考えてみよう!

どんどん絵になるから発想しやすい!

Page 21: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

会議の場でアイデアをスケッチする

© Naoka Misawa

どんどん絵になるから発想しやす

い!

見てたら閃いた!

グラフィックレコーディング

Page 22: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

視覚化の効果

②参加者がアイディア、議論プロセスを理解しやすくなる

③情報を俯瞰することで、新たな発想を生む

①頭の中にあるアイディアを形にできる

視覚化することで、参加者の意欲が上がる。アイディア創発の場や会議では、合意形成を促す。

Page 23: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

対話の場をつくり、次に活かす計画をする

「地方創生とは市民の自立。行政でなく“市民”がまちのことを決める自治の先進地、静岡県牧之原市に学ぶ、これからの地方自治体のあり方」GREEN POWER プロジェクト より引用http://www.greenpowerproject.jp/article/%E5%9C%B0%E6%96%B9%E5%89%B5%E7%94%9F%E3%81%A8%E3%81%AF%E5%B8%82%E6%B0%91%E3%81%AE%E8%87%AA%E7%AB%8B%E3%80%82%E8%A1%8C%E6%94%BF%E3%81%A7%E3%81%AA%E3%81%8F%E5%B8%82%E6%B0%91%E3%81%8C/

市民と市の職員自分たちで

自治を行うように変わった!

みんなの意見を

ひきだせる

ファシリテーショングラフィック(グラフィックハーベスティング)

Page 24: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

牧之原市の取り組み

https://seijiyama.jp/article/news/omn20161114.htmlより引用

公共施設のあり方を市民と考える対話の場

Page 25: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

牧之原市のとりくみ

「市民一人一人が、主体的に活躍できる場をつくる」認定ファシリテーター制度

https://seijiyama.jp/article/columns/w_maniken/wmk03_58.htmlより引用

Page 26: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

グラフィックの力をかりた、協働のためのファシリテーション

• 参加者への効果– 描くことで、皆が情報を

客観化することを促す

– 描くことで、「誰がいった」ではなく、場のものになる

– AさんvsBさんではなく、問題vs私たちになる

• ファシリテーションへの効果– まず描くことで

予測してなかった意見やできごとがおきても客観化できる

– 脱「うまくいかなくなりそうで怖い」「あいつが悪い、この場からいなくなればいいのに」

– 「場のために必要なことをする」というミッションに集中しやすくなる

Page 27: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

ところで・・・ファシリテーショングラフィックって

どうしたらできるの?

Page 28: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

コミュニケーションのためのグラフィック課題分割

話された情報ノンバーバルな情報

両方を感じる

コミュニケーションの目的を考える

簡単で伝わる表現をする

描く→促す

計画する

聴く 表現する

Page 29: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

ウォーミングアップ!!

Page 30: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

お題:

あなたの今日の意気込みと呼んでほしい名前をA3用紙に書いてください(5分間)

自分だけの噴き出しをデザインして

その中に大きく描いてください。

条件:色を2色以上使う

Page 31: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック
Page 32: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック
Page 33: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

表現トレーニング

Page 34: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

コミュニケーションのためのグラフィック課題分割

話された情報ノンバーバルな情報

両方を感じる

コミュニケーションの目的を考える

簡単で伝わる表現をする

描く→促す

計画する

聴く 表現する

Page 35: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

表現トレーニング

トレーニングその前に描くための

基本を知ろう!

Page 36: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

グラレコでつかう道具(基本セット)

環境に合う大きさの紙

裏写りしない太いカラーペン

はがしやすいテープ

メモ&調べ物スマホ

メモ&構造検討ポストイット

修正用ラベルシール

Page 37: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

基本的なペンの持ち方

基本的なペンの持ち方!

Page 38: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

基本的なペンの持ち方

プロッキーの太いほうで、うまく描くための持ち方

尖った方を親指側に持つ

親指人差し指

Page 39: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

基本的なペンの使い方

ペン先全てを使って、しっかり押しつける

ペンを置くだけで長方形ができる

Page 40: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

基本的なペンの使い方

Page 41: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

基本的なペンの使い方

Page 42: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

基本的なペンの使い方

Page 43: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

基本的なペンの使い方

Page 44: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

まっすぐな線で、美しい文字がかける!

ペンの向きが固定されていないと、不安定な文字に

ペンの向きが固定されると、文字も安定して、スピーディーに書けるように

名づけて:プロッキーフォント!

Page 45: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

ペンに慣れるために描いてみよう

波線

長い線

ぐるぐる線

いろんな文字

Page 46: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

Photo: Toshiya Kondo

表現トレーニング

Page 47: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

コミュニケーションのためのグラフィック課題分割

話された情報ノンバーバルな情報

両方を感じる

コミュニケーションの目的を考える

簡単で伝わる表現をする

描く→促す

計画する

聴く 表現する

Page 48: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

自分なりの簡単人間を描く

パーツの配置を意識して顔を描こう!

Page 49: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

自分なりの簡単人間を描く

Page 50: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

自分なりの簡単人間を描く

Page 51: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

自分なりの簡単人間を描く

Page 52: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

自分なりの簡単人間を描く

Page 53: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

自分なりの簡単人間を描く

眉毛が、目のくぼみに入ってしまう

眉毛を書く時には目の周りと間隔をとろう。

なんか変・・・

骸骨の形を想像・・・

Page 54: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

コミュニケーションにおけるグラフィックでよく使う表現 顔の表情を描いてみよう

嬉しい 怒り 悲しみ

驚き! 困ったわかった!

Page 55: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

コミュニケーションにおけるグラフィックでよく使う表現5種

流れ・関係性の表現

まとまりの表現 強調表現 タイポグラフィ

アイキャッチ(3秒アイコン)

Page 56: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

タイトル文字を物体的に表現して目立たせる

Page 57: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

キーワードさまざまな表現で目立たせる

Page 58: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

矢印をつかって紙面に動きを出す

Page 59: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

箇条書きでわかりやすさを意識する

Page 60: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

グラフィックレコーディングでよく使う表現アイキャッチになるアイコンをつかう

Page 61: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

3秒アイコンをマスターしよう

• コミュニケーションで使うグラフィックでは、3秒ほどで描ける3秒アイコンを多用します。

3秒アイコンマラソン!

Page 62: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

3秒アイコンをマスターしよう

• A3用紙を縦と横におって、4分割!

3秒アイコンマラソン!(4コマの枠を作ろう)

① ➁

③ ④

Page 63: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

3秒アイコンをマスターしよう

• これから読み上げるアイコンを3秒程度で、枠の中にどんどん描いていきましょう!シンプルに伝わりやすいものをガシガシ描きます!

• 合計4個、描きます!

3秒アイコンマラソン!

Page 64: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

3秒アイコンをマスターしよう

お題はこちら

1.ひらめき

2.パソコン

3.チーム

4.茂原

Page 65: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

3秒アイコンをマスターしよう

隣近所のひとで

どんなアイコンを描いたのか

見せあいっこしてみましょう

3秒アイコンマラソン!

Page 66: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

聴く+表現するトレーニング

Page 67: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

コミュニケーションのためのグラフィック課題分割

話された情報ノンバーバルな情報

両方を感じる

コミュニケーションの目的を考える

簡単で伝わる表現をする

描く→促す

計画する

聴く 表現する

Page 68: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

描きながら聴きだす体験をしよう!

Page 69: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

多様な背景の人々と、情報のすりあわせに有効なグラレコ

Page 70: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

情報のすりあわせでつかうには?

聴く 書いて見せる

実は、この順番だとうまくいかない!

Page 71: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

情報のすりあわせでつかうには?

聴く書いて見せる

Page 72: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

72

「書いて聴き出す」

試してみましょう!

Page 73: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

1. 太いペンで大きく書く

2. 文章は箇条書きに、分量は少なめに

3. 大事なことは単語で大きく書く

4. 関係は矢印と四角で表現

5. 大事なポイントを色や線で強調する

6. ポイントにポンチ絵をいれる

うまく書くコツ

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Page 74: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

太いペンで大きく書く

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Page 75: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

太いペンで大きく書く(テーマを囲む)

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Page 76: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

箇条書きで書く

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Page 77: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

大事なことを単語で書く

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Page 78: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

関係性を矢印と四角で書く

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Page 79: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

ポイントを、色や噴き出しで強調する

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Page 80: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

ポイントに3秒アイコンを入れる

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Page 81: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

2人で対話(5分ずつ)メモを見せるようにとる!

会話のテーマ

あなたにとってこの1週間であった3大ニュースは?

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Page 82: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

テーマとうまく描くコツ

82

あなたにとって、この1週間であった、3大ニュースは?

1. 太いペンで大きく

2. 箇条書き

3. 単語で大きく

4. 関係は矢印と四角で

5. ポイントを色や線で強調

6. ポイントに3秒アイコン

Page 83: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

休憩

Page 84: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

ファシリテーショングラフィック演習

Page 85: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

コミュニケーションのためのグラフィック課題分割

話された情報ノンバーバルな情報

両方を感じる

コミュニケーションの目的を考える

簡単で伝わる表現をする

描く→促す

計画する

聴く 表現する

Page 86: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

異なる価値観の人と話し『意味』を共有

・相手の発言にはどんな意味(価値観・背景情報)がある?・全体をみたとき、全体からどんな意味がうかびあがって、見えてくる?

ファシリテーショングラフィックの力を活かす

Page 87: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

そうはいってもただ描くとこうなる

言葉が散乱してよくわからない

無秩序に話したいこと話しただけ?

※グラフィッカー同士でかいています・・・

Page 88: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

考えやすく、わかりやすくなる『構造』

みなで一緒に、何かを考えやすくなる『構造』がある。

構造がなくわかりづらい例 構造をきめて描いて考えた例

Page 89: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

描くことは、考えること

「今、何を考えるために描くんだろう?」目的を考える

– 目的に応じて、むいている描き方がある

– 特に「目的」と「構造」に着目するのがオススメ

描くことで、場にいるひとたちと一緒の方向でものごとを考えることができる

Page 90: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

さまざまな、構造化パターン

リスト ラディアル クラスター

グリッド/テーブル ダイアグラム

Page 91: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

91

さまざまな、構造化パターン

内容でまとめずに、意見を、そのまま書き

出し並べる。箇条書きに書く。

たくさんとにかくだしたいときに!

リスト

Page 92: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

ラディアル

さまざまな、構造化パターン

情報を矢印や枝でつなぎ、情報全体のつなが

りとひろがりを示す。

色々な切り口からテーマを考えたいときに。

Page 93: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

クラスター

さまざまな、構造化パターン

情報の内容を意識し分類しながら、情報

の種類、関係性を見つけていく。

でてきた情報を整理していきたいときに。

※Aさんの発言、Bさんの発言、という整理ではなく、

でてきた情報から近いものをまとめていく技法です

Page 94: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

さまざまな、構造化パターン

目的に応じて整理する軸が見えており

思考のプロセスをチームであわせて

進めたいとき

グリッド/テーブル

https://jp.pinterest.com/phenellal/graphic-facilitation/

Page 95: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

ダイアグラム

ダイアグラム時間軸や、話の流れにそって順番に描き、

流れをつないで、全体を俯瞰したいとき

Page 96: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

“行政”についてどう感じている?

• 「協働を実施」という方針は各地で言われている

• 行政職員とか、市民活動団体の立場はおいて。”地域で活動している自分”はどう感じている?

• 「こうあるべき」ではなく、いまの自分が「感じている」位置に立つ

身近な存在

とおい存在

Page 97: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

2~3人で対話(10分)選んだ構造で、どんどん描いてみよう!

対話のテーマ1

どう感じて、その場所に立った?

必ず相手の背景も描いてみる

例:どんな思いを持ってる?感じてる?

Page 98: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

構造を決めて、タイトルを描く

どう感じて、その場所に立った?

まず半分を使おう!※縦でもOK!描きたいように♪

Page 99: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

2~3人で対話(10分)選んだ構造で、どんどん描いてみよう!

対話のテーマ2

ここから、どう動いてみたい?

ここにいてみたい?

相手の持っているイメージは?

Page 100: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

構造を決めて、タイトルを描く

ここから、どう動いてみたい?ここにいてみたい?

あと半分を使おう!

Page 101: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

グラフィックをみて、話し合いを俯瞰してみる

• つながり、関係性ってどうなってるかをみて・・・もっと話してみたいことを考える。

• 特定の意見にかたむいてないか?さらにきくべき立場の人はだれか?(賛成/反対、親/子、特定の人や属性だけの発言)

• もっと深くみんなが話したそうにしてた話題ってどれだろう?• 描いてた時、みんながわくわくしてたとこってどこだろう?• ここに描かれていないものってなんだろう?• 描かれているものをみて、見てきてた新たな論点は?

グラフィックを見ながら考えて、

1人3枚程度次に話したいことをかく

Page 102: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

グループ内で発表

• 1人1分ずつ、描いた付せんを発表

• グループで次に話してみたい点を2~3点決めましょう

Page 103: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

• 今、心から話したいことを話しましょう

Page 104: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

いいな!と思う作品共感した!と思う作品一言コメントをおくろう

Page 105: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

リフレクション

Page 106: 対話を「見える化」する ファシリテーション・グラフィック

ふりかえり

今日のワーク内容とポイントをグラレコで振り返ってみよう!