[AWS Summit 2012] 事例セッション #4 NASAにおけるクラウド活用事例

Post on 26-Jun-2015

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事例セッション #4 NASAにおけるクラウド活用事例 登壇者名・社名 Khawaja Shams(Software Engineer, NASAジェット推進研究所)、北迫 清訓(アマゾン データ サービス ジャパン 株式会社)

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NASAにおけるクラウド活用事例

NASAジェット推進研究所 Software Engineer Khawaja Shams アマゾンデータサービスジャパン ソリューションアーキテクト 北迫 清訓 (kitasako@amazon.co.jp)

自己紹介

北迫 清訓(きたさこ きよのり)

アマゾンデータサービスジャパン

• ソリューションアーキテクト

Khawaja Shams

NASAジェット推進研究所

• Software Engineer

NASAジェット推進研究所

NASA Jet Propulsion Laboratory (通称 JPL)

NASAの無人探査機等の研究開発及び運用にかかわる研究所として、現在太陽系の様々な惑星に探査機を送り込み、日々探査機による探査オペレーションを実施している

NASA JPLのミッションを支えるAWS

マーズ・エクスプロレーション・ローバー(MER)

• 2004年1月3日と1月24日に探査機スピリットとオポチュニティが火星に着陸し、火星の水の痕跡検索を目的に活動

• 探査機より大量に送信される高密度映像解析処理と格納をAWSインフラを利用して実施

マーズ・サイエンス・ラボラトリ(MSL)

• 2012年8月5日に探査機キュリオシティが火星に着陸、MERよりも広範囲を検索予定

• 着陸イベントとして全世界規模のライブ動画配信をAWSインフラを利用して実施

マーズ・エクスプロレーション・ローバー

数万ものギガピクセル画像ファイルを結合し、立体やパノラマ映像を生成するプロセスをオートメーション化

高可用性

• ミッションクリティカルシステムを支える基盤

スケーラブル

• 数百もの処理インスタンスを並行稼働できる環境

一貫性

• ワークフロープロセスの一貫性

簡易化

• 複雑なワークフロー実装の簡易化

フレキシブル

• ワークフロー組み換えの容易性

高性能

• 低レイテンシーでの高い処理性能

マーズ・エクスプロレーション・ローバー

映像処理システム構成

• 画像ファイルはS3に格納

• 画像処理はAmazon EC2をオンデマンドで起動し実施

• 全体的な処理ワークフローはAmazon SWFで構成

マーズ・サイエンス・ラボラトリ

キュリオシティ着陸イベント向けに、数百万の同時視聴者に数百ギガビット/秒のトラフィックを提供できるウェブサイトおよびライブ配信インフラを数週間で構築

3つのリージョンを跨いだ配信インフラ

300台以上の配信キャッシュサーバを運用

CloudFormationにより25Gbps単位の キャッシュスタックをデプロイ

マーズ・サイエンス・ラボラトリ

共通ストレージとしてEC2上でGlusterを構成

DBはRDSにより可用性を向上

S3、CloudFrontの採用により、グローバル配信に対応できる環境構成

火星探索に関する情報提供サイト mars.jpl.nasa.gov

Khawaja Shams

NASAジェット推進研究所

Software Engineer

Please Welcome

まとめ

誰もが、簡単かつ安価にご利用いただけるHPCインフラ

ミッションクリティカル環境でも活用できるAWSインフラ

世界規模のアクセスにも耐えうるインフラ環境を準備可能

まとめ

今までできていたことを、 より早く、簡単に、安く実現できる

改善

今までできなかったことが 実現できる

革新

ご静聴ありがとう ございました!

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