2 -153 2-153 変位変換器変換器変位変換器 ■変位変換器 構造物の相対変位,不動点よりの絶対変位などを電圧に変換 して測定する変換器です。変位の測定範囲は数mmから数m までの広範囲に及び,その変換方式も各種あります。 DTK-A型は変換部にひずみゲージを応用したタイプで,経年 変化が少なく,長期に安定した測定ができます。 DTH-A型は5mV/V (10000×10 −6 ひずみ)と出力が大きく, また非直線性も±0.1%RO以内と高精度です。 DLT-AS,BS型はインダクタンス方式の変位変換器で,±5 ~ ±500mm程度の変位を測定できます。動点に取り付けられる コアと本体は,非接触であるために,摩耗等による経年変化が 少なく耐久性があります。測定には5kHzの搬送波を励振電源 としたDPM型動ひずみ測定器を使用します。 DTP,DTPA-A型は変位検出用のワイヤの伸縮をポテン ショメータを介して電圧変換するタイプで,500mm ~ 5000mmの変位を測定できます。高出力で出力電圧が各機 種とも揃っており,使いやすい機種です。 ●2mm ~ 5000mmまで広範囲な変位を測定できるよう各種用意してある ●変位の大きさに適したものを選べる ●直線性にすぐれ,高い分解能をもっている 特長 ひずみゲージ ひずみゲージ ●ダイヤルゲージ式 ●棒状型