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  • セットアップパッケージ作成ガイド

    このたびは、弊社製品をお買い上げいただき、まことにありがとうございます。本書は、「Print Driver Customization Tool」と「Easy Setup for Customized Print Driver」を利用して、弊社プリンタードライバーをカスタマイズ、およびパッケージ化し、複数のコンピューターにインストールする方法について記載しています。ご使用にあたっては、必ず本書をお読みのうえ、正しくお使いください。なお、本書の内容は、お使いのコンピューターの基本的な知識や操作方法、およびプリンタードライバーの各機能の使用方法を習得されていることを前提に説明しています。お使いのコンピューターの基本的な知識や操作方法、およびプリンタードライバーの各機能の使用方法については、お使いのコンピューターに付属のマニュアルや、プリンタードライバーのヘルプをお読みください。

    富士ゼロックス株式会社

    Microsoft、Windows 、Windows Server、Windows Vista は、米国Microsoft Corporation の米国およびその他の国における登録商標または商標です。

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    コンピューターウィルスや不正侵入などによって発生した障害については、当社はその責任を負いかねますので、あらかじめご了承ください。

    ご注意① 本書の内容の一部または全部を無断で複製・転載・改編することはおやめください。② 本書の内容に関しては将来予告なしに変更することがあります。③ 本書に、ご不明な点、誤り、記載もれ、乱丁、落丁などがありましたら弊社までにご連絡ください。④ 本書に、本書に記載されていない方法で機械を操作しないでください。思わぬ故障や事故の原因となることがあります。万一故障などが発生した場合は、責任を負いかねることがありますので、ご了承ください。

    ⑤ 本製品は、日本国内において使用することを目的に製造されています。諸外国では電源仕様などが異なるため使用できません。 また、安全法規制 ( 電波規制や材料規制など ) は国によってそれぞれ異なります。本製品および、関連消耗品をこれらの規制に違反して諸外国へ持ち込むと、罰則が科せられることがあります。

  • 目次

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    セットアップパッケージ作成ガイド

    目次

    目次............................................................................................................................... 2マニュアル体系............................................................................................................ 3本書の使い方................................................................................................................ 3

    本書の構成 ......................................................................................................................................3本書の表記 ......................................................................................................................................4

    セットアップパッケージの作成について................................................................. 5セットアップパッケージ作成に必要なツール ............................................................................5セットアップパッケージ作成の流れ............................................................................................6

    プリンタードライバーをカスタマイズする ............................................................. 7Print Driver Customization Tool を起動する..............................................................................7カスタマイズ元のプリンタードライバーを指定する.................................................................8機種名を選択する...........................................................................................................................8カスタマイズする内容を設定する................................................................................................8カスタマイズの設定をしていない機種を外すか、含めるかを選択する................................12コメントを入力する.....................................................................................................................12保存先を指定する.........................................................................................................................13カスタマイズを実行する .............................................................................................................13

    セットアップパッケージを作成する....................................................................... 14Easy Setup for Customized Print Driver を起動する..............................................................14カスタムドライバーを指定する..................................................................................................14機種名を選択する.........................................................................................................................15プリンター名を指定する .............................................................................................................15出力先ポートを指定する .............................................................................................................15セットアップオプションを設定する..........................................................................................16セットアップパッケージの保存先を指定する ..........................................................................16セットアップパッケージの作成を実行する ..............................................................................17

    カスタムドライバーをインストールする............................................................... 18インストール前の準備.................................................................................................................18カスタムドライバーをインストールする..................................................................................18

    プリンタードライバーのカスタマイズでできること............................................ 20資源を節約する.............................................................................................................................20セキュリティーを強化する .........................................................................................................21

    メッセージ一覧.......................................................................................................... 23Print Driver Customization Tool 使用時のメッセージ.............................................................23Easy Setup for Customized Print Driver 使用時のメッセージ...............................................25カスタムドライバーのインストール時のメッセージ...............................................................26

  • マニュアル体系

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    セットアップパッケージ作成ガイド

    マニュアル体系

    「Print Driver Customization Tool」と「Easy Setup for Customized Print Driver」では、次のマニュアルを用意しています。

    セットアップパッケージ作成ガイド

    配布用にパッケージ化されたカスタムドライバー(以下、セットアップパッケージと呼びます。)を作成する方法を説明しています。

    本書の使い方

    本書では、「Print Driver Customization Tool」と「Easy Setup for Customized PrintDriver」を使用して、セットアップパッケージを作成する方法を説明しています。

    本書の構成

    本書は、次のような章で構成されています。各章の概要を説明します。

    セットアップパッケージの作成について

    セットアップパッケージの作成に使用するツールと、セットアップパッケージの作成の流れを説明しています。

    プリンタードライバーをカスタマイズする

    プリンタードライバーの初期値を設定したり、ユーザーが操作できる機能を制限したりする方法を説明しています。

    セットアップパッケージを作成する

    カスタムドライバーから、セットアップパッケージを作成する方法を説明しています。

    カスタムドライバーをインストールする

    各ユーザーがセットアップパッケージを使って、カスタムドライバーをコンピューターにインストールする方法を説明しています。

    プリンタードライバーのカスタマイズでできること

    プリンタードライバーをカスタマイズすることにより、どのようなシーンで役立つかを、例を挙げて説明しています。

    メッセージ一覧

    本書に記載されている操作の中で表示されるメッセージについて、説明しています。

  • 本書の使い方

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    セットアップパッケージ作成ガイド

    本書の表記

    本文中では、説明する内容によって、次のマークを使用しています。

    注記注意すべき事項を記述しています。必ずお読みください。

    補足補足事項を記述しています。

    参照参照先を記述しています。

    本文中では、次の記号を使用しています。

    設定項目や画面例は、お使いの OS、お使いの機器の機種、カスタマイズ元となるプリンタードライバーなどにより異なります。

    「   」 メッセージの表記、ファイル名、設定値、設定文字、入力例を表しています。また、参照する章項のタイトルを表しています。

    [   ] ディスプレイに表示される項目、ダイアログボックス、ボタンなどを表しています。

  • セットアップパッケージの作成について

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    セットアップパッケージ作成ガイド

    セットアップパッケージの作成について

    プリンタードライバーをカスタマイズ、および配布用にパッケージ化することにより、複数のコンピューターで、同じ設定内容にカスタマイズされたプリンタードライバーをセットアップできます。ここでは、セットアップパッケージの作成に使用するツールと、セットアップパッケージの作成の流れを説明します。

    セットアップパッケージ作成に必要なツール

    セットアップパッケージの作成には、「Print Driver Customization Tool」と「EasySetup for Customized Print Driver」の、2つのツールを使用します。

    Print Driver Customization Toolプリンタードライバーをカスタマイズするためのツールです。プリンタードライバーの初期値を設定したり、ユーザーが操作できる機能を制限したりすることができます。

    対応OS

    カスタマイズ元のプリンタードライバーが対応するOS

    Easy Setup for Customized Print Driver「Print Driver Customization Tool」を使ってカスタマイズしたプリンタードライバーをインストールするための、セットアップパッケージを作成するツールです。

    対応OS

    Microsoft® Windows® 2000

    Microsoft® Windows® XP

    Microsoft® Windows Vista®

    Microsoft® Windows® 7

    Microsoft® Windows Server® 2003

    Microsoft® Windows Server® 2008

    補足対象OSおよび仕様は、予告なく変更されることがあります。弊社ホームページを参照してください。

    コンピューターの環境

    133MHz またはそれ以上の Pentium 互換CPU

    64MB以上のメモリー

    VGA以上のディスプレイ

  • セットアップパッケージの作成について

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    セットアップパッケージ作成ガイド

    セットアップパッケージ作成の流れ

    セットアップパッケージを作成して、複数のコンピューターにインストールするまでの流れは次のとおりです。詳しい手順は、各項目の参照先を確認してください。

    管理者の手順

    「Print Driver Customization Tool」を使用して、プリンタードライバーをカスタマイズします。

    「Print Driver Customization Tool を起動する」 (P.7)「カスタマイズ元のプリンタードライバーを指定する」 (P.8)「機種名を選択する」 (P.8)「カスタマイズする内容を設定する」 (P.8)「カスタマイズの設定をしていない機種を外すか、含めるかを選択する」(P.12)「コメントを入力する」 (P.12)「保存先を指定する」 (P.13)「カスタマイズを実行する」 (P.13)

    「Easy Setup for Customized Print Driver」を使用して、セットアップパッケージを作成します。

    「Easy Setup for Customized Print Driver を起動する」 (P.14)「カスタムドライバーを指定する」 (P.14)「機種名を選択する」 (P.15)「プリンター名を指定する」 (P.15)「出力先ポートを指定する」 (P.15)「セットアップオプションを設定する」 (P.16)「セットアップパッケージの保存先を指定する」 (P.16)「セットアップパッケージの作成を実行する」 (P.17)

    セットアップパッケージを、各ユーザーに配布します。

    各ユーザーの手順

    セットアップパッケージを使って、カスタムドライバーをコンピューターにインストールします。

    「インストール前の準備」 (P.18)「カスタムドライバーをインストールする」 (P.18)

  • プリンタードライバーをカスタマイズする

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    セットアップパッケージ作成ガイド

    プリンタードライバーをカスタマイズする

    ここでは、「Print Driver Customization Tool」を使用して、プリンタードライバーの初期値を設定したり、ユーザーが操作できる機能を制限したりする方法を説明します。

    Print Driver Customization Tool を起動する

    「Print Driver Customization Tool」を起動します。

    1 「pdct.exe」をダブルクリックします。[プリンタードライバーのカスタマイズツール]ダイアログボックスが表示されます。

    補足本書では、Windows XP Professional の画面を使用して説明しています。

    以下の手順は、[プリンタードライバーのカスタマイズツール]ダイアログボックスで行います。

  • プリンタードライバーをカスタマイズする

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    セットアップパッケージ作成ガイド

    カスタマイズ元のプリンタードライバーを指定する

    カスタマイズするプリンタードライバーを選択します。

    1 カスタマイズするプリンタードライバーが 32ビット版の場合は、[32ビット(x86)版 Windows(R) 用]チェックボックスにチェックを付けます。64 ビット版の場合は、[64 ビット(x64)版 Windows(R) 用]チェックボックスにチェックを付けます。

    補足32ビット版のWindowsで64ビット版のプリンタードライバーをカスタマイズしたり、64ビット版のWindows で 32ビット版のプリンタードライバーをカスタマイズしたりすることもできます。

    32ビット版、および64ビット版のプリンタードライバーを同時にカスタマイズできます。その場合は、両方のチェックボックスにチェックを付けます。

    2 [参照 ...]をクリックします。プリンタードライバーのファイルを選択するダイアログボックスが表示されます。

    3 カスタマイズするプリンタードライバーのファイルを指定し、開きます。[32 ビット(x86)版 Windows(R) 用]、または[64 ビット(x64)版 Windows(R)用]に、指定したファイルが表示されます。

    補足指定するファイルは、拡張子「.inf」を持つファイルです。

    機種名を選択する

    「カスタマイズ元のプリンタードライバーを指定する」 (P.8) で指定したプリンタードライバーに対応する機種名が、[対象機種一覧]に表示されます。カスタマイズする機種名を選択してください。

    補足プリンタードライバーが、複数の機種に対応している場合は、1 機種ごとにカスタマイズする内容を設定します。1つの機種での設定を、複数の機種に反映することはできません。複数の機種で、カスタマイズする内容を設定する場合は、まず 1 つの機種を選択し、「カスタマイズする内容を設定する」 (P.8) で設定したあと、他の機種を選択、および設定してください。

    プリンタードライバーが、複数の機種に対応している場合は、カスタマイズの設定をした機種のみでカスタムドライバーを作成するか、設定していない機種も含めるかを選択できます。詳しくは、「カスタマイズの設定をしていない機種を外すか、含めるかを選択する」 (P.12) を参照してください。

    1 [対象機種一覧]の[機種名]から、カスタマイズするプリンタードライバーの機種名を 1つ選択します。

    カスタマイズする内容を設定する

    「機種名を選択する」 (P.8) で選択した機種の初期値や、ユーザーが操作できる機能の制限を設定します。

    補足プリンタードライバー上に存在する項目でも、カスタマイズできないものがあります。

    お使いの機器によっては、両面印刷やセキュリティープリントなどの機能を使用するために、オプションを取り付ける必要があります。その場合、カスタマイズする内容を設定するときに、必要なオプションの初期値を[あり]に設定してから、これらの機能を設定してください。

    他の機種でもカスタマイズする場合は、次の手順のあと、「機種名を選択する」 (P.8) で該当の機種を選択し直してから、同様に設定してください。

  • プリンタードライバーをカスタマイズする

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    セットアップパッケージ作成ガイド

    初期値を設定するプリンタードライバーの初期値は、次の手順で設定します。

    1 [初期値の設定 ...]をクリックします。[初期値の設定(XXX)]ダイアログボックスが表示されます。

    補足「XXX」には機種名が表示されます。

    [初期値の設定(XXX)]ダイアログボックスには、選択したプリンタードライバーの設定項目がタブごとに表示されます。

    [初期値の設定(XXX)]ダイアログボックスで表示される内容は、プリンタードライバーによって異なります。

    2 各機能の初期値を設定します。補足各機能の詳細については、プリンタードライバーのヘルプで確認してください。

    [長さの入力で使用する単位]で[ミリ]を選択すると、[初期値の設定(XXX)]ダイアログボックスに表示される、長さを入力する項目の単位が、ミリに切り替わります。また、[インチ]を選択すると、[初期値の設定(XXX)]ダイアログボックスに表示される、長さを入力する項目の単位が、インチに切り替わります。この設定は、作成したカスタムドライバーには反映されません。

    ユーザーの操作を制限した項目がある場合、[初期値の設定(XXX)]ダイアログボックスで、[標準に戻す]をクリックすると、メッセージが表示されます。[はい]をクリックすると、ユーザーの操作を制限した項目が、すべて解除されます。解除しない場合は、[いいえ]をクリックしてください。

    参照「プリンタードライバーのカスタマイズでできること」 (P.20) で、初期値を設定することで便利になるケースを説明しています。

  • プリンタードライバーをカスタマイズする

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    セットアップパッケージ作成ガイド

    例)ART EX プリンタードライバーで、用紙トレイで[トレイ 5(手差し)]を初期値にする場合

    1)[トレイ /排出]の左側の[+]をクリックします。

    2)[用紙トレイ選択]を選択します。ドロップダウンリストが表示されます。

    3) ドロップダウンリストから、[トレイ 5(手差し)]を選択します。[トレイ 5(手差し)]が、太字で表示されます。

    3 [OK]をクリックして[初期値の設定(XXX)]ダイアログボックスを閉じます。[対象機種一覧]の、カスタマイズを設定した機種名の[初期値の設定]に、[設定あり]と表示されます。

  • プリンタードライバーをカスタマイズする

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    セットアップパッケージ作成ガイド

    ユーザーが操作できる機能を制限するプリンタードライバーの各機能の設定を、ユーザーが変更できないようにする場合は、次の手順で設定します。

    1 [ユーザー操作の制限 ...]をクリックします。[ユーザー操作の制限(XXX)]ダイアログボックスが表示されます。

    補足「XXX」には機種名が表示されます。

    [ユーザー操作の制限(XXX)]ダイアログボックスには、選択したプリンタードライバーの設定項目がタブごとに表示されます。

    [ユーザー操作の制限(XXX)]ダイアログボックスで表示される内容は、プリンタードライバーによって異なります。

    2 ユーザー操作の制限を設定します。補足各機能の詳細については、プリンタードライバーのヘルプで確認してください。

    参照「プリンタードライバーのカスタマイズでできること」 (P.20) で、ユーザーが操作できる機能の制限を設定することで便利になるケースを説明しています。

    例)ART EX プリンタードライバーで、[用紙トレイ選択]の変更を制限する場合

    1)[トレイ /排出]の左側の[+]をクリックします。

    2)[用紙トレイ選択]を選択します。ドロップダウンリストが表示されます。

  • プリンタードライバーをカスタマイズする

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    セットアップパッケージ作成ガイド

    3) ドロップダウンリストから、[制限する]を選択します。[制限する]が、太字で表示されます。

    3 [OK]をクリックして[ユーザー操作の制限(XXX)]ダイアログボックスを閉じます。[対象機種一覧]の、カスタマイズを設定した機種名の[ユーザー操作の制限]に、[設定あり]と表示されます。

    カスタマイズの設定をしていない機種を外すか、含めるかを選択する

    プリンタードライバーが、複数の機種に対応している場合は、カスタマイズの設定をした機種のみでカスタムドライバーを作成するか、設定していない機種も含めるかを選択します。カスタマイズの設定をした機種のみでカスタムドライバーを作成する場合は、[カスタマイズ設定をした機種のみでプリンタードライバーを作成する]チェックボックスにチェックを付けます。カスタマイズの設定をしていない機種をカスタムドライバーに含める場合は、チェックを外します。

    コメントを入力する

    [バージョン情報に表示するコメント]に、任意のコメントを入力します。入力したコメントは、カスタムドライバーの「バージョン情報」に表示されます。コメントは、全角、または半角で 100文字以内で入力します。ダブルクォーテーション(")は入力できません。

    注記コメントを入力していない場合は、[カスタマイズ実行]をクリックしても、カスタムドライバーを作成できません。

  • プリンタードライバーをカスタマイズする

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    セットアップパッケージ作成ガイド

    保存先を指定する

    カスタムドライバーを保存する場所を指定します。カスタマイズするプリンタードライバーが 32 ビット版の場合は、指定した場所に「i386」フォルダーが作成され、そのフォルダー内にカスタムドライバーが保存されます。カスタマイズするプリンタードライバーが 64 ビット版の場合は、指定した場所に「amd64」フォルダーが作成され、そのフォルダー内にカスタムドライバーが保存されます。

    注記カスタムドライバーの保存先を指定していない場合は、[カスタマイズ実行]をクリックしても、カスタムドライバーを作成できません。

    補足指定した場所に、すでに 32ビット版のときは「i386」フォルダー、64ビット版のときは「amd64」フォルダーが存在する場合は、「i386-1」、「amd64-1」など、番号のついたフォルダーが作成されます。

    1 [参照 ...]をクリックします。フォルダーを指定するダイアログボックスが表示されます。

    2 保存先のフォルダーを指定し、[OK]をクリックします。[カスタマイズ実行後のプリンタードライバーの保存先]に、保存先が表示されます。

    カスタマイズを実行する

    これで設定は完了です。次の手順で、プリンタードライバーのカスタマイズを実行します。

    1 [カスタマイズ実行]をクリックします。カスタマイズが終了すると、[完了しました]ダイアログボックスが表示されます。

    2 [閉じる]をクリックして、「Print Driver Customization Tool」を終了します。補足カスタムドライバーを表示させる場合は、[フォルダーを開く]をクリックしてください。エクスプローラ上で、カスタムドライバーが表示されます。

  • セットアップパッケージを作成する

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    セットアップパッケージ作成ガイド

    セットアップパッケージを作成する

    ここでは、カスタムドライバーから「Easy Setup for Customized Print Driver」を使って、セットアップパッケージを作成する方法を説明します。

    Easy Setup for Customized Print Driver を起動する

    「Easy Setup for Customized Print Driver」を起動します。

    1 「MkSetup.EXE」をダブルクリックします。[EasySetup for Customized Print Driver]ダイアログボックスが表示されます。

    補足以下の手順は、[EasySetup for Customized Print Driver]ダイアログボックスで行います。

    カスタムドライバーを指定する

    「プリンタードライバーをカスタマイズする」 (P.7) でカスタマイズしたプリンタードライバーの、場所を指定します。

    1 [カスタマイズしたドライバーファイル]の右側の、[参照 ...]をクリックします。カスタムドライバーのファイルを選択するダイアログボックスが表示されます。

    2 カスタムドライバーのファイルを指定し、開きます。[カスタマイズしたドライバーファイル]に、選択したカスタムドライバーのファイルの場所が表示されます。

    補足指定するファイルは、拡張子「.inf」を持つファイルです。

  • セットアップパッケージを作成する

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    セットアップパッケージ作成ガイド

    機種名を選択する

    「プリンタードライバーをカスタマイズする」 (P.7) でカスタマイズした機種を選択します。

    1 [機種選択]から、セットアップパッケージを作成する機種を選択します。補足カスタマイズされていない機種は、[機種選択]に表示されません。

    複数の機種を選択することはできません。

    プリンター名を指定する

    必要に応じて、[プリンター名]で、プリンター名を変更します。プリンター名は、半角で 220文字(全角で 110文字)以内で入力します。初期値は、[機種選択]で選択した機種のプリンター名です。

    出力先ポートを指定する

    プリンターの出力先ポートを設定します。

    コンピューターに、お使いの機器が直接接続されている場合お使いの機器が、各ユーザーのコンピューターに直接接続されている場合は、次の手順で設定します。

    1 [ローカルポート]を選択します。

    2 ドロップダウンリストから使用するポートを選択します。補足使用するポートがわからない場合は、管理者に確認してください。

    お使いの機器が、ネットワークに接続されている場合お使いの機器がネットワークに接続されている場合は、次の手順で設定します。

    1 [標準 TCP/IP ポート]を選択します。

    2 [ホスト名または IP アドレス]に、ホスト名または IPアドレスを入力します。補足ホスト名、IP アドレスがわからない場合は、管理者に確認してください。

  • セットアップパッケージを作成する

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    セットアップパッケージ作成ガイド

    セットアップオプションを設定する

    必要に応じて、[セットアップオプション]の項目を設定します。

    共存できないプリンターを削除する

    チェックボックスにチェックを付けると、カスタムドライバーをインストールするときに、共存できないプリンタードライバーを自動的に検索します。共存できないプリンタードライバーがある場合は、それらを削除してからインストールを開始します。

    補足共存できないプリンタードライバーとは、カスタマイズしたプリンタードライバーと同じ機種に対応する、カスタマイズされていないプリンタードライバー、および別のカスタマイズが設定されたプリンタードライバーです。

    [共存できないプリンターを削除する]を指定しなかった場合は、インストールするときに共存できないプリンタードライバーが存在すると、エラーが発生しインストールが中断されます。

    画面を表示しないでセットアップを実行する

    チェックボックスにチェックを付けると、カスタムドライバーをインストールするときに、機種名、プリンター名、出力先ポート、および削除するプリンタードライバーを確認するダイアログボックスを表示しません。

    補足機種名、プリンター名、出力先ポート、および削除するプリンタードライバーを確認するダイアログボックスが表示されない場合も、インストールは正常に実行できます。

    一般ユーザーによる実行を許可する

    チェックボックスにチェックを付けて、[管理者情報の設定 ...]をクリックすると、[管理者情報の設定]ダイアログボックスが表示されます。[管理者情報の設定]ダイアログボックスで、管理者のユーザー名、ドメイン名、パスワードを設定すると、管理者権限のないユーザー名でコンピューターにログインしている場合も、インストールできます。

    補足[管理者情報の設定]ダイアログボックスでの設定については、「Easy Setup for Customized PrintDriver」のヘルプを参照してください。

    セットアップパッケージの保存先を指定する

    作成したセットアップパッケージを、保存する場所を指定します。

    1 [セットアップパッケージの保存先]の右側の、[参照 ...]をクリックします。フォルダーを指定するダイアログボックスが表示されます。

    2 セットアップパッケージを保存する場所を指定します。補足新しくフォルダーを作成する場合は、[新しいフォルダの作成]をクリックすると、フォルダーが作成されます。

    3 [OK]をクリックして、フォルダーを指定するダイアログボックスを閉じます。[セットアップパッケージの保存先]に、保存先が表示されます。

  • セットアップパッケージを作成する

    17

    セットアップパッケージ作成ガイド

    セットアップパッケージの作成を実行する

    これで設定は完了です。次の手順で、セットアップパッケージを作成します。

    1 [セットアップパッケージ作成]をクリックします。作成が完了すると、[作成を完了しました]ダイアログボックスが表示されます。

    2 [閉じる]をクリックして、「Easy Setup for Customized Print Driver」を終了します。補足作成したセットアップパッケージを表示させる場合は、[フォルダーを開く]をクリックしてください。エクスプローラ上で、作成されたセットアップパッケージが表示されます。

  • カスタムドライバーをインストールする

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    セットアップパッケージ作成ガイド

    カスタムドライバーをインストールする

    ここでは、各ユーザーがセットアップパッケージを使って、カスタムドライバーをコンピューターにインストールする方法を説明します。

    インストール前の準備

    管理者は、「セットアップパッケージを作成する」 (P.14)で作成したセットアップパッケージを、ネットワーク経由などで各ユーザーに配布します。各ユーザーは、セットアップパッケージをコンピューター上にコピーしておきます。

    カスタムドライバーをインストールする

    各ユーザーは、次の手順でカスタムドライバーをコンピューターにインストールします。

    注記カスタムドライバーのインストールは、管理者の権限を持つユーザー名でログインしたコンピューターで実行してください。ただし、セットアップパッケージを作成するとき、[一般ユーザーによる実行を許可する]を指定した場合は、管理者権限のないユーザー名でも、インストールできます。

    1 「SETUP.EXE」をダブルクリックします。[Customized Print Driver]ダイアログボックスが表示されます。

    補足セットアップパッケージを作成するとき、[画面を表示しないでセットアップを実行する]を指定した場合は、このダイアログボックスは表示されずにインストールが開始されます。

    2 セットアップパッケージの[機種名]、[プリンター名]、および[出力先ポート]の内容を確認します。

    補足機種名、プリンター名、および出力先ポートを編集することはできません。

    セットアップパッケージを作成するとき、[共存できないプリンターを削除する]を指定した場合は、インストールするカスタムドライバーと同じ機種に対応する、カスタマイズされていないプリンタードライバー、および別のカスタマイズが設定されたプリンタードライバーがあると、[以下のプリンターは共存できないため削除します]が表示されます。

    3 [インストール開始]をクリックします。カスタムドライバーのインストールが開始されます。インストールが終了すると、再起動を促すメッセージが表示されます。

  • カスタムドライバーをインストールする

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    セットアップパッケージ作成ガイド

    4 [はい]をクリックして、コンピューターを再起動します。あとで再起動する場合は、[いいえ]をクリックしてください。

    注記カスタムドライバーをインストールしたあとは、必ずコンピューターを再起動してください。再起動しないでカスタムドライバーを使用すると、思わぬエラーが発生することがあります。

  • プリンタードライバーのカスタマイズでできること

    20

    セットアップパッケージ作成ガイド

    プリンタードライバーのカスタマイズでできること

    ここでは、プリンタードライバーをカスタマイズすることにより、どのようなシーンで役立つかを、例を挙げて説明します。

    補足ここでは、FX DocuCentre-IV C2260 ART EX プリンタードライバーを例として説明します。

    お使いの機器によっては、両面印刷やセキュリティープリントなどの機能を使用するために、オプションを取り付ける必要があります。その場合、カスタマイズする内容を設定するときに、必要なオプションの初期値を[あり]に設定してから、これらの機能を設定してください。

    資源を節約する

    プリンタードライバーの初期値をカスタマイズすることにより、コピー用紙を節約したり、カラープリントを抑制したりすることができます。「プリンタードライバーをカスタマイズする」 (P.7) の、「カスタマイズする内容を設定する」 (P.8) で、次のように設定します。

    コピー用紙を節約するプリンタードライバーの、2アップ機能や両面印刷機能を初期値にしておくことにより、コピー用紙を節約できます。

    1 [初期値の設定 ...]をクリックします。[初期値の設定(XXX)]ダイアログボックスが表示されます。

    補足「XXX」には機種名が表示されます。

    [初期値の設定(XXX)]ダイアログボックスには、選択したプリンタードライバーのタブの名称が表示されます。

    [初期値の設定(XXX)]ダイアログボックスで表示される内容は、プリンタードライバーによって異なります。

    2 [基本]の左側の[+]をクリックします。

    3 [まとめて 1枚]を選択します。ドロップダウンリストが表示されます。

    4 ドロップダウンリストから、[2アップ]を選択します。[2アップ]が太字で表示されます。

    5 [両面]を選択します。ドロップダウンリストが表示されます。

    6 ドロップダウンリストから、[短辺とじ]または[長辺とじ]を選択します。選択した項目が太字で表示されます。

    7 [OK]をクリックして[初期値の設定(XXX)]ダイアログボックスを閉じます。[対象機種一覧]の、カスタマイズを設定した機種名の[初期値の設定]に、[設定あり]と表示されます。

  • プリンタードライバーのカスタマイズでできること

    21

    セットアップパッケージ作成ガイド

    カラープリントを抑制するプリンタードライバーの初期値を白黒に設定しておくことにより、カラーでのプリントを抑制できます。

    1 [初期値の設定 ...]をクリックします。[初期値の設定(XXX)]ダイアログボックスが表示されます。

    補足「XXX」には機種名が表示されます。

    [初期値の設定(XXX)]ダイアログボックスには、選択したプリンタードライバーのタブの名称が表示されます。

    [初期値の設定(XXX)]ダイアログボックスで表示される内容は、プリンタードライバーによって異なります。

    2 [基本]の左側の[+]をクリックします。

    3 [カラーモード]を選択します。ドロップダウンリストが表示されます。

    4 ドロップダウンリストから、[白黒]を選択します。[白黒]が太字で表示されます。

    5 [OK]をクリックして[初期値の設定(XXX)]ダイアログボックスを閉じます。[対象機種一覧]の、カスタマイズを設定した機種名の[初期値の設定]に、[設定あり]と表示されます。

    セキュリティーを強化する

    プリンタードライバーの初期値と、ユーザー操作の制限を設定しておくことにより、セキュリティーを強化できます。「プリンタードライバーをカスタマイズする」 (P.7) の、「カスタマイズする内容を設定する」 (P.8) で、次のように設定します。

    暗証番号を入力してプリントするプリンタードライバーのプリント種類を、セキュリティープリントに固定しておくことで、プリントするときに機器側で暗証番号を入力しないと、プリントできないように設定されます。

    補足暗証番号は、カスタムドライバーのインストール後に、各ユーザーが設定します。

    1 [初期値の設定 ...]をクリックします。[初期値の設定(XXX)]ダイアログボックスが表示されます。

    補足「XXX」には機種名が表示されます。

    [初期値の設定(XXX)]ダイアログボックスには、選択したプリンタードライバーのタブの名称が表示されます。

    [初期値の設定(XXX)]ダイアログボックスで表示される内容は、プリンタードライバーによって異なります。

    2 [基本]の左側の[+]をクリックします。

  • プリンタードライバーのカスタマイズでできること

    22

    セットアップパッケージ作成ガイド

    3 [プリント種類]を選択します。ドロップダウンリストが表示されます。

    4 ドロップダウンリストから、[セキュリティー]を選択します。[セキュリティー]が太字で表示されます。

    5 [OK]をクリックして[初期値の設定(XXX)]ダイアログボックスを閉じます。[対象機種一覧]の、カスタマイズを設定した機種名の[初期値の設定]に、[設定あり]と表示されます。

    6 [ユーザー操作の制限 ...]をクリックします。[ユーザー操作の制限(XXX)]ダイアログボックスが表示されます。

    補足「XXX」には機種名が表示されます。

    [ユーザー操作の制限(XXX)]ダイアログボックスには、選択したプリンタードライバーのタブの名称が表示されます。

    [ユーザー操作の制限(XXX)]ダイアログボックスで表示される内容は、プリンタードライバーによって異なります。

    7 [基本]の左側の[+]をクリックします。

    8 [プリント種類]を選択します。ドロップダウンリストが表示されます。

    9 ドロップダウンリストから、[制限する]を選択します。[制限する]が太字で表示されます。

    10 [OK]をクリックして[ユーザー操作の制限(XXX)]ダイアログボックスを閉じます。[対象機種一覧]の、カスタマイズを設定した機種名の[ユーザー操作の制限]に、[設定あり]と表示されます。

  • メッセージ一覧

    23

    セットアップパッケージ作成ガイド

    メッセージ一覧

    ここでは、本書に記載されている操作の中で表示されるメッセージについて、説明します。

    補足お使いの機器の操作パネルに表示されたメッセージについては、お使いの機器に付属のマニュアルを参照して、対処してください。

    本書では、メッセージを 50音順に記載しています。

    Print Driver Customization Tool 使用時のメッセージ

    「Print Driver Customization Tool」で、プリンタードライバーをカスタマイズするときに表示されるメッセージについて説明します。

    メッセージ 状態 /原因 /処置[32 ビット(x86)版 Windows(R) 用]と[64ビット(x64)版 Windows(R) 用]の両方を指定する場合には、同一機種、同一バージョンのドライバーを指定してください。

    32ビット版と64ビット版のプリンタードライバーを同時にカスタマイズする場合、2 つのプリンタードライバーの機種、バージョン、カスタマイズした内容や回数が異なっていると表示されます。

    [OK]をクリックして、プリンタードライバーを確認してください。

    [32 ビット(x86)版 Windows(R) 用]のみカスタマイズを実行します。よろしいですか?

    [64 ビット(x64)版 Windows(R) 用]チェックボックスにチェックが付いていて、かつ[64 ビット(x64)版 Windows(R) 用]に何も入力されていない場合、[カスタマイズ実行]をクリックすると表示されます。

    [はい]をクリックすると、[64 ビット(x64)版 Windows(R) 用]チェックボックスのチェックが外れ、32 ビット版のプリンタードライバーのみカスタマイズされます。

    [いいえ]をクリックすると、プリンタードライバーのカスタマイズを中止します。

    [64 ビット(x64)版 Windows(R) 用]のみカスタマイズを実行します。よろしいですか?

    [32 ビット(x86)版 Windows(R) 用]チェックボックスにチェックが付いていて、かつ[32 ビット(x86)版 Windows(R) 用]に何も入力されていない場合、[カスタマイズ実行]をクリックすると表示されます。

    [はい]をクリックすると、[32 ビット(x86)版 Windows(R) 用]チェックボックスのチェックが外れ、64 ビット版のプリンタードライバーのみカスタマイズされます。

    [いいえ]をクリックすると、プリンタードライバーのカスタマイズを中止します。

    カスタマイズしたドライバーを作成できませんでした。カスタマイズ元のドライバーファイルが開けない、または保存先のフォルダーに書き込みができない可能性があります。

    次のような理由で、カスタムドライバーが生成できなかった場合に表示されます。

    カスタマイズ元のプリンタードライバーに不備がある権限や、ディスクの空き容量などが原因で、指定された保存先のフォルダーに書き込みができない

    [OK]をクリックして、カスタマイズ元のプリンタードライバーや、保存先のフォルダーを確認してください。

    カスタマイズ設定が破棄されます。よろしいですか?

    カスタマイズ設定をしてから、カスタムドライバーを作成せずに、次のような操作をすると表示されます。[32 ビット(x86)版 Windows(R) 用]チェックボックス、または[64ビット(x64)版 Windows(R) 用]チェックボックスのチェックを外した

    [閉じる]、または[×]をクリックした

    [はい]をクリックすると、カスタマイズ設定した内容は破棄されます。カスタムドライバーを作成する場合は、[いいえ]をクリックして、[カスタマイズ実行]をクリックしてください。

    指定したドライバーファイルのバージョンが古いため、本ツールでは使用できません。最新のドライバーを使用してください。

    [カスタマイズ元のプリンタードライバー]で、「Print Driver CustomizationTool」が対応しているプリンタードライバーよりも、古いバージョンのプリンタードライバーを指定すると、表示されます。

    [OK]をクリックして、「Print Driver Customization Tool」が対応しているプリンタードライバーを指定し直してください。

  • メッセージ一覧

    24

    セットアップパッケージ作成ガイド

    指定したファイルを読み込めませんでした。対応機種、CPU アーキテクスチャー(32 ビットまたは 64 ビット)を確認してください。

    カスタマイズ元のプリンタードライバーを選択するときに、次のような操作をすると表示されます。

    拡張子が「.inf」でないファイルを読み込もうとしている存在しないプリンタードライバーファイルを読み込もうとしている複数の機種、または複数のプリンタードライバーの、統合プリンタードライバーファイルを読み込もうとしている

    [32 ビット(x86)版 Windows(R) 用]で、64 ビット版のプリンタードライバーファイルを読み込もうとしている

    [64 ビット(x64)版 Windows(R) 用]で、32 ビット版のプリンタードライバーファイルを読み込もうとしている

    「Print Driver Customization Tool」に対応していない機種のプリンタードライバーファイルを読み込もうとしている

    [OK]をクリックして、プリンタードライバーファイルを確認してください。

    入力された値は正しくありません。入力し直してください。

    初期値を設定するときに、任意の文字を入力する項目に、使用できない文字を入力したり、最大文字数を超えていると表示されます。

    [OK]をクリックして、文字を入力し直してください。

    入力された数値は正しくありません。XX ~ YY の範囲で入力してください。

    補足XX には各設定項目の最小値が、YY には各設定項目の最大値が入ります。

    初期値を設定するときに、数値を入力する項目に、入力範囲外の数値、または数字以外の文字が入力されると表示されます。

    [OK]をクリックして、入力範囲内の数値を入力し直してください。

    [バージョン情報に表示するコメント]を入力または修正してください。ダブルクォーテーション(")は使用できません。

    [バージョン情報に表示するコメント]に、コメントが入力されていない場合、または入力した文字列にダブルクォーテーション(")が含まれている場合に表示されます。

    [OK]をクリックして、コメントを入力するか、または修正してください。

    他の設定と同時に選択できない設定が選択されました。

    [ユーザー操作の制限]で[制限する]に設定されている機能の一部を変更します。よろしいですか?

    ユーザーの操作を制限した項目を、[初期値の設定]ダイアログボックスで変更した場合に表示されます。

    [はい]をクリックすると、設定が変更されます。[いいえ]をクリックすると、変更を元に戻します。

    保存先のフォルダーを作成できませんでした。 [カスタマイズ実行後のプリンタードライバーの保存先]で指定したフォルダーが存在しない場合、通常はフォルダーが自動的に作成されますが、このフォルダーを作成できないときに表示されます。

    [OK]をクリックして、保存先のフォルダーを変更するか、手動で作成してください。

    保存先のフォルダーを指定してください。 カスタムドライバーの保存先が指定されていない場合に表示されます。[OK]をクリックして、[カスタマイズ実行後のプリンタードライバーの保存先]で保存先のフォルダーを指定してください。

    本ツールのバージョンが古いため、指定したドライバーファイルを使用できません。最新のバージョンに更新してください。

    [カスタマイズ元のプリンタードライバー]で、「Print Driver CustomizationTool」が対応しているプリンタードライバーよりも、新しいバージョンのプリンタードライバーを指定すると、表示されます。

    [OK]をクリックして、「Print Driver Customization Tool」が対応しているプリンタードライバーを指定し直してください。

    [ユーザー操作の制限]で[制限する]に設定した機能は、すべて[制限しない]に変更されます。よろしいですか?

    ユーザーの操作を制限した項目がある場合、[初期値の設定]ダイアログボックスで、[標準に戻す]をクリックすると表示されます。

    [はい]をクリックすると、ユーザーの操作を制限した項目が、すべて解除されます。解除しない場合は、[いいえ]をクリックします。

    メッセージ 状態 /原因 /処置

  • メッセージ一覧

    25

    セットアップパッケージ作成ガイド

    Easy Setup for Customized Print Driver 使用時のメッセージ

    「Easy Setup for Customized Print Driver」で、セットアップパッケージを作成するときに表示されるメッセージについて説明します。

    メッセージ 状態 /原因 /処置管理者のユーザー名が入力されていません。 [管理者情報の設定]ダイアログボックスで、管理者のユーザー名が入力

    されていない場合に表示されます。[OK]をクリックして、管理者のユーザー名を入力してください。

    コンフィグレーションファイルの作成に失敗しました。

    コンフィグレーションファイル(セットアップパッケージ内に作成されるファイル「FXSETUP.INI」)の作成に失敗した場合に表示されます。

    [OK]をクリックし、ファイルの書き込み権限があること、および指定したフォルダーの空き容量があることを確認してください。

    指定したドライバーは壊れている可能性があり、読み込めませんでした。ドライバーファイルを指定し直してください。

    指定したカスタムドライバーが壊れている場合に表示されます。[OK]をクリックし、カスタムドライバーを確認してください。

    指定したドライバーファイルはカスタマイズされていないため、本ツールでは使用できません。カスタマイズしたドライバーファイルを指定してください。

    [カスタマイズしたドライバーファイル]で、カスタマイズしていないプリンタードライバーファイルが指定されていると表示されます。

    [OK]をクリックし、カスタマイズしたプリンタードライバーファイルを選択し直してください。

    指定したドライバーファイルは XX の製品ではないため、本ツールでは使用できません。XX のカスタマイズしたドライバーファイルを指定してください。

    [カスタマイズしたドライバーファイル]で、弊社のプリンタードライバー以外のカスタムドライバーのファイルを選択すると、表示されます。

    [OK]をクリックし、弊社のカスタムドライバーのファイルを選択し直してください。

    ディスク容量が足りません。別のフォルダを指定してください。

    [セットアップパッケージの保存先]で指定したフォルダーの、空き容量が不足している場合に表示されます。

    [OK]をクリックし、充分な空き容量のあるフォルダーを指定し直してください。

    パスワードが一致しません。 [管理者情報の設定]ダイアログボックスで、[パスワード]と[パスワードの確認]の入力内容が異なる場合に表示されます。

    [OK]をクリックして、[パスワード]と[パスワードの確認]に入力し直してください。

    ファイル「XXX」のコピーに失敗しました。

    補足XXX にはファイル名が入ります。

    カスタムドライバーのファイルのコピーに失敗した場合に表示されます。[OK]をクリックし、ファイルの書き込み権限があること、および指定したフォルダーの空き容量があることを確認してください。

    ファイル「XXX」の作成に失敗しました。

    補足XXX にはファイル名が入ります。

    アプリケーション実行支援ツールファイル(セットアップパッケージ内に作成されるファイル「DOASADMIN.EX_」)の作成に失敗した場合に表示されます。

    [OK]をクリックし、ファイルの書き込み権限があること、および指定したフォルダーの空き容量があることを確認してください。

    フォルダ「XXX」にはセットアップパッケージが既に存在します。別のフォルダを指定してください。

    補足XXX にはフォルダー名が入ります。

    セットアップパッケージの保存先として指定したフォルダーに、すでに「SETUP.EXE」ファイルが存在する場合に表示されます。[OK]をクリックし、保存先フォルダーを変更するか、既存の「SETUP.EXE」ファイルを移動します。

    フォルダ「XXX」は作成できません。

    補足XXX にはフォルダー名が入ります。

    次のような理由で、セットアップパッケージの保存先として指定したフォルダーが、作成できない場合に表示されます。

    フォルダー名に、使用できない文字が含まれているフォルダーへの書き込みや読み取りができないように設定されている権限や、ディスクの空き容量などが原因で、フォルダーを作成できない

    [OK]をクリックし、[セットアップパッケージの保存先]でフォルダー名、または保存先を変更します。

    フォルダ「XXX」は存在しません。作成しますか ?

    補足XXXには、フォルダーを作成する場所が入ります。

    [セットアップパッケージの保存先]で指定したフォルダーが存在しない場合に表示されます。

    [はい]をクリックすると、[セットアップパッケージの保存先]で指定したフォルダーを自動的に作成し、セットアップパッケージを作成します。フォルダーを指定し直す場合は、[いいえ]をクリックします。

  • メッセージ一覧

    26

    セットアップパッケージ作成ガイド

    カスタムドライバーのインストール時のメッセージ

    セットアップパッケージを使って、カスタムドライバーをコンピューターにインストールするときに、表示されるメッセージについて説明します。

    プリンタ名には、‘!’、‘\'’、‘,’は使えません。新しいプリンタ名を指定してください。

    プリンター名に「!」、「¥」、「,」が入力されている場合に表示されます。[OK]をクリックし、「!」、「¥」、「,」が使われていないプリンター名に変更してください。

    ホスト名または IP アドレスが正しくありません。入力し直してください。

    入力したホスト名、または IP アドレスが適切でない場合に表示されます。[OK]をクリックし、ホスト名、またはIPアドレスを入力し直してください。

    メッセージ 状態 /原因 /処置220Byte 以上のパスから起動できません。 パス名が 220Byte 以上のフォルダーで、インストールを実行した場合に

    表示されます。[OK]をクリックし、パス名が 219Byte 以下のフォルダーでインストールし直してください。

    このプリンタードライバーをインストールするには、以下のプリンターを削除する必要があります。

    [共存できないプリンター名 #1][共存できないプリンター名 #2]...

    セットアップを中止します。

    共存できないプリンターの削除が指定されていない場合に表示されます。[OK]をクリックし、表示された共存できないプリンターを削除してから、インストールし直してください。または管理者に依頼し、[共存できないプリンターを削除する]にチェックをつけて、セットアップパッケージを作成し直してください。

    コンフィグレーションファイルが不正です。 コンフィグレーションファイル(セットアップパッケージ内のファイル「FXSETUP.INI」)が不正な場合に表示されます。[OK]をクリックし、インストールを終了してください。セットアップパッケージを作成し直す必要があります。

    コンフィグレーションファイルが見つかりませんでした。

    インストールを実行したフォルダーに、コンフィグレーションファイル(セットアップパッケージ内のファイル「FXSETUP.INI」)が存在しない場合に表示されます。

    [OK]をクリックして、コンフィグレーションファイルを確認してください。

    指定されたポートモニタ「XXX」がインストールされていません。詳細についてはネットワーク管理者にお問い合わせください。

    補足XXX にはポートモニター名が入ります。

    コンフィグレーションファイル(セットアップパッケージ内のファイル「FXSETUP.INI」)に記述されたポートモニターが、インストールされていない場合に表示されます。

    [OK]をクリックして、ネットワーク管理者に確認してください。

    出力先ポートが見つかりません。次に表示される画面でポートを追加してください。

    コンフィグレーションファイル(セットアップパッケージ内のファイル「FXSETUP.INI」)で指定された出力先ポートが追加されておらず、かつローカルポート、Standard TCP/IP ポートでない場合に表示されます。

    [OK]をクリックすると、コンフィグレーションファイルで指定されたポートモニターが表示されるので、出力先ポートを設定し直してください。設定後、[OK]をクリックすると、インストールを続行できます。

    出力先ポート「XXX」が見つかりませんでした。

    補足XXX には出力先ポート名が入ります。

    ポートモニター上で、[キャンセル]をクリックした場合に表示されます。[OK]をクリックして、出力先ポートを設定し直してください。

    セットアップパッケージに含まれるホスト名または IP アドレスが無効なため、インストールできませんでした。管理者に問い合わせてください。

    出力先ホスト名、または IP アドレスが適切ではありません。[OK]をクリックして、管理者に確認してください。

    メッセージ 状態 /原因 /処置

  • メッセージ一覧

    27

    セットアップパッケージ作成ガイド

    セットアップを実行できません。ファイルが壊れている可能性があります。セットアップパッケージを作成し直してください。

    セットアップパッケージが壊れている、またはカスタムドライバーのファイルが壊れている場合に表示されます。セットアップパッケージが壊れている場合は、カスタムドライバーのインストールを中止します。カスタムドライバーのファイルが壊れている場合は、カスタムドライバーのインストールは中止されますが、共存できないプリンターアイコンとプリンタードライバーの削除、および標準 TCP/IP ポートの追加は実行されます。

    [OK]をクリックして、管理者に依頼してセットアップパッケージを作成し直してください。

    操作を行うには、Administrator の権限が必要です。

    「Administrator」グ ル ー プ メ ン バ ー、ま た は「Administrator」でログインしてください。

    Administrator の権限を持たないユーザー名でログインしたコンピューターで、インストールを実行した場合に表示されます。

    [OK]をクリックして、「Administrator」グループメンバー、または「Administrator」でログインし直してください。

    ドライバのインストールを終了しました。 カスタムドライバーのインストールが完了すると表示されます。[はい]をクリックすると、コンピューターが再起動します。あとで再起動する場合は、[いいえ]をクリックします。

    ファイル「XXX」のコピーに失敗しました。

    補足XXX にはファイル名が入ります。

    カスタムドライバーのファイルのコピーに失敗した場合に表示されます。カスタムドライバーのインストールは中止されますが、共存できないプリンターアイコンとプリンタードライバーの削除、および標準 TCP/IP ポートの追加は実行されます。

    [OK]をクリックし、ドライブの空き容量があることを確認してください。

    フォルダ「XXX」に正しいインストール情報ファイルが見つかりませんでした。

    補足XXX にはフォルダー名が入ります。

    カスタムドライバーをインストールするときに、カスタムドライバーのファイルが存在しない場合や、内容が適切でない場合に表示されます。

    [OK]をクリックして、カスタムドライバーのファイルを確認してください。

    ほかのプリンタがすでにこの名前を使用しています。別のプリンタ名を指定してください。

    コンピューター上に、同じ名前のプリンターが存在する場合に表示されます。

    [OK]をクリックして、既存のプリンターの名前を変更するか、管理者に依頼してセットアップパッケージを作成し直してください。

    セットアップパッケージ作成ガイド著作者―富士ゼロックス株式会社 発行年月―2009 年 11月第 1版発行者―富士ゼロックス株式会社

    (管理No:ME4679J1-1)

    メッセージ 状態 /原因 /処置

    目次マニュアル体系本書の使い方本書の構成本書の表記

    セットアップパッケージの作成についてセットアップパッケージ作成に必要なツールセットアップパッケージ作成の流れ

    プリンタードライバーをカスタマイズするPrint Driver Customization Toolを起動するカスタマイズ元のプリンタードライバーを指定する機種名を選択するカスタマイズする内容を設定するカスタマイズの設定をしていない機種を外すか、含めるかを選択するコメントを入力する保存先を指定するカスタマイズを実行する

    セットアップパッケージを作成するEasy Setup for Customized Print Driverを起動するカスタムドライバーを指定する機種名を選択するプリンター名を指定する出力先ポートを指定するセットアップオプションを設定するセットアップパッケージの保存先を指定するセットアップパッケージの作成を実行する

    カスタムドライバーをインストールするインストール前の準備カスタムドライバーをインストールする

    プリンタードライバーのカスタマイズでできること資源を節約するセキュリティーを強化する

    メッセージ一覧Print Driver Customization Tool使用時のメッセージEasy Setup for Customized Print Driver使用時のメッセージカスタムドライバーのインストール時のメッセージ


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