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ザ・ピーク 第一回勉強会

Aug 05, 2015

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Business

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Page 1: ザ・ピーク 第一回勉強会

メールマガジン【ザ ピーク】・第一回勉強会

「学び」を「実践」に変換する方法

Page 2: ザ・ピーク 第一回勉強会

本日の流れ

・自己紹介 (参加者のみなさまもお一人 2,3 分ほどでお願いします)

・第一部 理論編:なぜ「実践」が大切なのか?

・第二部 実践編:どうやって「学び」を「実践」に変換するか?

・第三部 共有編:質疑応答、ディスカッション、みなさまのご体験・・・ etc

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自己紹介

氏名:増山 祥紘 (ましやま よしひろ)所属:株式会社エス エム エス・ ・

■ 仕事内容 介護事業者向けのサービスを提供する事業部のマーケティンググループ責任者。 マーケティング、セールス部隊のマネジメント全般を担当。

■ 学習 読書  (10 冊前後 / 月 )  と セミナー  (1,2 回 / 月 )

 マーケティング、マネジメント、リーダーシップ、思考方法、 自伝・伝記、古典、哲学、歴史、科学・・・ など幅広(浅く広く?)に学習。

■ 情報発信 昨年 4 月に平成進化論・鮒谷さんの「 3 日間セミナー」に参加以来、 毎日欠かさずブログを更新。ブログタイトルの「未来に種をまく」は 長期的な自己投資を大事にしたいという想いから生まれる。

 昨年 7 月よりメールマガジン【ザ ピーク】を創刊。・ ちょうどその頃、組織のモチベーションマネジメントの本「 The Peak 」が 個人的に流行っており、そこから拝借・・・。

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理論編

なぜ「実践」が大切なのか?

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「学び」に対する私の危機感私が学びに対して危機感を持ったキッカケ

 ・「あれ、本棚にあるあの本の内容ってなんだったっけ?」 →ある日、本棚を見返してみたら、内容を思い出せる本が少なかった

学びの投資対効果

 ・読んだ本のうち、何割の内容を覚えているか? ・そして、その内容のうち、何割を実践できているか? ・時間投資に見合った効果を得られているか? →本は安い。でも時間は代替不可能な資源。

改めて現実を見つめ、クラクラする体験

 ・ 1 年間毎週 2,3 冊の本を読んでも、  ろくに内容を覚えていないし、何も変わっていなかったことに気づき愕然。  (記憶定着もせず、実践もしていなかった) ・「単なる物知り」と化していた自分 ・「あー、その本読んだことあるわ ( 内容は憶えてないけれど ) 」

 → 1 年間という貴重な時間を費やして、「学び方を学ぶ」必要性に気づく。

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教習の教科書をいくら読んでも車には乗れない

知ることと実践することは別の次元

 ・理論と実践、知っていると実行しているは別次元 ・縦糸と横糸、両輪の関係 ・理論を知っているからこそ、腹落ちして実践できる  (ゆえに理論をないがしろにしてはいけない )

実践するからこそ見えることがある(実践しなければ理解すらできない)

 ・登山でいえば理論はあくまで地図上のお話。  想定されるルート、想定される道の状況、想定されるベストな登り方。 ・いざ登ってこそ見える現実がある。

 ・マネジメント理論:「部下の状況によって接し方を変えよ!」 →理論として理解しても心構え程度にしかならない。  実際のところ部下は十人十色。接し方も千差万別。  でも、いかに接するべきかは実践してみて (失敗を重ね ) はじめて分かること。

 ・マーケティング理論:「顧客の求めるものを提供せよ。顧客を理解せよ。」 →ビジネスの成果に結びつけるために  どの程度の顧客理解が必要か理論は教えてくれない。  机上の定量データで十分なのか、 100 人の顧客と会うべきなのか?  

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どうして学んだことを実践できないのか?

知的好奇心、知的満足の魔力

 ・新しいことを知るのは楽しい。知的満足。 ・新しいことを知ると、目の前の危機を回避できそうな気がする。変化する気がする。

 →学ぶだけで満足してしまう。新しいことを知るのは快感。  どんどん新しいもの、新しいものを求めてしまう。  知るのは簡単。頭に定着させ、実践するのが大変。

 ・学びのプロセス:知る→思索する (腹落ちする )→ 実践する ( 体現する ) ・腹落ち、体現には時間がかかる。 ・実践 30倍の法則:時間投資の比率は知る:思索:実践 =  1 : 3 : 30 ・体現に必要な時間投資、労力を目の前にして心が折れる ・「知る」ばかりをやっていては、体現に至る時間を確保できない。 →体現する仕組みがなければざるに水を注いでいる状態

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体現に至れば、いつかきっと役立つ

回旋型人生 -  懸命に学んだことは後々の糧になる

 ・スティーブ ジョブズの点と点の話 ・ ( カリグラフィー、禅、ピクサー ) →カリグラフィーがMac のフォントを生み出し、  禅の体験がシンプルさを生み出し、   (追放されて巡り巡ってたどり着いた ) ピクサーがコンテンツを意識するきっかけに

 ・ iPS細胞の山中教授の話  (柔道、整形外科、薬理学、がん細胞、 iPS細胞 ) →柔道で怪我が多く整形外科を志して挫折、  基礎研究を志して薬理へ進み、ひょんなことからがん細胞研究へ。  がん細胞と ES細胞は似ている→再生医療へ

 ・一見繋がりの無い学びが有機的に結びつく →体現・体得に至ってこそ、結びつくようになる。単なる「物知り」ではいけない。

 ・新しいアイデアは既存のアイデアの結合で生まれる (アイデアのつくりかた ) ・複数分野を渡り歩いた人はイノベーションを生む可能性が高い ( イノベーションの DNA) →差別化の源泉は体現

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そもそもなぜ学ぶのか?

大局的視点:自己を明らかにする

 ・学びの目的は第一に自主性・自立性を練磨し、自由を得て、  それによって発展する自己を通じて世の民に尽くすことにある (安岡正篤 ) →自分の顔は見えない。自分のことを知るのは難しい。 →自己の強み弱み、好き嫌い、合う合わないを明らかにし、  「いかにあるべきか (ToBe) 」を確立する

 ・知識の目的が変わった。知識労働者として単に知るだけでなく、  行為や実践で証明することが求められる  (ドラッカー )

 ・知行合一 行わぬことはまだ知らぬことと同じ (王陽明 )

 ・知識、見識、胆識

成長を加速させるために学び方を学ぶ

 ・いかに実践するかを学ぶことで成長を加速させる ・学びの生産性を考える (体現に至るスピード )

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実践編

どうやって「学び」を「実践」に変換するか

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学びのプロセス

実践 30倍の法則

            思索する           実践する       知る    →    腹落ちする    →    体現する

 ・勉強に1の時間をかけたら、思索に3の時間、実践に30の時間をかける  (それによって腹落ち→体現に至る )

Page 12: ザ・ピーク 第一回勉強会

腹落ちの効用

理論を知ることも大事

 ・納得していないことは本気で実践できない ・ ( 少なくとも気持ちとして )躊躇無く動けるかどうか

  ex. 謙虚さ  「謙虚は美徳」と言われるけれど本当?  →歴史を見て納得する  (膨大な事例で納得 )   「驕る平家は久しからず」 「日本の武士は貴族化すると必ず没落する」

  ex.流行のスキル  その時代、その時代でもてはやされるものあくまでも枝葉末節なもの   ( 個人の置かれた状況、仕事内容などで役立つか否かは分かれる )  →多くの人が流行に乗ろうとするが、納得感も醸成されておらず続かない

学びイコール感動すること → 情熱が体を動かす

 ・「そういうことか!」という論理的腹落ちが感動を生み、情熱を生む ・情熱が行動を生み出す (ただし冷めないうちに動くこと )

Page 13: ザ・ピーク 第一回勉強会

思索する習慣

意外と人の頭は整理されていない

 ・いざ説明しようとするとしどろもどろ ・知識を単なる「情報の塊」にしていないか ・整理されていない情報は頭に残りづらい、思い出しづらい、使いづらい ・自分の言葉で咀嚼する

思索習慣を身につける

 ・他人に説明する、文章にする、言語化することで整理される  (他人を納得させられるぐらい整理しておけば自分も納得する ) ・「なぜ大事なのか?」を掘り下げて言葉にする   (様々な事例を抽象化してみる、同じ理論を別の言い方で説明する )

  ex.なぜ「驕り」が危険なのか?  ・歴史の観点から  ・人の忠言を聴かなくなるから  ・自己鍛錬を怠る 「これでいいや」と思う  ・甘い言葉に弱くなる  ・六然 得意淡然  ・木の五衰 懐がむれる、梢止まり、裾あがり、梢枯れ、蟲つき

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実践、反復練習、習慣化

いきなり立ちこぎはできない

 ・凡事徹底  (鍵山秀三郎 ) ・大は小を積んで大となる  ( 二宮尊徳 ) ・いくら理論を学んでいても、いきなり体現はできない ・数学の公式を知っているのと解けるのは別問題 ・バットの振り方を学んでもホームランは打てない

反復練習→習慣化

 ・毎日、毎週、定期的に小を積んでいく ・習慣化するように反復練習をする ・思考力も精神もすべて反復練習で身につける ・人は 1 年でできることを過大評価し、 10 年でできることを過小評価する   (アンソニーロビンス ) ・習慣を壊すことを習慣化する

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実践、反復練習、習慣化

反復練習の仕組みづくり、やめられない仕組みづくり

 始めたてが一番苦しい。壁を乗り越える仕組みづくりを。

 ・小を積む (いきなり大は狙わない )  ex.ロジカルシンキング → 毎日ロジックツリーを書く   細かいところに気づくようになる → 毎日掃除をする (Before/Afterが気になるように )   思索習慣 → 毎日必ずメモをとる、メモ帳やメモアプリ   イノベーション → 毎日「もしも○○だったら」という思考をしてアイデアを出す

 ・見られている感  ex.トレーニングはジムでする、友人とする、 SNSで結果報告する   ブログ、メルマガは衆人環視の場

 ・進んでいる感  ex.実施記録をつける   健康系アプリは褒める、励ます、ご褒美がキーワード

 ・強制力  ex.イノベーション会議   定期的な勉強会   宣言

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圧倒的な体現がリーダーシップを生む

リーダーシップの基本は「見本」であること

 ・肩書きが「リーダー」だからといって、リーダーシップがあるわけではない ・一貫性、誠実さ、言行一致はリーダーの必要条件 ・論理で語るよりも背中で語る ・ 100の理屈をこねるリーダーと、無言でも 100実践するリーダー、  どちらが人の影響を与えられるか? ・リーダーシップを発揮できるか否かは状況によっても変わる →仕事ではダメでも、プライベート (飲み会、ランニング etc)ではリーダーな人がいる

 ・鍵山秀三郎さんは掃除を 40年続けた ・なぜイチローにリーダーシップがあるか ・イノベーティブな企業はトップがイノベーションに時間を割いている