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茨木ほくちの会 中間報告公開用

Feb 08, 2017

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Page 1: 茨木ほくちの会 中間報告公開用

2016年 1月 13日 

茨木ほくちの会 

茨木市北部地域ビジョンプロジェクト 中間報告会 

Page 2: 茨木ほくちの会 中間報告公開用

流れ 

1.茨木ほくちの会について

2.茨木市北部地域の現状

3.茨木ほくちの会が目指す姿

4.今後の予定

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茨木ほくちの会について

Page 4: 茨木ほくちの会 中間報告公開用

茨木ほくちの会とは 

茨木市北部地域(=山三地域)見山・清渓・石河

を活性化するための組織

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沿革 

2015年 2月 事務局メンバーが農林水産省の補助金事業「農村集落活性化支援事業」に応募 

      4月 

茨木市北部地域協議会発足山三地域の自治会長に説明 

      6月 

補助金採択 

      7月 

メンバー募集開始 

      8月 

活動開始 

      9月 

「茨木ほくちの会」愛称決定 

Page 6: 茨木ほくちの会 中間報告公開用

茨木ほくちの会名前の由来 

茨木北部地域の略

ほくち=火口

+

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会員 

・茨木市北部地域の(見山・清渓・石河) 居住者・出身者・事業者で参加の意志のある者・会員数  55名( 2016年 1月現在) 

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会員構成 

地域別 属性別

2016年 1月現在

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会員構成 

性別 年代別

2016年 1月現在

Page 10: 茨木ほくちの会 中間報告公開用

活動内容 

2015年4月~ 2015年7月~      2016.4月~

茨木市北部地域協議会発足

メンバー募集

ビジョン策定のための

ミーティング実施

ビジョン実現に向けた活動・体制構築

・ 2015年度は茨木市北部地域のビジョンを策定・ 5年間でビジョン実現の体制構築。

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ワークショップ

開催数 10回

延べ時間 7410時間

延べ参加者数 247名

2016年 1月現在

会員全員でビジョン策定に向け議論。

←山崎亮さん講演

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視察 

開催数 1回 (綾部市)

延べ時間 252時間

延べ参加者数 21名

2016年 1月現在

先進地から学ぶための視察。

Page 13: 茨木ほくちの会 中間報告公開用

ヒアリング 

開催数 30団体 

延べ時間 192時間

延べ参加者数 66名

2016年 1月現在

山三地域で活動している団体・人の現状把握調査とネットワークづくり。

Page 14: 茨木ほくちの会 中間報告公開用

ミーティング 

開催数 24回 

延べ時間 10368時間

延べ参加者数 144名

2015年 1月現在

体制構築のためのミーティング。

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体制 

●発信チーム 

●地域チーム

●視察チーム

2016年 1月現在

ツールを利用し、地域内・外に広く発信する。 

他地域の取り組みを情報収集・共有する。(視察準備) 

地域内のネットワーク構築、情報収集・共有する。 

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ビジョン策定をする理由 

ビジョンができると組織が生まれる。個人のモチベーションが高まる。⇒影響力が高まる。

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ビジョン策定をする理由 

農村は今後淘汰されていく。集落存続のため若者の取り合いになる。

他地域との差別化が必要。特色なき地域は淘汰。⇒人材・時間・資金が  限られているから  選択と集中が不可欠。

(内閣府資料)

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ビジョン策定をする理由

現状

北部地域の

目指す姿

例 1 :終の棲家として最高の場所例 2 :交流人口 UP

目指す姿を実現するために解決しなければいけないこと

=課題→取り組みが変わる

ビジョンがないと目先のメリットに流れる。⇒目先のメリット≠本質的なメリットの場合がある。

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茨木市北部地域の現状

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現状 :人口 

現状:・高齢化率: 39. 2 %・人口: 2827名(茨木市の 100 分の 1)

10年後:・高齢化率: 50 %↑・ 14 歳以下: 4名

⇒集落の消滅が現実化 する可能性が高まる。

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現状 :人口 

市の人口分布と比較した場合、0~14歳の割合が極端に低い。

⇒子育て世代が流出しているのではないか?

0 14~ 歳 15 64~ 歳 65歳以上北部地域 5.8% 55.0% 39.2%市全域 14.9% 62.7% 22.4%

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現状 :人口 

特に30代の女性が少ない。⇒結婚や子どもが生まれると地域を出る人が多いのではないか?

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現状: 学校  年 齢 忍頂寺 清渓

0 歳 2 11 歳 3 62 歳 8 43 歳 3 14 歳 5 35 歳 5 46 歳 6 37 歳 6 28 歳 3 49 歳 6 6

10 歳 3 111 歳 3 512 歳 4 5合計 57 45

小学生 31 26生徒数 26 15

現状:・ 12 歳以下: 102名・小学生未満: 45名・小学生: 57名・山三地区小学校区生徒数: 41名

⇒①特に清渓小学校に行っていない こどもが半数近くいる。②今後 1名の学年もある。0名の学年 が発生すれば廃校リスクが上がる。

Page 24: 茨木ほくちの会 中間報告公開用

現状: 農業 

・ H22年(2010年)時点では高齢農家割合は改善している。・兼業農家の割合が全国水準と比較すると高い。

農家戸数

専業農家

兼業農家

15 64~ 歳

65歳以上 39598.0

44.7 36.6

29341 55

258 238804 684

5 農家増減割合(対 年前)(%) -

65 高齢農家( 歳以上)割合 (%)

農家戸数

H17299

651

H22

水田

耕作放棄地

10.74.9 1.41

305.9 87.9農地面積

37.4

348.2

(ha)面積 (%)割合

100

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現状: 農業 

農家の高齢化により野菜の販売量が減少しており、耕作放棄地が増え対策を行う地区も出てきている。

見山の郷へのヒアリング結果によると・・・

 ・ H23年(2011年)から野菜の販売量が落ちている。

 ・見山の郷に出荷している生産者の平均年齢:72~3歳

 ・耕作放棄地が増えている。

Page 26: 茨木ほくちの会 中間報告公開用

現状: 里山 

放置されたままの里山⇒・人が入れない危険な山になっている。・日光が差し込まず下生えがなく 土壌が形成されないため土砂崩れの リスクが高まっている。・竹林の増殖。ナラ枯れ木の脅威⇒・家屋の倒壊、破損の危機。・歩行者への危険。

Page 27: 茨木ほくちの会 中間報告公開用

現状: 里山 

鹿の食害 (近い将来)⇒・生態系が変わる。・毒性の植物以外残らない森へ。

支援者の高齢化⇒・里山を守る支援団体の高齢化により 地域によっては里山がますます 手つかずの状態へ。

Page 28: 茨木ほくちの会 中間報告公開用

このまま茨木市北部地域は消滅の道を辿るのか??

「今」が課題を乗り越えるチャンスの時である!

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外部環境: 若者の価値観の変化 

人口の約80%が都市部に住んでいる ⇒移住候補者のパイは大きい!

協議会秘

Page 30: 茨木ほくちの会 中間報告公開用

外部環境: 若者の価値観の変化 

◆地方に移住してもよい。

20代   52.3 %30代   57.6 %40代   51.2 %50代   37.5 %60代   25.6 %

  ( 2014年内閣府発表)

◆農村漁村に定住してみたい。

20代   38.7 %30代   32.7 %40代   35.0 %50代   33.0 %60代   33.7 %

  ( 2014年内閣府発表)若い世代は今までと異なる価値観をもっており、物を消費しない傾向がある。一方つながりや共有といった事に対する志向が強い。⇒物流の発達や ITの普及、働き方の変化もあり 「地域」というキャリアが若い世代から注目されている。

Page 31: 茨木ほくちの会 中間報告公開用

価値観の変化 

(山崎亮氏 講演資料)

「豊かさ=幸福」という価値観より2010年代から「楽しさ」を求める時代になってきた。

⇒本質的な「楽しさ」 を重視する人が増えた。

協議会秘

Page 32: 茨木ほくちの会 中間報告公開用

価値観の変化 

「真の楽しさ」が大きく、長く満足感を与える。

(山崎亮氏 講演資料)

協議会秘

Page 33: 茨木ほくちの会 中間報告公開用

外部環境: 地方創生 

国も地方創生に注力している。⇒世は地域活性化戦国時代。生き残りをかけ、競争が激化している。

Page 34: 茨木ほくちの会 中間報告公開用

外部環境: 交通の便

新名神開通によって景観等失うものも多いが、得るものも多い。⇒交通の便がよくなり、地方暮らしと利便性の共存が可能になる。

京都市内まで  20~ 30分大阪市内まで  40 分神戸市内まで  40 分

Page 35: 茨木ほくちの会 中間報告公開用

移住者傾向

大阪・京都・神戸に近く仕事も見つけやすい。⇒交通の便・働く場所が近い点は強みとなる。

◆ 移住する上での不安・懸念点

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内部環境: 魅力ある資源 

ディスカッションで出てきた地域資源の数:  159個⇒自然・歴史・スポット・行事・人・生活・特産品のカテゴリー  に分けて整理。

Page 37: 茨木ほくちの会 中間報告公開用

移住者傾向

20代、30代は「地元に住みたい」「スローライフを実現したい」「親しい人と過ごしたい」という理由で移住を考える人が多い。⇒ニーズに応える魅力が茨木市北部地域にはある。 また 20、 30代は「出身地だから」という理由を重視しているため、移住を 推進するなら出身者の 20~ 30代をターゲットに置くとよいと思われる。

◆ 移住したい理由

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内部環境: 地域に起こる活動 

活動している個人・団体: 70団体協力体制のある個人・団体:  30団体

⇒地域で活動している人・団体 が協力すればもっと魅力が 生まれる。

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茨木ほくちの会が目指す姿

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理想の茨木市北部地域 

みんな笑ってイケるとこ 

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行けるとこ (どこかに行く・満足が行く)・安心して学校に行け、地域で子どもが育っている。生けるとこ (生きている)

・子どもからお年寄りまで世代を超えて暮らしている。・地域で仕事ができている。

10年後に目指す茨木市北部地域の姿 

Page 42: 茨木ほくちの会 中間報告公開用

10年後に目指す茨木市北部地域の姿 

往けるとこ (目的地へ向かう)

・ビジョン達成に向けて楽しんで活動している。

活けるとこ (植物・動物を生かす)・里山、田畑が手入れされている。

Page 43: 茨木ほくちの会 中間報告公開用

10年後に目指す茨木市北部地域の姿 

逝けるとこ (人が死ぬ)

・高齢者が活躍し、ぽっくり逝ける。

イケるとこ (イケてる)

・おしゃれでイケてるイメージができている。

Page 44: 茨木ほくちの会 中間報告公開用

10年後の茨木ほくちの会が目指す姿 

三者が能動的に茨木北部地域で活動するための情報収集・発信を行う。                 ⇒茨木ほくちの会が結節点になる。

住民候補者(地域外)

住民・事業者(地域内)

応援者・訪問者(地域外)

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今後の予定

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これまでの活動 :現状把握 

●地域情報(定性・定量)の 収集・整理

●他地域の先進事例の研究

綾部視察

「農村集落活性化支援事業」に取り組む他地域の団体と交流

ヒアリング

ワークショップやミーティング活動

Page 47: 茨木ほくちの会 中間報告公開用

これまでの活動 :目指す姿 

●大きな方向性を決定 ●自分たちらしい言葉を探す

ワークショップにて価値観の共有

わかりやすい言葉のアイディア出し

Page 48: 茨木ほくちの会 中間報告公開用

これまでの活動 :組織づくり 

●コアメンバーの創出

●役割分担

6名⇒ 55名のコアメンバー

発信チーム 議事録ホームページ 中間発表まとめ

地域チーム 地域データ作成 活動MAP 作成 ヒアリング実施

視察チーム 視察先選定

Page 49: 茨木ほくちの会 中間報告公開用

今後の予定 :視察 6地域の先進地に視察。 (3月

中)                          

No 視察先 所在地 プラン

1 地産地消ネットワ ークみえ(ト リ゙ーム ファーム ス ス ガ) 三重県鈴鹿市 日帰り

2 養父市役所 兵庫県養父市 日帰り

3 やねだん 鹿児島県鹿屋市 1泊2日

4 四万十ドラマ 高知県高岡郡四万十町 1泊2日

5 美山山村留学センター『四季の里』かやぶきの郷 京都府南丹市美山町 日帰り

6 竹田市歴史資料館 大分県竹田市 1泊2日

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今後の予定: 取り組み決定・実行 

目指す姿を実現するための取り組みを決定、実行。                      (来年度初旬)・1人でできること・5人でできること・10人でできること・茨木ほくちの会でできること・地域の人とできること・茨木市とできること     ⇒リーフレットや WEBなど形に残す。     

イベント?事業?特産品開発?移住者誘致?

Page 51: 茨木ほくちの会 中間報告公開用

今後の予定 :発信 

発信体制の整備。 (順次)

【地域内】 ・かわらばん ・自治会向け  発表会 

【地域外】 ・ロゴ ・ホームページ ・リーフレット ・マップ ・フェイスブック ・インスタグラム 

【組織内】 ・ IT議事録  ・プロフィール ・名刺 ・共有フォルダ 

Page 52: 茨木ほくちの会 中間報告公開用

今後の予定 :現状把握 

詳細な現状把握とネットワーク強化。 (順次)・取り組みのための詳細な情報収集。 (空き家、農地、若者のニーズ調査等)

・地域内の活動拠点( 70 ポイント)にヒアリング。 情報収集と協力体制の強化。

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今後の予定 :組織づくり 

組織づくり。 (来年度中)

・法人?ボランティア団体?協議会?

・地域の人との関わり方

・活動資金

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最後に 

臨界点( 20 %)まで強い意志を持つことが成功のカギ。

テレクシヴァ―ズ 「社会運動はいかにして起こすのか。」