飛び出すぬりえ AR(拡張現実)アプリ「ぬってポン!だーぶ(daub)」導入のポイントと事例
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第1.1.1版 2016年8⽉7⽇(⽇)
⻲⼭ 悦治 (Etsuji Kameyama)
⾶び出すぬりえ 拡張現実(AR)アプリ
「ぬってポン!だーぶ(daub)」 〜導⼊ポイントと事例〜
⽬ 次
1.daubについて
2.daubの表現⼒
3.daubの活⽤⽅法・利⽤シーン
4.daubの採⽤事例
5.daub基盤でオリジナルアプリ
6.⼤画⾯に⾶び出すぬりえAR「とんでビューん!」
7.付録
1.daubについて
daub について
AppStore,GooglePlay “daub” “だーぶ”で検索
daub(だーぶ)とは…塗った「ぬりえ」が⾶びだしかのように楽しめるスマートフォン向けの無料アプリです。 AR(拡張現実)という技術で実現されています。 そして、daubはぬりえARアプリの中では、⽇本国内ではトップクラス利⽤実績があります(2016年8⽉時点で40以上の利⽤実績)。
ナレッジワークス株式会社がアプリの開発と運営を⾏っています。 専⽤サイト(http://daub.knowledge-works.co.jp)
daub について (インストール)
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daub について (機能概要)
⾼度な認識と⾼度な追従性 2.5D、3Dのぬりえコンテンツ表⽰が可能 ぬりえをタップすることにより、アニメーションの切
り替え⼜はWebサイトの起動が可能 ARコンテンツキャッシュ機能による利便性向上 撮影機能とSNSシェア機能 認識回数等のログ情報提供 安価・短期間で導⼊可能(企画・コンテンツの内容によ
ります)
AppStore,GooglePlay “daub” “だーぶ”で検索
daub の画⾯イメージ
daub の仕様
公式サイト:http://hp.knowledge-works.co.jp/portfolio/daub-3d/
対応端末 / OS:iPhone, iPad / iOS7以上、Android Phone / OS4以上
※2016年8⽉5⽇現在
AR認識⽅法:画像認識(特徴点型)
対応しているARコンテンツ:静⽌画像、2.5D、3DCG、Webサイト(アプリ内ブラウザ/アプリ外ブラウザへのリンク)
2014年6⽉ナレッジワークス株式会社は Vuforia Preferred Developer を取得 (2014年6⽉時点では、⽇本では2社のみが取得) ⽇本では、Vuforiaを使⽤したARアプリの開発実績がトップクラス。 AR開発・導⼊を検討中の⽅は、ぜひご相談ください。
daub がこだわるARの認識精度と品質
daub は…エンドユーザーにとって残念な体験とならないよう、依頼企業にとって⽬的が達成できるよう、導⼊前の要件定義、デザイン決定前の事前認識チェック、クリエイティブに対するアドバイスなどを実施。ARのクオリティを重視。
運営会社: ナレッジワークス
ご利⽤企業A
ご利⽤企業B
ご利⽤企業C
認識チェック ・認識可否チェック ・誤認識チェック ・重複認識チェック
データ登録予め誤認識さないよう、チェックされているため正しいコンテンツが表⽰される。
同じデザインのターゲット画像が契約企業から提⽰された場合は差し戻します
daub のご利⽤タイプ” edaub
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2.daubの表現⼒
daubの表現⼒:画⾯タップで操作可能(1)
表⽰された⾃動⾞の3DCGを、画⾯タップで⾛⾏。 チャージによりスピードアップという技も!
daub 認識ターゲット画像(お試し⽤)
画⾯に表⽰された3DCGのARぬりえを左右⽮印で操作することができる。⾃動⾞だけでなく、キャラクターを歩かせることも可能。
ぬり絵の3DCGを画⾯のコントーラーで操作可能
daubの表現⼒:画⾯タップで操作可能(2)daub 認識ターゲット画像(お試し⽤)塗った通りに⾵船が表⽰され、タップで⾳を奏でる
タップ領域ごとにアクションを変える:タップ領域に応じて異なった動きを設定することが可能。アニメーションを変える、出る⾳を変える等。 視点変更機能:⾃分でぬった3Dキャラと
プリクラ写真を撮るときなどに便利な視点変更機能。ワンタップで「正⾯から」「上から」の切り替えが可能。
ぬり絵の3DCGを画⾯のコントーラーで操作可能
daubの表現⼒:画⾯タップで操作可能(3)
マインクラフトのようなデジタルな景⾊の上に、塗った⾊通りに3DCGのアドバルーンが表⽰される。操作ボタンによりアドバルーンを移動させることができる。
daub 認識ターゲット画像(お試し⽤)
daubの表現⼒:2.5D(2D画像の3D表現)
印刷物が歌って踊る、⽺のペラリーヌ嬢(3D+BGM)
daub 認識ターゲット画像(お試し⽤)
紙⾯等を認識し、ペラペラした2Dの画像が紙⾯から起き上がったように表現することが可能。タップすることで、10種類までの動作を⾏う設定が可能。アニメーション本体は予め⽤意されているパターンから選ぶ必要があるが、バックミュージックはオリジナルで設定可能。3DCGを制作することが必要ないため安価・短期間に導⼊が可能。
紙⾯を認識すると、ペラリと起き上がる” edaub
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daubの表現⼒:3DCGアニメーション
3DCGのペンギンが⾶び出して、タップすると泳ぎ出す
daub 認識ターゲット画像(お試し⽤)
紙⾯等を認識し3DCGを出現させることが可能。タップにより、異なるアニメーションへ切り替えたり、Webサイトへ遷移させることなどが可能。
紙⾯を認識すると、3DCGが⾶び出しアニメーション開始
daubの表現⼒:3DCGアニメーション” edaub だーぶ デモぬりえ台紙
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daubの表現⼒:3DCGアニメーション” edaub だーぶ デモぬりえ台紙
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daubの表現⼒:3DCG (アニメーション無し)” edaub だーぶ デモぬりえ台紙
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3.daubの活⽤⽅法・利⽤シーン
daubの導⼊で効果的な領域
商品プロモーション 店舗内への集客 Webサイトへの誘引 教育関連 博物館・美術館 展⽰会 イベント会場 観光・⼯場⾒学 シミュレーション(洋服の試着)
ご利⽤シーンチラシ・新聞・フリーペーパー・カタログ -チラシや新聞に掲載するイラスト、イラストを認識し、動画を再⽣することができるだけでなく、その情報のWebサイトへの遷移などを即座に⾏うこともできます。 展⽰場・イベント会場のツールとして -展⽰場やイベント会場では、特設会場を設けた集客等のツールとして使⽤することできます。 商品の販促ツールとして -⾷品や商品の箱等に塗り絵がの台紙を印刷し、塗り絵が⾶び出す楽しさを家族で体験することができます。カメラフォルダへの保存、メール送信機能、SNS機能も付いているため、塗り絵コンテストを⾏うこともできます。
4.daub(だーぶ)の事例紹介 <Webサイトで公開された事例のみ>
家の中でも!? オンダのARぬりえ花⽕
引⽤元:http://www.j-cast.com/trend/2016/06/17269901.html
花⽕の業界シェア⽇本トップクラスの株式会社オンダから、ARを使ったぬりえ花⽕が登場。同社は、伝統的なおもちゃ・花⽕⽂化を受け継ぎながらも、マンションの増加や、花⽕禁⽌の公園の増加といった状況をいち早く汲み、「煙の少ない花⽕」や「⼤きな⾳がしない花⽕」など、時代のニーズに合った製品をリリースし続けている。今回はさらにスマートフォンを使ったなARというデジタル⼿法を融合し、⼦供達に新しい体験を提供した。(2016年8⽉1⽇から開始)
AR(Augmented Reality、拡張現実)技術を使って、屋内でも花火を楽しもう――オンクダが提案する新しい花火スタイルだ。「AR3D ぬりえ花火」というサービスは、塗り絵と花火の3D映像が連動している。「AR3D ぬりえ花火」は単体では販売していない。同社の商品「2倍楽しいはなびパーティー」「3倍楽しいはなびパーティー」「大きい音がしない 煙が少なめ 噴出花火」とセットになっている。 3商品の中には塗り絵シートが入っていて、オリジナルキャラクター「はなびくん」が印刷されている。この「はなびくん」に塗り絵を施し、スマホで読み込むことで、手持ちのスマホ画面に花火が打ち上がる。
⼤東建託『だいとくん』
引⽤元:http://daito-kun.com/lp/
⼤東建託の公式キャラクター『だいとくん』がぬり絵ARになって登場。同社の公式サイトで紹介されており、キャラクターの愛らしさが話題になっている。(2016年7⽉15⽇から開始)
下記URLから、ぬりえの台紙がダウンロード・印刷できるよ。「ボクの塗り絵ができたよ。みんなが塗ってくれた色でボクが立体になって動き出すよ!」PDFファイルを印刷してね! http://daito-kun.com/lp/nurie.pdf
⽇本のメーカー「リオネット補聴器」
引⽤元:http://www.rionet.jp/pixy/
リオン株式会社が、難聴の⼦供達に対して、負荷が少なく楽しく利⽤してもらうためのサポート企画「キッズ応援プロジェクト」を2016年7⽉20⽇から開始。(2016年7⽉20⽇から開始)
「リオネットピクシーから誕生したイヌのような、ロボットのような、不思議な妖精ピクシーくん スマートフォンをかざすと、自分で色をぬった絵が、3Dになって動き出すよ! 下記URLから、ぬりえの台紙がダウンロード・印刷できるよ。PDFファイルを印刷してね! http://www.rionet.jp/pixy/img/pixy_nurie.pdf
ノア・ハイブリッドラキャンペーン
引⽤元:https://toyota.jp/corolla/dora/cp/
2016年1⽉23-24⽇、2⽉6-7⽇ にトヨタ カローラ店において「ハイブリッドラキャンペーン」が開催。 期間中にぬりえ(インターネットからダウンロード可能)をぬって、お店に⾏くとガシャポンでドラえもんグッズがもらえる。さらに抽選で、「映画ドラえもん 新・のび太の⽇本誕⽣」のブランケットがもらえるというもの。 このぬりえ台紙でとびだす塗り絵が楽しめる。 ※右下は前回のキャンペーン
鉄道フェスティバル
引⽤元:http://hp.knowledge-works.co.jp/wp-content/uploads/2014/10/795316b92fc766b0181f6fef074f03fa.png
2014年10⽉14⽇ 鉄道の⽇、それにちなんで2014年10⽉11⽇(⼟)、12⽇(⽇) に⽇⽐⾕公園で第21回鉄道フェスティバルが開催された。DNP ⼤⽇本印刷様ブースではぬりえが⾛り出す「トレインぬりえAR」を抽選により配布し、⼤好評を博した。
A Rメッセージカード
引⽤元:http://kagerou.clearasil.jp/cp/ar.html
ファミリーマートが、2014年5⽉11⽇の⺟の⽇向けに「ありがとうミルクチョコレート」等のお菓⼦2個で「A Rメッセージカード(デコシール付き)」プレゼントキャンペーンを実施。台紙となるメッセージカードに、⺟へのメッセージや、付属のシールを貼ると、スマートフォンで実⾏した際にカーネーションの中⼼に、メッセージが⾶び出します。
LEXUS Racing AR ぬりえ
引⽤元:https://youtu.be/oL9mA93vl1s
SUPER GT 2014年 第5戦 富⼠ イベント情報/好きな⾊に塗ったLEXUS RC F GT500が、3Dで⾛る! LEXUS Racing AR。LEXUS Racingブースで「LEXUS RC F GT500」のぬりえ⽤紙を配布した。 ぬりえを塗って、スマートフォン(iOS/Android)をかざすとぬりえが3Dになって⾛⾏します。引⽤元:http://ms.toyota.co.jp/jp/gt/racereport/1405-fuji-00.html
その他ぬり絵ARの事例引⽤元:http://matome.naver.jp/odai/2142389564571518501
その他のARぬりえ(daub)や、それ以外のさまざまざぬりえARの事例がNAVERで紹介されています。
5.daub基盤でオリジナルアプリ
daubを基盤したオリジナルアプリ制作
daubを共有型として複数のお客様にご利⽤いただくこと以外に、ナレッジワークス株式会社では daubの技術を基盤とたオリジナルのアプリの制作と運⽤を⾏っており、5以上のアプリの公開実績がある。
⾼いブランディング効果
顧客接点の継続的強化・話題性による新規顧客の獲得
アプリの拡張性
継続的運営による費⽤対効果
画像誤認識の防⽌
オリジナルアプリにするメリット
オリジナルアプリの機能構成(例)
起動画面 メニュー
音声検索
AR機能 WebサイトAR機能(カメラ)
Webサイト
QRcode読取り(カメラ)
Webサイト
PUSH(GEO/
GEO Fance)Webサイト
(画像認識)
pushサービスapi呼び出し
Google api呼び出し
Webサイト
-キーワード検索 -カテゴリー検索
画像、動画、PDFなど
Webサイト
バナー
バナークリック
コーディネート機能
スタンプラリー機能
動画自動生成機能
【決めること】 ・どの機能を実現する? ・アプリのコンセプトは? ・アプリ名は? ・アプリデザインは? ・コンテンツはどこに配置? ・アプリケーション保守は? など
PUSH(Beacon)
Webサイト
(又はアプリ内処理)
ARぬりえ機能360度
ビュワー(ハコスコ)
6.⼤画⾯に⾶び出すぬりえAR 「とんでビューん!」
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6.付録
初のAR記事:2009年2⽉13⽇【2009-2-26 世界初開催!AR(拡張現実)ビジネスの最前線】個人運営、現在約6千4百件以上のAR記事、世界50カ国からアクセス、多くのSNSサイトにより拡散http://development.blog.shinobi.jp/
Blog
Paper.li
付録:⻲⼭悦治について
私が関係しているサイト・SNS - twitter (@kurakura) - facebook (ekameyama) - LinkedIn (Etsuji Kameyama) - ITmediaマーケティング - SlideShare (ekame) - paper.li (kurakura/ar) - YouTube (ekame) - myspace Music (KURA KURA) - The 25 Most Tweeting About AR - flickr (KURA KURA) - Twitter most popular - AR Mind Map - AMeeT-拡張現実の紹介 - デジタルサイネージとAR - Capital newspaper
2009年より、AR(拡張現実)の普及のために、ARブログの運営、セミナーへの登壇、AR関連書籍の執筆、AR技術を使⽤した企画・提案・開発等幅広い活動を⾏っています。現在はナレッジワークス株式会社の取締役に就任しています。AR導⼊に関するご相談・ご質問は、kameyama@knowledge-works.co.jp ⼜はekame@msn.comまでお気軽にどうぞ。
付録:⻲⼭悦治について
http://www.nts-book.co.jp/item/detail/summary/it/20140700_19.html
次世代のプロモーション手法として注目を集めるほか、医療や教育といった他分野への幅広い活用・発展が期待されているAR〈拡張現実〉の世界がよくわかる入門書が電子書籍で登場。ARとはカメラなどを通して見た現実の映像にCGや位置情報といったデジタル情報を重ねて表示する技術のこと。本書はその基本的な仕組みから歴史やさまざまな活用事例、ARを体験できるアプリの紹介、未来の可能性まで幅広くわかりやすく解説 ---下記の執筆を担当--- 第2章 ARを体験する:代表的なアプリやサービス紹介 第3章 ARの活用例を知る:消費とAR/観光とAR/メディアとAR/ビジネスとAR/教育・医療とAR/公共空間とAR/新しいコミュニケーションツールとしてのAR/新しいエンターテイメントとして
http://www.sogensha.co.jp/booklist.php?act=details&ISBN_5=96001
---下記の執筆を担当--- 第3編 感覚デバイスが創る未来生活 / 第3章 コミュニケーション 1.コミュニケーション手法としての言語に関する限界 2.さまざまなコミュニケーション・ツールの出現 3.言語とコミュニケーション 4.心理療法とコミュニケーション 5.コミュニケーションボードが家庭に入り込む 6.学生生活と教育とコミュニケーション 7.家庭内ロボットの居る風景とコミュニケーション 8.遠隔でのコミュニケーション〈ワープして別の土地をリアルタイムに体験する〉 9.食/トレーサビリティとコミュニケーション 10.感覚デバイスの課題
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