Developer Summit 2009 Salesforce.com

クラウドプラットフォームの実際

株式会社セールスフォース・ドットコム Force.comディベロッパープログラム/AppExchange スペシャリスト 岡本充洋

Safe Harbor Statement

“Safe harbor” statement under the Private Securities Litigation Reform Act of 1995: This presentation may contain forward-looking statements including but not limited to statements concerning the potential market for our existing service offerings and future offerings. All of our forward looking statements involve risks, uncertainties and assumptions. If any such risks or uncertainties materialize or if any of the assumptions proves incorrect, our results could differ materially from the results expressed or implied by the forward-looking statements we make.

The risks and uncertainties referred to above include - but are not limited to - risks associated with possible fluctuations in our operating results and cash flows, rate of growth and anticipated revenue run rate, errors, interruptions or delays in our service or our Web hosting, our new business model, our history of operating losses, the possibility that we will not remain profitable, breach of our security measures, the emerging market in which we operate, our relatively limited operating history, our ability to hire, retain and motivate our employees and manage our growth, competition, our ability to continue to release and gain customer acceptance of new and improved versions of our service, customer and partner acceptance of the AppExchange, successful customer deployment and utilization of our services, unanticipated changes in our effective tax rate, fluctuations in the number of shares outstanding, the price of such shares, foreign currency exchange rates and interest rates.

Further information on these and other factors that could affect our financial results is included in the reports on Forms 10-K, 10-Q and 8-K and in other filings we make with the Securities and Exchange Commission from time to time. These documents are available on the SEC Filings section of the Investor Information section of our website at www.salesforce.com/investor. Salesforce.com, inc. assumes no obligation and does not intend to update these forward-looking statements, except as required by law.

クラウドコンピューティングに求められる アーキテクチャ

クラウドコンピューティングが支持される理由

マルチテナント

ENTERPRISE

MID-MARKET

SMALL BUSINESS

伸縮性

従量課金制

インフラ設備やシステム運用をシェアする事で、高品質なサービスを低価格に

"システム"を買うのではなく、"サービス"を買うので、直ぐに始めてすぐに止められる

ビジネスの成長に合わせて、システムが自動的にスケールする

アーキテクチャに変移が求められる

開発に許される 時間

要素技術の 進歩

ビジネスモデルの 変革

大きな アーキテクチャの

変移

シングルテナントアプリケーション

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無駄が多い・手間がかかる

手間と人手がかかるなぁ・・・・

ビジネス的観点でのシステムのスケーラビリティ

システム毎にハードウェア管理 システム毎にスケールラビリティ確保 システム毎にセキュリティ設計 システム毎にパッチ管理 システム毎にカスタマイズ システム毎にアップグレード作業 システム毎の・・・

A社用システム B社用システム C社用システム

D社用システム E社用システム F社用システム

G社用システム H社用システム I社用システム

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・・・

単純なマルチテナントのアプリケーション

App

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スケーラビリティは高いが、カスタマイズ性に欠けてしまう

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ハードウェアの仮想化だけでは・・・・ シングルテナントアプリケーションで抱える問題を解決しない

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"何が解決したんだろう・・・・？

ハードウェアの仮想化だけでは・・・・ シングルテナントアプリケーションで抱える問題を解決しない

システム毎にハードウェア管理

システム毎にスケールラビリティ確保

システム毎にセキュリティ設計

システム毎にパッチ管理

システム毎にカスタマイズ

システム毎にアップグレード作業

システム毎の・・・

A社用システム B社用システム C社用システム

D社用システム E社用システム F社用システム

G社用システム H社用システム I社用システム

Db Db Db

Db

Db

Db Db

Db Db

・・・・・・・

これだけ・・・

Force.comのマルチテナント戦略

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" Application Engine

Multi Tenant DB

Custom MetaData

" "

Custom MetaData

Custom MetaData

アプリケーション開発者にとって一番生産性を上げるには、 どの部分を仮想化すべきか？

共通のハードウェア管理 共通のスケールラビリティ確保 共通のセキュリティ設計 共通のパッチ管理 共通のアップグレード作業

システム毎にカスタマイズ

アプリケーション作成に必要な部分をマルチテナント化&仮想化

Force.comのメタデータアーキテクチャ

アプリケーションは全て"メタデータ"として保存され、共通カーネルに"引数"として渡される

プラットフォームのインフラストラクチャおよびアップグレードとアプリケーションは分離

組織毎の メタデータ群

1つの組織 内のデータ

個々のカスタマイズ情報を全てメタデータとして保存する

UI定義

ビジネスロジック

DBスキーマ

その他設定情報

組織毎の メタデータ群

Force.comにおけるプログラムの実行

 アプリケーションからのデータアクセスにはすべて組織IDが必要

 組織IDはセッション情報より自動付加  他ユーザの組織IDを参照するロジックは存在しない

必ずメタデータに組織IDに関連付けて実行し、例外は存在しない

Force.comのマルチテナントアーキテクチャ

作成されるアプリケーションは全て"メタデータ"として保存し、共通カーネルに"引数"として渡される

プラットフォームのインフラストラクチャおよびアップグレードとアプリケーションは分離

組織毎の メタデータ群

アプリケーション作成に部分のみをマルチテナント化

今日はここの話をします

1システム毎の 導入環境

UI定義

ビジネスロジック

DBスキーマ

その他設定情報

ビジネスフレームワーク

Force.comを利用するということ クラウドの上で何が出来るか、にフォーカス

ホスティングインフラストラクチャ

サーバソフトウェア データベースソフトウェア

マルチテナントアーキテクチャ 全ての分野に リソースが 割かれる

IT投資の80％は「無駄金」であり、ビジネスの革新や成長には直接は結び付かな

い。 “ ”

アプリケーション & マーケティング

付加価値を 生み出す分野に集中

既存の アプリケーション開発

クラウドコンピューティング時代の 開発

投資出来る費用・人員はごく僅かに

ここがシステムの成果物

アプリケーションの品質と生産性にフォーカスしましょう

Force.comのアーキテクチャをもっと知り たい方は・・・

  Force.com開発者の為の オンラインサービス   無償の開発者用アカウントの取得   各種技術資料の公開   Wikiやディスカッションボード等のコラボレーションスペース

http://www.salesforce.com/jp/developer

「Force.comマルチテナントアーキテクチャ」 ホワイトペーパーを公開中！！

組織毎の メタデータ群 ここが知りたい方は→

Salesforce.comについて

Salesforce.comが提供するサービス CRM、コラボレーション、プラットフォーム

Build

Multi-Tenant Kernel

Manage

Share

パートナー マーケティング サービス

Build マルチテナント　基盤＆カーネル

セールス AppExchange

データベース Mobile サイト UI 分析 ロジック

コンテンツ アイデア Salesforce to Salesforce Google Apps 知識ベース

Salesforce CRMもForce.comの上で動いてます

インテグ レーション

Force.comプラットフォーム

アプリケーションの開発・実行環境そのものをSaaSで提供

  Force.com開発者の為のオンラインコミュニティ   無償の開発者用アカウントの取得   各種技術資料の公開   Wikiやディスカッションボード等のコラボレーションスペース

http://www.salesforce.com/jp/developer

開発者アカウントを取得

Demo : 開発者アカウントの取得

Froce.comの主となるコンポーネント

オンデマンド プログラミング言語

ユーザーインタフェース カスタマイズ

オンマンド データベース

WebサービスAPI

Force.comデータベース

  通常のRDBと同様に利用できる ‒  テーブル・カラムの作成・変更・削除 ‒  トランザクション、ロック

  Force.comのUIと密接に統合 ‒  テーブルを作成すると、自動的にCRUD、検索・一覧表示用のUIが生成される

‒  生成されたUIはコーディングレスでレイアウトをカスタマイズ

  Webサービスとの統合 ‒  作成されたテーブルは、設定のみでSOAP Webサービスとして公開できる

フル機能のマルチテナント・オンデマンドデータベース

Demo : Force.com上でのテーブル作成

 Java に似た構文、強い型付け  データベース・トリガー  Web サービス  トランザクション・ロジック  MVCコントローラ

 O/Rマッピング  マルチテナントで動作

オンデマンドプログラミング言語 正規表現、計算処理、データベース操作など、本格的なビジネスロジックの記述

  保存と同時に即時コンパイルされ保存   LLと同じ感覚で利用できる

  Force.com上でビジネスロジックを書く事に最適化された言語   Javaに似た構文 + Force.com上で便利な記法

カスタマイズ可能なUI

  HTML、Javascript、CSSなどを自由に記述   Apexと組み合わせて画面遷移やパラメータ受け渡し ‒  MVCモデル

Web標準技術を利用してUIを自由にカスタマイズ

画面を自由にカスタマイズ 画面遷移を自由に定義

Apex&VisualforceによるMVCパターンの実現 一般的なプログラミングモデルをオンデマンドに

Controller

View

Model

Demo : Force.comでMVC

柔軟なシステム連携を可能にするAPI

  Foce.com内のデータを自由に検索、変更   SOAP WebサービスAPI   外部Webサービスからビジネスロジックの呼び出し ‒  Webサービスメソッド

  Apexコード内から他のWebサービスの呼び出し ‒  SOAP ‒  REST

SOAの一部としてESBへの接続などもできるよ

Force.com Sites パブリックサイトの作成

人材採用管理 年間座席管理 IR管理

人材採用ページ 座席予約ページ IR情報ページ

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・・・

ログインが必要なページ ログインが必要無いページ

Visualforceで作ったページを独自ドメインで外部やイントラネットに公開

Demo : Force.com Site

Force.com開発者向けツール&サービス

開発環境を・テスト環境を直ぐにセットアップ

Eclipseからアプリケーション を作成

開発者間でプロジェクトを共有

コードやスキーマに等のMetaDataにAPIアクセス

ide

code share

metadata api

Demo : Force.com IDE

マウス操作など 容易なカスタマイズ性

コンプライアンス 監査証跡機能

モバイルサポート

行レベル・項目レベルのセキュリティ & 共有モデル

Eclipseベースの 開発者向けツール

SAS 70 準拠の マルチテナント型 インフラストラクチャ

ユーザー数の増減を伸縮性

レポート & 分析機能

多言語対応 複数通貨対応

ワークフロー管理・カスタマイズ機能

WebサービスAPI対応

様々なユーザ インターフェース への対応

その他Force.comが標準で提供する機能

汎用的で、既にある物は利用 わざわざ車輪を再発明しない

AppExchangeを利用したアプリ配信

組織A

組織B

組織C

カスタム アプリケーション

組織A

組織B

組織C

AppExchange アプリケーション

AppExhcange アプリケーション

AppExchange アプリケーション

まとめ

本日のまとめ

  クラウドコンピューティングは大きな パラダイムシフト

  アプリケーション開発者の生産性を最大限に上げるためにプラットフォームがある

  Force.comではアプリケーションに フォーカスして高度の抽象化を行う ‒  高速、セキュア、高可用性を持つマルチテナント アプリケーションの開発と配備に最適化

  Force.com開発者の為のオンラインサービス   無償の開発者用アカウントの取得   各種技術資料の公開   Wikiやディスカッションボード等のコラボレーションスペース

http://www.salesforce.com/jp/developer

Force.comに興味を持った方は

mailto: mokamoto@salesforce.com

Thank You!!