高松赤十字病院モーニングセミナー‘ 139 127 137 116 139 156 162 157 190 169 1492 ② 14 14 21 31 27 37 55 33 44 20 296 ③ 80 98 90 83 108 75 70 72 48 41 765 計

高松赤十字病院モーニングセミナー

造影検査マニュアルについて

放射線科部安部一成

2014.06.16



造影ＣＴ検査マニュアルについて

使用される造影剤 ⇒ 非イオン性ヨード造影剤

ヨード造影剤使用時の重要な副作用

１、過敏反応による副作用アナフィラキシー・ショック等２、造影剤腎症急性腎不全等

2004年度 2005年度 2006年度 2007年度 2008年度 2009年度 2010年度 2011年度 2012年度 2013年度計

① 139 127 137 116 139 156 162 157 190 169 1492

② 14 14 21 31 27 37 55 33 44 20 296

③ 80 98 90 83 108 75 70 72 48 41 765

計 233 239 248 230 274 268 287 262 282 230 2553

ヨード造影剤アナフィラキシー報告数

①アナフィラキシー・ショック ②アナフィラキシー様・ショック ③ショック

ＰＭＤＡ（医薬品医療機器総合機構）報告

(PMDA：Phamaceuticals and Medical Devices Agency)

ヨード造影剤による副作用死亡例数

①ショックによる死亡（アナフィラキシー・ショック、アナフィラキシー様・ショック）

②ショック以外の副作用



① 12 13 8 9 13 8 16 11 13 15 118

② 7 5 3 1 1 3 5 6 4 2 37

計 19 18 11 10 14 11 21 17 17 17 155

ヨード造影剤の添付文書（抜粋）



造影剤腎症

（腎障害患者におけるヨード造影剤使用に関するガイドライン 2012）

当院における最近のＣＴ造影検査件数

[2014年5月7日～6月6日の1か月間のデータ]

ＣＴ検査件数・・・・・・・・・・・２０１９件（健診と治療計画用ＣＴは除く）造影ＣＴ検査件数・・・・・・・５８９件（29.2%）

※単純計算で年間７，０００件以上の造影検査を施行

造影ＭＲＩ検査マニュアルについて

使用される造影剤

◆Ｇｄ造影剤

マグネビスト、EOB・プリモビスト、プロハンス等

◆鉄製剤

フェリセルツ、リゾビスト等

ＭＲＩ検査時造影剤使用時の重要な副作用

１、過敏反応による副作用アナフィラキシー・ショック等２、Ｇｄ造影剤特有の副作用

腎性全身性線維症（NSF）３、鉄製剤による副作用

Ｇｄ造影剤アナフィラキシー報告数

①アナフィラキシー・ショック ②アナフィラキシー様・ショック ③ショック



① 8 9 7 8 14 15 19 20 14 8 122

② 2 3 5 4 9 3 2 2 3 0 33

③ 5 5 6 8 10 13 10 12 9 8 86

計 15 17 18 20 33 31 31 34 26 16 241

Ｇｄ造影剤による副作用死亡例数

①ショックによる死亡（アナフィラキシー・ショック、アナフィラキシー様・ショック）

②ショック以外の副作用



① 0 0 0 0 0 0 0 1 0 3 4

② 0 0 1 3 1 1 0 0 0 0 6

計 0 0 1 3 1 1 0 1 0 3 10

当院におけるＭＲＩ検査数（2013年度）

全件数・・・・・・・・・・６６３６件

検査法件数（%）薬剤名件数（%）

単純 5740（86.5%）内フェリセルツ 594（10.3%）

造影 896（13.5%）

マグネビスト 535（59.7%）

EOB・プリモビスト 312（34.8%）

プロハンス 26（2.9%）

リゾビスト 20（2.2%）

オムニスキャン 3（0.3%）

厚労省ＨＰ「医薬品・医療機器等安全性情報」より

Ｇｄ造影剤の添付文書（抜粋）



鉄剤の添付文書（抜粋）

リゾビスト（注射液）

フェリセルツ（経口剤）

鉄剤の添付文書（抜粋）

リゾビスト（注射液）

高松赤十字病院モーニングセミナー‘ 139 127 137 116 139 156 162 157 190 169 1492 ② 14 14 21 31 27 37 55 33 44 20 296 ③ 80 98 90 83 108 75 70 72 48 41 765 計

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