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Jan 01, 2016
解析ゼミ 第 1 回
2014 年 5 月 15 日
第 1 回の目次• データの探し方 30 分 • 論文の探し方 20 分 • マニュアル置き場 10 分 • データ解析法– Hinode SOT-FG ( 阿南 ) 25 分 – Hinode SOT-SP ( 一本 ) 25 分
• その他マージン 10 分
次回日程確認• 6 月 5 日 ( 木曜日 ) 15:00-17:00
• 予定– 詳しい人紹介 10 分– データ解析法
• SDO AIA ( 浅井・高棹 ) 25 分 • Hinode EIS ( 川手 ) 25 分 • SDO HMI ( 石井 ) 25 分 • 多種装置データの同時解析 ( 川手 ) 25 分
– その他マージン 10 分
データの探し方
T. Kawate
特定の日の太陽の様子• Solarmonitor (http://solarmonitor.org/)
SDO/SoHO/STEREO のクイックルック• Helioviewer (http://www.helioviewer.org/)
SDO/AIA フレアイベントクイックルック• SolarSoft latest events (http://www.lmsal.com/solarsoft/latest_events/ )
いろいろなイベントの検索• Heliophysics Event Registry (https://www.lmsal.com/isolsearch)
Web 上で過去の特定日のGOES フラックスを見たい時、
• 2002 年 2 月以降、1日かたまりなら RHESSI Browser– http://sprg.ssl.berkeley.edu/~tohban/browser/
• 1996 年以降、 3 日かたまりで tar.gz の解凍が OK なら NOAA/SWPC– http://www.swpc.noaa.gov/ftpmenu/warehouse.html
• 1986 年以降、 1 年以下のプロットをまとめて出来る。ドイツのオーロラ予報サイト?– http://www.polarlicht-vorhersage.de/goes_archive
解析しそうな多くのデータ• Virtual Solar Observatory (VSO)– http://sdac.virtualsolar.org/cgi/search– BBSO/ SDO/ RHESSI/ Hi-C/ Yohkoh/ GOES/ Hinode/ SoHO/
TRACE/ STEREO etc.
DARTS/Solar at ISAS/JAXA• http://darts.isas.jaxa.jp/solar/– Hinode/Yohkoh/RHESSI/TRACE の生データあり– Hinode についてはいつ・どの装置が観測していたかの検索
フォームあり
Hinode ・野辺山太陽電波・三鷹太陽観測所・RHESSI のデータについて
• 上記を解析する際の一番手っ取り早い方法として、修士以上であれば、 NAOJ ひのでサイエンスセンターの解析アカウントをもらいましょう
• http://hinode.nao.ac.jp/SDAS/index_j.shtml– サーバーのなかに全データが入っています– 上記のデータなら解析環境もほぼそろっているはず– 上記以外のデータも、個人領域に生データを転送して
おけば、大概の SSW 環境は最新版が入っているので解析可能
IRIS について• よほど IRIS に詳しくない限り level2 データ
の使用が推奨されており– http://iris.lmsal.com/search/
• から level2 スリットジョー・スペクトルデータがダウンロード可能– 2014 年 5 月 14 日現在、まだ VSO に登録され
ていない。 ( が、 coming soon らしい )– NAOJ ひのでサイエンスセンターに最新でなく
てよければデータがそろっている
飛騨のデータ• SMART (http://www.hida.kyoto-u.ac.jp/SMART/ )
– T1(Ha 全面像 ) は、曇り判定を通過したものならば SMART HP から fitsをダウンロードできる。「 kipsum 」にもおいてある。
– T3/FISCH( 高速 Co ・ Ha 撮像 ) は、ダーク・フラット済み tiff データが飛騨のサーバー内においてあり、飛騨のユーザーアカウントがあればダウンロード可能• ただしイベントデータで 25fps と非常に多いので、そのまま飛騨内にある
「 shachi 」という解析サーバーで解析するのを推奨– スペックルマスキング処理のスクリプトについては一本さんか川手あ
たりに要相談• DST (http://www.hida.kyoto-u.ac.jp/DST / )
– 共同利用で外部の人が観測したものというのでなければ、飛騨内「 dstraid 」やオフラインの HDD ・磁気テープに置いてあったりなかったり。。。 ( 現在整理を計画中? )
– HP で見てよさそうなデータがあれば、観測者や上野さんに所在を聞いてみるのが早い
イベントリスト ( 基本的にフレア )
• GOES– http://www.swpc.noaa.gov/ftpmenu/warehouse.html
• Hinode– http://st4a.stelab.nagoya-u.ac.jp/hinode_flare/
• RHESSI– http://hesperia.gsfc.nasa.gov/hessidata/dbase/hessi_flare_list.txt– http://sprg.ssl.berkeley.edu/~moka/rhessi/index.html
• NoRH– http://solar.nro.nao.ac.jp/norh/html/event/– http://solar.nro.nao.ac.jp/norh/html/eventw/
• Yohkoh– http://ylstone.physics.montana.edu/ylegacy/catalog_top.html
• SMART– http://www.hida.kyoto-u.ac.jp/SMART/T3_events/– http://www.hida.kyoto-u.ac.jp/SMART/FISCH/Events_2013a.html
• SoHO/LASCO CME Catalogue– http://cdaw.gsfc.nasa.gov/CME_list/
論文の探し方
T. Kawate
Astrophysics Data System (ADS)• http://ads.nao.ac.jp/abstract_service.html
ADS でよく使う機能• 筆頭著者で検索– Authors の欄で著者の前に「 ^ 」 例 ) ^Kawate
• 出来るだけ有名な論文から読みたい– 「 Sort Option 」で「 Sort by citation count 」を選択
• ある論文を引用している論文一覧– 「 List of Links 」の C
• 学外にいるときにダウンロード可能な論文– 「 List of Links 」の E, F, X などのリンクの色が緑色のもの
• 装置にとがった論文や seeing の論文が少ない?– 検索フォームの一番上の「 Physics 」にチェック
Solar Physics E-print Archive• http://solar.physics.montana.edu/cgi-bin/eprint/index.pl
全文キーワードでの論文検索• google scholar(http://scholar.google.co.jp/)–ネット上の同一論文をまとめて表示してくれ
る– プレプリントなど無料で手に入るバージョン
を一度に探すことも可能–直接的に引用していなくても、関連記事らし
きものが同時に見つかる– google アカウントで個人用論文リストが作成
可能
日本語の文献• CiNii (http://ci.nii.ac.jp/ )– 学内のみ?–天文月報、物理学会予稿、その他学会誌や報告書などが中心
– 日本語なので、「あまりよく知らない分野の論文をちょっと読んでみよう」というときに気軽に手に取れる。
– ADS などでは埋もれてしまうレベルでの、大昔の導入的な論文があったりしておもしろい
新聞的利用法、 RSS• arXiv や各雑誌の新着論文の巡回
– 各 HP を見て回ってもよいですが、 RSS feeder に登録しておくとアブストラクトが読みやすくなって便利です
論文の傾向• the Astrophysical Journal (ApJ)
– インパクトファクターが高い。– 受理から出版までが早い (~1ヶ月 )
• Astronomy and Astrophysics (A&A)– アブストラクトが読みやすい
• Monthly Notices of the Royal Astronomical Society (MNRAS)– 数式の比重の大きいディスカッションが多い– 出版費がタダ!
• Publication of Astronomical Society of Japan (PASJ)– 日本人の論文や Hinode の記事が多い。
• Solar Physics (SoPh)– 太陽専門、ただし許容範囲は広い– 装置論文などがちょいちょいある。いつのまにか Letter がなくなった– 出版費がタダ!
• Physical review– 理論寄りの話は強い
• その他、 Annual Review 、 Space Science Review 、 Applied Optics 、 SPIE など
皆さんどうやって論文を保存・管理してますか?
• 分野毎にフォルダわけして、ローカルに pdf そのままおく。– 覚えていれば一番アクセスしやすいが、ファイル名を書き換えるのがやや面倒
• zotero (firefox/safari/Google Chrome拡張、 Win/Mac/Linux)– ads からボタンひとつでメタデータ作成可能– ブラウザと論文管理ソフトを一体化できる– pdf まで同期すると 300MB 以上は有料
• Mendeley (Win/Mac/Linux/Web/iOS)– 見やすく、メタデータ作成もやりやすいが、やや重い– 1GB 以上登録すると有料になる
• evernote (Win/Mac/Web/iOS/Android OS)– タグ、キーワード、引用文献リスト作成は手動。メモも好きな形式で編集可能。
OCR は有料。– 月毎の新規保存可能容量はフリーで 60MB とそこまで多くない。ただし上限なし
でサービス終了しない限りずっと置いておける• iPapers (Mac専用 )
マニュアル置き場
• SSW IDL– http://www.lmsal.com/solarsoft/
• Hinode SOT– http://sot.lmsal.com/doc?cmd=dcur&proj_num=SOT00042&file_type=pdf
• Hinode XRT– http://hinode.nao.ac.jp/sbsc/XAG.pdf
• Hinode EIS– http://tcrb.nrl.navy.mil/~hwarren/tutorial_files/eis_tutorial_v03.pdf
• SDO AIA, HMI– https://www.lmsal.com/sdodocs/doc?cmd=dcur&proj_num=SDOD0060&file_type=
pdf• SDO EVE
– http://lasp.colorado.edu/home/eve/data/data-access/• IRIS
– http://iris.lmsal.com/analysis.html• TRACE
– http://www.mssl.ucl.ac.uk/surf/guides/tag/tag_top.html• Yohkoh
– http://umbra.nascom.nasa.gov/yohkoh/docs/yag/ydac-yag.html• CHIANTI
– http://www.chiantidatabase.org/chianti_user_guide.html
• NoRH– http://solar.nro.nao.ac.jp/norh/doc/manual.pdf
• NoRP– http://solar.nro.nao.ac.jp/norp/doc/manual.pdf
• RHESSI– http://hesperia.gsfc.nasa.gov/rhessi2/home/software/getting-started/
• GOES– http://hesperia.gsfc.nasa.gov/rhessidatacenter/complementary_data/goes.html
• STEREO– http://stereo-ssc.nascom.nasa.gov/software.shtml– http://secchi.nrl.navy.mil/wiki/pmwiki.php?n=Main.DataProcessingAndAnalysis
• SOHO MDI– http://soi.stanford.edu/general/tech_notes.html
• SOHO EIT– http://umbra.nascom.nasa.gov/eit/eit_guide/
• SOHO LASCO– http://lasco-www.nrl.navy.mil/index.php?p=content/res_software
• SOHO SUMER– https://www2.mps.mpg.de/projects/soho/sumer/
• SOHO CDS– http://solar.bnsc.rl.ac.uk/software/software.shtml
http://www.kwasan.kyoto-u.ac.jp/~kawate/SolarDataWiki/
• 対応範囲:観測・解析・計算・開発あたり• SDO/EVE でテンプレートを作成しましたので、コメント・
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