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1 平成 30 年度『国語表現 改訂版』(国表306) 年間学習指導計画案 ○○高等学校国語科 教科 国語科 科目 国語表現 学年 ⒉(⒊)学年 単位数 ⒊単位 配当時数 105 時間 1.教科・科目の目標 国語で適切かつ効果的に表現する能力を育成し,伝え合う力を高めるとともに,思考力や想像力を伸ばし,言語感覚を磨き,進んで表現 することによって国語の向上や社会生活の充実を図る態度を育てる。 2.使用教科書など 教科書 『国語表現 改訂版』(国表306)(教育出版) 副教材 『国語表現 改訂版 演習ノート』(教育出版) 3.評価の観点及びその趣旨 関心・意欲・態度 話す・聞く 書く 読む 知識・理解 国語で伝え合う力を進 んで高めるとともに,言語 文化に対する関心を深め, 国語を尊重してその向上 を図ろうとする。 目的や場に応じて効果 的に話し,的確に聞き取っ たり,話し合ったりして, 自分の考えをまとめ,深め ている。 相手や目的,意図に応じ た適切な表現による文章 を書き,自分の考えをまと め,深めている。 文章を的確に読み取っ たり,目的に応じて幅広く 読んだりして,自分の考え を深め,発展させている。 伝統的な言語文化及び 言葉の特徴や決まり,漢字 などについて理解し,知識 を身に付けている。 4.教科・科目の目標学習計画及び評価規準など 章の目標 教材名 主な学習活動 観点別評価の規準と方法 1 コミュニケーショ ンのために(2時間) ○アイスブレイクを行 い,コミュニケーション のための土台を作る。 【(1)イ】 ウォームアップ1 ジェ スチャーゲーム ○ことばを発することなく,ジェス チャーだけで伝達するゲームを行 う。 【(2)ア】 【関心・意欲・態度】 ・ジェスチャーゲームに参加し,積極的にコミ ュニケーションを取ろうとしている(観察) 【話す・聞く能力】 ・ジェスチャーゲームに参加し,積極的にコミ ュニケーションを取ることができる。(観察) ⇒【(1)イ】 ウォームアップ2 質問 して当てよう ○質問だけでお題を当てるゲーム を行う。 【(2)ア】 【関心・意欲・態度】 ・質問ゲームに参加し,積極的にコミュニケー ションを取ろうとしている(観察) 【話す・聞く能力】 ・質問ゲームに参加し,積極的にコミュニケー ションを取ることができる。(観察) ⇒【(1)イ】
20

平成 30 年度『国語表現 改訂版』(国表306) 年間 …...1 平成30 年度『国語表現 改訂版』(国表306) 年間学習指導計画案 高等学校国語科

May 31, 2020

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1

平成 30 年度『国語表現 改訂版』(国表306) 年間学習指導計画案

○○高等学校国語科

教科 国語科 科目 国語表現 学年 ⒉(⒊)学年

単位数 ⒊単位 配当時数 105時間

1.教科・科目の目標

国語で適切かつ効果的に表現する能力を育成し,伝え合う力を高めるとともに,思考力や想像力を伸ばし,言語感覚を磨き,進んで表現

することによって国語の向上や社会生活の充実を図る態度を育てる。

2.使用教科書など

教科書 『国語表現 改訂版』(国表306)(教育出版)

副教材 『国語表現 改訂版 演習ノート』(教育出版)

3.評価の観点及びその趣旨

関心・意欲・態度 話す・聞く 書く 読む 知識・理解

国語で伝え合う力を進

んで高めるとともに,言語

文化に対する関心を深め,

国語を尊重してその向上

を図ろうとする。

目的や場に応じて効果

的に話し,的確に聞き取っ

たり,話し合ったりして,

自分の考えをまとめ,深め

ている。

相手や目的,意図に応じ

た適切な表現による文章

を書き,自分の考えをまと

め,深めている。

文章を的確に読み取っ

たり,目的に応じて幅広く

読んだりして,自分の考え

を深め,発展させている。

伝統的な言語文化及び

言葉の特徴や決まり,漢字

などについて理解し,知識

を身に付けている。

4.教科・科目の目標学習計画及び評価規準など

月 章の目標 時

数 教材名 主な学習活動 観点別評価の規準と方法

1 コミュニケーショ

ンのために(2時間)

○アイスブレイクを行

い,コミュニケーション

のための土台を作る。

【(1)イ】

2 ウォームアップ1 ジェ

スチャーゲーム

○ことばを発することなく,ジェス

チャーだけで伝達するゲームを行

う。

【(2)ア】

【関心・意欲・態度】

・ジェスチャーゲームに参加し,積極的にコミ

ュニケーションを取ろうとしている(観察)

【話す・聞く能力】

・ジェスチャーゲームに参加し,積極的にコミ

ュニケーションを取ることができる。(観察)

⇒【(1)イ】

ウォームアップ2 質問

して当てよう

○質問だけでお題を当てるゲーム

を行う。

【(2)ア】

【関心・意欲・態度】

・質問ゲームに参加し,積極的にコミュニケー

ションを取ろうとしている(観察)

【話す・聞く能力】

・質問ゲームに参加し,積極的にコミュニケー

ションを取ることができる。(観察)

⇒【(1)イ】

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2

ウォームアップ3 他己

紹介をしよう

○ペアで交互にインタビューを行

い,他己紹介をする。

【(2)ア】

【関心・意欲・態度】

・他己紹介を行い,積極的にコミュニケーショ

ンを取ろうとしている。(観察)

【話す・聞く能力】

・他己紹介を行い,積極的にコミュニケーショ

ンを取ることができる。(観察)

⇒【(1)イ】

2 文章表現の基礎(6

時間)

○文字の表記からわか

りやすい文章の書き方

まで,文章表現に必要な

基礎力について確認す

る。

【(1)エオカ】

1 ステップ1 表記の仕方

○現代仮名遣いや送り仮名の正し

い知識を身につけ,適切な漢字仮名

交じり文による文章の書き表し方

を学ぶ。

【(1)カ】

【関心・意欲・態度】

・日本語の表記の仕方を理解し,正しく文章を

書き表そうとしている。(観察)

【書く能力】

・日本語の表記の仕方を理解し,正しく文章を

書き表すことができる。(観察・ノート)

【知識・理解】

・現代仮名遣いや送り仮名についての知識が身

につき,漢字仮名交じり文について理解してい

る。(観察)

⇒【(1)カ】

1 ステップ2 語句の用法

と文のくぎり方

○適切な文を書くために,語句の使

い方や文のくぎり方を正しく理解

し,分かりやすい文章の書き表し方

を学ぶ。

【(1)エカ】

【関心・意欲・態度】

・語句の意味や文法的特徴を正しく理解し表現

しようとするとともに,記号や符号によって適

切に文をくぎり,分かりやすい文章を書こうと

している。(観察)

【書く能力】

・語句の意味や文法的特徴を正しく理解し表現

できるとともに,記号や符号によって適切に文

をくぎり,分かりやすい文章を書くことができ

る。(観察・テスト)

【知識・理解】

・語句の意味や文法的な用法を正しく理解する

とともに,句読点や符号の使い方について理解

している。(観察・テスト)

⇒【(1)エカ】

1 ステップ3 文章のリフ

ォーム――推敲

○書き上げた文章を推敲するとき

の観点を具体的に学び,典型的な悪

文について理解を深めることで,他

者に理解されやすい文章の書き方

を学ぶ。

【(1)エオカ】

【関心・意欲・態度】

・文末表現や適切な文の長さ,正しい係り受け

について理解し,正しい文章を書こうとしてい

る。(観察)

【書く能力】

・文末表現や適切な文の長さ,正しい係り受け

について理解し,正しい文章を書くことができ

る。(観察・テスト)

【知識・理解】

・文末表現や文体,話し言葉と書き言葉,一文

の長さ,語の係り受けについて,正しい知識が

身についている。(観察・テスト)

⇒【(1)エオカ】

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3

1 ステップ4 わかりやす

い説明の方法

○情報をグループ分けし,適切な順

で書くことでわかりやすい説明文

を書く。

【⑴ウエ】

【関心・意欲・態度】

・「わかりやすい説明」の方法を学び,わかり

やすい説明文を書こうとしている。(観察)

【書く能力】

・どのような情報を,どのような順で書けば,

わかりやすい説明文になるかを考えて書いて

いる。(観察)

【知識・理解】

・目的に応じて,表記,文体,用字など整った

文を書くために必要な知識が身についている。

(観察)

⇒【⑴ウエ】

1 ★ズームアップ1 レト

リックの工夫

○文章を効果的に表現する工夫の

一つとして,レトリックを理解す

る。

【⑵ウ】

【関心・意欲・態度】

・レトリックの知識を身につけ,その効果につ

いて理解しようとしている。(観察・ノート)

【知識・理解】

・レトリックの知識を身につけ,その効果につ

いて理解する。(観察・ノート・小テスト)

⇒【(1)オカ】

1 ☆文章サンプル集1

・文章上達のコツ(井上

ひさし)

・考えるために書く(市

川伸一)

○エッセイを通じて,「書く」とい

う行為について理解し,国語表現学

習の動機づけを図る。

〇本章の各ステップの補助教材と

して読解する。

【(1)オ ⑵アウ】

【関心・意欲・態度】

・「書く」ことや「表現」することについ意義

や方法について理解しようとしている。(発言

・観察)

【知識・理解】

・「書く」ことや「表現」することについ意義

や方法について理解している。(発言・観察・

ノート)

⇒【(1)オ】

3 小論文Ⅰ(8時間)

○文章の「型」を各種の

トレーニングを通して

習得し,論理的文章を書

くための基礎力を養成

する。

○小論文のテーマ一覧

を参照することで自己

の論文テーマの幅を広

げる。

【⑴アウエカ】

2 ステップ1 意見を論理

的に述べる

○小論文は根拠に支えられた意見

を述べるものであることを理解し,

具体的なトレーニングを通して意

見と根拠を短文で書く。

○与えられた論題から適切な問い

を見つける方法を学ぶ。

【⑵ウ】

【関心・意欲・態度】

・根拠に支えられた意見提示や,是非が論じら

れる問題提起をしようとしている。(発言・観

察)

【書く能力】

・根拠に支えられた意見提示や,是非が論じら

れる問題提起をしている。(ノート・発表)

【知識・理解】

・小論文とはどのような文章かを理解してい

る。(発言)

⇒【(1)ウ】

1 ステップ2 セルフ・デ

ィベート

○異論や反論を想定した意見提示

の方法として紙上におけるディベ

ートを行い,防衛力と説得力のある

論理展開の仕方を学ぶ。

【⑵ウ】

【関心・意欲・態度】

・セルフ・ディベートを行い,異論や反論を想

定し,それらに対する批判的な検討を経た意見

提示をしようとしている。(発言・観察)

【書く能力】

・セルフ・ディベートを行い,異論や反論を想

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4

定し,それらに対する批判的な検討を経た意見

提示ができている。(ノート・発表)

【知識・理解】

・意見の説得力とは何かを理解している。(発

言)

⇒【(1)ウ】

1 ステップ3 文章の「型」

――構成の方法

○文章構成のバリエーションを学

ぶとともに,特に小論文の「型」と

しての三段構成の特徴を理解する。

【⑵ウ】

【関心・意欲・態度】

・さまざまな構成の中から,小論文に適した構

成を選択しようとしている。(発言)

【書く能力】

・さまざまな構成の中から,小論文に適した構

成を選択できる。(発言)

【知識・理解】

・論理的文章に適した文章の「型」を知り,三

段構成の機能を理解している。(発言)

⇒【(1)ウ】

2 ステップ4 構成ノート

○文章執筆のための設計図として

の「構成ノート」を理解し,実際に

作成してみることで小論文執筆の

準備の仕方を学ぶ。

【⑵ウ】

【関心・意欲・態度】

・接続表現を意識して構成ノートを書こうとし

ている。(ノート)

【書く能力】

・接続表現を意識して構成ノートを書いてい

る。(ノート)

【知識・理解】

・構成ノートの書き方や留意点を理解してい

る。(ノート)

⇒【(1)ウ】

1 ステップ5 テーマ型小

論文の実際

○テーマ型小論文の特徴を知り,

「問い」と「答え」と「根拠」に着

目しながら実際に執筆する。

【⑵ウ】

【関心・意欲・態度】

・接続表現や論理的構造を持った文章の「型」

を理解し,表現に生かそうとしている。(発言

・観察)

【書く能力】

・接続表現や論理的構造を持った文章の「型」

を理解し,表現に生かしている。(テスト・実

作)

・与えられたテーマに基づいて,実際に小論文

が書いている。(実作)

・時間内に規定の分量の小論文を作成してい

る。(実作)

【知識・理解】

・テーマ型小論文の書き方を理解している。(実

作)

⇒【⑴ウ】

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5

★ズームアップ2 つな

ぐ言葉

○適切な接続表現や指示表現を用

いる課題を行う。

【(2)ウ】

【関心・意欲・態度】

・接続表現や指示表現の役割について理解しよ

うとしている。(ノート・発言)

【知識・理解】

・接続表現や指示表現の役割について理解して

いる。(ノート・発言)

⇒【(1)エ】

◎小論文テーマ例一覧 ○小論文のテーマ例一覧から任意

の論題を選び,実際に小論文を書

く。

【⑵ウ】

【関心・意欲・態度】

・論題に沿った小論文を書こうとしている。(実

作)

【書く能力】

・論題に沿った小論文を書くことができる。(実

作)

【知識・理解】

・小論文の論題にはどのようなものがあるかを

知る。(発言)

⇒【(1)ア】

4 声の表現(7時間)

○発声・発音に始まり,

音読・朗読やスピーチ・

紹介など,声を発する具

体的な場面を想定した

学習をとおして,音声言

語による表現方法の基

礎を学ぶ。

【⑴アエオ】

1 ステップ1 声を出そう

――発声・発音

○呼吸の仕組みと腹式呼吸の方法

について理解し,発音に留意した声

の出し方を学ぶ。

【⑵エ】

【関心・意欲・態度】

・発音に留意しながら意識的に相手に届く声を

出そうとしている。(観察)

【話す・聞く能力】

・接続表現や論理的構造を持った文章の「型」

を理解し,表現に生かしている。(観察・発表)

【知識・理解】

・発声のために必要な呼吸の仕組みと方法を理

解している。(発言)

⇒【(1)エ】

1 ステップ2 文字を声に

変える

○文の構造を把握し,その意味を伝

える音読の仕方,特に声の高低や間

の工夫について学ぶ。

○古文の読み方について基本的な

留意事項を理解する。

【⑵エ】

【関心・意欲・態度】

・文の構造をよく理解し,その意味が伝わるよ

うに,声の高低や間を工夫しながら音読してい

る。(観察)

【話す・聞く能力】

・文の構造をよく理解し,その意味が伝わるよ

うに,声の高低や間を工夫しながら音読してい

る。(観察・発表)

【知識・理解】

・係り受けや主述を意識して文の構造を捉える

ことができる。(発表)

⇒【(1)エ】

2 ステップ3 スピーチの

方法

○スピーチのための事前の準備に

ついて理解し,本番の体験をとおし

て,その方法を学ぶ。

【⑵エ】

【関心・意欲・態度】

・聞き手を意識し,意欲的にスピーチしようと

している。(観察)

【話す・聞く能力】

・本番に向けたリハーサルをふまえて,聞き手

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を意識した,わかりやすいスピーチをしてい

る。(発表)

【知識・理解】

・3分間スピーチを行うための事前の準備につ

いて理解している。(観察)

⇒【(1)エ】

2 ステップ4 声の発表会

――「私のおススメBO

OK」

○他者の興味・関心をひく文献の紹

介と朗読の工夫について習熟する。

【⑵アエ】

【関心・意欲・態度】

・要点をおさえた紹介や,文章を十分理解した

うえで工夫のある朗読をしようとしている。

(観察)

【話す・聞く能力】

・一冊の本を選び,その魅力を聞き手に伝える

ために,要点をおさえた紹介や,文章を十分理

解したうえで工夫のある朗読をしている。(発

表)

【知識・理解】

・紹介や朗読の仕方を理解している。(発言)

⇒【【(1)エ】

1 ★ズームアップ3 他者

に劈かれた声 竹内敏

○本章設定の意義の理解,および学

習の動機づけの一助として活用す

る。

○声を発することの本質について

深く考察する。

【⑵アウ】

【関心・意欲・態度】

・声が他者に届くことの意味を理解しようとし

ている。(観察)

【知識・理解】

・声が他者に届くことの意味を理解している。

(発言・観察)。

⇒【(1)エ】

5 人とつながる言葉

(6時間)

○ことばの性質やこと

ばと人間とのかかわり

について理解し,言語生

活や具体的な表現活動

に役立て,人間関係を維

持・構築していこうとす

る認識を養う。

【⑴エアオ】

1 ステップ1 挨拶と人間

関係

○挨拶が人間関係や社会生活にど

のような影響を及ぼしているかを

理解し,自らの言語生活を検証して

みる。

【(1)エカ ⑵エ】

【関心・意欲・態度】

・言葉が人間関係に大きく関わっていること

を,理解しようとしている。(観察)

・挨拶のはたらきを理解し,目的や場に応じた

適切な使い方をしようとしている。(観察・ノ

ート)

【知識・理解】

・言葉が人間関係に大きく関わっていること

を,理解している。(発言・観察・ノート)

・挨拶のはたらきを理解し,目的や場に応じた

適切な使い方をしている。(発言・観察・ノー

ト)

⇒【⑴エカ ⑵エ】

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2 ステップ2 待遇表現―

―敬語によるコミュニケ

ーション

○敬語が人間関係の調整や場の状

況にどのようにはたらいているか

考え,自己表現としての敬語の使用

方法を理解する。

【⑵エ】

【関心・意欲・態度】

・ことばの特性や機能について理解し,挨拶や

敬語を表現しようとしている。(発言)

・ことばが人間関係を構築していく力について

理解しようとしている。(発言)。

【知識・理解】

・ことばの特性や機能について理解し,挨拶や

敬語を表現している。(発言・テスト)

・ことばが人間関係を構築していく力について

理解している。(発言・テスト)

2 ステップ3 励ます言葉

・受け入れる言葉

○ことばの可能性と危険性につい

てさまざまな角度から理解すると

ともに,「聴く」ことの働きについ

て考察する。

【⑵エ】

【関心・意欲・態度】

・人間関係に作用する言葉の力を正しく理解

し,適切に使おうとしている。(観察)

・「聴く」という行為のはたらきを理解し,日

常の言語生活に役立てようとしている。(観察)

【知識・理解】

・人間関係に作用する言葉の力を正しく理解

し,適切に使っている。(観察)

・「聴く」という行為のはたらきを理解し,日

常の言語生活に役立てている。(観察)

⇒【⑴エ】

1 ☆文章サンプル集2

・言葉の持つ力(三浦綾

子)

・聴くという行為(鷲田

清一)

・ことばに力を取り戻す

ために(梨木香歩)

○エッセイを通じて,人間関係にお

ける言葉の働きについて理解し,ど

のように言葉を受け止め,発してい

くべきかを考える。

〇本章の各ステップの補助教材と

して読解する。

【⑵アウ】

【関心・意欲・態度】

・言葉のやり取りが人々に与える影響と効果に

ついて関心を持ち,よりよい人間関係の作って

いく言葉の力を理解しようとする。(観察・ノ

ート)

【知識・理解】

・言葉のやり取りが人々に与える影響と効果に

ついて知り,よりよい人間関係の作っていく言

葉の力を理解する。(観察・ノート)

⇒【⑴アオ】

6 面接――社会との

接点(7時間)

○自己を知り,場面を判

断し相手に配慮して,自

分の意見を述べるとい

う面接の学習をとおし

て,社会への参加能力を

育てる。

【⑴アイ】

2 ステップ1 自分を知る ○自己分析をとおして自分を理解

し,自己アピールを作成する。

【⑵ア】

【関心・意欲・態度】

・面接の準備段階での大切なポイントを理解し

ょうとしている。(観察)

【書く能力】

・自分を正しく理解し「面接準備シート」を作

製している。(実作,ワークシート)

【知識・理解】

・面接のための準備として自己分析することの

必要性を理解し,アピールするべき自己を的確

に分析している。(ワークシート)

⇒【⑴アイ】

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2 ステップ2 相手を知る

――志望先の情報を集め

○志望先の情報を集め,履歴書や志

願書を作成できる。

【⑵ア】

【関心・意欲・態度】

・志望先の情報を集めることの重量性を理解し

ようとしている。(観察)

【書く能力】

・集めた志望先の情報をもとに,志望動機をま

とめ,履歴書や志願書を書いている。(ワーク

シート)

【知識・理解】

・場面と相手を想定して,伝わる話し方の技術

を習得している。(発言・実技)

⇒【⑴アイ】

2 ステップ3 模擬面接を

する

○実際の面接の場面を想定し,伝わ

る話し方について理解して,面接に

おける心構えと技術を習得する。

○模擬面接をとおして,面接の基本

事項を学び,実践力を身につける。

【⑵ア】

【関心・意欲・態度】

・質問への受け答えを意欲的に行おうとしてい

る。(観察,ワークシート)

・面接者と受験者の役割を積極的に行おうとし

ている。(観察,ワークシート)

【話す・聞く能力】

・効果的に自己をアピールした受け答えをして

いる。(観察,ワークシート)

【書く能力】

・面接の評価を適切にシートに記入している。

(ワークシート)

【知識・理解】

・模擬面接の際の態度や話し方のポイントを理

解している。(観察,ワークシート)

⇒【⑴アイ】

1 ★ズームアップ4 ジョ

ハリの窓

○「ジョハリの窓」による自己分析

方法を学び,面接準備の一助とす

る。

【⑵ア】

【関心・意欲・態度】

・「ジョハリの窓」による自己分析に意欲的に

取り組もうとしている。(観察,ワークシート)

【書く能力】

・「ジョハリの窓」の自己分析シートに適切な

自己像を記入している。(ワークシート)

【知識・理解】

・「ジョハリの窓」という自己分析方法につい

て正しく理解している。(観察,ワークシート)

⇒【⑴ア】

7 言葉遊びと創作(10

時間)

○意味の伝達という言

葉の「中心」的機能だけ

でなく,遊び心のある言

葉の世界を体験させる。

このことによって言葉

のセンスを磨くと同時

1 ステップ1 言葉遊び ○さまざまなことば遊びの体験を

とおして,言語表現の多様な側面を

理解し,またその楽しさを知る。

【⑴オカ】

【関心・意欲・態度】

・意欲的に言葉遊びに取り組もうとしている。

(観察,実作)

【書く能力】

・各々の言葉遊びのルールに従い,工夫して作

品作りをしている。(観察,実作)

【知識・理解】

・言葉遊びをとおして,言葉の多様な機能への

理解を深めている。(観察,実作)

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9

に,言語文化の歴史的な

連なり,社会的な広がり

を学ぶ。

【⑴エオカ】

【⑵イ】

⇒【⑴オカ】

1 ステップ2 漢字パズル ○漢字パズルに取り組むことによ

って,漢字の部首,読み方などにつ

いての知識を確認し,漢字という文

字と漢字文化に関心を持つ。

【⑴オカ】

【関心・意欲・態度】

・意欲的に漢字パズルに取り組もうとしてい

る。(観察・実作)

【書く能力】

・各々の漢字パズルを解き,パズルのルールに

従った作品作りをしている。(観察・実作)

【知識・理解】

・漢字パズルを通して,漢字と漢字文化への関

心を深めている。(観察・実作)

⇒【⑴オカ】

2 ステップ3 川柳を作る ○川柳という伝統的な文芸ジャン

ルについて理解を深めるとともに,

実作をとおして,ことばのもつ批評

性を知る。

【⑴エオ】【⑵イ】

【関心・意欲・態度】

・意欲的に川柳作りに取り組み,表現しようと

している。(観察,実作)

【話す・聞く能力】

・座の文芸としての句会をとおして,学び合う

楽しみを理解している。(観察,発表)

【書く能力】

・川柳のルールに従い,工夫した作品作りをし

ている。(観察,実作)

【知識・理解】

・川柳についての基礎的な知識を理解してい

る。(実作)

⇒【⑴エオ】【⑵イ】

2 ステップ4 俳句・短歌

を作る

○俳句・短歌の作り方のコツを学

ぶ。

○俳句・短歌がどのような構造をし

ているかを知る。

【⑵イ】

【関心・意欲・態度】

・意欲的に俳句と短歌作りに取り組み,表現し

ようとしている。(観察,ワークシート)

【書く能力】

・俳句と短歌の作り方のコツを知り,表現に活

かしている。(観察・実作)

【知識・理解】

・俳句と短歌についての基礎的な知識を理解し

ている。(実作)

⇒【⑵イ】

2 ステップ5 詩を作る ○詩の作り方のコツを学ぶ。

○詩がどのような構造をしている

かを知る。

【⑵イ】

【関心・意欲・態度】

・意欲的に詩作に取り組み,表現しようとして

いる。(観察,ワークシート)

【書く能力】

・詩の作り方のコツを知り,表現に活かしてい

る。(観察・実作)

【知識・理解】

・詩についての基礎的な知識を理解している。

(観察・実作)

⇒【⑵イ】

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10

1 ★ズームアップ5 ポッ

プを作る

○ポップ作りをとおして,人をひき

つける情報発信の手法を学習する

【⑵イオ】

【関心・意欲・態度】

・人をひきつける表現を考えようとしている。

(観察)

【書く能力】

・さまざまなポップの手法を取り入れ,人をひ

きつけるポップを作成している。(実作)

【知識・理解】

・ポップとは何かを理解している。(実作)

⇒【⑴ウエ】

1 ☆文章サンプル集3

・言いまつがい(糸井重

里)

○本章設定の意義の理解,および学

習の動機づけの一助として活用す

る。

○ステップ1の補足的資料として

活用する。

【⑴カ】

【関心・意欲・態度】

・身のまわりの言葉の間違いに関心を持とうと

している。(観察)

【知識・理解】

・身のまわりの言葉の間違いを指摘できる。(観

察)

⇒【⑴カ】

8 言葉を届ける(6時

間)

○日常的なコミュニケ

ーションに必要な基礎

知識を理解し,自らの表

現に生かす。

【⑴アエオ】

1 ステップ1 電子メール ○電子メールのマナーを理解し,適

切な形式と内容で電子メール文書

を作成する。

【⑵エ】

【関心・意欲・態度】

・電子メールのマナーを意欲的に理解し,実作

に生かそうとしている。(観察・ワークシート)

【書く能力】

・電子メールのマナーに基づき,工夫した文書

を作成している。(実作)

【知識・理解】

・電子メールのマナーと形式について理解して

いる。(実作)

⇒【⑴エ】

2 ステップ2 電話とメモ ○適切な電話応対をし,メモを取

る。

【⑵エ】

【関心・意欲・態度】

・電話応対の注意事項を意欲的に理解し,実際

の応対に生かそうとしている。(観察)

【話す・聞く能力】

・電話の相手の話をよく聞き,適切な言葉遣い

で応対している。(観察・実習)

【書く能力】

・電話で伝達された内容を正確に聞き取り,読

み取りやすいメモを書いている。(実習・ワー

クシート)

【知識・理解】

・電話応対の注意点を理解する。(ワークシー

ト)

・電話でのメモの注意点を理解する。(ワーク

シート)

⇒【⑴エ】

2 ステップ3 手紙 ○伝統的な手紙の形式を学び,場面

に応じたことばの意味について理

解を深める。

【関心・意欲・態度】

・手紙の形式や適切な言葉遣いを理解しようと

している。(観察・ワークシート)

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11

○形式にとらわれない手紙を書く

ことで,表現の可能性について考え

る。

【⑵エ】

【書く能力】

・スタイルや形式にそった表現ができている。

(実作)

・形式にとらわれない手紙を工夫して書いてい

る。(実作)

【知識・理解】

・手紙の特性について理解している。(実作・

ワークシート)

⇒【⑴エ】

1 ☆文章サンプル集4

・手紙について(髙村薫)

・市子ちゃんの手紙(内

海隆一郎)

・「若シ書ケルナラ僕ノ

目ノ明イテル内ニ今一便

ヨコシテクレヌカ」正岡

子規から夏目漱石へ(梯

久美子)

○本章設定の意義の理解,および学

習の動機づけの一助として活用す

る。

○ステップ3の補足的資料として

活用する。

【⑵アウ】

【関心・意欲・態度】

・文章を読み,手紙の持つ効用や味わいを意欲

的に理解しようとしている。(観察)

【知識・理解】

・それぞれの文章を通して手紙の持つ効用や味

わいが何かを読み取り,理解している。(ワー

クシート)

⇒【⑴アオ】

10

9 プレゼンテーショ

ンの方法(5時間)

○これまで培ってきた

コミュニケーションの

さまざまな技術をプレ

ゼンテーションで用い

る。言語表現と非言語表

現,音声表現と非音声表

現の違いを知って,プレ

ゼンテーションでこれ

らの表現要素を効果的

に用いることができる。

○情報の視覚化の方法

を知り,それらを効果的

に用いてプレゼンテー

ションを行う。

1 ステップ1 プレゼンテ

ーションの技術

○総合的な音声言語表現であるプ

レゼンテーションの表現要素,評価

の観点,情報の視覚化の方法を学

ぶ。

【⑵アエオ】

【関心・意欲・態度】

・プレゼンテーションの表現要素と表現技術に

関心を持とうとしている。(観察)

【話す・聞く能力】

・プレゼンテーションの表現要素と表現技術を

効果的に用いて話している。(観察)

【知識・理解】

・プレゼンテーションの表現要素と表現技術の

概要を理解している。(観察,テスト)

⇒【⑴アエオ】

2 ステップ2 プレゼンテ

ーションの実際

○プレゼンテーションの実際例を

もとに,プレゼンテーションの構成

と流れを理解し,説得力のある話し

方の技術を学ぶ。

【⑵アエ】

【関心・意欲・態度】

・プレゼンテーションの構成や流れ,説得力の

ある話し方に関心を持とうとしている。

(観察,テスト)

【話す・聞く能力】

・プレゼンテーションの構成を工夫し,説得力

のある話し方をしている。(観察)

【知識・理解】

・プレゼンテーション全体の構成の方法や説得

力のある話し方の技術について理解している。

(観察,テスト)

⇒【⑴アエ】

1 ステップ3 スライドを

使ったプレゼンテーショ

○情報の視覚化の方法として,プレ

ゼンテーション・ソフトによるスラ

イドの作成法を理解し,それを使用

して実際に行う。

【関心・意欲・態度】

・わかりやすいスライドの作り方に関心を持と

うとしている。(観察)

【書く能力】

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12

【⑵アエオ】 ・わかりやすいスライドを作っている。(実作)

【知識・理解】

・スライドを用いた情報の視覚化の方法を理解

している。(観察,実作)

⇒【⑴アエ】

★ズームアップ6 説明

と説得の技術

○第2章のステップ4や本章の学

習内容と関連づけて扱う。

【⑵アエ】

【関心・意欲・態度】

・説明と説得の技術に関心を持とうとしてい

る。(観察)

【知識・理解】

・わかりやすく説得力のある説明の方法を理解

している。(観察)

⇒【⑵アエ】

11

10 小論文Ⅱ(10時間)

○3章で学んだテーマ型

小論文に加え,課題文型

小論文とデータ型小論

文の二つのタイプの小

論文の書き方を身につ

けるとともに,論文執筆

の際のルールに習熟す

る。

○課題文を的確に理解

し,自らの意見を明確に

して小論文にまとめる。

○データを分析して,問

題を提起し,小論文を展

開させることができる。

【⑴アウオ】

1 ステップ1 要約の方法 ○文章を要約する際の基本的な観

点を理解し,実際に要約文を書くト

レーニングをとおして,的確な読解

力と適切な表現力を身につける。

【⑵ウ】

【関心・意欲・態度】

・課題文を意見と根拠とに分けて理解し正確に

要約しようとしている(観察・ノート)

【書く能力】

・課題文を的確に理解した要約文が書ける。(実

作)

【知識・理解】

〇他者の意見文を的確に要約するための観点

を理解している。(発言・ノート・実作)

⇒【⑴ウ】

1 ステップ2 課題文から

問いを見つける

○課題文を読んでから書く小論文

の特徴を知り,設問の要求を的確に

読み分けることや,課題文の要約,

引用の仕方などに習熟する。

【⑵ウ】

【関心・意欲・態度】

・課題文の読解とともに,設問の要求にも的確

に応答しようとしている。(発言・観察)

【書く能力】

・課題文から論点を引き出して小論文を書いて

いる。(実作)

【知識・理解】

・課題文の読解のために必要な知識・情報を得

ることができる。(発言・ノート・実作)

⇒【⑴ウ】

2 ステップ3 課題文型小

論文の実際

○課題文提示型の小論文を実際に

執筆する。また,課題文型もテーマ

型と同様,明確な意見提示と,十分

な根拠によって展開されることを

学ぶ。

【⑵ウ】

【関心・意欲・態度】

・課題文の正確な読解とともに,設問の要求に

も的確に応答しようとしている。(発言・観察)

【書く能力】

・課題文読解から小論文に展開する文章表現力

を身につけている。(ノート・実作)

【知識・理解】

・複雑な内容の文章を論理的に再構成する読解

力および論理的思考力を身につけている。(発

言・実作)

⇒【⑴ウ】

1 ステップ4 データを読

○グラフや表などのデータの読み

方を理解し,小論文を構成する要素

【関心・意欲・態度】

・データから読み取れる事柄と課題文が主張し

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13

を取り出し,実際の執筆に役立て

る。

【⑵ウ】

ている事柄との対応を見つけて,設問に的確に

答えようとしている。(発言・観察・ノート)

【書く能力】

・データの正確な読み取りにもとづいた小論文

が書ける。(実作)

【知識・理解】

・統計資料を読み取る方法について理解してい

る。(発言・観察)

【⑴アウ】

2 ステップ5 データ型小

論文の実際

○データから読み取れた内容が実

際の小論文ではどのように展開さ

れているかを理解する。

【⑵ウ】

【関心・意欲・態度】

・データから読み取れる事柄と課題文が主張し

ている事柄との対応を見つけようとしている。

(発言・観察・ノート)

【書く能力】

・データを根拠にして自己の見解を小論文に展

開できる力(論理的思考力と文章表現力)を身

につけている。(ノート・実作)

【知識・理解】

・データの読み取りのために必要な知識・情報

を得ることができる。(発言・ノート・実作)

・データ型小論文に必要な条件と書き方を理解

している。

⇒【⑴アウ】

1 ステップ6 引用と情報

源の明示

○引用のルールについて理解し,注

や参考文献の表記などの論文執筆

時に必要な事項について習熟する。

【⑵ウ】

【関心・意欲・態度】

・一般に論文というものが備えるべき条件につ

いて知ろうとしている。(発言・観察)

【書く能力】

・学んだルールに従って小論文やレポートが書

ける。(ノート・実作)

【知識・理解】

・論文を仕上げるために必要な引用の仕方を理

解し,執筆し,推敲を経て論文を仕上げる手順

を理解している。(実作)

⇒【⑴アウ】

1 ★ズームアップ7 レポ

ート作成の手順

○論文作成の手順を知り,執筆以前

の過程を具体的に理解する。

○テーマの仮設から資料収集,分

析,そしてアウトラインの作成に至

る各作業の留意点について理解す

る。

【⑵ウ】

【【関心・意欲・態度】

・論文やレポートを作成する手順を理解しよう

としている。(観察・ノート)

【知識・理解】

・論文作成の手順と方法について具体的な留意

点を理解している。(ノート・実作)

⇒【⑴アウ】

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14

1 ☆文章サンプル集5

・「人間と動物」という

二分法との訣別(松沢哲

郎)

・地球環境への処方(松

井孝典)

〇ステップ1~3の補足的資料と

して活用できる。

〇従来の人間観,自然観の転換を提

起した2論文の読解を通して,現代

の思潮の傾向を知る。

【⑵ウ】

【関心・意欲・態度】

・自分たちの住むこの現代世界にはどんな論文

や論調があるのかを知ろうとしている。(観察

・発言・ノート)

【知識・理解】

・現代世界で実際に議論されているテーマにつ

いて,他者の論文を読み,自身の意見形成に役

立てることができる。(発言・ノート・実作)

⇒【⑴アウ】

12

11 話し合いの方法(5

時間)

○目的に合わせた話し

合いの形式や手法を学

び,意思決定や合意形成

のための会議の方法と

ルールを理解する。

○ディベートの基本的

な流れについて理解し,

実際に取り組む。

【⑴イエ】【⑵ア】

1 ステップ1 ブレーンス

トーミング

○ブレーンストーミングの方法を

理解し,アイデアの出し方や原案の

作り方を習得する。

【⑴エ】【⑵ア】

【関心・意欲・態度】

・ブレーンストーミングの方法を理解し,アイ

デアの出し方や原案の作り方に関心を持とう

としている。(観察)

【話す・聞く能力】

・ブレーンストーミングの方法を理解し,実際

に行っている。(観察)

【知識・理解】

・ブレーンストーミングと「Tの字マトリック

ス」という評価法の意義と方法を理解してい

る。(観察)

⇒【⑴エ】【⑵ア】

2 ステップ2 ディベート

の方法

○ディベートの流れとルールを理

解し,ディベートを実践する。

【⑴イ】

【関心・意欲・態度】

・ディベートの流れとルールに関心を持とうと

している。(観察)

【話す・聞く能力】

・ディベートのルール,言葉の技術,評価のポ

イントを理解してディベートに取り組んでい

る。(観察)

【知識・理解】

・ディベートのルール,言葉の技術,評価のポ

イントを理解している。(観察)

⇒【⑴イ】

1 ステップ3 意思決定・

合意形成のための会議

○家族会議の記録を題材にして,意

思決定や合意形成の方法やルール

について理解する。

【⑴イ】【⑵ア】

【関心・意欲・態度】

・意思決定や合意形成の方法やルールに関心を

持とうとしている。(観察,テスト)

【話す・聞く能力】

・意思決定や合意形成の方法やルールを理解し

て話し合おうとしている。(観察)

【知識・理解】

・会議の「四つの原理」を理解している。(観

察)

⇒【⑴イ】【⑵ア】

★ズームアップ8 多数

決と全員一致

○多数決という意思決定の原理に

ついて確認する。

○ステップ3の補足的資料として

【関心・意欲・態度】

・多数決と全員一致の長所と短所に関心を持と

うとしている。(観察)

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15

活用する。

【⑴イ】【⑵ア】

【知識・理解】

・多数決と全員一致の長所と短所を理解してい

る。(観察)

⇒【⑴イ】【⑵ア】

12

12 エッセイを書く(6

時間)

○読者を意識し,手法を

工夫したエッセイが書

ける。

○作品集を作り,合評会

で意見を述べ合うこと

ができる。(実技・実作)

【⑴アウオ】

1 ステップ1 エッセイを

読む

○他者を楽しませる文章の特性を

知る。

○エッセイを読み,文章の魅力と効

果的な手法を見つける。

【⑵ア】

【関心・意欲・態度】

・文章のおもしろさを見つけようとしている。

(観察)

【知識・理解】

・サンプルエッセイを読み,文章の魅力につい

て理解している。(ワークシート)

⇒【⑴ア】

2 ステップ2 エッセイを

書く

○ステップ1で学んだ具体的な手

法を意識して,エッセイを書く。

【⑵アイ】

【関心・意欲・態度】

・書くためにどんな手法が有効かを考えようと

している。(観察)

【書く能力】

・自分で題材を探し,読者をひきつけるエッセ

イを書いている。(ワークシート)

【知識・理解】

・ステップ1で見つけた手法を手がかりにし

て,「何」を「どう」書くかを考え,身近なで

きごとを文章にすることができたか。(実作)

⇒【⑴アウ】

2 ステップ3 作品集作り

と相互批評

○編集委員会を組織し,作業を分担

して作品集を作り,合評会を行う。

【⑵イオ】

【関心・意欲・態度】

・本作りの過程を理解し,エッセイ集作製に積

極的に参加している。(実習)

【話す・聞く能力】

・発表をすることで,人に文章のおもしろさを

伝えようとしている。(観察)

【書く能力】

・読者を意識して,他者が読みたくなるような

文章を書いている。(実作)

【知識・理解】

・自分の書いた文章を本に収め,合評する過程

をとおして,出版までの全過程を理解してい

る。(観察・実作)

⇒【⑴ウオ】

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1 ★ズームアップ9 投書

のすすめ

○社会の問題に目を向け,実際に投

書をすることで,自己のことばを社

会に発信する表現行為そのものを

実践する。

【⑵イ】

【関心・意欲・態度】

・社会の問題に目を向けようとしている。(観

察)

【書く能力】

・身近な出来事からさまざまな矛盾や問題を見

つけて,投書という形で社会に発信している。

(実作)

【知識・理解】

・投書の目的や効果,外部に向けて発信する手

立てについて理解している。(実作)

⇒【⑴ウ】

13 物語を作る(7時

間)

○それぞれの手法によ

って,物語の作成を楽し

む。

【⑴アウオ】

2 ステップ1 二次創作を

楽しむ

○もとになる物語作品について理

解を深め,パロディーなどの二次創

作に取り組む。

【⑵イ】

【関心・意欲・態度】

・新たな視点で物語を捉え直し,効果的な表現

を工夫して「二次創作」を書こうとしている。

(観察)

【書く能力】

・新たな視点で物語を捉え直し,効果的な表現

を工夫して「二次創作」を書いている。(実作)

【知識・理解】

・「二次創作」とは何かを理解している(観察

・発言)

⇒【⑴ウ】

2 ステップ2 絵から物語

を作る

○絵カードを並べ替えながら想像

し,ストーリーを作成する。

【⑵イ】

【関心・意欲・態度】

・カードを並べ替えてストーリー性を意識した

物語を書こうとしいている。(観察)

【書く能力】

・カードを並べ替えてストーリー性を意識した

物語を書いている。(実作)

【知識・理解】

・物語の構成を理解している。(実作)

⇒【⑴ウ】

2 ステップ3 テーマから

物語を作る

○抽象語によるメインテーマを起

点にして具体化させていくピラミ

ッドワークを用いて,物語を作成す

る。

【⑵イ】

【関心・意欲・態度】

・ピラミッドワークを行い,テーマ性を意識し

て物語を書こうとしている。(観察)

【書く能力】

・ピラミッドワークを行い,テーマ性を意識し

て物語を書いている。(実作)

【知識・理解】

・抽象語について理解している。(観察・発言)

⇒【⑴ウ】

1 ☆文章サンプル集6

・「物語」を考え続ける

(鴻上尚史)

・創作の経路(星新一)

〇本章設定の意義の理解,および学

習の動機づけの一助として活用で

きる。

〇ステップ1~3の補足的資料と

して活用できる。

【関心・意欲・態度】

・「物語」の意義について考えを深めようとし

ている。(観察)

【知識・理解】

・筆者の物語観について理解している。(発言)

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【⑵アウ】 ⇒【⑴アオ】

14 メディア・リテラシ

ー(8時間)

○身の回りのさまざま

なメディアについて知

り,それぞれの特性をふ

まえた情報発信とその

社会的意味について認

識を深める。

【⑴アエオ】

2 ステップ1 メディアの

特性を知る

○言語と画像について,メディアと

しての特徴を知り,表現手段として

の性質を理解する。

【⑵エ】

【関心・意欲・態度】

・メディアについて学ぶことの意義を理解し,

言語と画像の特性について意欲的に理解しよ

うとしている。(観察・ワークシート)

【知識・理解】

・言語や画像の特性について知るともに,同じ

内容でも,順序や見る角度により異なる印象を

与えることを理解している。(ワークシート)

⇒【⑴アエ】

2 ステップ2 広告という

メディアを読む

○広告におけるAIDMAの法則

について理解し,実際の広告を分析

して,表現上の工夫を確認する。

【⑵エ】

【関心・意欲・態度】

・身の回りにどのような広告があるのかに関心

を持ち,広告の持つ効果を意欲的に理解しよう

としている。(発言・観察)

【知識・理解】

・広告を分析する作業により,広告を意識して

分析的に見る姿勢を身につけている。(ワーク

シート)

⇒【⑴アオ】

2 ステップ3 情報を編集

する

○情報を発信する場合には,読み手

が理解しやすいようにメディアの

特性を生かした編集上の工夫が必

要であることを理解し,実際に表現

してみる。

【⑵オ】

【関心・意欲・態度】

・情報を発信する際の注意点や工夫の仕方を意

欲的に理解しようとしている。(観察)

【書く能力】

・読みやすさを意識して実際に紙面やWebを

工夫して作成している。(実作)

【知識・理解】

・編集作業をとおしてメディアの特性について

理解を深め,相手が読みやすい紙面やWebペ

ージを創作している。(実作・観察)

⇒【⑴エ】

1 ★ズームアップ 10 情報

の海を航海する――メデ

ィア・リテラシーの課題

○メディア・リテラシーの抱える問

題にどのようなものがあるか理解

し,メディアを活用する際の課題に

ついて学ぶ。

【⑵ウ】

【関心・意欲・態度】

・メディア・リテラシーの抱える課題について

関心を持ち,意欲的に理解しようとしている。

(観察)

【知識・理解】

・メディアを活用する際に留意すべきことや課

題について理解している。(ワークシート)

⇒【⑴ア】

1 ☆文章サンプル集7

・たったひとつの「真実」

なんてない(森達也)

○本章設定の意義の理解,および学

習の動機づけの一助として活用で

きる。

○ステップ1~3の補足的資料と

して活用できる。

【⑵アウ】

【関心・意欲・態度】

・文章を読み,メディアの持つ多面性について

意欲的に理解しようとしている。(観察)

【知識・理解】

・メディアが多面体であることを読解するとと

もに,メディアとの向き合い方について理解し

ている。(ワークシート)

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⇒【⑴アオ】

15 社会にはたらきか

ける表現(8時間)

○学校内におけるチャ

リティコンサートとい

うイベントを企画し実

行することを想定して,

企画会議,渉外・広報活

動,会場準備,事後処理

などの一連の流れを学

習することによって高

等学校における国語表

現の学習の総まとめを

行う。

【⑴アイウエ】

2 ステップ1 地域を知る

――インタビュー

○地域に関する情報を収集し,自ら

連絡をとり,地域の人に取材をす

る。

【⑵アウエオ】

【関心・意欲・態度】

・自ら外の世界につながろうとしている。(観

察)

【話す・聞く能力】

・相手の話をよく聞き,言葉づかいに気をつけ

て質問している。(実習)

【書く能力】

・取材内容を正確に再現している。(実作)

【知識・理解】

・情報収集の方法を理解している。(観察)

⇒【⑴アイウエ】

2 ステップ2 地域と関わ

る――企画を立てる

○地域社会に出かけ,企画のアイデ

アや手法を学び,地域の人々のアド

バイスをもとに企画書にまとめて

いく。

【⑵アウエオ】

【関心・意欲・態度】

・地域の人と交流し,さまざまな職種特有のプ

ロの技法を学び,企画書作りを行おうとしてい

る。(観察)

【話す・聞く能力】

・地域の人の話をよく聞き,企画内容を伝えよ

うとしている。(観察)

【書く能力】

・相手の要求を理解し,それに沿った企画書を

書こうとしている。(実作)

【知識・理解】

・企画書の書き方を理解している。(実作)

⇒【⑴アイウエ】

3 ステップ3 地域とつな

がる表現活動――イベン

トの実行へ

○イベントを実行することを想定

して,企画会議を開く段階から,イ

ベント当日,更には事後処理の段階

に至るまでに必要とされる表現技

術のポイントについて学習する。

○広報や渉外活動におけるメディ

ア選択の観点について考察するこ

とで,表現とメディアの関係につい

て学習する。

【⑵アウエオ】

【関心・意欲・態度】

・有志団体を組織し,企画会議を開き,イベン

トの企画・立案を行おうとしている。(観察)

【話す・聞く能力】

・企画会議,渉外活動,反省会議などが適切に

なされている。(観察)

【書く能力】

・広報,記録ノートづくりなどが適切に作られ

ている。(実作)

【知識・理解】

・イベント開催に必要なさまざま表現の技術に

ついて理解を深めている。(観察)

⇒【⑴アイウエ】

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★ズームアップ 11 社会

にはたらきかける表現

○表現がさまざまな問題解決のた

めの行為であり,社会参加のための

用意であることに気付き,各単元を

振り返るきっかけとして活用する。

【⑵ウ】

【関心・意欲・態度】

・地域・社会に出て,そこに生きる人々と交流

を深めることに関心をもとうとしている。(観

察)

【知識・理解】

・表現を学校内だけにとどめずに,地域・社会

へ広げ,交流を深めてゆく大切さを楽しさや怖

さも含めて理解している。(観察)

⇒【⑴ア】

☆ツールボックス

(4時間)

○「敬語」に関する基礎

知識を理解し,自分の表

現に生かす。

【⑴エ】

2 敬語 ○まちがえやすい敬語例や現代敬

語の課題について理解する。

【⑵ウ】

【関心・意欲・態度】

・敬語のあり方について関心をもとうとしてい

る。(観察)

【知識・理解】

・敬語の正しい使用法と課題について理解して

いる。(テスト)

⇒【⑴エ】

○「説得」に関する基礎

知識を理解し,自分の論

説に生かす。

【⑴アオ】

説得のための五つの論法 ○説得のためのさまざまな方法に

ついて理解する。

【⑵ウ】

【関心・意欲・態度】

・色々な説得法について関心をもとうとしてい

る。(観察)

【知識・理解】

・説得のための五つの論法について理解してい

る。(テスト)

⇒【⑴アオ】

○発想法に関する基礎

知識を理解し,意見や作

品の創造に生かす。

【⑴アオ】

アイデアの出し方 ○発想をひろげたり,まとめたりす

る方法について理解する。

【⑵ウ】

【関心・意欲・態度】

・色々な発想法について関心をもとうとしてい

る。(観察)

【知識・理解】

・マッピング・メモとKJ法の内容について理

解している。(観察)

⇒【⑴アオ】

○音声言語コミュニケ

ーションの中で「話し合

いの形態」に関する基礎

知識を理解し,目的にあ

わせた最適な形態選択

に生かす。

【⑴アオ】

目的に合わせた話し合

いの形態

○話し合いのルールや形態が,目的

に応じてさまざまにあることを理

解する。

【⑵ウ】

【関心・意欲・態度】

・目的に応じて色々な話し合いの形態があるこ

とに関心をもとうとしている。(観察)

【知識・理解】

・さまざまな話し合いのルールや形態について

理解している。(テスト)

⇒【⑴アオ】

○コミュニケーション

の中で「非言語コミュニ

ケーション」の果たす役

割を理解し,自分の表現

に生かす。

【⑴アオ】

非言語コミュニケーショ

○非言語コミュニケーションの果

たす役割について,さまざまな観点

から理解する。

【⑵ウ】

【関心・意欲・態度】

・非言語コミュニケーションとは何かについえ

て関心をもとうとしている。(観察)

【知識・理解】

・非言語コミュニケーションの役割や種類につ

いて理解している。(テスト)

⇒【⑴アオ】

Page 20: 平成 30 年度『国語表現 改訂版』(国表306) 年間 …...1 平成30 年度『国語表現 改訂版』(国表306) 年間学習指導計画案 高等学校国語科

20

○本とコンピュータと

いうメディアを比較検

討することにより,メデ

ィアのリテラシーにつ

いて理解を深める。

【⑴アオ】

本とコンピュータ ○本とコンピュータの比較検討を

とおして,メディア・リテラシーの

今後の課題について理解する。

【⑵ウ】

【関心・意欲・態度】

・全く異なるメディアにみえる本とコンピュー

タについて,読み書きの道具という観点から,

関心をもとうとしている。(観察)

【知識・理解】

・本とコンピュータというメディアの関連性に

ついて理解している。(テスト)

⇒【⑴アオ】

○多様な文章を読み,自

己の発想や表現の工夫

に役立てる。

【⑴アオ】

2 ☆文章サンプル集8

・言葉――自己表現の強

い武器(高樹のぶ子)

・一発芸としての俳句(千

野帽子)

・人の意見を信じる前に,

反対の意見を探してみよ

う(香山リカ)

・盗まれた?靴(井上史

雄)

・いつまでもガキの感性

をもって(ビートたけし)

・住民は常套句がお好き

(天野祐吉)

○各種の文章例をよく読み,それぞ

れの特徴や表現上のおもしろさに

ついて理解する。

○各文章は,各章のステップと関連

させ,模範例文や分析素材として適

宜活用する。その際は,文章の文体

や表現技法などに着目する。

【⑵アウ】

【関心・意欲・態度】

・多様な文章から自己の発想や表現に役立つヒ

ントを見つけ出そうとしている。(観察)

【知識・理解】

・各文章サンプルについて,その内容,文体,

表現技法を的確に分析している。(ワークシー

ト)

⇒【⑴アオ】