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競技スキー技術教育 ソフトウェアの開発

Jan 19, 2016

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競技スキー技術教育 ソフトウェアの開発. 4494026 小高 徳彦 (大成研究室). 発表構成. 1. はじめに 2. クラブにおける現状の指導方法と問題点 3. 競技 スキー技術教育ソフトウェアの提案 4. 競技 スキー技術教育ソフトウェアの設計と概要 5. 競技 スキー技術教育ソフトウェアの評価 6. おわりに. 1. はじめに. 競技スキーサークルに所属 初心者が多く 4 年間で結果を残すのは困難 体系的かつ効率的なトレーニングが必要 現状の問題点を解決するためのスキー技術教育 - PowerPoint PPT Presentation
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Page 1: 競技スキー技術教育 ソフトウェアの開発

競技スキー技術教育ソフトウェアの開発

      4494026 小高 徳彦

(大成研究室)

Page 2: 競技スキー技術教育 ソフトウェアの開発

発表構成

1. はじめに2. クラブにおける現状の指導方法と問題点3. 競技 スキー技術教育ソフトウェアの提案4. 競技 スキー技術教育ソフトウェアの設計と

概要5. 競技 スキー技術教育ソフトウェアの評価6. おわりに

Page 3: 競技スキー技術教育 ソフトウェアの開発

1. はじめに

競技スキーサークルに所属 初心者が多く 4 年間で結果を残すのは困難 体系的かつ効率的なトレーニングが必要 現状の問題点を解決するためのスキー技術教育  ソフトウェアの開発を試みる

Page 4: 競技スキー技術教育 ソフトウェアの開発

図 1 競技スキー

Page 5: 競技スキー技術教育 ソフトウェアの開発

1. はじめに

競技スキーサークルに所属 初心者が多く 4 年間で結果を残すのは困難 体系的かつ効率的なトレーニングが必要 現状の問題点を解決するためのスキー技術教育  ソフトウェアの開発を試みる

Page 6: 競技スキー技術教育 ソフトウェアの開発

2.1 クラブの現状の技術指導

(1) オフシーズンのトレーニング グランドでスキーをイメージしたトレーニング インラインスケートを用いたトレーニング 筋力トレーニング スキー専門誌によるスキー技術の学習(2) 雪上トレーニング コーチによる技術指導 ミーティングでの技術指導 ビデオを用いたコーチや自分の滑りの録画・再生およ

び自己分析

Page 7: 競技スキー技術教育 ソフトウェアの開発

図 2 イメージトレーニング

Page 8: 競技スキー技術教育 ソフトウェアの開発

2.1 クラブの現状の技術指導

(1) オフシーズンのトレーニング グランドでスキーをイメージしたトレーニング インラインスケートを用いたトレーニング 筋力トレーニング スキー専門誌によるスキー技術の学習(2) 雪上トレーニング コーチによる技術指導 ミーティングでの技術指導 ビデオを用いたコーチや自分の滑りの録画・再生およ

び自己分析

Page 9: 競技スキー技術教育 ソフトウェアの開発

2.2 現状の技術指導方法における問題点とその原因

(1) 初心者(2) イメージトレーニング(3) 雪上トレーニング

Page 10: 競技スキー技術教育 ソフトウェアの開発

(1) 初心者における問題点とその原因

競技スキーについての基礎知識がない ・種目 (DH,SG,GSL,SL)

・タイムをだす滑り方 ・競技スキー板の性能

       競技スキー未経験

Page 11: 競技スキー技術教育 ソフトウェアの開発

(2) イメージトレーニングにおける問題点とその原因

初心者は基礎知識がないとトレーニングでの体の動かし方の注意点が理解できない

トレーニングでの体の動かし方を口頭や身振りで指導しても正しいイメージが伝わりにくい

スキーは円運動円運動を行いながら斜面を落下斜面を落下していくスポ

ーツ 陸上でスキーの滑りをイメージするのが困難

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(3) 雪上トレーニングにおける問題点とその原因

コーチによる模範滑り(デモ)…コーチが滑りながら同時にポイントを指導できない。

ビデオ…自分の滑りを反省するには良いが,初心者がコーチなどのデモを見ても,注意点を指摘されないと自分ではわからない。

ビデオや雪上での指導では,滑りの体の動かし方とその注意点の説明がリンクしてないので,初心者にとってはイメージがつかみにくい。 

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3. 競技スキー技術教育ソフトウェアへの要求

3Dアニメーションを利用

初心者がオフシーズンに競技スキーの 基礎知識を学習できる 学習者が競技スキーの理論と滑るときの体の動かし方

のイメージを独りで学習できる イメージトレーニングの練習方法と注意点を指導でき

る カービングスキーを用いた滑り方の技術の指導ができ

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4. 競技スキー技術教育ソフトウェアの設計と概要

構成分類 項目 名称ハードウェア 本体 PowerMacintosh 8100/ 80AV

OS 漢字 TALK 7.5.3DIRECTOR 6Jソフトウェア

APPoser 2

表 1. 開発環境

4.1 競技スキー技術教育ソフトウェアの設計

人体を非常にリアルに表現できる「 Poser 2 」を使用して,3Dアニメの静止画や動画を作成する。

Page 15: 競技スキー技術教育 ソフトウェアの開発

4.2 競技スキー技術教育ソフトウェアの概要 以下の 3 部門から構成する ・競技スキーの基礎知識 ・イメージトレーニング ・雪上トレーニング 作成したプログラムやそれに必要なデータは

サーバ上におき,学内の LAN を使用して部員が都合の良い時に利用できるようにする。

操作はマウスだけで行う。

Page 16: 競技スキー技術教育 ソフトウェアの開発

4.3 イメージトレーニングの画面

図 3 イメージトレーニングの解説画面

Page 17: 競技スキー技術教育 ソフトウェアの開発

5. 競技スキー技術教育ソフトウェアの評価

指導者への質問項目 非常にそう思う

ややそう思う

あまりそう思わない

全くそう思わない

本教育ソフトを利用するとスキーの練習のポイントを理解させやすい ○本教育ソフトの練習の解説は論理的だと思う ○アニメーションを利用するとスキーのイメージを理解させやすい ○ビデオよりアニメーションの方が体の模範動作を指導しやすい ○アドバイスした点を受講生が本教育ソフトウェアを利用して補っていた ○受講生は積極的に本教育ソフトウェアを利用していたと思う ○本教育ソフトウェアを利用したことで指導効果があがった ○今後本教育ソフトウェアを練習に取り入れたいと思う ○本教育ソフトウェアは操作しやすいと思う ○本教育ソフトウェアを他の人にもすすめたい ○パソコンに興味がある ○他のスポーツでもコンピュータを利用した教育は有効だと思う ○

1. 指導者へのアンケート結果

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2. 講習生へのアンケート結果

講習生への質問項目 非常にそう思う

ややそう思う

あまりそう思わない

全くそう思わない

本教育ソフトの内容は理解しやすかった 36 56 8 0本教育ソフトの解説に論理性が感じられた 43 51 6 0アニメーションを見てイメージをつかむことができた 61 25 14 0アニメーションはビデオより体の模範動作を理解しやすい 39 42 17 3本教育ソフトはスキーの練習のポイントが理解しやすい 25 69 6 0コーチにアドバイスされた点をさらに詳しく理解できた 34 40 26 0本教育ソフトはスキーの練習の手助けになると思う 53 44 3 0本教育ソフトを今後も練習に取入れて欲しい 33 58 8 0本教育ソフトは操作しやすい 42 31 28 0私は本教育ソフトを他の人にすすめたいと思う 14 72 14 0パソコンに興味がある 44 31 22 3他のスポーツでもコンピュータを利用した教育は有効だと思う 78 19 0 3

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6. おわりに

6.1 研究のまとめ 静止画・動画・文字を統合した学習環境を実現できた。

3Dアニメーションは体の動かし方のイメージを教育するには効果的であった。

スキー技術の理解を高めることができ,練習効果をあげることができた。

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6.2 今後の課題

上級・中級・初級などのレベル別の練習項目の設定 画面上でのナビゲーション機能の取り込み