カレネックス カレネックスは 1999 年に設立され、現在はステート・ストリート・コーポレーション (www.statestreet.com)の全額出資子会社として、1 日 3 兆ドル超のグローバル FX 市場へのコス ト効率の高い電子的アクセスを機関投資家に提供しています。カレネックスのトレーディング・プ ラットフォームは、特許を取得した革新的なテクノロジーを提供しており、様々な機関投資家に対 応するための注文執行、リクイディティの集約、リスク管理、STP 等のサービスを展開していま す。カレネックスのホワイトラベル・ソリューションを活用することにより、証券会社や銀行は、 完全に自動化され、カスタマイズ可能なプラットフォームを自社の電子取引システムとして顧客に 提供することができます。 カレネックスは、先端テクノロジーを利用することにより、潤沢なリクイディティへのアクセス と、主要市場における迅速、安定、確実な取引を可能にすることで、常に高い評価を受けていま す。提供するソリューションは、パフォーマンス、サービス、商品の革新性が評価され、業界で 数々の賞を受賞しています。また、カレネックスが開発したテクノロジーは米国や英国で数多くの 特許を取得しています。 KVH のプロキシミティー・サービスの採用は、アジア太平洋地域におけるサービス拡大戦略の重要 な柱といえます。こうしたインフラ投資と並行して、カレネックスは先ごろ、日本、シンガポー ル、香港、オーストラリアなど、同地域のすべての拠点で人員を増強しました。 KVH を採用いただいた理由 カレネックスは、FX トレーディング・システムをさらに改善するため、特に金融情報システムセン ター(FISC)のガイドラインで定められたセキュリティ、オペレーション、サービスに関する高度 な仕様を満たす ICT インフラ・サービスを必要としていました。KVH データセンター(KVH TDC1) の高度なサービス仕様は、こうした要件を満たしていました。 また、様々な取引所や電子為替取引市場との低遅延接続が可能な点や、同じデータセンター内で、 情報ベンダーに対して低遅延かつ安定的なネットワーク接続を提供できることが、サービス要件に は不可欠でした。KVH TDC1 は、これらのサービスを短時間で提供することが可能でした。 さらに、カレネックスおよびステート・ストリート・グローバル・マーケッツの既存および見込み 顧客の中には、KVH TDC1をすでに利用している機関投資家もいます。低遅延ネットワークによ る信頼性の高い接続に加え、こうした要因も、カレネックスがグローバルなインフラ増強の一環と して KVH データセンターのサービスを選択した理由です。 会社名 カレネックス、eExchange ソリューションズ、 ステート・ストリート・グローバル・マーケッ ツ 業種 FX トレーディング・システム、投資リサーチ、 金融特化 IT サービス FX 外国為替取引 ソリューションプロバイダー 事例紹介 カレネックスは、KVH のプロキシミティー サービスを活用し、アジアにおけるプレゼン スを向上 サマリー カレネックスは、マーケット・リーダーとし て、日本地域の電子為替取引サービスの拡充に 努めています。カレネックスは、顧客サービス の新拠点の開設や接続環境の改善のためのデー タセンター新設を通じて、力強い成長を続けて おり、現在、世界 30 以上の国・地域でサービス を展開しています。日本およびアジア太平洋地 域では顧客ニーズが高度化しており、カレネッ クスは今後、KVH のプロキシミティー・ソリュ ーションおよび KVH 東京データセンター(KVH TDC1)に集結している金融機関の接続網を活用 し、さらなるサービス拡充に努めます。 KVH ソリューション KVH TDC1 コロケーション・サービス、インタ ーネット接続、Ether-MAN PLUS