2015/8/16 ガーシャの巣 マーク・ターナー http://gaasha.blog.fc2.com/?tag=%E3%83%9E%E3%83%BC%E3%82%AF%E3%83%BB%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8A%E3%83%BC 1/6 ハ ードボイルドだどぉ。 May22,2013 昨日は、渋く、カッコ良く、ハードボイルドに、コレを聴いた。 Murk Tuner の "ballad sessions" 1999年録音。 Ballad Session Mark Turner ロープライス ¥1,299 or 新品 プライバシーについて 「真夜中の大都会。 裏通りに面した、ビルの地下に、その店はあった。 間接照明のみの、薄暗い店内のカウンター席に座る。 ダークスーツに身を包んだ、その男が飲むのは、いつものバーボン」 って、感じが、凄く似合うアルバム。 一人、ニヒルに悦に入る事が、出来るアルバムでもある。 しかし、 「最寄駅より徒歩5分、 築40年以上の、和風住宅の中の一室。 こうこうと光る蛍光灯の下、浅い角度に固定された座椅子に、ほぼ横になった状態で座る。 ハンプティダンプティが着てる様なTシャツに、パジャマのズボンといった出で立ちの、 メタボなおっさんが飲むのは、ビールジョッキに入った麦茶。」 って、感じも、多分似合う。 と、思う。(昨日は、こっちの方) 当然、わしも、悦に入ってた。 メンバーは、Murk Turner(ts) Kurt Rosenwinkel(g) Kevin Hays(p) Larry Grenadier(b) Brian Blade(ds) タイトル通り、全てバラードの、このアルバム。 いつ聴いても、ホント落ち着く。 マークターナーの、クールで、淡々とした音色に、心が癒される。 収録されている曲は、スタンダードから、カーラブレイ、ハービーハンコック、 ボビーハッチャーソン等のオリジナルまで、多彩。 バラード集だから、メンバーのアドリブが、たっぷり聴けるって事はないが、 このアルバムの魅力は、そこでは無い! 一人一人の出す音に、じっくりと耳を傾けて聴いて欲しい。 ミュージシャン達の実力が、凄く良く分かる筈だから。 とにかく、全く無駄な音が無いのだ。一音一音に、魂が入っているのだ。 わしは、「バラードを極めた者は、全てを極める」 と、どっかの仙人みたいな事を、いつも思っているんだけど、 この5人は極めてるな。完璧に。 中でも、カート参加の曲は、 コルトレーンの「バラード」との違いも如実で、聴き応え十分だ。 プロフィール Author:ガーシャ! 広島在住、中年男。 「どんな駄作であろうと意地でも良い所を見つけてみせる!」を モットーに、 アマチュアジャズギタリスト目線で綴る、 ゆる~いジャズディスクレヴュー、 (ギタリスト参加作中心です) 哀愁の中年男黄昏モード全開AORレヴュー、 更には、歪な広島カープ愛話や日々の雑感等、 "接しやすぅ~い感"出しまくりで書いております! 検索フォーム 検索 カテゴリ JAZZ (200) ┣ guitar (96) ┣ piano (21) ┣ organ (2) ┣ reed (24) ┣ brass (8) ┣ bass (13) ┣ drums (9) ┣ vibes (2) ┣ group (12) ┣ vocal (7) ┗ その他JAZZ (5) FUSION (5) AORとかその辺りの音楽 (28) その他音楽 (8) ギターとかその周辺の話 (88) ライブレビュー (13) カープ (132) 本 (24) 雑感・雑記 (59) 映画 (28) テレビ (39) 気に入っとる物 (24) 未分類 (3) 最新記事 鼻息と共に (08/15) ジュラシックワールド観た (08/10) ガーシャの巣 ジャズ AORなど毎日聴いている音楽の話やギターの話、やめたくてもやめられない広島カープの話など日々の雑感。