Transcript
コネクト 2.0
Panasonic KX-HDV130 マニュアル
Ver.1.1.1
楽天コミュニケーションズ株式会社
Panasonic KX-HDV130 マニュアル
2 / 12 ©Rakuten Communications Corp.
目次
1 はじめに ........................................................................................................................... 3
1.1 動作環境 ........................................................................................................................ 3
1.2 概要 ............................................................................................................................... 3
1.3 注意事項 ........................................................................................................................ 3
1.4 電話機各部の名称 ........................................................................................................... 4
2 接続方法 .......................................................................................................................... 5
2.1 電話機の接続方法 ........................................................................................................... 5
3 利用方法 .......................................................................................................................... 6
3.1 発信 ............................................................................................................................... 6
3.2 着信 ............................................................................................................................... 7
3.3 保留 ............................................................................................................................... 8
3.4 転送 ............................................................................................................................... 9
3.5 その他機能 ................................................................................................................... 10
4 動作確認済みヘッドセット一覧 ........................................................................................... 12
5 更新履歴 ........................................................................................................................ 12
6 お問合せ窓口 ................................................................................................................. 12
Panasonic KX-HDV130 マニュアル
3 / 12 ©Rakuten Communications Corp.
1 はじめに
本資料は、楽天コミュニケーションズが提供するコネクト 2.0サービスにおいて利用可能なハードフォン
「Panasonic KX-HDV130」ついて説明します。
1.1 動作環境
本サービスを利用するにあたって、次の環境が必要です。
<ネットワーク要件>
・ネットワーク環境で以下のポートが開放されていること
UDPプロトコル 外方向(Destination port):5060(SIP用)、10000~20000(RTP用)、123(NTP用)
TCPプロトコル 外方向(Destination port):21(FTP用)
・ルータを 2台利用する環境(ダブル NAT)を避けること
・ルータで SPI (Stateful Packet Inspection)Firewall を利用しないこと
・ルータで SIP ALG (Application Level Gateway) もしくは SIP変換を同時にまたそれぞれを利用しないこと
・ルータで VoIP を設定する機能を利用しないこと
1.2 概要
ハードフォンとは、一般的な電話回線(アナログ回線)ではなく、インターネット回線を利用した電話を指します。
1.3 注意事項
・本ドキュメントの内容および動作は予告なく変更する場合があります。またドキュメントの内容とサービスの挙
動に相違がある場合には、サービスにおける挙動を優先とします。
・ヘッドセットを接続して利用される場合、RJ-9 4極 4芯 モジュラーケーブル(詳細は P.12)で接続可能なヘッ
ドセットが必要になります。弊社以外から購入したヘッドセット、および無線接続のヘッドセットについてはサポ
ート対象外となります。
・本書では本サービス(コネクト 2.0)内で利用する機能についてのマニュアルとなります。電話機本体の仕様な
どについては下記の製造元メーカーからのマニュアルをご参照下さい。
■Panasonic IP電話機 お客様サポート
http://panasonic.biz/netsys/sipphone/support/download/
Panasonic KX-HDV130 マニュアル
4 / 12 ©Rakuten Communications Corp.
1.4 電話機各部の名称
各部の名称 機能内容
①決定キー 項目の決定や設定内容を保存するときに使用します
②液晶表示部 項目や電話番号等の情報が表示されます
③ソフトキー 液晶表示部に表示されている項目を選択するときに使用します
④ナビゲーションキー メニューの選択・表示切り替えなどに使用します
⑤メッセージ/リンガーLED LEDの色で本機の状態を示します
例:着信時や新着ボイスメールがあった場合に通知します
⑥回線 1/機能キー1
⑦回線 2/機能キー2
割り当てられた機能の実行に使用します
※回線キーとして登録されると、状態確認や回線の選択に使用可能
⑧受話器フック 壁に設置して使用時に、受話器が落ちないように固定します
⑨ヘッドセットジャック ヘッドセットを使用する際には、こちらにケーブルを差し込み使用します
⑩会議キー 3者会議通話時に使用します
⑪再ダイヤルキー 直前に電話をかけた相手に再ダイヤルするときに使用します
⑫ヘッドセットキー ヘッドセットを使用して通話するときに使用します
⑬ミュート/自動応答キー 通話中に自分の声を相手に聞こえないように変更するときに使用します
または、自動的に着信させる設定(自動応答)へ変更するときに使用します
⑭音量キー 着信や受話器の音量を調整するときに使用します
Panasonic KX-HDV130 マニュアル
5 / 12 ©Rakuten Communications Corp.
⑮キャンセルキー 選択した項目をキャンセルするときに使用します
⑯マイク
⑰スピーカーホンキー
ハンズフリー通話を利用する際に使用します
⑱保留/メッセージキー 通話中の保留や、ボイスメールを確認するときに使用します
⑲転送キー 通話を転送するときに使用します
2 接続方法
2.1 電話機の接続方法
(01)電話機の付属品(受話器・受話器コード・スタンド・ACアダプター)を電話機に取り付けます。
※この時点ではまだ電源を ONにしないで下さい。
※ACアダプターは別売品の為、別梱包となっております。
また給電機能が付いている PoEハブを利用して接続する場合、ACアダプターは不要です。
(02)次に LANケーブルの一端をネットワーク機器(ルータ)に接続し、もう一端を電話機本体裏面にある、
「LANポート」に接続します。
※電話機裏面には「PCポート」と「LANポート」の 2つのポートがありますが、
PCポートには接続しないようにして下さい。
※PoE(給電機能付き)ハブをご利用の場合はこの時点で電源が入ります。
(03)最後に ACアダプターをコンセントへ接続します。
(04)電話機の電源投入後、しばらくして下記の様なディスプレイ表示になれば利用可能です。
下記の様な表示の場合は接続状況(ネットワーク、IPアドレス取得エラー、ポート開放)などに問題が無いか
ご確認下さい。
Panasonic KX-HDV130 マニュアル
6 / 12 ©Rakuten Communications Corp.
3 利用方法
3.1 発信
3.1.1 外線への発信
・[受話器]を上げる → 相手の外線番号をダイヤルします
・ダイヤルプラン機能(特定番号通知の切替)を使用して発信する場合には
受話器を上げて、[プレフィックス番号] + [相手の外線番号] をダイヤルします。
※コネクト 2.0の発信設定によっては、プレフィックス番号が無いと発信が行なえない場合もございます。
設定内容についてはコネクト 2.0管理画面(Web画面)の「ダイヤルプラン」設定で確認して下さい。
3.1.2 内線への発信
・[受話器]を上げる → 相手の内線番号をダイヤルします。
3.1.3 電話帳からの発信
・ソフトキーの[電話帳]を押す → ソフトキーの[検索]を押し、カナ検索で宛先を呼出します。
または[ナビゲーションキー]で登録順に宛先を呼出す → [受話器]を上げます。
3.1.4 直前に掛けた番号への発信
・[再ダイヤル]を押す → 呼出が開始されます。
3.1.5 履歴からの発信
・ソフトキーの[履歴]を押す → [ナビゲーションキー]で履歴を選択する
呼出したい相手が表示されている状態で[受話器]を上げる。
3.1.6 受話器を下さず続けて発信する(通話中)
・ソフトキーの[メニューボタン]を押す → [ナビゲーションキー]でフックを選択する →
通話が切断され、発信音が流れる → 相手の番号をダイヤルする。
([受話器]の上げ下げ無しでそのまま呼出しが開始される)
Panasonic KX-HDV130 マニュアル
7 / 12 ©Rakuten Communications Corp.
3.2 着信
着信時は呼出音と同時に下記の情報が表示されます。
表示項目 表示内容・表示形式
発信者名 コネクト 2.0管理画面で設定した任意の文字列(英数字のみ)
※窓口を複数用意する際に「どの窓口宛の着信か?」を判別する為に使用可能です。
発信者番号 発信者の電話番号(ハイフン無し)
通常の着信の場合は「発信者名(※窓口名や任意の文字列)」と「発信者番号(※相手先電話番号)」を
表示します。
内線通話やダイヤルイン着信の場合は「発信者番号(※相手先電話番号)」のみを表示します。
※注意※
コネクト 2.0 納入時直後は、着信処理設定が入っておりませんので、
外線からの着信確認を行う際は、コネクト 2.0管理画面で着信設定を設定後にご確認下さい。
3.2.1 通常の応答方法
・電話機が鳴動 → [受話器]を上げる → 通話状態になる。
3.2.2 ハンズフリーの応答方法
・電話機が鳴動 → [スピーカーホン]を押す → 通話状態になる。
3.2.3 ヘッドセットの応答方法(接続時)
・電話機が鳴動 → [ヘッドセット]を押す → 通話状態になる。
3.2.4 自動応答の設定方法
・[自動応答]を押して自動応答を設定しておく([自動応答]は押す度に設定/解除が切替わる)
→ 電話機が鳴動 → 自動でハンズフリー通話状態になる。
※備考※
自動応答のデフォルトはハンズフリーに設定されています。
自動応答の設定をヘッドセットへ変更したい場合は、
[メニュー] → [基本設定] → [応答オプション]より設定変更してください。
Panasonic KX-HDV130 マニュアル
8 / 12 ©Rakuten Communications Corp.
3.3 保留
通話を保留するには「保留」ボタンを押すと、保留状態にする事が出来ます。
保留を解除するにはもう一度「保留」ボタンを押します。
Panasonic KX-HDV130 マニュアル
9 / 12 ©Rakuten Communications Corp.
3.4 転送
転送方法には、以下の 2種類の方法があります。
転送方法 表示内容・表示形式
アテンド転送 通話中のお客様を一度保留状態にして転送先に取次をしてから転送する方法です。
ブラインド転送 即時に転送先へ転送します。
3.4.1 アテンド転送
(01)通話中の状態で、[転送]ボタンを押します。(※お客様は保留中の状態となります。)
(02)次に転送先番号(内線番号・外線番号)をダイヤルし、転送先と通話します。
(※転送先は[履歴][電話帳]からも選択可能です。)
転送先と通話が行われている状態で受話器を置くと転送が完了します。
(※この状態で再度[保留]ボタンを押すと、元の通話に戻ります。)
3.4.2 ブラインド転送
(01)通話中の状態で[ブラインド]ボタンを押します。(※お客様は保留中の状態となります。)
(02)次に転送先番号(内線番号・外線番号)をダイヤルすると転送元との通話が切断し、転送先を呼出はじめま
す。(※この状態で再度[保留]ボタンを押すと、元の通話に戻ります。)
Panasonic KX-HDV130 マニュアル
10 / 12 ©Rakuten Communications Corp.
3.5 その他機能
3.5.1 電話帳を入力する
電話帳に連絡先を登録する場合、下記の手順で行います。
(01)電話機の[電話帳]ボタンを押すと、電話帳画面が表示されますので[登録]ボタンを押します。
(02)数字キーとソフトキー(文字形式を変える場合)を押し、名前とフリガナを登録します。
入力しましたら、[決定]ボタンを押します。
(03)電話帳は 1件の連絡先につき、5つの電話番号まで登録できる為、何番に登録するかを選択します。
(※通常は[1]番を選択します)
電話番号を入力しましたら、[決定]ボタンを押します。
Panasonic KX-HDV130 マニュアル
11 / 12 ©Rakuten Communications Corp.
(04)電話番号を入力し終えましたら、[ナビゲーションキー]で優先番号を選択します。
(※電話番号を 1つしか登録していない場合は[1]を選択します)
優先番号を選択し最後に[決定]ボタンを押します。
3.5.2 履歴を参照する
履歴(不在着信・着信履歴・発信履歴)を参照するには下記の手順で行います。
(01)電話機の[履歴]ボタンを押します。
(02)ナビゲーションキーの[↑]ボタンと[↓]ボタンで、参照したい履歴(不在着信・着信履歴・発信履歴)を
選択して、[決定]ボタンを押します。
(03)各履歴を表示しますので、そこから任意の操作(※下記参照)を行う事が可能です。
ボタンの表記名 機能内容
戻る ひとつ前の画面へ戻ります
メニュー 以下の操作を行う事が可能です
・[電話帳登録]…該当の番号を電話帳へ登録します
・[着信拒否(番号)]…該当の番号を着信拒否設定します
・[削除&全消去]…履歴から消去します
発信履歴を開くときに使用します。
着信履歴を開くときに使用します。
Panasonic KX-HDV130 マニュアル
12 / 12 ©Rakuten Communications Corp.
4 動作確認済みヘッドセット一覧
ヘッドセット名 変換ケーブル(RJ 9)
SENNHEISER SC232 CSTD24
Plantronics HW510 U10P-S
Kontact KJ-1000MY(黄ケーブル)
5 更新履歴
ver 日付 変更内容
1.0.0 - 初版発行
1.1.0 2017-07-05 サービス名・デザインの変更
1.1.1 2018-06-20 社名ロゴの変更
6 お問合せ窓口
本サービスおよび本ドキュメントについて、ご不明な場合は下記の窓口までお問合せ下さい。
お問合せの際は、本サービスご利用中のお客様である事を確認する為にお客様コード(”C”から始まる英数字
8桁)をお伺いする場合がございます。予めお手元にご用意をお願い致します。
コネクト 2.0 テクニカルサポートセンター
TEL : 0120-963-555 / 050-5835-0463
MAIL : connect_support@comm.rakuten.co.jp
営業時間 : 月曜~金曜 9:00~17:30 (年末年始・祝祭日を除く)
top related